苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

極楽尾根・天空の道をスノーシュー 3/9


今年はふんだんに雪が降り、3月に入っても但馬の積雪量はたっぷりと残っています。

そろそろバイクに乗りたくてたまりませんが、林道には斜面から雪が崩れ落ちて溜まるので最後まで残ります。

それに油断して踏み込むと、たいてい硬い雪なので抜け出せなくなるので要注意。

僕はもう少し我慢して、今しかできない遊びを楽しむことにします。




この日向かったのは但馬の香美町小代区の奥にあるとちのき村という大きな施設です。

入口付近の路肩にはたくさんのつららができていました。



駐車場に止めさせてもらい、ダマさんと2人でスタート。

この日いつものメンバーのT橋さんは、六甲山縦走のリハーサルで不参加でした。



北の方角に目を向けると仏ノ尾山(たぶん)が白く冠雪しています。

一旦暖かくなったので溶けてしまうかと心配していたのですが、2、3日前にまた雪が降ったのでコンディションは良さそう。



キャンプ場のコテージもほとんど雪に埋もれています。

これほど降ったのは僕がスノーシューを始めた2022年以来です。



前回はスノーシューの具合が悪くなり苦労していたダマさんですが、それも新しく買い替えてウキウキのスタート。



キャンプ場を過ぎればもうそこはヴァージンスノーでノートレース🎵

雪質ももっと悪いのではと心配していましたが、スノーシューで歩くにはもってこいのコンディションです。

ノートレースをラッセルしながら進むのは大変ですが、気持ちの良さは格別です。



敷地内を抜けて林道と合流するとますます雰囲気はアップ。



ここからしばらくは少しずつ高度を上げながらの林道歩きです。




途中から林道は尾根の脇を通っているのですが、これほど雪が積もると斜面と一体化してしまって歩けません。

仕方なく稜線に登らなければならなくなるのですが、これがまたひと苦労。



一部区間は四つん這いにならないと登れません!



二回そんな急登をクリアすれば、あとはご褒美の極楽稜線歩き♪



樹林帯を抜けて、ここから天空の道が続きます。



この尾根の最高峰は通称一本松ですが、その松もほぼ埋まっています。



そこから一旦降り、また登り返すと小代越というポイントに到着です。



左手には今日の目的としていた高丸山があります。

あと100mほど登れば山頂ですが、ここに来たら北風ビュービューで極寒です!



こちらは同じ場所からの昨年秋に撮った画像。



あまりにも寒すぎるので登るのは止めて、ここで氷ノ山をバックに記念撮影。



その少し先のハチ高原スキー場のゲレンデまで行き、そこでテストをしようかと打ち合わせをしていたダマさんのシークレットウェポン。

前回の恩原高原スキー場でゲレンデを登るのに懲りて、滑走群を着けていればリフトに乗れるということで購入☟



ハチ高原のゲレンデまで行くまでもなく、硬く締まった雪だったのでここでテスト開始。



学生時代からのベテランスキーヤーのダマさんですが・・



おとっと!

やっぱりスケート靴くらいの長さなので、なかなかバランスを取るのが難しそうでした。

かなり練習して、圧雪面でなければスイスイとは滑れなさそうですね。



ひとしきり遊んでから、少し戻って風裏を探してそこでランチタイム。

カップ麺は普段は食べませんが、こんなシチュエーションだとやっぱりご馳走です。



さっきまでは暗く曇っていましたが、この頃から青空が広がってポカポカしてきました。

お天道様は偉大なり、気持ち良くてこのまま昼寝でもしたくなるほどです。



さあ、名残惜しいけれど腰を上げてそろそろ帰りましょうか。



このエリアは動物の足跡が他と比べて格段に多く、いろんな種類の足跡がいっぱいあります。




往路の風景も良いのですが、ここは復路の風景がサイコーなんです🎵



標高から言えば1200m前後なので信州や北陸などの風景には及びませんが、それでも見応えは十分にあります。



もう一度振り返れば左に鉢伏山、右に高丸山。



同じ場所から秋の風景。



氷ノ山にもしばしのお別れ。

今日もハイカーさんが多かったでしょうが、ここよりももっともっと寒かったでしょう。



もしも僕がBCスキーができれば、よだれモンだろうと思う斜面が続き、スタート地点まで存分に楽しめると思うのですが、スノーシューでのんびり降ります。



それでもグリーンシーズンよりは自由度ははるかに高く、ルートを外れていかようにも遊べます。



最後はヒップソリで童心に帰って遊びました♪



帰り道の途中にある、繁殖から肥育そして精肉まで一貫生産している上田畜産で、但馬牛のステーキを買って帰ろうかと思っていましたが、全て売り切れだったので?ホルモンを買って帰りました。

この前は鍋にしたから、今度は焼肉か炒め物にしようかな。


あの人を思いつつ恩原高原を歩く 3/1


昨年こそ行けなかったけれど、毎年必ず春と秋には訪れていた岡山県北部にある恩原高原は、たくさんの想い出が詰まった大切な場所です。
特に秋の紅葉の季節の美しさたるや本当に素晴らしく、また僕が人間的に大好きで尊敬し、ブログの書き方や写真の撮り方を参考にさせてもらったMさんや、Mさんを通じて知り合ったYさんとここで過ごしたことは、僕の心の中の一生の宝物として忘れられないことでしょう。


そんな恩原高原がスノーシューで歩けると知ったのはつい最近のことでした。
ヤマップでフォローしているハイカーさんがここの記事を書いていて、これはなんとしても行かなければと思い、スノーシュー仲間のT橋さんとダマさんを誘いました。



西宮インターにほど近い場所に集まってから、高速を走り2時間半で恩原高原スキー場に到着です。
あまりスキースノボ客はいないのではと思っていましたが、やはり今年の降雪量の多さからか結構賑わっていました。



ゲレンデの端を歩かせてもらい、急登をゼイゼイ言いながら登るとリフトトップに到着です。




こちらはほぼ同じ場所からの秋の風景です。



西の方角には中国地方では最高峰の大山が見えています。



歩き始めからしばらくは、牧場跡のなだらかなアップダウンを歩きます。



秋にはススキで覆われてとても夕陽が美しい場所。
こんな場所が今はほとんど雪に覆われて、少し背の高い杉が頭を出している程度になっています。



数日前の寒波が嘘のようにこの日の気温はぐんぐん上がり、気分はもうサイコーです!
朝のうちは雪質も歩くにはちょうど良い硬さでした。



ひとつ丘を越えてはまた降り、さらにまた登ることを繰り返していきます。



グリーンシーズンもスノーシーズンも、ここはなんと美しいのでしょう🎵



途中で1人のスキーヤーが休んでおられたのでお話を聞くと、滑走具をつけていればリフト1回券が260円で利用できたそうです。
それを聞いたダマさんが悔しがること・・
次回来るときは安いおもちゃのようなミニスキーを履くと言っていました。
T橋さんはウロコのあるアウトドアスキー( BCクロカン)に興味津々で質問責め。
翌日のこのブログを書いている日曜日には早速専門ショップに走ったそうですw


僕も一時、歩くスキーを始めたのですが、スキー経験がそもそも無かったのでまるで上達せずに断念しましたが、こんなフィールドを知ってしまうとまた始めたくなります。




しかし本当にキモチイイ🎵



東の方角にはうっすらと氷ノ山や扇ノ山が見えています。



樹林帯に入ると光と影の芸術です。
残念ながら今日は気温が高すぎて霧氷は見られません。



南側斜面には小さな雪庇も。



これは熊の足跡かと思いましたが、専門家の見方では違うのではということに。
人間の手のひらと同等の大きさなのですが、ならば一体ナニモノ?



時刻は昼となり、前方にはギラガ仙と三国山が近くなってきましたが、お腹が空いたのでここで昼食。
ダマさんのスノーシューの調子が悪く、また出発した時間が遅かったので結局ここで引き返すことになりました。
達成感はあまりありませんが、今日は想い出を噛み締めながらじっくりと歩きたかったので僕も十分満足です。



持ってきたヒップソリで滑ってみようと思ったのですが、雪がだいぶ溶け始め、斜度も緩くて失敗でした。



モナカ雪というのでしょうか、接地面積が狭いダマさんのスノーシューはしばしばズボッと沈んでしまい辛そうです。



綺麗な青空に幾条ものひこうき雲が広がっています。



最後の丘を越えるダマさん・・



ゲレンデに差し掛かると、ヒップスキーで『ウヒョ〜!』と言いながら鬱憤を晴らしていました♪


ところで今回行けなかった三国山ですが、グリーンシーズンは佐治に近い山王谷からの林道途中に登山口があったことを思い出しました。
しかし一昨年の豪雨でこのエリアは甚大な被害を受けて、その林道も途中で崩落し徒歩でもそちら側からはアプローチできないそうです。
ただ2017年に来た時はまだオフロードを始めて間もないので撤退しましたが、今なら心強い仲間もいるし、どこまで行けるのか試してみたい気持ちもちょっとあります。




帰る途中には有名な奥津温泉があり、その中心には『花美人の里』という日帰り温泉があります。



ここには初めて来ましたが、素晴らしい建物でとても清潔!
お湯は完全に掛け流しではないそうですが、肌がスベスベとなり疲れもスッキリ!
洗い場も広々とし、露天風呂も最高でした。
ちょっと料金は高めですが、もっと近かったら常連になりたいほど。



風呂上がりには地元の名品。
瓶ではなく紙パックにストローなので定番スタイルは似合いませんが・・



夕食のために事前にリサーチして浮かび上がったのはこちらの店。
ご当地名物のホルモンうどんがイチオシですが、ご主人は冬場以外は日本海で漁師をされているそうで白イカの刺身も美味しかったです🎵



さらによもやま話をしていたら驚きの事実が次々と。
そして極めつきはシークレットルームの凄さ!
それは撮影厳禁で公にはできませんが、まさにド迫力のものでした。
(決して違法のものとかスケベ心をくすぐるものではありません、ステキなご趣味の一種です)



デザートは少し離れた山田養蜂場直営のぶんぶんファクトリーで、ハチミツかけのソフトクリーム。
これもMさんに教えてもらい、ツーリングの途中でYさんと3人で食べたのは5年くらい前だったかな?
あの時と味は変わらず、この日の最後を締めくくるには文句なしでした。


これからは三寒四温となってくるので、今シーズンはあと何回行けるのか分かりませんが、北部はもう一度雪が降るようなので期待しましょう。
それにしても良い一日だったなあ🎵



そこは雪の美術館 三国平〜天児屋山 1/18

今回の目的地は兵庫県北西部にある宍粟50名山のひとつである三国平から天児屋山(てんごややま)です。
三国平は播磨(兵庫)因幡(鳥取)美作(岡山)の境界線が交わる地点です。
また天児屋山の南麓には天児屋という地名があり、この地域では昔からたたら製鉄(砂鉄と木炭を原料として粘土製の炉で燃焼して鉄を作る昔の製鉄所)が盛んで、鉄山師(そのたたらの経営者で山林や水田などの資産を持つ領主的な存在)の信仰する『天児屋根命(あめのこやねのみこと)』に由来するという説があるそうです。



このエントリーは以前から何度もバイクで訪れている、ちくさ高原スキー場の先のダルガ峰や若杉天然林に続く舗装道です。

今は除雪されていないので通行止めですが、これくらいならばバイクで楽しめる雪の量と質だったので、乗りたくてムズムズしてきました。



岡山県との県境を過ぎ、その先を進むとその登山道があります。



大きな標柱の脇から進入するとしばらくは急登が続きましたが、それを過ぎると穏やかなアップダウンの森の中の道に変わりました。



大きなブナの枯れ木に雪が積もっています。



ミズナラなども多く、とても美しい霧氷です🎵



枝先に付着して凍結した氷が落ちて、足元にはその粒がキラキラと輝いています。



そんな景色を楽しみながら歩いていると、意外とあっさり三国平に到着しました。

残念ながらここは展望がまるで無い地点です。



その先もアップダウンが続く森の中を進む、まさにスノーシュートレッキングにはぴったりなスノートレイルです。

しかし以前にお世話になった宍粟のボランティアガイド八木さんによれば、この先は無雪期にはシダや笹が覆い繁り非常に歩き難く、また迷いやすいルートになってしまうそうです。



カラマツの丘から杉の白骨木を過ぎると樹々がまばらになって雪原が多くなってきます。



樹々の間からは氷ノ山も見えてきました。



まるでふんわり泡立てたメレンゲかホイップクリームのような雪の芸術です。



同行の高橋さんもその風景にウットリ♪



時には前日からあるトレースを外れて歩くのも気持ちの良い積雪量です。



今回もまた撮影は僕も高橋さんもiPhoneで、すべて編集加工、色マシいっさい無しの画像です。



どこまで育つかモンスターJr。



ここは雪の美術館です🎵



最終目的地の天児屋山はもうすぐそこ。

ここからはしばらくキャプション無しで、ビクトリーロードの風景をご覧ください。

















到着しました🎵

山頂からは以前に登った三室山をはじめとする宍粟50名山や、くらますの先には氷ノ山。

岡山県最高峰の後山や、鳥取の沖ノ山などなど多くの山々が広がっていて、南の彼方には播磨灘もうっすらと視認できました。


この日この場所には僕たちが一番乗りでしたが、後から来られたソロの山ガール?の方達とおしゃべりをしながら豪華ランチ。(今日もカップ麺)

みなさん同年代のようでしたが、とても溌剌として素敵です♪

次回は僕もソロで来てナンパしようかな・・


それはともかくこの日は澄んだ青空が広がり、頂上でもまるで無風のとても暖かな天候。

こんな滅多に無いことが2週連続で味わえるなんて、なんて今年はラッキーなのでしょう🎵




いつかもっと体力が付けば、三室山からの尾根縦走もチャレンジしたいと思っています。



復路の風景もまた最高!

同じところを歩いているのに、また違う良さを味わえました。

トータルでは難易度も手頃で、ビギナーから経験者にも満足度が高いと思えるルートでした。

そして天候やコンディションにも恵まれて、僕のこれまでのスノーシュートレッキングの中で間違いなくナンバーワンだったと言える一日になりました🎵



昼を過ぎると霧氷も落ちてしまうので、早めの行動が大切です。

ちなみに天児屋山は50名山に含まれていないので、三国平で引き返してしまう人もあるようですが、積雪時は絶対に天児屋山まで行くことを強くおすすめします。



ちくさ高原スキー場の駐車場に戻ると車が溢れていました。

リフト待ちの人の列も長く、結構人気があるようですね。


さあ、アイゼンもメルカリでポチったから次はいよいよ氷ノ山かな〜



紺碧の空 蘇武岳スノーシュートレッキング 1/12

今シーズン第一弾となるスノーシュートレッキングに行ってきました🎵
行き先は但馬の蘇武岳(そぶがたけ)標高1,074.4mで、香美町と豊岡市との境界にあり兵庫50山のひとつ。
登山家の植村直己や加藤文太郎が愛した山としても知られています。

山頂からは360度の眺望が得られ、展望デッキからは麓の阿瀬渓谷から氷ノ山、鉢伏山、瀞川山、陣鉢山、扇ノ山といった但馬と因幡の山々、遠く日本海まで見渡すことができます。

(条件が良ければ鳥取の大山や北陸の白山まで!)




今回はいつものT橋さんと、押し入れに眠っていたスノーシューを引っ張り出してきたダマさんと3人で。
スタート地点になる村岡ファームガーデンに着くとすでに数組のグループがあり、その中には蘇武岳ファンクラブ/やまもり村岡という地元の方たちにもお会いできて一緒にスタートしました。
このみなさんはボランティアで蘇武岳の登山道や、オフローダーに知られているはちまき展望台の避難小屋の整備をされていて、おかげで安心して楽しむことができています。
この画像もフェイスブックからお借りしました。



このルートは途中までは林道と並行に、時にはクロスしながら頂上に向かって伸びていて、無雪時にはバイクでも何度も走っている道です。



三合目を過ぎたくらいから視界が広がってきます。



ちょうどルートの半分を過ぎたくらいでは、スノーシューでの登山は初めてのダマさんにとってもちょうど良いくらいの積雪量です。



年末から天気の良さそうな日と休日がマッチすることをずっと狙っていましたが、ようやくこんなベストコンディションに出会えました。
なにせ僕が住んでいる兵庫県南部と、山陰地方に含まれる北部の但馬では、冬の晴れの日の割合がまるで違います。



木立に差し込む光と影のコントラストが美しい。



六合目を過ぎたくらいから尾根道が現れます。



視界はさらに開けてきて・・



南西にはお馴染みの山々が見えてきます。



ここは幅の狭い尾根道なので、慣れない人はちょっと怖いかも?



馬の背の先は再び植林地の斜面が続き疲れが溜まってくるのですが、展望台が見えてくれば超回復です!



その展望台の下の斜面は普段は低木に覆われていますが、この時期はまるでゲレンデのよう。



舗装林道を跨ぎ九合目から先はビクトリーロードです🎵



ちなみに今回も撮影はiPhoneですが、編集加工は一切ナシのありのままの画像です。



この風景を見るために近所の山でトレーニングをしていると言っても過言ではありません。



雪原がダイヤモンドを散らしたように光り輝いています。



こんな厳しい気象条件の下でも新芽がちゃんと育っているのは植物の逞しさ。



県内最高峰氷ノ山ではお馴染みですが、ここ蘇武岳でもモンスタージュニアが現れました!
なんかゴジラに見えなくもない?



この先の降雪でさらに成長するかな?



途中から先行者はおひとりだけとなり、ノートレースの雪原が広がっています。




これはお借りした画像(自分では撮り忘れた)で蘇武岳名物の雪庇。
誤って先端に乗るとタイヘンですよ。



やはり何度も行っている高丸山と比べると、動物の足跡はなぜか少ないのですが、これはきっとウサギかな?



T橋さんにインスタ風に撮ってと言われて・・



風紋も美しく、昨シーズンバイクで何度も何度も訪れた大岡山も見下ろせます。



ダマさん恒例の集合写真。
スノーシューを履いてタイマー10秒でポーズするのはスリリング!



山頂はじっとしていると寒いので、林道まで下ってランチタイム。



東屋は雪に埋もれて先行者ひとりのスペースしか無し。



むしろ外の方が暖かいので雪の上で豪華な昼食。


復路では2度も脚が攣ってしまいペースを上げられなくなったのは反省ポイント。
昨年バイクばかり乗っていて、歩く機会が少なかったのが原因かもしれません。


天然掛け流しの村岡温泉で汗を流し、以前からネットで調べて気になっていた焼肉屋『鼓々』へ行ってみると・・



すげー肉が現れました!
おすすめの並バラと上ロースはそのサシの入り方がまるでA5ランクではないですか。



そして上ミノとホルモンも美味しそう🎵



ただこれだけ脂身が多いと、しつこくなり過ぎてどうだろうと思ったのですが、食べてみればとても脂の融点が低いのか、口の中で噛まなくても全部溶けてしまうのではと思うくらい!
ホルモンも独特の臭みなど皆無で、とても香ばしくうっとりするような味わいでした🎵
こんな肉はちょっと食べ足りないくらいが良いでしょうということで各種2人前づつ、それぞれ白ごはんとソフトドリンクで、合計一万円足らずは破格と言えるでしょう。
なぜか食べログでの評価はあまり高くはないのですが、ここは大いにおすすめで、もし行かれることがあれば予約した方がベターです。
当分、焼肉ならここしか行きたくない!



ということで僕にしてはすごく久しぶりの但馬は大満足な1日でした🎵


あ、忘れてた!拙ブログを本年もどうぞよろしくお願いします。


今年の締めくくりに 12/26

早いもので令和6年西暦2024年もあと少しとなりました。
この1ヶ月の間ブログの更新は行なっていませんでしたが、訪問していただく方の数はそう変わらず感謝しております。
バイクの方は完全に終わっていて、このところは山歩きや料理で休日を過ごしたりしています。



それにしても猛暑で心配していた今年の紅葉は見事でした。
但馬の紅葉のピークは11月中に終わっていましたが、兵庫県の中部以南は12月に入ってもずっと美しさを保っていました。
思うにこれは今年の台風の少なさに原因があったのではないでしょうか?
強風で葉が散らずにしっかりと残っていたからかな、なんて素人考えですけど。
上の画像は我が家の裏山なんですが、遠目から眺めても例年とは大違いでした。



その裏山は六甲山系に繋がっていて、庭から直接その中のひとつの登山道で登ることができます。
20分ほど、そこそこの急登を過ぎると大阪湾が一望できたり・・



その少し先では神戸港も見えてきます。



この道は隣のカノジョとよく一緒に来ましたが、そろそろ中学受験で忙しくなってなかなか誘うタイミングが難しくなってきました。




30分ほどで565.6mピークのゴロゴロ岳に到着。



この裏には広大な住宅地が広がり、とてもおしゃれなお宅が立ち並んでいます。
元々は別荘地や企業の保養所向けとして開発されたものですが、今は定住されている方もかなりいらっしゃいます。



この日はその先の盤滝方面にぐるっと回ると、有馬温泉に繋がる芦有道路の展望台が見えてきます。
休日には走り屋さんが集まっているようですが、この日はランボルギーニらしきエキゾーストサウンドが遠くから響き渡っていました。



この奥池エリアはその有料道路を使わなければならないのですが、たとえ住民でも料金がかかるのでゆとりのある人でないとね。
僕自身もこの阪神間で暮らすのならば、ここがベストと思っていましたがその夢は叶わず終いでした。



奥池〜盤滝間の道はかなり久しぶりでしたが、誰にも会わず気持ちの良い空間でした🎵



幾度も渡渉を繰り返したり、ちょっと迷いそうになったり。



基本的にはこんな標識もあるのですが、低山だからと侮ると大変な目に遭います。



再び奥池に戻ってきました。



こんな環境が阪神間主要のJR芦屋駅から車で15分くらいですから、これはひとつの理想郷です。
ただコンビニはおろか、自販機すらほとんどありませんけどね。
寒いし、霧もよく出るので季節によっては湿気がすごいみたいです。
まあ自然に囲まれて暮らすのはそれなりの覚悟も必要です。



翌週はダマさんとkoma2さんとその息子のコータ君と共に千ヶ峰に。
この山はオフロードバイクを始めてから数えきれないほど訪れていますが、登山コースで登るのは初めてです。
バイクだと山頂にすぐ近くまで行けますし、車でも一番イージーなコースの登山口まで行けて、そこからスニーカーでナンチャッテ登山も可能です。



この日はもともと先月に訪れて、途中でエスケープしたフトウガ峰〜段ヶ峰の稜線歩きに行きたかったのですが、前日に降雪があって車で登山口まで行けなくなり急遽変更しました。



雪が残った丸太橋はツルツルでそりゃ怖い!



暑さには弱いkoma2さんも、寒さには強く余裕しゃくしゃく。
しかしコータくんは手の冷たさに時折弱音も・・



コース序盤は美しい沢沿いの道で、紅葉が残っていればさぞやという雰囲気でした。



中盤からは杉や檜の植林地帯となって根っこだらけの急登です。



6歳児も休み休みですが頑張って着いてきます。



8〜9合目ではちょっと心折れそうでしたが・・



山頂に近づくにつれてガスも晴れて青空が広がってきました🎵



樹氷が美しい🎶



そして山頂に到着!
この三谷ルートはたった3kmあまりで標高差600mほどですが、360度の雄大な景色が広がってます。
バイクで来て何度も同じ風景を見てはいますが、やはり自分の足で登って見る風景はどこか違う感じがします。



東の方向の山肌には何気に良さそうな伐採地の間に伸びる道が・・
遠目には黒川ダムも見えていました。



この背後にはいつもの但馬の山々が広がっています。



6歳児の1000m級初登頂です!



僕の趣味はバイクと山歩きとソウルやR&Bの音楽を聴くこと、そして料理です。
冬場は料理をする時間が増えて、これはピッツァ生地を使ったパニーノ。



こちらもやはりイタリアンのブイヤベース『カッチュッコ』



同じくイタリアンスイーツ『ボネット』はコーヒープリン。



とある動画を参考にして、デザートピッツァも作ってみました。
焼きマショマロの下にはチョコバナナが隠れています。



マショマロが残ったので、ピッツア釜でキャンプムードに焼くと、エンドレスで食べるカノジョの弟くん。



その翌週はダマ幹事長主催の忘年会が開かれて参加してきました。
場所は今年50代であのダカールラリーに再挑戦し、見事2輪部門で完走された池町氏宅のお庭!



料理は持ち寄りで、オードブルが出たと思ったらいきなり塊肉の炭焼き!
愛犬あずきちゃんは一緒に食べたくてウロウロと。



幹事長ダマさんはピッツアに猪汁に鹿カツと用意して大活躍🎵



おまけにドタ参で香住カニを持ってきて下さったり・・



この日来られなかったハンターNIWAさんからの差し入れの蝦夷鹿肉はカツにすると絶品でした!



僕はというと前日に仕込んだラグー・アッラ・ボロネーゼ(ミートソースね)を持ち込んで、フジッリというクネクネしたショートパスタで合わせて、仕上げはイタリア産の削りたてパルミジャーノチーズでご提供。
この日は結局16、7人ほど集まったので、足りるかどうか心配でしたがなんとかなりました。
4、5人だったらもっとバリエーションも増やせるのですが、これは今後の課題ですね。




僕は初めてお会いした池町氏(右側)でしたが、これまでの様々な経験談も聞けて楽しい時間を過ごすことができました。
年が明けて早々にはまたダカールラリー2025に出走されますが、今回はカワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハ、川崎重工、トヨタ、デンソーの7社が組合員となっているHySEというプロジェクトで水素エンジンの四輪バギーに乗り参加されます。
総合は厳しいということですが、クラス優勝を目指し応援していきましょう!



そして恒例のクリぼっちは自分のために料理。
別にそんなつもりはなかったのですが、冷凍解凍品の鶏骨付きモモ肉が安かったので、低温調理とピッツァ釜で鶏肉のコンフィを作りました。
肉はホロホロ、旨みがギュッと詰まった味です。
左側はイタリアンの野菜スープ・リッボリータ、野菜のみですが嘘のように甘く身体に優しい仕上がりです。



寒い日が続くと甘いものが無性に欲しくなりますよね。
体温維持のためにじっとしていてもカロリーは消費しているので太りません、ダイジョーブです、たぶん。
てなわけでデザートにはTorta di Limone レモンのタルトを作りましたが、これはちょっと甘すぎたかも。


とまあ12月もこんな感じで過ぎて、あっという間に年末です。
今年も一年の間一緒に遊んでくれた皆様、拙ブログに遊びに来てくれた読者の皆様、本当にありがとうございました🎵
1月から3月ごろにかけてはスノーシューの季節となって、今年は雪も多いのでその機会が増えそうですが、バイクの基礎トレも入れて行こうかなと思っています。


それでは良いお年をお迎えください。