苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

東山に死角はあるのか? 3/7 宍粟

先週に続きこの日もグループで探索ツーリング。

2回目の参加になるドクターKはいつも登場するなり話題を振り撒いてくれます。
前回はオーバーパンツの裾が閉まらず、養生テープでぐるぐる巻きに。
今回はヘルメットバイザーのビスを紛失して、応急処置はやはり養生テープの出番でした。

そのほかのふたりはいつものK&Eペア。
私以外は自走なので林道入り口で空気圧の調整です。

一週間前の天気予報はあまり良くはなかったのですが、風は冷たいながらも青空が広がってくれました。

好きな花、ミツマタはゆっくりと確実に花を咲かせています。

この時間帯に森に入る前のひとときが好きなんです。
空気の感じ、光の角度、香り、これから始まるその日の期待。
かつて釣りに没頭していた時も一番好きな瞬間でした。
できればバイクも日の出と同時に走り出したいけれど、なかなかワガママは言えません。
特にグループでとなれば6時集合で来られる人はまれでしょうしね。


さて、今日は宍粟市にある東山の周辺をじっくりと探ります。
東山は北に阿舎利山、南に雪彦山(岡城)、西に黒尾山、東に暁晴山(峰山高原)と人気エリアに囲まれていますが、この山自体に走りに来る人はほとんど見かけません。


ひとつめの探索ルートの入り口はやや苦労したのですがなんとか見つかり、こりゃイケそうだぞと期待したのですが・・

派手に崩れています・・・
入り口も盛り土バリアがあって、修復する予定もなさそうです。
この周辺は2018年7月に起きた西日本豪雨被害が大きかったところで、まだ至る所にその爪痕が残っているのです。

もしもこれが完全に残っていて、しかもどこかに抜けられるのならば、かなり好みのタイプなのですが、ざんね〜ん!

そこから反時計回りで丹念に調べていくものの・・

あちらこちらにアトラクションが待ち構えています。

kanameちゃん、えでーさんのお二人は昨日も地元で特訓をされていたそうで、この日はその疲労が残っていたせいかポテポテと何度もコケています。

それでもメゲないのが彼女の素晴らしさなんですよ!
なんでも昨日は絶叫していたそうですが。

この道はイケるのかと思いきや、何度も何度も行き止まりでUターン。
この日は一体何度そうしたことでしょう。
思わせぶりな道があまりにも多いのですよねぇ。

先月の多可町エリアでは連戦連勝でしたが、この日は大苦戦!

でもそれも楽しさのうち。
ショートピストンは意外に少なくて、かなり奥まで入り込み迷いそうになるほど。

その中のひとつでは山頂まであと僅かなところで道が消えて・・

歩いてその先を登ってみると・・

見事な尾根道が広がっていました。
少々リスク覚悟でバイクでも登ろうかと思いましたが、ここは植林地の斜面なので控えます。
それに山ガールでもあるkanameちゃんによれば、この先は深い谷もあるだろうとのこと。

寒い思いをした自走組もすっかりと汗をかき、気持ちの良さそうな広場を見つけてランチタイム。

そして午後の部もまた同じパターンの繰り返し。

ドクターKも乗るのは12月以来ながら、だんだんそれらしくなってきました。

水溜りにはカエルの卵。
なるべく水溜りは避けて走りましょうね。

この日唯一とも言える絶景林道(作業道)。

狙いの方角には抜けられませんでしたが、奥が迷路のように深く楽しめました。

最後くらいはスカッと走り抜けようと、定番ルートであの絶景ポイントへ向かいます。

ここはおそらくこの宍粟の中ではナンバーワンの見晴らしでしょう。
ちょうど画像の真ん中に見えるのが「前地カンカケ線」です。

そして遥かにそびえるのは聖地氷ノ山。
まだまだ山頂付近は白銀の世界ですね。
来週あたり、そろそろ但馬の標高の低い所にでも行ってみましょうか。



3/9 追記
地元(但馬)のBOSSのブログを読んで唖然です!
こりゃまだまだ大変だぁ~


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