苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

夏の太陽を浴び光り輝く但馬の山々 7/26

苦楽園4号

この日いつものメンバー達は所用で不在。

普段は僕らより先に集まっているロードバイク(自転車)のグループの方達の姿もなく、いつものデポ地は閑散としていました。

まあそもそも前日はお隣の福知山が日本で最高気温を記録したそうだし、この日の豊岡市の予想気温も39度だったので当たり前かもしれません。

僕も新規開拓ルートを歩いて調査しようかと思ったのですがそれも気が進まず、これといって行きたい所も無いまま思いつきで走ろうとやって来ました。



ところでこの秋にモトラッドが神鍋高原をベースとする初めてのイベントを企画して、僕もちょっとだけお手伝いをする予定なのですが、コンテンツでは林道ツーリングもあり、その候補ルートを少し試走しておこうかと思いながらスタートです。



MITSUOKA NATURE 2025 開催地決定!


MITSUOKA NATURE 2025 コンテンツ公開



ここは作業道羽尻線、羽尻と金山峠と結ぶロングダートです。

その途中にある蘇武岳登山口からすぐの所ですが、僕の大好きなポイントなんです。


こちらは同じポイントで昨年の11月に撮影したもの。

紅葉黄葉が本当に美しく毎年欠かさず訪れています。



朝から気温は高くても木陰に入れば爽やかです。

もっともこの辺りで標高は800mくらいはあるしね。



この羽尻線はジキルとハイド。

羽尻側は結構荒れていて走るのには少し緊張します。

軽い崩落が2箇所あって、もしフラットツインのビッグオフが走るとしたら、かなりの腕前が必要となるのでは。



あまり展望が開けたところが多い道ではありませんが、木立の間から見える空はすっかり夏景色。



一昨年の台風で大きな崩落があり昨年はまるで走れませんでしたが、その工事も終わって金山側はスーパーフラット。

数年前にここを1人で走っていたら、対向車のバイクがブラインドコーナーでこちらのインに突っ込んできて危うく正面衝突寸前。

実はそのライダーが、今はよく一緒に遊んでいるDさんだったと知ったのは最近のことで、『実はアレ僕でした』と聞いた時は大笑い!

皆さん、飛ばせる道でもキープレフトは忘れずに。

最近でも北海道の林道で事故があったとニュースになっていましたね。




そして舗装林道妙見蘇武線を跨いで日影金山に入ります。

個人的にあんまり好きな道ではないので、ここに来るのもかなり久しぶり。



ここもやはり金山峠側は穏やかでいいんですけど・・



途中からは深い雨裂(雨水で掘られた溝)がウネウネと現れて、油断するとすぐ転けます。

その深さや数は以前よりもかなり増えていますねぇ。

しいて言えば逆から登る方がまだ少し走り易いです。



走りきってから猿尾滝方面に左折して、滝を横目で眺めてからさらにその先まで。

そこには次の新規開拓ルート候補があります。



昨年秋にこの反対側からのチャレンジは見事成功したのですが、残るはこの作山側からのアプローチ。

バイクを降りて少し歩いてみると、なかなか穏やかなスタート区間です。




その先にとあるハイカーさんのブログに載っていた難所らしき場所がありましたが、それもそう難しくはなさそうで、道は矢印の方角に伸びています。

地図で見ると道中はわりとこのまま穏やかなようで、問題は稜線付近を横切っている作業道手前が九十九折りになっていて、そこがクリアできるかどうか?

やっぱりここは事前に一度、全線徒歩調査が必要かな。




耀山から登り返すと田んぼの緑が鮮やかで、イナゴがたくさん跳ね回っています♪



耀山ワンダーランドの草原地帯。

一時は伐採の集積場となってしまって荒れていたのですが、僕の大好きな場所が甦りました。




ここはかつての牧場ですが、数年前から未利用となってしまっています。

宝くじが当たったら是非ともこの土地を買い取ってしまいたくなるほどですが、キャンプ場にしたらアクセスも良いし人気が出るかも。



ふと目を奥に向けると、伐採が行われていた時に造られた作業道がありました。

この隣の寺河内は今でも皆伐が広範囲に行われていて、あの好きだった林道も今は見る影がありません。

でもここはそれと違って落ち着いた雰囲気の作業道が奥に伸びています。



もしかすると妙見蘇武線にある、あの小さな出入り口に繋がっているのかも?

この日は途中で引き返しましたが、ここはグループでの探索ネタとしてストックしておきます。



奥神鍋スキー場を経て、県道258号・村岡神鍋林道の東区間を経て神鍋高原に戻ります。



この日の昼食は蘇武の里豆腐店でイートイン。

ゆば、厚揚げ、茄子の辛子和え、生姜ご飯で900円也。

これで足りるの?と思うかもしれませんが、ゆばや茄子は見た目より量があってちょうど良いくらいでした🎵

ご心配なく、動物性タンパク質は夕食でたっぷりと摂っています。



そこからすぐ近くのデポ地に戻り、椅子を出して木陰でコーヒータイム。

空調服も着ていますが、それ以上に木陰に抜ける風が爽やかです。



さあ、これからどうしようかなと思ったのですが、ほど近い床瀬そばのある椒(はじかみ)地区の、以前から気になっていたルートを調べてみようかなとやって来ました。

ところが最初選んだルートは途中から背丈以上の藪で進むことができません。



手前にあった分岐に進み直すと、どうやらこちらが本命の様子。



おおっ、何やらいい感じになってきましたよ🎵



さらにその先ではまた草深くなってきましたが、地図で確かめるとゴールは間近。



舗装林道と合流しました。

とてもショートではありますが、また新たに一本発見できました!



さらに三原地区に向かうこの峠道の頂上を過ぎた辺りに、以前霧が深かった時に入った道があったことを思い出しました。

(専門家によれば、霧深い時の森では熊との遭遇する確率がとても高まるそうですので注意しましょう)


その日はあまりにも視界が悪く、道迷いの危険を感じて早々と撤退したのですが、奥に進むと穏やかな一本道がずっと続いています。



右へ左へと折り返しながら谷に向かって終点が見えないほど続いていますが、これはソロではちょっとヤバいパターン。

迷うことはなさそうですが、もしトラブルが起こったら帰れなくなる恐れがあります。

『ソロで下りの深追いは厳禁!』は、僕ずっとが持ち続けている自分への戒めの言葉です。

もし行き止まりならばあるはずの赤杭も見当たらなかったし、ここはまた探索メンバーと一緒に探ってみましょう。

古道のような趣は無いけれど、また楽しみなネタができました。



もしも出口があればこの辺りかと複数の場所をチェックしましたが、その中で可能性があるとすればこの奥かな?

それにしてもこんな青々としたこの時期の田んぼは、僕の大好きな風景です。

風が吹けばその足跡がサーっと稲になびき、もう少しすれば穂が膨らんできて、秋になれば美味しい新米となるのですよね。



そしてそこから戻る途中に、以前から行きたかった『段』という山奥でもさらに奥にある集落に行って来ました。

ここは記録によれば、この付近一帯が金銀銅の鉱山で栄えた頃に15軒の家があったそうですが、今は廃村となって崩れかけたものも含め3棟ほどの建物が残っています。

海水浴で有名な竹野浜からもほど近いのですが、この地域一帯は江戸から明治にかけては鉱山で隆盛を誇り、なんと遊郭まであったとか。

但馬国領主であった山名氏一族はその豊かな資源による財力で歴代幕府に貢献し、その確たる地位を築いたそうです。



一番状態が良く残っている建物は、おそらく10年近く前までは住む人がいたのでしょう。

玄関扉の横にはお面が飾ってありましたが、子供かお孫さんが作り贈られたものなのでしょうか。




しかしなんともアンバランスだったのは、その集落の真ん中に携帯電話とテレビのアンテナがあったこと。

もしかすると10年どころではなく、ごくつい最近まで住人が居らしたのかもしれませんね。







追記:後日お仲間からこんな映像があるよと教えてもらいました、必見です!



【80歳夫婦の山里日記】稲を刈り、野菜を育て、牛と暮らす…まるで「おとぎ話」のような世界 山中にあるわずか3世帯の集落に住む80歳夫婦の『静かな暮らし』【ギャラクシー賞奨励賞受賞】





地図で見るとこの村から矢次山林道が繋がっていて、どうやらこれがその道のようですが、これは歩きでないと無理かも。



時刻が3時近を過ぎてくると、西日パワーが凶暴になってきました。

今日はのんびり走ってきたのでそれほど体力は消耗していませんが、あまり欲張らずに早めに撤収します。



あまり乗り気ではなく、いわば惰性で来た但馬は今日もキラキラと輝いていました。

山や田畑の緑の美しさは息を呑むほどで感動を覚えます。

おまけに新発見もいくつかあるなんて予想もしていませんでした🎵



このところ営業時間に間に合えば毎回帰りに立ち寄っている羽渕精肉店で、今日は絶品のあの切込(切り落とし)肉よりもさらに安い角切り肉を購入。

300gが1000円以内でこの肉が買えるなんてなんて素晴らしいのよ!

カレーやシチュー用として売られていますが、これってサイコロステーキでもイケるんじゃない?

さあどんなふうに食べようかな🎵


e-MTBで氷ノ山登頂チャレンジ!  7/19

苦楽園4号

電動アシストの自転車というと、ほとんどの人がママチャリタイプのものを思い浮かべると思うのですが、スポーツバイク(自転車乗りは自転車をバイクと呼びます)のそれはもっともっとパワフルで長距離も走れます。

なかには『アガリのバイク』なんて言う人もいますが、いやいや欧米では単独カテゴリーのレースもあり、新たなスポーツとしても定着していて、これまでに無い乗り物のひとつとも言えるのではないでしょうか。

そんな電動アシストのスポーツバイクの中でも、e-MTBはその特性を活かせるカテゴリーで最近では近くの六甲山などの登山道を走る人も多くなりました。

氷ノ山でもエンジン付きバイクやスノーモビルは禁止されていますが、自転車は禁止されてはいません。

当然のことながらマナーやルールは絶対に遵守しなければならないことは、僕自身ハイカーの端くれでもあり、十分に理解はしているつもりです。

以前にこのエリアの登山ガイドを長年されている方ともお話ししましたが、中には違和感を持っている人がいるかもしれないけれど、僕らは好意的に見ているよとおっしゃってくださいました。






さて、そんなe-MTBはTOM'Sが取り扱っているFANTICのものを試乗させてもらったこともあり、僕自身としても以前から欲しかったのですが、なかなか資金不足で実現できませんでした。

ところが最近、宍粟の道の駅など数カ所でモンベルブランド・シマノ製のe-MTBが、リーズナブルな料金でレンタルできることを知ったのです。

ならばとさらにリサーチすると、MTBライダーに人気の氷ノ山坂ノ谷登山ルートがあることが分かりました。

もうこりゃ一度行ってみるしかないでしょ!



集まったのはいつものメンバーの中でも普段から自転車にも乗っている3人と、穏やかフラットメンバーの1人と僕の計5人。

M野さんは自らのトレーニングを課して自己所有のノンアシストです。

KJさんはTOM'Sで購入したFANTICを所有しているのですが、親戚の方に貸出中ということで、今回は同じレンタルを利用です。




4人が借りたのはこのモデル。

モンベル・シャイデックというバイクですが、カタログスペックで見るとHIGH(パワフル)モードで95km走れるとありますが、ノンアシストの倍ほどある車重22kgというのがちょっと不安です。



走り出すとe-MTBに乗るT橋さんやS川さんは『ウッヒョー!』と奇声をあげるくらいパワフルです。



ダート路面に入ってもその感覚は薄れず、アスリートM野さんも流石に遅れがち。

僕自身20年ほどのバイク歴(自転車)がありますが、もう10年以上まともに乗っておらず不安もありましたがまずまずな感じ。



やまめ茶屋から5kmちょっと瀞川氷ノ山林道を走ると『坂の谷登山口』がありここからは登山ルートになります。



最初は植林杉のエリア。

いきなり結構な登りだったので、それを避けて作業道を走りました。



それを過ぎるとブナの森に変化します。

朝方に降った雨が地面を濡らし、それほど太くはない木の根がツルツ滑り思うようなライディングができません。

エンジン付きのバイクならばなんていうこともないギャップでもかなりのテクニックと慣れが必要なようです。

クランクさえ回していればパワーアシストがかかるのですが、それが意外と難しいのです。



『熊の大杉』って枝の上にでも熊の巣があったのでしょうかね?



走れるところは気持ちが良いのですけどねー。

先をゆく3人組は乗車率が高かったようですが、僕は降りて押すことが多くなり体力がみるみる削られていきます・・。



春はスズコの山菜採りで賑わう根曲り竹に覆われたエリアになり、分岐点から三の丸を経由するはずが、若桜方面にしばらくミスコース!

このアップダウンの激しい区間で、さらに僕の体力バロメーターはダダ下がり。



元気な3人はそれでも山頂に向かってかっ飛んでいきます!



三の丸と山頂の距離は2kmほどなのですが、その前に立ちはだかる斜面に僕はついにギブアップ。

KJさんが乗るバイクにはマシントラブルが発生して、パワーアシストが効かなくなってしまい2人で他のメンバーが戻ってくるのを一緒に待つことに。



大ゴケ1回とポテゴケ数回で打撲あり、それに押しが続いて乳酸が溜まり両脚はヒクヒク攣る寸前をドーピングで誤魔化しています。

悔しいけれど、この頃には雲も無くなりガスも晴れて絶景が広がってきました🎵



戻ってきた3人に聞くと、やはり山頂手前はかなりの斜度で、しかもガレていて大変だったそうですが見事にミッションコンプリートでした!

両端の2人はルーザー、中の3人がウイナーです。







帰路は殿下コースの激坂を降り、瀞川氷ノ山林道を往きの時より長く走ります。



いつもよく写真を撮る切り通しポイント。

何度も走っている馴染みの林道でも、自転車で走るとまた違った良さを感じられました。



最後の最後でS川さんがパンクするというアクシデントもありましたが、みな無事にデポ地に戻りバイクを返却しました。

規定の5時間プラス1時間ほどオーバーで延滞金が発生してトータル5000円。

高いと思うか安いと思うかはその人次第でしょうが、僕は十分にリーズナブルと感じて存分に楽しめました。

(参考までにアップ神鍋のダウンヒルコースでは、コース代1日4400円とレンタル料10000円かかります)

山頂付近は涼しい風が吹きじっとしていると寒いくらいでしたが、下界に降りるとやはり暑くて、はが名物のリンゴソフトクリームが五臓六腑に染み渡ります🎵



とまあ、そんなe-MTBツーリングは残念な部分はあったもののとても楽しく終わりました。

今回はいきなりハードなルートを選びましたが、この周辺エリアにはもっとたくさんのフラット林道や穏やかで絶景な登山道もあるので、それを楽しむのも大いにアリだと思います。

ちなみに今回利用した道の駅はがの担当者は、とても親切で良い方なのでおすすめです。

資金に余裕さえあれば自分でも1台所有したい e-MTBですが、その思いはさらに強まりました。

あ〜物欲が止まりません・・


麻薬中毒リハビリテーションツーリング 7/12

苦楽園4号

ブログは1ヶ月以上のご無沙汰でした。

今年は春からの新ルート開拓で大きな成果を連続して出てすことができ、正直ちょっと燃え尽き症候群的なところがあります。

オフロードバイクに乗り始めた頃は避けていたジャンルでしたが、一旦そのカ・イ・カ・ンを知ると止められない刺激と麻薬的効果があります。

尚かつ3週間前に乗った時には今日と同じくのんびりするはずが、トラブルとガス欠で炎天下の舗装路でしたが2km以上を押して歩く苦行を強いられてしまいました。

後日トラブルの方はなんとか直すことができ、今度こそ久しぶりにのんびりと、フラット林道を走って香住に美味しいものを食べに行くというこの日の軟弱プランです。


神鍋高原のいつものデポ地に着くと、今日はいつもの過激派メンバーは見当たらず、とんぷすさんひとりが来ていてラジコンで遊んでいるところでした。

彼は以前たまたま出会った人ちをアテンドして走るということで、僕は予定通りソロでスタート。



まずは万場からスタート、このところ但馬はほとんど雨が降っていないそうで路面はカラカラです。




ゲレンデ中間点のところに、今まで気がつかなかった道があったので入ってみました。



道はすぐに途切れましたが、なんとなくその先も進んでいけそう。

方角的には旧名色スキー場に向かっているので、これが繋がったら面白いけれど無理かなあ?



高度を上げていくとガスや雲がかかって天然ミストシャワーが優しく降り注いでいます。

陽射しも無いので涼しく感じて、身体的にはとても楽で7月とは思えないほど。



妙見・蘇武線は万場と展望台の区間が工事中ですが、土日は休みで通ることに問題はほぼありません。

金山峠から耀山ワンダーランドに入ってちょっとお遊び。




普通ならばそこから用野和佐父を使うところですが、昼飯のタイミングを考えるとそこはパスして宮神山田に進みます。



ここは2年前の台風直撃で大きな被害が出ましたが、予想以上のスピードで復興しています。

7、8年ほど前にも一度復旧工事で通行止めが解除された時には、ザクザクの深いバラスが撒かれて閉口しましたが、今回は小粒で締まった仕上がりです。



路肩が大きく崩落した箇所もビックリするくらい綺麗に直っています。

しかも法面をコンクリートで固めたのではなく、時間が経てば草が生えてくるネットで仕上げてあり、コストも削減できているようです。



同じ場所を反対側から撮影したのは昨年の4月。

エトスデザインの近藤会長&社長などとご一緒した時のものです。



そしてプラン通りの時間に香住に到着。

夏の日本海は凪の日が多いのですが、この日は大陸からのカラッとした風が吹きとても心地良くまるで秋のようでした🎵



そしてそして今日一番の楽しみはこの刺身定食!

裏メニューで炙り丼のネタに変更してもらうとさらに旨さが炸裂!!(お値段620円増し)

今日の小鉢はイワシのフライとサバの南蛮漬けなのですが、この店の南蛮漬けがこれまた最高なんです。



ただ仕方のないことは分かっていますが、この香住一帯でもこの2年間でかなりお値段が上がりました。

以前はこの海鮮丼もたしか1600円くらいだったのですけどね。



食後のルーティーンは浜辺でコーヒーと昼寝。

風が強いので波も高く、泳ぎに来ていた家族連れもすぐに他の場所に移動して行きました。



村岡に向かって引き返す途中、これまたルーティーンの川遊び。

3週間前は鮎の解禁直後で釣り人も多かったのですが、あまり釣果が上がらなかったのか、すっかりとその数は減っています。


遍照寺の前を通過して池ヶ平へ。

桔梗の花が美しいことで有名なお寺ですが、今がその見頃だったそうで寄って見れば良かったな。

それにしても路面は本当にカチパンで滑る滑る!



熊谷から竹田甚白に行こうかなと思ったけれど、そのまま本谷へと。



いつもならば鮮やかなグリーンカーペットも、やはり水不足のせいか元気がありません。



でも走りやすさはこちらが勝り、風景を楽しみながらのんびりと下ります。



県道に戻り矢田川沿に進むと、河原脇に小径を発見。



写真を撮っていたら、バイクにナキイナゴが止まっていました。

顔を近づけてもまるで逃げないので、そっと手をやりススキの葉に戻してあげました。



この辺りの河原も良い感じですが、降りられるところは釣り人がいるので遠慮します。



村岡から蘇武岳トンネル方向に向かい、その手前から粟ケ尾林道に進みます。



するとその途中でとんぷすさんグループと再会。

お友達の一人はCRF250Lでタイヤがオン寄りのものだったので、かなり途中で苦労されたそう。



また後で デポ場所で会いましょうと別れ、ひとり奥神のトップに行き、そこから下りながら帰ろうかと思っていたら濃いガスに覆われてな〜んにも見えません。



しばらくすれば晴れるかなと思いながら、時間潰しで林間で軽くトライアル練習。



30分くらい待ってもまるで晴れないので、仕方なく往きと同じ万場を下って神鍋山周回路に。

ここは古い桜の木が並んでいるので、春はきっと綺麗だろうな。



最後は神鍋山からの風景でフィナーレとします。



標高が200 mほど違うとガスもまるでありません。



デポ地に戻ると先に着いていたとんぷすさんと情報交換。

僕のTRSにも乗ってもらってトライアル車の良さもアピールしておきました。

彼は先日手持ちの1台を手放し、現在次の候補を熟慮中とのこと。

そういう時がまた楽しいんですよね、ウラヤマシー。



帰りは今日も寄り道で羽渕精肉店に。

前回は100g650円の焼肉用のミックス部位を買ってとても美味しかったのですが、その半値以下で売られている『切込』(いわゆる切り落とし)がとてもリーズナブルで美味しいというので楽しみにしていました。



見た目も新鮮そのもので美味しそう!!

もちろん冷凍していない、むしろ特別な冷蔵庫に保管された黒毛和牛(もしかすると但馬牛)なのに、お値段100g300円という超破格値です。



明日以降の夕食にと思っていたのですが、この肉を見たら我慢できなくなって、帰ってから野菜とたっぷりのニンニクを加えて『スタミナ牛丼』にささっと仕上げました。

う〜ん、これは想像を超える素晴らしさ!

まだ肉は2/3以上残っているので、次はどんなレシピで食べようかな🎵

これ大きさは不揃いですが、すき焼きにしてもきっと美味しいこと間違いなしです。

もうこれだから、やっぱり但馬通いはやめられません。


思い続ければいつか叶う夢の世界へ 6/7

苦楽園4号

ゴールデンウイークが明けてから、本来なら一年のうちベストなバイクシーズンにもかかわらず、土日週末は雨というパターンが続いていました。

おかげで楽しみにしていたグループツーリングもひとつキャンセルとなってしまいましたが、それ以外も家でダラダラしていたわけではなく、相変わらず県北部の但馬通いを続けていたのです。



そのうちのひとつは前回解明できたと思っていた、城崎周辺の新ルートのさらなる拡大開拓も。



これは350km以上も離れた浜松から、弾丸日帰りで走りに来てくれた良き友に向けて、スペシャルルート設定と確認のために歩いて調べておきました。




ここは既存の林道の途中から尾根に取り付き、その先にあるふたつの作業道からまた尾根の獣道で繋ぐ素晴らしいルートが完成して、当日一緒に走るととても喜んでもらえました。

ただ諸事情でこの日は画像をほとんど残しておらずブログにはできません。

また別な機会で行った際は皆さんにも公開します。



そしてもうひとつは一昨年からチャレンジしていた古道の調査。

昨年も同じエリアを歩いて調査していたのですが、その時のルートはバイクではあまりにも難易度が高く諦めていました。

ところが新たな情報をキャッチして、それとは別のルートならばバイクでも行けるのではないかと確信に近いものが浮かんできたのです。





どうしてそこまでこだわるのかというと、まず『古道』というそのものの魅力です。

有名なところでは熊野古道のように巡礼のためだったり、あるいは地方の特産品の流通の道だったりするわけですが、それ以外にも現代の道ができる前の、村と村を繋ぐ生活道が但馬には多く残っています。

そのほとんどは、よくまあこんな険しいところを歩いて越えていたなあと思うことがしばしばで、昔の人の生活ぶりや苦労を想像すると頭が下がります。

さらに細かく調べていけば、これまで知らなかった色々なことが浮かび上がってきて、知的好奇心も刺激を受けます。

そんな昔の様子を想像しながら歩いたり、あるいはバイクで走ったりするのが本当に楽しいのです。


そしてもうひとつの魅力は、地形図から走れそうなルートを自分で判断しプランを立て、現地に行けば微かな古道の跡を追い、方向を見極めて走ることです。

ラリーは主催者からマップを受け読み取り、それに従って走るのでしょうが、これは全て自分たちで始め、切り開き、そして完結するものです。

何かのきっかけで調べ始め、時間をかけて周到に準備し、何度も失敗の回数を重ねて走破できれば、それは経験したものだけが知る至高の悦びなのです。



さて、そして約1ヶ月ぶりにいつものメンバーが集まりました。

この日のプランはいつもの神鍋高原のデポ地から、どちらも入り口まで5分で行けるふたつの古道のチャレンジです。

どちらを先にするか迷いましたが、より難易度の高い『小城越(こじょうこえ)』からで、しかもK川さんの提案で下りルートではなく、さらに困難が予想される登りルートと決定。

これは稲葉(いなんば)地区と今は廃村となった小城を結ぶ道です。


小城についてのレポートです

https://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1400630800550/files/2014kojyoutsuioku.pdf


注:少し離れたところに同じような地名で『小代越(おじろこえ)』と言う場所が鉢伏山と氷ノ山の中間にありますが、それとはまるで別の場所です。



そうとなると、取り付きの渡渉からのガレ登りというスタートです。

鳥取のY本さんはトライアルIBの腕なので余裕のライディングでしたが、僕は朝イチどうも身体に力が入らずボロボロのスタートで、この先一体どうなることかと不安な出足でした。

ヘルプを受けながらわずか数10メートル進んだだけで、この日の体力の8割を使い果たした気分・・



それでもやはりその森に抱かれると、僕だけでなく誰しもがその美しさにテンションが上がります🎵

杉や檜の植林帯とは別世界の広葉樹の新緑の素晴らしさは、この國に残された大いなる自然遺産です。



いくつかの小さなピークを繋ぎ、鞍部(谷間の平らな区間)と尾根を過ぎていきます。

斜度があるところは明確に道の跡があるのですが、鞍部になるとそれは消えてしまい、先日自分で付けておいたマーキングが役立ちます。

(ご注意ください、慣れない人が踏み込むと、ここはまず間違いなく迷います!)



ひとりで歩いてきた時も感激しウットリとしたこの尾根区間には、他のみんなも感嘆の声を上げていました。

オフロードライダーでもそんなことには無頓着の人もたまにいますが、やっぱり価値観が同じということが大切なのです。





『こんなに雰囲気が良いのなら、お昼の食べ物と飲み物を持ってくるんだったね』なんて言ってくれる人もあり、そうだよな、それも良かったなあと思いながら腰を上げてさらに進むと、以前2度目のチャレンジで来ながらも、渋々引き返したポイントまでやって来ました。



その時はまだ情報不足で、今回来た道を逆に下るとどうなるか分からず諦めていたのです。

でもここからこの先の北側はすでに往復で走っていたので安心してゴールに向かいます。



そして遂に足掛け3年、歩きでのリサーチ2度とバイクでのチャレンジ3度目にして、ようやく全線突破できました🎵



距離にすれば5km弱というところですが、費やした時間は3時間近く・・

体力的には本当に疲れましたが、とても濃密で素晴らしい時間でした。



嬉しさを噛み締めながら、昼食には『蘇武岳の里・豆腐店』でのお惣菜で腹ごしらえ。

揚げがんも、おからのコロッケ、ゆば、白あえに豆ご飯というヘルシーな組み合わせ。

見た目はとても地味ですが地元では人気の店で、田んぼの真ん中にある立地環境にも関わらずお客さんが絶えません。



そして午後からは太田地区から大岡山に抜ける古道に挑みます。

ここは本来は床瀬そばで有名な椒(はじかみ)地区に繋がる古道なのですが、途中からその道を外れて尾根を登ると、昨年開拓した大岡山周回路に抜けられることが、やはり先月の徒歩調査で分かったのです。

以前にバイクで来た時はこちら側からも、また反対側からも途中から道が不明瞭になって撤退していたのですが、今回はそれを繋ぐのが目的です。



こちらは午前のエリアと違い針葉樹が多くなり、大袈裟に言えばモノクロームに近いような雰囲気。

これが広葉樹だと総天然フルカラーといった感じになりますが、この時期の杉や檜の香りは大好きです。



それでも所々には広葉樹もあり、峠の頂上には日本海から吹いてくる涼しい風が通り過ぎていきます。



この日は三日ほど前から雨が降っておらず、トラクションはしっかりとかかるので以前よりも楽に周回路と合流できました。



その周回路にはいくつかのセクションが待ち構えていて、そのひとつはこの崩落区間。



もうひとつは複雑に倒木が絡まったこのセクション。

直前の整備の後にアンダーガードをつけ忘れたと言うT橋さんがちょっと苦労していました。



そんなこともありながら、その周回路の支線奥から、今は閉鎖された森林公園に下るルート(ここも事前に徒歩調査済み)をみんなで確認して、次回来た時のためにあれこれ道を整えてこの日は終了。

本当は実際にここを下るつもりでしたが、K川さんは難ルートはあくまで登りでクリアしてナンボという考えのようで、チャレンジは次回に持ち越しです。

この時すでに夕方5時に近づきつつ、僕の体力も底をつき始めていたのでラッキーだったとも言えます。


最後は周回路に戻り、旧大岡寺参道を河江地区に下り、超フラットの頃垣林道を走ってデポ地に戻りました。

1日での行動半径はおよそ20kmほど、林道・作業道はたったの計4本ですが、限りなく濃密で最高に楽しい1日でした🎵


Y本さんはお昼から別行動で画像無しですが、ここであらためて本日のメンバー紹介。


この夏もアジアクロスカントリーラリーに挑むスピードスターS川さん。


実質的リーダー、ハスク450を操りどこでも臆することなく突き進むK川さん。

ナビゲーション能力もピカイチで助けてもらっています。


バイクだけでなく、ウインタースポーツでも相棒役になってくれるT橋さんは気遣いのヒト。

独特の話術にはみんな引き込まれます。


アスリートで3000m級の山へもしばしば登るというM野さんは、いつも献身的なヘルプでお世話になっています。


久しぶりの参加のU田さんは穏やかな性格でムードメーカー。

長身で足の長さがウラヤマシイ!


フラット林道絶景ポイント巡りはソロで走るのが好きですが、この日のようなルートではチームワークが欠かせません。

同じ価値観を持ち、感動を共有できることがより楽しさを増してくれます。

皆さん、お付き合い本当にありがとうございました。



そんな仲間に恵まれて、今回も僕自身の小さな夢を叶えることができました。

僕は年齢からもこの先そう長いこと一緒に走れることは叶わないかもしれませんが、これらの開拓したルートを引き継いでもらい楽しんでくれたら大満足です。


様々な歴史と文化、豊かな自然に包まれて、誰にも邪魔されずバイクと過ごす時間が持てるって、本当に贅沢なことですよね🎵


遂に全容解明した謎の道 豊岡編 5/10

苦楽園4号

今シーズンのグループツーリング豊岡編第二弾。

天気が心配されていたのですが、雨も未明に上がりました。

今日のメンバーは全部で5人、みんな速いのでちょっと心配なワタシ。



さあ出発というところでS川さんのバイクがトラブル発生!

クラッチが切れなくなったということですが、サクサクとエア抜きを済ませて無事にリスタート。

そのあたりは海外ラリーでも実績あるのでサスガです。



今日の始まりは『鋳物師戻峠旧道』の走破です。

ここは今はトンネルがあり使われていませんが、かつては城崎温泉方面と竹野や香住を繋ぐ重要な道だったそうです。


鋳物師とは遠く奈良時代や平安時代にや鉄を使い仏像や梵鐘を造る技術者たちを言う。

仏教が広まると同時に各地に呼ばれ、シンボルである仏像や、鐘を造り活躍した。
昔、京から当地を通りかかった鋳物師が山中の大岩の下を通ろうとしたところ突然、地震が起こり、ゆらゆらと大岩が揺れていた。

怖くて先にいけず、来た道をまた戻っていったという謂れである。

推定15~16トンもあるとされる大岩・奇岩が峠の途中にある。


説明文と下の画像はネットから拝借



スタートは城崎温泉側からのつもりでしたが、いきなり難しそうな渡渉をしなければならず、その先もM野さんに徒歩調査してもらうとあまり芳しくはないとのこと。

いきなり渡渉ってどうよ?・・な雰囲気になったので反対の竹野側からに変更しました。



すると幅員はそこそこあって路面も走りやすいのですが、やっぱり倒木は多いようです。

まあそれは前もって情報は仕入れてあったので想定内ですが。



それにこの辺りはさほど太い倒木ではないので、まずまず着実に進みます。



しかしやはり新しい林道や作業道とは違い、古くしっとりと落ち着きのある道というのはやはり良いものですね。



根本側から越えられるところはなるべく倒木もそのままでクリア。



太い倒木が並んで奮闘するS川さんと、それを撮るT橋さん。

しかしだいぶ頑張ったのですが時間は刻々と過ぎていき、12時をまわり腹も空いてきたのでここで撤退をすることに。

でもせっかくだからとその先を調べてみると、もうひとつのルートと合流しました。



そのルートはお寺の境内から入り、階段もあるそうなのでバイクでは御法度。

けれどもこちらは整備されているのか、倒木も無く綺麗な道で、走ってみたくてムズムズしました。



そんな気持ちをグッと堪えて、風と通しの良い東屋で下山前にひと休み。

すぐそこに竹野浜が見えています。



その竹野浜の料理屋で食事をしたかったのですが、満席で入れずに城崎温泉に引き返して、また前回と同じ店に入りました。

僕の選んだのは、今シーズン初めての『白イカの刺身』。

ゲソはさっと湯通ししてあり、さらに甘みと旨みがアップしています。



もうひとつは『アンコウの唐揚げ』。

これがとても美味しくて、ボリームがありたったの900円!

他のみんなに2切れづつ食べてもらっても、充分に食べ甲斐があって大満足🎵



さて午後の部は前回途中で時間切れになって断念した謎の道の解明です。

国土地理院地図でも、このGoogle Mapの画像でも出入り口がどうしても解らないので気になって仕方ありません。



前回ではⒶから進み㋐からは県境の尾根を進みましたが、その先で難所があり時間切れとなりました。

その後、分岐まで戻ってから、以前に僕が徒歩で調査していた㋑のポイントに横たわる2本の倒木をみんなで確認して一旦終了。

今回は最も謎の道と繋がっている可能性が高いそのⒸの林道からスタートしました。



まずはこの厄介なダブル倒木です。



横に流れる沢に降りてかわすことも検討しましたが、やはり今後のことも考えて最低限担いででも超えられるように、1本を上から下からK川さんと僕がギコギコと。



その先では尖った浮石が厄介な区間。

こうした条件で2スト低排気量クラスは苦労していますが、僕のトライアル車では低速トルクがあるので助けられます。



雨上がりで朝のうちは湿気も多くバテ気味にもなりましたが、だんだん乾いた風が吹いてきてまだ爽やかな季節です。



倒木を越えたりエスケープしながら進むと・・



GPSで確認すれば遂に謎の道に達しました!

秘境感抜群で風景の開けた場所もあり素晴らしい道です🎵

(でもみんなに遅れないように画像は撮れず)



そして途中からその道を外れて㋒の青い区間の稜線に入りました。



このエリアでは珍しくシダに覆われたエリアに着くと・・



そこからは美しい久美浜湾と小天橋が眺められました🎵



ここからはナビゲーション能力が試されますが、それはK川さんの大得意部門。

S川さんとの徒歩リサーチと組み合わせて、㋐とのジョイントにも成功です!!

その影には草に厚く覆われた踏み跡を見つけたふたりと、走れるように整備したみんなの努力もありました。



大活躍のK川さんでしたが、こんなトラップにかかりもがいています。

害獣避けのネットは芯が金属なので絡むと大変なんですよね。



注意‼️

今回は地図も出していますが、このルートは慣れていない方にはとても危険です。

僕自身も全ルートをソロで行けと言われたら断るくらいの難易度です。



そしてその後はⒶの林道から無事に下山して大満足の僕でアリます。

結局はループで同じ場所に戻りますが、変化に富み雰囲気抜群のルートが完成しました!


何度も書いていますが、このメンバーとの探索や新規ルート開拓は本当に楽しい🎵

フラット区間を走る時はあっという間に置き去りにされますが、アトラクションが多い場所ならばなんとか付いて行けるようにもなりました。

それにはTRRS XTRACKの性能に頼るところも多く、このバイクに慣れてきたということもあります。

航続距離の短さを除けば、僕にとってXTRACKは山遊びには最高の相棒です。

最良のメンバーと最高のバイクに恵まれて、腕はともかくちょっとエラそうに言えば、僕のオフロードバイクライフは『円熟の境地』ってやつかな。