苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

増車しちゃった!  1/11

連休明けの今日、火曜日の朝に拙ブログの訪問者数を見てビックリ!
きっと皆さん、コイツはいったいこの寒さの中どこへ行っていたのだろうとページを開いていただいたのでしょうが、スミマセン、残念ながら外でバイクは全く乗らずでした。
で、一体何をしていたかというと、遡ることその3日前、京都のTOM'Sさんへ行ってきたという前フリです。

ご存知の方も多いでしょうが、昨年からお世話になっている老舗トライアルショップです。


お店に到着すると入り口に私と同じシェルコTY125クラシックと見慣れたお顔が・・・。
なんと偶然にもお友達の彦星さんが、同じ目的で来られていたのです。
その目的とは、TOM'Sオリジナルのチューニング・アップ依頼!
本当は新車納車時に施しておきたかったのですが、予算の関係でようやく実現することになりました。
なんでも車両は現在のところ国内への入荷が遅れていて、TOM'Sさんではこのバイクだけで5台のバックオーダーを抱えているそうで、しかもそのうちの4台は納車時にコンプリートマシンとしてチューンアップするそうです。
車両自体、日本に輸入されているのはさほど多い数ではないでしょうから、そのうちのかなりの比率でTOM'Sオリジナルが出来上がっていくことになります。
希少種のお仲間が増えるのは嬉しいことです。
ちなみに友達の高山長さんなどもSCORPAではありますが、すでに同じエンジンで施されていて評判は抜群です。内心クッソーっ先を越されたと思っていたのですが、おくびにも出さず?
もう全く別物と思えるほどの変貌を見せるそうで、仕上がりが楽しみで仕方ありません。
そうそう、もちろん耐久性にも自信と実績は十分すぎるほどだそうですよ。



そして店内には気になるマシンが充電中・・。



そのマシンとはFANTICのe-MTB、そう、電動アシストのマウンテンバイクです。
FANTICはイタリアのトライアルやエンデューロマシンを製造する伝統あるメーカーですが、その技術を活かして電動アシストの自転車を製造しています。
TOM'Sさんはこれまでのバイクショップ(自転車)を持っていた経験をもとに、このバイクの取り扱いを始めています。
この前から代表の吉川さんから試乗をグイグイ勧められていたのですが、前回来た時は雨だったのでこの日初めて乗ってみます。

操作系と試乗コースのレクチャーを簡単に受けて・・


走り出してペダルを踏み始めると『うわっ、スゲー!!!』と声が出てしまいました。


いや〜レクチャーで聞いていたものの、この加速は素晴らしい!
途中ゴー&ストップを繰り返してみると、一番重いはずのトップギアスタートでもスイスイ加速して時速30km /hまでもあっという間です。

この満面の笑顔でお察しください。
こりゃあ楽しいぞ〜!!
ママチャリの電動アシストとは全くの別物です。
そしてこれはスポーツバイクとして、体力の無い年寄りや女子供のものではなく、全く新しいジャンル、カテゴリーとして考えるべきでしょう。
吉川さんは昨日近くの山に乗りに行ったそうですが、登りはケモノ道レベルでもスイスイ、下りはトライアル車並みのストロークのフルサスが良い仕事をしてくれるそうです。
しかもバッテリーの保ちは1日走っても十分すぎるほどだと。


最初この電動アシストのスポーツバイクが世に出た時は、私自身も非常に懐疑的でした。
しかし現在ではヨーロッパで爆発的な人気が出て、このカテゴリーでのレースも盛んになってきているそうです。
これは実際に乗ってみなければ、その良さや楽しさはなかなか理解できないでしょう。
となると、これに乗って走ってみたい場所がたくさんあるんですよね〜!
倒木や崩落に阻まれて行けなかったあの先にも行けるだろうし、近年、全国的にも地元関西でもマウンテンバイクの専用コースがあちこちにできているので、そんな場所で走るのも楽しいだろうなあ・・・とイメージは膨らむばかり。
予算さえ確保できれば即購入したいところではありますが、肝心の口座残高がぁ”・・・。


それはさておき、ふと見ればそのお隣に何やら極上のGASGAS中古車が置いてあるではありませんか。
このところいつも一緒に走っているまこっちゃんが、増車で何を選ぶべきかと大いに悩んでいまして、第一候補はトライアルのコンペマシン。
お値段はと尋ねると、え〜っ、そんなお買い得価格でいーんですか!?
まこっちゃんに速攻で写メを送ると反応はビンビン!

そんな流れで土曜日は一緒にまたTOM’Sさんへ訪れました。
まこっちゃん、現車を一目見て気に入ったようで即決でーす!!
そのバイク2012MY GASGAS XTX RACING、ほとんど乗らないまま屋根付きガレージで大切に保管されていたという極上の機体です。
年式はちょっぴりと古いものの、基本的な車体構成は現行モデルとほぼ同じ。
今年からKTM傘下になったため、パーツの補給などもよりスムースになるでしょう。
新車時からTOM'Sさんが手がけたもので、素性も折り紙付き。
キック始動に慣れが必要とのことですが、それを差し引いてもこれは価値あり!
なんたって、FANTICのe-MTBよりも価格は10万円ほど安いのですから、もし私も余裕があれば、どちらにするか非常に悩んでいたでしょう。(いやできれば両方)
なんでも吉川さんの話によれば、程度の良い中古車はホームページにアップする間も無くすぐに売れてしまうことが多いそうです。
この日見に行くことを告げてあったので、急いで納車整備を済ませてくれたそうで、そのままトランポに積み込んでお持ち帰り、ウラヤマシー!!!


さて、日曜と月曜も休みでしたが、この寒波ではあまり乗る気にもならず、日曜日は家の裏山で木こりをしてヘトヘト。
林業を本職としている人は大変だろうなあ。


お友達のえでーさんとKちゃんは笠形林道に行ったもののほとんど雪は消えており、逆に年末行った千ヶ峰は凍結していてコケまくったそうです、やっぱりねぇ。

で、私はというとAmazonを覗くとお買い得なタイムセールでこんなもの見つけて購入してしまいました。


スポーツバイクに乗る人間の多くは、自転車本体にセットして使う「ローラー台」という器具で室内トレーニングを通常行います。
その方がより効果的で実走に近く、最近ではそれ自体がかなりの進歩で、モニターを見ながら疑似レースや憧れの海外ツーリングができたりもします。
ただ値段もそれなりだし、置きっぱなしならばまだしも、準備にも結構手間もかかってしまうのですよね。
そこで通称「スピンバイク」とも呼ばれるこの室内器具は、ジムでグループトレーニングでも使われたりするもので、私も以前によく使っていました。


いつもよく聞いているFMラジオの番組で、元神戸製鋼の名プレーヤー大西一平さんが言っていましたが、最近ラグビー界ではトップクラスの選手たちのトレーニングでもとてもよく使われているそうです。
今どき走り込みはリスクが多く、時間も無駄ということで、もっぱらその代わりに、より効果を認められているとのこと。
2万円そこそこの価格になっていたし、スペックを見ても納得できそうなのでこれに決定というワケです。


大きな箱に入ったブツは重量37kg。
佐川の配達員さん、ごめんなさい、ウチの入り口の階段は大変でしたよね〜。

バラしてパーツごとに室内に運び込むのはさほど苦にはなりません。

組み立ては30分ぐらいでバッチリ!
(不覚にも前後勘違いして、ペダルを左右付け間違えたのはナイショです)
実際に試乗してみると使用感も文句なし。
他にはないドロップハンドルもポジションが変えられてイイ感じです。
あとはサドルとペダルを換えれば一層満足できるでしょう。
こういうものは下手をすればぶら下がり健康機のように無用の長物となってしまいがちですが、TVで大学ラグビーなんて好きなコンテンツを見ながらやれば、1、2時間はあっという間です。
お風呂前に軽く30分なんて使い方もいいなあ。


と、そんなワケで私の増車とはこれでした・・・。


連休の最後には得意料理&大好物のラザニアを作りました。
ミートソースは作り置きで冷凍していたのでそれを使い、ホワイトソースももちろん自家製。
パスタこそ手打ちではなく市販の物ですが、いつ食べても美味しいわ〜!


といったところで3連休は過ぎ、あっという間に1月も半分が過ぎようとしていますね。
次の週末は暖かくなりそうなので、さてどこに行こうかな?


銀世界で戯れる楽しみって、もしかして苦行? 1/3 宍粟

明けましておめでとうございます。
いろいろとあった令和二年でしたが、新年を迎えて気持ちも新たにいきましょう!


さて、私の二輪生活はエンジン無しのロードバイクからスタートしました。
今年はですね、そろそろ体力貯金も底を突いてきたので、しっかりと身体をいじめて、これからの数年に備えようと思っています。

やっぱりあらためて思うことですが、自分は二輪車というものが心底好きなんだなあと・・・。
そしてもともと頭の回転は鈍いですが、この丈夫な身体を与えてもらったことに甘えていないで、ずっと死ぬまで動かし続けていくことが私にとっては必要なんだということです。
これからまた休日は自転車にもどんどん乗っていくつもりですが、それだけでなく日常でもエクササイズができるようにあるモノを購入しました。
それはまた別の機会で・・。

3日の日曜はこのところ一緒に遊んでもらっているメンバーで、その中の紅一点Kちゃんのリクエストで前地カンカケへと。
正月なので、どこでも好きなところを選んでみて・・と言ったらこの答えが返ってきました。
私の苦手なガレは外してくれたのですが、果たして林道の入り口まで辿り着けることができるのか?

待ち合わせ時間より早く集合場所に着いたので、まこっちゃんと共にすぐ近くの入り口まで偵察に行ってみました。
国道429号線は除雪してありましたが、そこから県道に入る地点でこんな感じ・・なんとか行けるか。



👆こちらは昨年の春の記事です。


Kちゃん、えでーさんと合流して林道の入り口に到着しました。
すでに1、2台の4WDが走っていたようで轍が付いています。

さ〜て、今シーズン3度目、3週連続のスノーアタック開始です。

青空も広がり、雪が青白く光る美しい世界です!

ただし、轍を外れるとこんなことにすぐなってしまいます。
この日、私は合計4回もやらかしてしまう失態!
ハンドガードを付けているのにも関わらず、ブレーキレバーがポッキリ、OMG!!

積雪は深いところでは50cm以上あり、エンジン周りやステップも雪だらけ。
足をステップに乗せようと思っても、雪が周りに固まって踏ん張れないことが何度もありました。

KちゃんのシェルコTY125は軽量、ライダーも軽量?そしてタイヤはツーリストのために登りのグリップに苦労しています。
どうにもならない箇所だけ代走してもらっていましたが、それ以外は10回ほどコケても弱音は吐かず、『ダイジョーブ、ひとりで起こせまーす!』と叫ぶ気丈夫さ。
『暑い暑い』と言いながら、どんどん着ているものを脱いでいくので、どこまでいくのかハラハラドキドキ。

まこっちゃんはいつものように良きスウィーパー役。

えでーさんも途中からKちゃんにフルサポートです。

そしてこの笑顔!
クリックして拡大して表情を是非見て欲しい、この日の自信のワンショットです。
えでーさん曰く、お題は「雪とバイクと美女」・・だとさ。

楽しいことは間違いないのですが、しっかりと着込んだ防寒着の中はもう汗だくで体力がどんどん削られていきます。
次第に状況も厳しくなり、結局のところ全体の半分手前で残念ながら撤退を宣言せざるを得ませんでした。
体力を使い果たしてからでは手遅れになってしまうので、その判断はとても難しいものでした。
とにかく一番辛いのは、ハンドルを取られてバランスを失った時のためにほとんどずっと足を下げていなければならないこと。
もうね、昨日自転車に乗っていたことを大いに悔やみましたよ。
スタンディングで長く乗り続けることには慣れていますが、これだけ長い時間ステップから足を外してバタバタしていることが、こんなに苦痛とは思いませんでした。


画像無しですが、引き返す途中で10台ほどのグループに出会いました。
なんとその中の数台はカブやスクーター・・・ちゃんと帰ることができたのでしょうか?


それにしても青空と雪景色のコンビネーションは最高ですね!
人生でウインタースポーツには縁がなかった私ですが、私の母親は福島の会津若松出身なので、やっぱりDNAがそう強く思わせてくれるのかなあ。


なんとか脱出して、(こちらも画像なしですが)国道の出入り口付近で停まっていたいた見知らぬセロー乗りさんにご挨拶すると、Twitterでのフォロワーさんでした。
妙に知られてしまったせいで、あまりおかしなことはできません。
もちろん男性からもお声をかけてもらえるのは嬉しいのですが、女性で誰か逆ナンしてくれませんかねー。
明るく気丈夫のKちゃん2号のような林道女子募集中です!


そしてお腹もペコペコで、本日のレストランはこちら。
道沿いにあるベンチの雪を退かせてシートを敷き、暖かいカップ麺をすすればどんなレストランより美味しく素敵な場所になります。

脱いだ服をデイパックに詰め込んだために、Kちゃんのおにぎりはペッチャンコ。

食後に答え合わせのために北側の出入り口の状況を確認してきました。
もしかすると轍を付けていた4WDはあのまま完抜けできていたのでは?・・と思っていましたがこりゃあ到底無理だったようで、斜面からなだれ落ちてきた雪も加わり1m以上の深さになっていました。(4WDは途中の支線から降りたのでしょう)


困ったことに、ここでバイクから降りる時に右太もも「内転筋」が攣り始めて、左足の脛の筋肉「前脛骨筋」もずっとヒクヒク。
その場はすぐに治ったものの、トランポに戻って着替えの時も、帰路の運転途中でも悶絶です。
しまったなあ、昨日の自転車の疲労が効いているし、気温は低かったのであまり水分を摂らなかったのが響いています。
家に帰ってからストレッチをたっぷり行ったので、なんとか夜中にまた攣って睡眠を妨げられるのは回避しました。


結局この日は後でえでーさんがGPSロガーで記録したものから教えてもらいましたが、実質雪中走行距離は13.5kmだったそうです。
時間は3時間半ほどかかり、この日の林道はこの一本だけでしたが、もうお腹いっぱいの大満足!
どんなに美味しい但馬牛のステーキでも毎日はキツい?ように、楽しかった雪中ツーリングも当分は控えて、また茶色の路面に戻りましょ。
この週の後半はとんでもない寒波もやってきそうですしね。


と書いていたら、Amazonから例のモノが到着しました・・・






一年の最後を飾るファンライド! 12/27  神崎・宍粟


今年最後の週末、初日は自転車で三田へ。

自転車の乗る時はなかなか晴れ間が出なかったのですが、この日はようやく恵まれました。

この時期、いざ用意しようと思っても正直なところ寒さで気が重いのですが、走り出せば気分は爽快。

毎度毎度のことですが、ついついこんな道があれば入ってしまいます。

石を置いて、無理矢理構図を作りました・・
でも、いいでしょ、こんな里山の風景って。

2時間も走れば程よく汗もかき、身体がリセットされたような気分になれます。

先週は空振りだったこの一杯。
五臓六腑に染み渡るとはこのことだと実感します。


そして日曜日はいつものメンバーが集結。

この日のターゲットは峰山高原周辺の雪中走行。
雪が降ってから数日経ち、コンディションが場所によっては難しいことが予想できたので、どこからアプローチするか大いに悩みましたが、出した結論は小池牧場からのスタートでした。
この辺りは標高も低くなるため、予想よりもかなり雪は少なめ。

それも束の間、メイズを抜けて登って行けばこんな状態。
今回の私はBETAなのでタイヤは IRCのix07と09をそれぞれフロントとリアに履かせていますが、他の3人はもちろんツーリスト。
前回は降ったばかりの新雪で、これよりも深いところでもスイスイと走れていましたが、今回の雪質には手こずっています。


標高を上げれば上げるだけ深くなるかと思いきや、日当たり次第では地面が露出するところもあり、まるでラウンドの合間のブレイクタイム。

今日もKちゃん楽しんでいます!
何度かコケて痛い思いもしていますが、そんなことは意に介せず「楽し〜!!」と連発してメゲたりなんか絶対にしません。
この人がいるといつも明るくムードは最高!

サポート役には最高に頼りになるまこっちゃんも楽しそう!

切込隊長えでーさんもノリノリです。

そしてなんとか峰山線と合流し、東屋で早めの昼食。

Kちゃん撮影


雪景色を眺めながらの暖かいカップ麺は値段の数倍、数十倍の価値ありです。

食後のコーヒータイムが終わると、えでーさんがおもむろに斜面を下っていきます。
そう、キジうちでも小キジってやつでしたが、丸見えだからもうちょっと下って!


さて、午前の部も終わり、午後の部へ入りますよ。
と言っても、結構これまでイゴイゴしていたので、林道に入ってから10kmも走っていないのですけどね。


峰山線で8号線に戻る途中は四輪が通った轍が凍結してとても走り難い状況でした。
下り基調なのでなんとかなりましたが、途中でなんか人数が増えてる!??
よく見れば前を二人のオフローダーが走っていて、しかもお一人は女性でした。
途中でやっぱり引き返されたのか?
WRとセローに乗られたお二人、その後はどうされたのかな・・?
後から思えば、一緒に走りませんかとお誘いしても良かったのにな。

岡の泉がある別荘地の中を抜けて、岡ノ上林道を麓から登ります。
ここも峰山線の合流地点から見ると雪が深そうでしたが、麓側は意外に少なめでした。

と言っても、雪はほんの少しでも凍っていたりすれば油断は禁物。

地肌を見せているラインを狙って、少しペースを上げて再び合流ポイントへ。

Kちゃん撮影


そうそう、前回お話ししたブーツの新しいソールは、グリップも、ペダルの操作性も格段にアップしましたよ!

さ〜て、いよいよ本命の支線1に突入です!

心配していた入り口の斜面もクリアーして、大好きなポイントでまた一休み。
体力はいつもより使うので休憩は多めです。
ここではみんなそれぞれの方向に散っていきました。
Kちゃんは山ガールなのでお花摘みも平気の平左・・って、表現が古い!?

そこで、まこっちゃんが突然のダイブ!

まるでクマの行き倒れ・・・
もしも何も知らない人が、この跡を見たらどう思うでしょうか?

さらに奥に進むと狙いはバッチリと当たり、ここは紛れもないヴァージンスノー!
路面状況はしっかりと頭に入っているので、安心して楽しく走れます。

ここから小ノ倉林道に繋がるルートを確立したのは、他でもないえでーさんとKちゃん。
おふたりには表彰状をあげたいくらいですが、そういえば情報提供者のこのワタシはまだ完抜けしていなかった・・。

そして目標だったこのピストン終点に到達。
厳密に言えば、まだこの先には下っていく行き止まりの作業道があります。

みんなそれぞれ遊び出し、ヒルクライムチャレンジのまこっちゃん、そのまま上まで登るのか?
・・と思いきやすぐにUターンでした。
そりゃ雪の下には倒木や木の根っこもあって油断できないもんね。
雪はオッサンも童心に帰らせてくれます。



アクションカメラを導入したものの、なかなか使いこなせず放ったままでしたが、とりあえず無編集でアップしてみます。

たっぷりと雪遊びを楽しみ、満足した後はマニアックな『医者どん道』を走りましょう。
ここは以前にこのブログでも書きましたが、むかし地元有力者が病気になった時に、山を隔てた隣の村から評判の高い名医を呼び寄せ、この山を越えて往診したところからこの名前が付いたそうです。

今日はこれまでほとんど汚れなかったのに、最後の最後で泥が付いてしまったけれど、やっぱり普通のダートも楽しいね!
新たにもしかすれば抜けられそうな支線も発見して、またチャレンジャー魂に火が付いたえでーさんでした。


さて皆様、今年も拙ブログをご覧いただき本当にありがとうございました。
新しい愛車、新しい仲間も増えて充実した一年でした。
そして何より絶景ジャンキー(中毒者)として、いくつもの新たなエリアや風景を発見できたことはとても嬉しいことでした。
こんな私の楽しみ方に共感していただき、応援していただいたことに感謝いたします。


どうか皆様にとっても、来年はより良い年でありますように。


🌟いつもは我が家のネコたちの画像ですが、今回は特別インスタからダウンロードしたものです🌟

絶好の雪中走行日和だ!・・と思いきや 12/20 多可

この週の前半、ホームグラウンドの但馬などはあっという間に雪に覆われ、ほんの10日前にその横を通ったスキー場はすでに1m以上も積もったそうです。
となれば、これからのホームグラウンドは兵庫県のど真ん中、日本のヘソとも言われる西脇の北に位置する多可郡になります。

今日のメンバーは山ガールKちゃんを含めた総勢5名。
この写真はえでーさんにもらったものですが、最初見た時このスキンヘッドの男は誰やねん?・・と思ったらワ・タ・シでした。
今日実際には初めてお会いするKZさんはご近所なのですが別行動で待ち合わせ。
集合時間が近づいても現れないので心配しましたが無事に到着!

そのKZさん、まだあまりダートを走った経験が多くはないとのことなので、まずは牧野大池林道で慣れてもらいましょう。

一部ウッドチップが敷かれてフッカフカです。

この日の天気予報はあまり良くなかったのですが、なぜか不思議なくらい良くなるだろうという根拠のない自信がありました。
来る途中は篠山付近で道路も白くなっていたのですが、走り出すこの辺りはほとんど雪はなく、空も晴れ間が広がっています。

奥の広場でちょこっと遊んでから・・

さあ、本日のメインイベント、千ヶ峰雪中走行であります。
本線はすでに複数の車やバイクの走った跡がありますが、まだ新雪なのでとても走りやすい!
そうそう、この日の5台は全てトライアルタイヤのIRCツーリスト。
雪は苦手と言われていますがさてどうなるでしょう?
ひとり不届きモノが『VEに換えちゃおうかな〜』などと言うので、強引にツーリスト協定を発行し、破ったモノはみんなの昼飯を奢ることに決めたので皆お揃いです。


快調に登っていくと、7合目ほどの地点で突然エンジンがブスブスとストップ!
マジか〜、と思いあれこれやるうちに、燃料コックをリザーブにすると再始動できました。
えっ、満タンでスタートしてからまだ30kmも走っていないんですけど、どーゆーこと?

最後尾を走っていたので、他のみんなは先に行ってしまい、頂上付近で私が来るのを待っている間、こんなことをして遊んでいたそうです。
とりあえず再スタートできたので先に進むことにしますが、あれやこれやとお待たせしてしまいました。
その後ふるさと村近くの林道水谷線を登りますが、ここでもまたエンジンが駄々をコネ始めます。
それでも騙しながら何とか目的の支線まで登ればそこはフッカフカのヴァージンスノー!
途中まではハイカーさんの足跡がありましたが、その先は完全無欠!・・・だったそうです、ハイ。

この日、誰よりもイキイキしていたのは山ガールKちゃん。
この人、渡河の時も一番テンションが上がっていましたが、こういうことが本当にお好きなようです。
ジャンキーズ・メンバーには私を含めて4人がシェルコTY125クラシックを所有していますが、彼女のシェルコがどれよりもこれまでの歴戦を誇るようにキズだらけ貫禄があります。

いや〜あらためてツーリストの性能の高さにも驚かされました!
キモティ〜!!

・・・と言いたいところですが、これ以上高度が増すとまたエンジンご機嫌を損ねるので、私は孤独にみんなの帰りを待ちます。
(ここはまだピストンで抜けられないので)


頂上から市川峠を下る途中の支線ピストンも、入り口まで案内して手前で待ち・・・。

でもその後は復調して、清水地区のいぼ地蔵周辺や豊部の作業道は一緒に楽しく走ることができました。


最後にみんなに迷惑をかけたお詫びとして、今やすっかりとライダー(オートバイ、自転車を問わず)に人気のベロカフェでコーヒーをワタシが奢る羽目になってしまいました。

ここは開業前に中を覗いているとオーナーさんが話しかけてくれて、今後の夢をいろいろ語ってくれました。
その後なかなか行く機会は少ないのですが、ずっと応援しているお店なので、これを見られた方も一度ぜひ行ってみてください。
自転車(ロード、グラベルドーロ、MTB全て)もバイク(オフもオンも)も、この周辺は楽しいルートがいっぱいあります。
拙ブログの記事の中でも季節を問わず、常に人気ベスト5に入っているのはこちらです。

またあらためてこのエリアの美味しいものも網羅した、自転車乗りの方にもオートバイ乗りの方にも楽しんでもらえるような記事を書いてみようかな、なんて思っています。

https://www.instagram.com/verocafe_takatown/


そんなかんなでこの日はいつもと違って写真も撮ることがほとんどできなかったので、拙ブログとしてはいつもより物足りない感じです。
なので小ネタをふたつばかり書いてみましょう。


行く前にメンバーとあれこれやりとりをしているうちに、足先の冷えを防ぐのには何が良い?・・なんてことが話題になり、やっぱり電熱かなぁと調べていたらこちらが目に止まり、ついついポチッと。
このワタクシ、暑さには自信がありますが、すごい寒がりなんです。
AMAZONに出ている中で、この商品はドイツブランド。(工場はチャイナになっていますが)
いえ、盲信的にドイツ工業製品を褒めるつもりはありませんが、これはオススメです!
この日は4段階の一番弱で過ごしましたが、ほのかな暖かさはクセになりそうで、バッテリーの持ちも十分です。
バッテリー内蔵ソール一体型もありますが、それは耐久性に疑問があり、この製品はベルトでバッテリーを足に巻いて固定するのですが、ニーシンガードの上(太もも部)に着けてもコードの長さは足りました。
(身長180cmを超える足長さんは?ですが)


そしてもうひとつはブーツの底の張り替えのお話。
Facebookのオフロードバイクグループにも投稿したら、とても大きな反響があったのでこちらでも書きます。

以前からお知り合いが利用されていて知ってはいたのですが、私自身は初めて利用するこのお店。
とにかく最初は電話で相談したのですが、その対応がとても丁寧・親切・明瞭で驚くほどでした。

これがこれまで使っていたALPINESTARS Teck7 EDなのですが、プロテクション効果の高さ、疲労度の少なさは気に入っていたものの、反面ソールのグリップの悪さや、ブレーキペダルの操作感の鈍さには悩んでいて、GAERNEのED PROと併用していました。

送ってから一週間きっちりで完成しました!
この時期、レーススケジュールもほぼ終了して、忙しいのではないかと思ったのですが杞憂でした。
返送時の状態も外箱にラップを巻いてくれたりと至れり尽くせり。

肝心の仕上がりは?

このモデルはソール一体式なので加工となるためにソールの選択肢が少なくなりますが、最近発売されたというミシュランのディフェンスというタイプを選びました。
見た目は本当にカッコ良く、グリップも申し分なさそうなので、実際に履いてみるのがとても楽しみです。

料金は一足分の材料費と加工費を合わせて12000円。
返送料が1200円と、最初にこちらから送った運賃の1600円でした。
私感ではありますが、これはお得でしょう!
林道ライダー(ラリーストなども)にとってオフロードブーツを選ぶ際の悩みは、こうしたブロックソールを装着したモデルの少ないこと。
こんなお店があればそんな悩みも無くなり、選択肢が大きく広がります。
それから、メニューの中には足つきに悩むライダーのために底上げ加工もあるそうですよ。
実際に施工してもらった人が言うには、15mm厚くしても操作感も違和感なく満足しているそうです。


さあ、いよいよ今年も週末はあと1回だけ。
ラストライドは行けるかな?
次こそはトラブル無く、雪の中を思いっきり走りたい!

冬のロードバイクもいいもんですよ♫ 12/18 三田

今月は祭日が無いので、今日は有給を取って三連休初日。
この数日グッと冷え込みましたが、今ある防寒ウエアを選び着込んで走りました。
念入りにモンベルの腹巻までつけています。
以前持っていた最強の防寒ウエアはヤフオクで売ってしまったので、ワンランク下のレベルになります。
それでも気温はなんとか10度と2桁になり、お日様も出ていたので結果的に快適レベルでした。

場所は前回と同じ青野ダム周辺ですが、今日は下青野公園にデポしてのスタートです。

そこから西に進み、三田カントリー27を目指します。

少し走ると武庫川の上流に出逢います。

ここは2年くらい前だったかな、新三田駅前から可能な限り川沿いに遡り、武庫川の起点まで走ったことがあります。
ダート比率が高くて、それなりに面白かったなあ。


途中でこんなダートへの入り口をあらためていくつも見つけました。
やはり自転車で走るスピードだと、いろんなことが見えてくることがあります。
また今度探索をしに来ようっと、冬場は近場でチマチマやるのも楽しいものです。

本気でロードバイク(自転車)に乗っていた時は家からスタートして、宝塚歌劇場前〜十万辻〜西谷〜佐曽利〜木器(こうづき)〜小柿までの往復を約80kmを2時間半ほど。
さらに時間に余裕があれば、後川(しつかわ)や母子(もうし)まで登る100kmのルートが平日のトレーニングコースでした。
でも今はパフォーマンスレベルが落ちてしまい、倍くらいの時間がかかりそうなので、人気の少ない場所でこっそりと登りの練習です。
以前のルートはこのエリアの自転車乗り定番なので、恥ずかしい姿を晒すのはまだ抵抗があるんです。

大した斜度でもないところを、ビギナーのように車線いっぱいを使ってジグザグになんとか登りきりました。
この先はゴルフ場の敷地内です。

手前にある奥山公園はきれいに整備されていますが、こんな場所に来る人はいるのだろうか?

しかしあらためて気が付きましたが、ここは桜の木が数多く植えられているので春には見事な花が見られるのでしょう。
来年のその時期に忘れないようにTO DO LISTにインプットしておこう。

あちこちのの池では渡鳥たちが見られるようになりました。
次回来るときは望遠付きカメラを持って来て撮影するのもいいな。

そして、あ〜また見つけてしまった。
最近人気のグラベルロードなどではなく、私のバイク(自転車)は純粋なロードレーサーなのでタイヤは極細のスリック。
こんな枯葉や草の上ではすぐ滑ってしまって、今日も一回軽い登りでペダルを踏み込んだら空回りして立ちゴケしました。

思えばオフロードバイクを始めた動機のひとつが、ロードバイクに乗っている時にダートを見つける度に、この先はどうなっていてどこへ通じているのだろうという好奇心からでした。

青野川沿いに戻り母子方面の峠に向かいます。

そのまま尼ン滝を横目に登り切れば母子に到着します。
この峠と、志手原からと、篠山の小枕からとの母子へ登るルートの3本の中では最も斜度の緩やかな登りですが、今回はまだその峠手前でUターン。
何というヘタレっぷりでしょう・・い〜んです、ボチボチやりますよ。

トランポに戻り着替えるとお腹空きすぎて目眩がしてきましたが、前回行ったラーメン店「わらべ」はお休みでした。
さてどうしようかな〜と思っていましたが、そうだ、あそこに行ってみよう!と選んだのは知る人ぞ知る「木器亭」。(いいですか、もっきていではなく、こうづきていですよ)

このお店は宝塚北部と三田の境の近くの里山、農村の一角にあるのですが、これまでトレーニングやツーリングで少なくても千回以上は前を通りながら、ただの一度も入ったことがありませんでした。

それでも自転車仲間などからその評判はよく聞いていて、いつか来てみようと思っていたお店です。
まあ、何も知らなかったら場所も場所だし、失礼ながら外観もそんな期待ができない?感じなので素通りしてしまうでしょう。
店内に入ると豊富で魅力的なお品書きが並び、その中で選んだのはおすすめ造り身定食1000円なり。
ネタは確かに良く、特にタコが◎、地元産の白米も美味しかったです!
ひとつだけ注文をつけるとすれば、サザンアイランドのドレッシングがかかったサラダはこの料理には合わないかな・・・食べたけどね。
次回は「ハモと穴子の天ぷら定食」なんぞを食べたいなぁ。


家を出るまでは憂鬱だけど、思い切って寒い中で身体を動かし汗をかくととてもスッキリ!
ランニングやバイクに乗って持久系のスポーツをするとポジティブになれるのは私だけ?
その後、家でのんびりする時間が大好きなんですよね〜。