苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

Club Over Sixties  3/14 神河町・宍粟

冒頭の画像を見て『あれっ?』っと思われた方はかなりスルドイ!

これが納車時からの外装ですが・・

BETAの本国H.P.をふと開けてしまったワタシは、見てはいけないものを見てしまったのですよ。
MY20 からのクロトレのブルーを見て、『いいなあ・・RR4T 125も最初からこのカラーがあれば良かったのに』と思っていたのが、実は存在していながら日本には入っては来なかったので見落としていたようです。
ブルー好きのワタシは我慢しきれず、TOM'Sさんにお願いして外装一式発注してしまいました。

整備能力には乏しいワタシですが、デカール張りに関しては自信あり!
全て交換して眺めてみるとデレっと目尻が下がります。
もともと販売台数が少ないこのモデルですが、おそらくこの仕様は国内唯一ではないでしょうか♫
(元のシートを含むホワイトベースの外装一式はヤフオクにでも出そうか思案中です。もしもご希望の方がいらっしゃればご相談に応じます。)

さて土曜日にその作業は終了して、日曜日はN大隊長からお声がかかったのでいそいそと待ち合わせ場所に。
すると30分以上前に着いたのにもかかわらず、先に待っていていただきました。
前回のブログで早朝の雰囲気が好きだと書いたことを見逃さずに、まことにありがたいお気遣いでした。
BETAを見た大隊長の感想は『派手やね〜、独りやったらこれでコンビニに寄るのも恥ずかしいんとちゃう?」とのこと・・ナハハ。

このエリア、神河町、宍粟市はかつてはまさに林道天国だったということは、ベテランのみなさんが口々におっしゃいます。
大隊長も若き頃は数えきれないほど散々走り回ったそうですが、今日は比較的新しいと思われる、まだ走られたことが無いであろうルートをプレゼンします。


その最初は小池牧場から入る峰山メイズのミツマタ群生地。

ここは昨年にも訪れたのですが、毎年この時期には見逃せない場所だと決めました。

そこからパッと開けた風景を横目に見ながら・・。

魔の六叉路・・ではなく実際は明るく広いロータリーのような場所こそが峰山メイズの中心です。

この日の午前中はまさに快晴でしたが、思っていたよりも気温が上がらずに、特に薄手のグローブしか用意がなかった大隊長は手がかじかんで大変そうでした。
もういい加減早く、薄手のウエアでのびのびと走りたくなってきますね。

ぐるりと岡の上と出ツ石を回ってから・・

スペシャルルートで暁晴山の山頂へ。
先週も東山頂上から見た氷ノ山の山頂付近は、まだまだ白く覆われています。


太田池で新ルート探索を試みるもやはり見つからず、諦めてカクレ畑線へ入ります。
ヘアピンの連続の後のストレートから、やはり誰でもこちらに進もうとしてしまいますよね。
でもここまで入り込む人はなかなかいないでしょう、フツーその手前で引き返します。

手前を左に登っていけば、ここでもミツマタが綺麗に咲いています。
ほのかにほんのりと甘く漂う香りがなんともいえません。

終点まで行き、少し引き返したところで昼食を摂っていると、下の方からバイクの排気音が聞こえてきました。
それはなんと昨年末にもお会いしたカワサキTR乗りの、姫路タカシマさんにまたしてもばったり!
この日はもう一台の方とお二人だったのであまりお話はできませんでしたが、気さくで親しみのある笑顔のナイスガイ。
うっかりとしていてそのお姿を写真を撮ることができなかったのが残念です。
ぜひトレール車にでも乗り換えれらたら、いつかご一緒しましょうね。

その後は時計回りに生野から寺前に向けて走り、最後は医者どん道へと。


後で知ったことですが、この日は同志gonzoさんもその場所で走っていたそうです。
まさにニアミス、またしても残念だったなあ。



実はこの日、ワタシはまるでダメダメでありまして、途中からほとんど写真を撮っていません。
でもその代わりと言ってはなんですが、同世代のふたりでオトナの話(老後の話?)をたっぷりと・・。
これまでの背景はまるで違う大隊長とワタシではありますが、走りに関してはともかく、楽しく良き1日であったことには間違いありません。


同世代といえば西明石のジュン坊さんもそうなのですが、休日が合わないのがとても残念でなりません。
あの方が加わったら一層楽しくなるのは間違い無しなのですが・・


Club Over Sixties(クラブ・オーバー・シクスティーズ、別名ロージンカイ??)、これからもその活動頻度が増えそうな予感です。

東山に死角はあるのか? 3/7 宍粟

先週に続きこの日もグループで探索ツーリング。

2回目の参加になるドクターKはいつも登場するなり話題を振り撒いてくれます。
前回はオーバーパンツの裾が閉まらず、養生テープでぐるぐる巻きに。
今回はヘルメットバイザーのビスを紛失して、応急処置はやはり養生テープの出番でした。

そのほかのふたりはいつものK&Eペア。
私以外は自走なので林道入り口で空気圧の調整です。

一週間前の天気予報はあまり良くはなかったのですが、風は冷たいながらも青空が広がってくれました。

好きな花、ミツマタはゆっくりと確実に花を咲かせています。

この時間帯に森に入る前のひとときが好きなんです。
空気の感じ、光の角度、香り、これから始まるその日の期待。
かつて釣りに没頭していた時も一番好きな瞬間でした。
できればバイクも日の出と同時に走り出したいけれど、なかなかワガママは言えません。
特にグループでとなれば6時集合で来られる人はまれでしょうしね。


さて、今日は宍粟市にある東山の周辺をじっくりと探ります。
東山は北に阿舎利山、南に雪彦山(岡城)、西に黒尾山、東に暁晴山(峰山高原)と人気エリアに囲まれていますが、この山自体に走りに来る人はほとんど見かけません。


ひとつめの探索ルートの入り口はやや苦労したのですがなんとか見つかり、こりゃイケそうだぞと期待したのですが・・

派手に崩れています・・・
入り口も盛り土バリアがあって、修復する予定もなさそうです。
この周辺は2018年7月に起きた西日本豪雨被害が大きかったところで、まだ至る所にその爪痕が残っているのです。

もしもこれが完全に残っていて、しかもどこかに抜けられるのならば、かなり好みのタイプなのですが、ざんね〜ん!

そこから反時計回りで丹念に調べていくものの・・

あちらこちらにアトラクションが待ち構えています。

kanameちゃん、えでーさんのお二人は昨日も地元で特訓をされていたそうで、この日はその疲労が残っていたせいかポテポテと何度もコケています。

それでもメゲないのが彼女の素晴らしさなんですよ!
なんでも昨日は絶叫していたそうですが。

この道はイケるのかと思いきや、何度も何度も行き止まりでUターン。
この日は一体何度そうしたことでしょう。
思わせぶりな道があまりにも多いのですよねぇ。

先月の多可町エリアでは連戦連勝でしたが、この日は大苦戦!

でもそれも楽しさのうち。
ショートピストンは意外に少なくて、かなり奥まで入り込み迷いそうになるほど。

その中のひとつでは山頂まであと僅かなところで道が消えて・・

歩いてその先を登ってみると・・

見事な尾根道が広がっていました。
少々リスク覚悟でバイクでも登ろうかと思いましたが、ここは植林地の斜面なので控えます。
それに山ガールでもあるkanameちゃんによれば、この先は深い谷もあるだろうとのこと。

寒い思いをした自走組もすっかりと汗をかき、気持ちの良さそうな広場を見つけてランチタイム。

そして午後の部もまた同じパターンの繰り返し。

ドクターKも乗るのは12月以来ながら、だんだんそれらしくなってきました。

水溜りにはカエルの卵。
なるべく水溜りは避けて走りましょうね。

この日唯一とも言える絶景林道(作業道)。

狙いの方角には抜けられませんでしたが、奥が迷路のように深く楽しめました。

最後くらいはスカッと走り抜けようと、定番ルートであの絶景ポイントへ向かいます。

ここはおそらくこの宍粟の中ではナンバーワンの見晴らしでしょう。
ちょうど画像の真ん中に見えるのが「前地カンカケ線」です。

そして遥かにそびえるのは聖地氷ノ山。
まだまだ山頂付近は白銀の世界ですね。
来週あたり、そろそろ但馬の標高の低い所にでも行ってみましょうか。



3/9 追記
地元(但馬)のBOSSのブログを読んで唖然です!
こりゃまだまだ大変だぁ~


苦楽園プロデュース多可ツアー 2/28 北播

久しぶりのグループツーリングです。
いつもの探索班メンバーのえでーさん、KANAMEちゃん、まこっちゃんに新人のリョウタくん(なんと息子と同い年!)を加え、さらに煮過大隊長とそのお仲間の初参加KOMA2さんの総勢7名のレベルもキャリアもマシンもジェンダーもバラバラなメンバーです。


その内容はこのところ成果を上げていたエリアのお披露目と、ソロではためらったガレ?ルート1本の開発も兼ねて、いろいろと頭を捻ってプランを立てました。

まずは中安田の作業道から。
こちらは池の周囲にダートがいくつもあり、うまく走ればLOOPで回ることもできます。
そこでまずサラッと案内をしてもつまらないので、入り口で適当にバラけてもらい、頂上付近の眺めの良いところでワタシが皆の到着を待つという、ゲーム形式で始めました。


なんとなくふた手に別れ、隊長班は池の向こう側に消えていきました。
隊長とKOMA2さんはレーサーマシンなので、遠くからでもエキゾーストサウンドが響いてきて、その様子が手に取るように分かります。


もうひとつの班はKANAMEちゃん♀を先頭に立てましたが、いきなりまさかと思うようなルートを選択!
何を隠そう、実は一番アヤシイそのルートこそが正解への近道だったのです。
さすがのガレ好き林道女子!これはいきなり当てられてしまったな・・・と思いきや、ゴール直前のトリックに引っ掛かり、パーフェクトは成らず⤵️ヒャハハ

ま、それでも先着の座は確保、してやったりの表情がヘルメットの中に見て取れます。

隊長班はやや遅れての到着でしたが、みんなこれで身体も暖たまってきたようです。

そこからすぐお隣のヤスダスーパーストレートでワイルドオープンを楽しんでもらい。


奥の作業道で行ったり来たり。

KOMA2さんFXの甲高いエキゾーストノートが響き渡ります。

そこからさらに奥の謎のルートへ大隊長を先頭に、みんな続いて行きます。
今日はここの解明がワタシにとっては大きなポイントでしたが・・
意外にもあっさりと予想した場所に抜けられて、ちょっとビミョ〜でした。
もう少し苦労するかと思っていたんですけどねぇ。
新人リョウタくんでもなんとかコケずにクリアできるくらい。
まあ一部は降りて押したり、誰とは言いませんがベテランが九十九折で転けたりという場面もありましたがね、ウフフ。
とにもかくにも貴重な完抜けできるルートが増えたというのは嬉しいことであります。

そこからまた2kmも離れていない場所ですが、次の鍛冶屋ブロックに入ります。
ここは本線から入るとイージーなフラットなので、わざととても特定が難しい支線のゲートから入り、みんなを撹乱させる作戦です。
ここではえでーさんが倒木帯で2度目の転倒、へへへ。

一旦眺めの良い場所に出ると、それが頂上かと思いきや・・・

実はまだその先に・・・

このまるでジオラマのような風景があるのです!

ワタシが前に来た時は気が付かなかったのですが、すぐ目の前には廃線となったJRの鍛冶屋駅跡が見えていると教わりました。
そう言えば、この麓の金毘羅さんはかつてこの地方では3本指に入る人気のお祭りで賑わっていたそうで、その列車に大勢の人が乗って訪れていたとのことでした。

豊部のダートで時間調整を兼ねて遊び、昼飯は贔屓の鳥富にご案内。
バッチリ開店5分前に到着で、個室で焼き鳥定食or唐揚げ定食+もも焼き(塩)を堪能してもらいました。(画像は無し)
この日はとても珍しく他のお客さんは少なめ。
でもこれからも応援しますよ、なんたって昼に営業している焼き鳥屋さんは貴重だし、味は保証します。

お腹いっぱい満腹でモトパンのウエストを緩めながら、いよいよ午後の部に突入です。
ここはやはり作業道群ですが、うまく選べばコースのように周回でグルグル走れます。
なのでここはまたバラバラに別れて、気の済むまで走ってもらいました。

グループで走る時は、いつものようにあまり撮影に時間を割きません。
それもたまには良いもので、ワタシもちょっと普段よりもペースアップして楽しみます。
たとえもしアクシデントがあったとしても、そんな時に頼りになる仲間がそばにいればやはり安心ですからね。

さあ、そして本日の隠し球!
ワタシが企画するツーリングでは、できる限り何かひとつはアトラクションを加えることにしています。
時にはそれがプチトレッキングであったり、渡河だったり、廃村案内だったりと。

この日はこの広いフラットで存分に走り回ってもらおうと思っていたのですが・・

さあ、これから・・と言う時に、思わぬ横槍が入って撤退を余儀なくされました。
う〜ん残念!

その後は八千代のピストン、かなくらの完抜け、牧野のデザート林道を楽しんでもらいましたが・・

クライマックスはこちらの大屋パノラマビュー!

ちょっと雲が多かったのが残念でしたが、ここもピストンだと思っていたのが、煮過大隊長のおかげでハーフループだと言うことが発見できて、さらに楽しみが広がりました。
大隊長はお歳からすると、ご自分でも言われているように高齢者という範疇のお方ですが、走っている後ろ姿にはそんな雰囲気は微塵も感じません。


ということで、予定タイムスケジュールもバッチリと決まり安堵しましたが、さてご参加の皆さんは楽しんでいただけたでしょうか?


この日のルートは全て半径およそ10km以内にあり、とてもコンパクトに一日遊べます。
なんならば、ご家族をお連れしてちょっと自分だけダートを楽しむ、なーんてことも可能です。
そして何度も書いていますが、お昼となれば山を降りて美味しいものを味わい、また戻るという贅沢なこともできるので、これからも特に冬から春にかけてはワタシも出没する機会が増えるでしょう。
もちろん人気のロングフラット繋ぎの中間にも位置するので、それと組み合わせるのも面白いですよ。
まだ面識のない読者の方々とも、もしどこかで出会うことがあればよろしくお願いします。


じゃねっ!


号外!


応援しているキャンプ場のオープンがついに決定!!



多可エリアの新規探索はエンドレス 2/21 北播

この週末は気温が上がりましたね。
この記事を書いているのは月曜日ですが、今日も2月の最高気温を更新したとか。
でもそれが地球温暖化のせいとは限りません。
世界的には厳冬で天然ガスの価格は暴騰しているとのこと。


ともあれバイク乗りにとってはありがたい週末でした。
土曜日はロードバイク(エンジン無し)でトレーニング。



いつものコースでふと目を脇に注ぐと、何やら良さそうな小径があったので進んでみれば、おやまあこんな溜池があったとは!
全く、以前は目を三角にして走るばかりだったので、気が付かなかったことがたくさんあったんだなということを、最近つくづく感じています。



日曜日は宍粟に行こうと決めていたのですが、前夜にGoogle Earthでふと以前に気になったところを思い出しあらためて確かめていると、もしやこれは・・・と思うことが見つかり、急遽行き先を変更しました。
そんな気まぐれを許されるのもソロの良いところのひとつですかね。


そしてまずは第1エリア、前回は分からなかった入り口から入ってみれば・・



うほほ、これは予想以上にスケールが大きそうです!



林道規格ではなくお得意の作業道レベルですが、四方八方に道が広がっているので、ひとつひとつチェックしていきます。



ここは珍しいホワイトカーペットの路面。
よく見ると、細かい葉の植物が枯れてびっしりと覆い尽くしています。



手入れの行き届いた森ですが、幸いに今は伐採作業は行われていません。



いくつかの支線を探すうちに、急な登りのルートがあり・・



その先には尾根道がありましたが、樹々が邪魔をしてスパーンと広がる景色は残念ながら見ることができません。



それでも天気は最高なので、気持ちの良いことはこの上なく、走り始めに寒さで震えていたのはウソのようです。



何やらやたらとイキったエキゾーストサウンドが聞こえてくるなあ・・・と思っていたのですが、それが近くのサーキットからのものだと気がつくのには少し時間がかかりました。



そろそろシダの緑が鮮やかになる季節です。



ほぼ探索は済んだと思い出口に向かうと・・



あれ、こんなところにまだあったぞ。



で、登ってみれば、先ほどよりも高い場所に出ることができました!
ルートが複雑で、もう一度最短で行ってみろと言われても自信がありません。



ともかく、最初からラッキーだったなと思いながらゲートを出ると・・



あれれ、またここにも別の入り口が!



で、またガレた上りを進めば・・



また別の景色の良い場所に出ました!



まあ、こんな所に突っ込んでしまうことも多々あるんですけどね。
結局ここでは2つのLOOPが確認できました。



第2エリアは前回にも来たところですが、 BETAではちょっとためらった支線がひとつあったんです。



それがこれ、画像では分かりにくいですが、激坂下りの九十九折が続いています。
こういうところはハンドルの切角の少ないトレールでは本当にシンドイのです。



少し歩いてみましたが、その先も谷底に向かって延々と・・・
これはシェルコでもソロではヤバいなあ。
今はカラカラに乾燥しているからまだ良い方でしょうが、湿った腐葉土が現れたりすると大変です。
近々また探索チームを招集してからにしましょう。


くれぐれも『下りの深追いは禁物』ですよ、特にソロではね。



別ルートを探るとこんな倒木が。
バイクを横倒しにすれば通れるくらいでしたが、上半身のトレーニングをしたくなって・・・



バッサリと!



しかしその先は行き止まりというのはよくあるパターン。
多可エリアはこのトゲトゲが特に多いので、この日もジャケットを着ていなかったらボロボロにされていたことでしょう、要注意です。
要注意と言えばもうひとつ、このあたりはかなりイノシシの数が多いようで、餌を探すために掘り返された穴が沢山ありました。
路面にも気をつけなければなりませんが、害獣ゲートを開けたら必ず、いいですか必ずキチンと閉めましょうね!



ここでも支線のひとつひとつ丁寧に検証していきますが・・



三本連続はちょっとカンベンしてよ。
でも後で反対側から入ってみて、ここも物理的には抜けられるルートを確認しました。
3人いたら楽勝だな。



まあブログではまだこれでもサラッと書いているつもりですが、実際には何度も狭いところでUターンしたりイゴイゴしたり、歩いて探ったりと、かなり体力は消耗しています。
お昼が近づいてきたのでお目当ての店に向かいます。


先週、先々週と2連続で食べた洋食の古時計の前を通ると、12時前ですでに駐車場がいっぱいでした。
オンロードバイクも多く停まっていましたが、美味しいものを食べに行くのがツーリングの目的のほとんどで、その過程ではさほどのワインディングや絶景もなく、いつもだいたい同じようなパターンで終始し、何か表情も輝いているようには見えません。
いえ決して他人の楽しみ方を非難したりする気は毛頭無く、私も永くオンだけを走ってきたので多少は分かるのですが、今いるオフロードというジャンルでは、わずか半日の間でドキドキやワクワク、感動や喜びがぎゅっと濃縮されているように思います。


ハー◯ーやB◯Wなどのピカピカに磨かれたビッグバイクに乗っている人から見れば、泥だらけのピンクナンバーのどこがいいのか分からないのかもしれませんが。


そして今週はまたこちらのお店に来ちゃいましたよ♫

焼き鳥定食に追加したのは豪快なもも焼きです!
定食800円+もも焼き800円とちょっと贅沢でしたが、これがもうアナタ、皮がパリッパリで最高に香ばしく、身は程よい弾力で味わい深く、なんといってもその肉汁の豊富さといったら!!
私にとっては焼肉やステーキよりもこちらの方がよほど嬉しく、ガブっとかじればパワーを補充できる気がします。
今回しみじみ思ったのですが、この店の良さのひとつはその『焼き』の技術の高さ。
それを存分に味わえるのは「タレ」ではなく「塩」だなということです。


そして開店時間少し前に店の前で待っている時に、ひとりのブログ読者の方が話しかけてくれました。
今はセローに乗っておられるとのことでしたが、聞けばこの店に来られたのも、私のブログを読んだからだと。
嬉しいですね〜、この際おさらいしておきましょう、また試験に出ますよ。
この多可エリアでのワタシのお勧め『鳥富』以外では、『古時計』『ベロカフェ』『ワッカ』の4店です。
ただし『ワッカ』はジェラートのお店なので冬場はお休みですからね。


そうそう、『スオミ』っていうピッツァのお店も気になっているんですけど、何を隠そうこの私、短期間ながらピッツァを薪窯で焼いていた経験があるので、なかなか自分で納得できるお店は少ないのです。



話はそれましたが、午後の部の第3エリアに突入します。
ここには以前に3、4回来ていますが、やはり結構複雑なところで、衛星画像を見直してこれまでとは別の可能性がありそうだなと感じていました。



ふむふむ、やはり新たな予想通りに好みのフラットが隠れていました。


ここもやはり良き風景は木立の隙間から・・。


正面に見えるのが妙見山で、いつか歩いて登ってみたいなあと思っています。



この一帯、ちょっと怖いところ?に祠があったり、全体に雰囲気は暗く、何か強い霊気のようなものを感じます。



でも唯一こんな明るいゾーンもあって、それも気のせいかなと思わせてくれます。
いや、たぶんこの地域は信仰心がとても篤いのでしょう。



そして第4のエリアもすぐに入り口を特定でき、なかなか深いピストンが数本ありましたが・・



どれも最後はどん詰まりか登山道っぽい感じでそれ以上は進めず。



ラストのエリアが最も収穫は少なかったのですが、それでも全体を通して書ききれないことはいっぱいでした。


昨年まではこの多可町は北部を主に探索していて、今年になってから南部を攻めていますがほとんどハズレ無し!
ロングフラットダートの千ヶ峰や笠形以外にも、こんなに楽しいマニアックなダートがある北播エリアは冬場の救い神だと断言します。



身も心も満足したので少し早めに終わり、時間があったのでセルフィーで遊んでみました。



そして今日は我が家のネコではなく、この日の林道内で出会ったネコの写真。



堂々としてまるで逃げようとしない鷹揚さ。
茶トラは人間で言えばO型?比較的人懐っこいのが多いのですが、コイツもきっとそうなのでしょう。
ガタイも良く、面構えも逞しい。


それ以外にもこの日はとっても可愛いキツネに出会いました。
画像には残せなかったのが残念ですが、やはりすぐに逃げたりせずに振り返ってこちらをじっと見つめてくれました。
キツネは年に一回くらいしか遭遇できないのですがラッキーでした。
そんな野生動物との出会いがしばしばあることも、オフロード遊びの楽しさのひとつなんですよねぇ。

ちょっとドレスアップ 2/14

ワタシは元々ブルーが好きなんですが、乗ってきたバイクメーカーのイメージカラーは赤が多く、このシェルコになってから何だかとてもしっくりときています。
半年ほど前からブルーのスポークラップにしたのですが、ネットサーフィンをしていたらMC GEARさんで面白そうなブツを見つけてしまったのです。

その名は『ホイルカラーチェンジデカールSET』¥7229(税込み)
S3はトライアル界においては有名なブランドです。
オリジナルのブラックリムはカッコイイのですが、どうしても岩で擦れたり、タイヤ交換の時に傷がつきやすく気になっていました。
通常のものはアクセントを付ける装飾的意味合いのものですが、これはプロテクションに重点を置いているようです。


動画だとそのまま作業していますが、施工前にきれいに洗車をして、さらに脱脂をしてホイールを外しました。

届いて実物を手にすると思っていたよりも分厚く、表面は細かなディンプル加工のようにブツブツしています。
前後6枚ずつ、つまり片面では三分割されています。

説明書きにはスポーク側から貼っていくようになっていますが、そうするとシェルコのホイールリムの場合は凸型なのでどうもうまくいきません。
それに内側でシワが入ってしまいそうに思えます。

しかしリムの形状に合わせようとすると、今度はリムの外側にはみ出てしまって折り込むか切らねばならず、結局は外側にピタリと添うように貼っていきました。
最初は普通のデカールを貼るように、水と中性洗剤を混ぜた液体をスプレーしなければダメかなと思ったのですが、少しズレて何度か貼り直してもちゃんと粘着力は効いています。
一応ヒートガンも用意していましたが、今日は暖かくそれも必要ありませんでした。
ただ動画のように指先だけではどうしても空気が溜まってしまうので、画像のようなスキージがあれば効率よく貼れます。


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全体の印象としては程よい厚みと弾力性があって、素晴らしい製品だと感じました。


最初だけ少し手間取りましたが、コツを掴めば思ったよりも簡単!
あとはどれだけ剥がれずに、高圧洗車機をかけても頑張ってくれるかどうかですね。


話は変わり、先日神戸の車検場でこんな乗り物を発見しました。


HINO製(今はTOYOTA傘下)の燃料電池車で水素を燃料(と言っていいのかな)とする公害ゼロの路線バスです。
何でも東京などではもう走っているそうですが、実物を見るのは初めて・・というよりすでに実用化されているとは知りませんでした。
Twitterに投稿すると初の1000を超えるいいねと300以上のリツイートがついてビックリ!
自分で運転する車はいつまでもレシプロエンジンがいいと思っていますが、公共交通機関はこういったのが適しているのかもしれません。
ただし基本リースだそうですが、もし購入するとなると1億円だそうです。
ま、ブガッティのシロンは3億円だそうですから、それに比べたら安いですね。