この日いつものメンバー達は所用で不在。
普段は僕らより先に集まっているロードバイク(自転車)のグループの方達の姿もなく、いつものデポ地は閑散としていました。
まあそもそも前日はお隣の福知山が日本で最高気温を記録したそうだし、この日の豊岡市の予想気温も39度だったので当たり前かもしれません。
僕も新規開拓ルートを歩いて調査しようかと思ったのですがそれも気が進まず、これといって行きたい所も無いまま思いつきで走ろうとやって来ました。
ところでこの秋にモトラッドが神鍋高原をベースとする初めてのイベントを企画して、僕もちょっとだけお手伝いをする予定なのですが、コンテンツでは林道ツーリングもあり、その候補ルートを少し試走しておこうかと思いながらスタートです。
ここは作業道羽尻線、羽尻と金山峠と結ぶロングダートです。
その途中にある蘇武岳登山口からすぐの所ですが、僕の大好きなポイントなんです。
こちらは同じポイントで昨年の11月に撮影したもの。
紅葉黄葉が本当に美しく毎年欠かさず訪れています。
朝から気温は高くても木陰に入れば爽やかです。
もっともこの辺りで標高は800mくらいはあるしね。
この羽尻線はジキルとハイド。
羽尻側は結構荒れていて走るのには少し緊張します。
軽い崩落が2箇所あって、もしフラットツインのビッグオフが走るとしたら、かなりの腕前が必要となるのでは。
あまり展望が開けたところが多い道ではありませんが、木立の間から見える空はすっかり夏景色。
一昨年の台風で大きな崩落があり昨年はまるで走れませんでしたが、その工事も終わって金山側はスーパーフラット。
数年前にここを1人で走っていたら、対向車のバイクがブラインドコーナーでこちらのインに突っ込んできて危うく正面衝突寸前。
実はそのライダーが、今はよく一緒に遊んでいるDさんだったと知ったのは最近のことで、『実はアレ僕でした』と聞いた時は大笑い!
皆さん、飛ばせる道でもキープレフトは忘れずに。
最近でも北海道の林道で事故があったとニュースになっていましたね。
そして舗装林道妙見蘇武線を跨いで日影金山に入ります。
個人的にあんまり好きな道ではないので、ここに来るのもかなり久しぶり。
ここもやはり金山峠側は穏やかでいいんですけど・・
途中からは深い雨裂(雨水で掘られた溝)がウネウネと現れて、油断するとすぐ転けます。
その深さや数は以前よりもかなり増えていますねぇ。
しいて言えば逆から登る方がまだ少し走り易いです。
走りきってから猿尾滝方面に左折して、滝を横目で眺めてからさらにその先まで。
そこには次の新規開拓ルート候補があります。
昨年秋にこの反対側からのチャレンジは見事成功したのですが、残るはこの作山側からのアプローチ。
バイクを降りて少し歩いてみると、なかなか穏やかなスタート区間です。
その先にとあるハイカーさんのブログに載っていた難所らしき場所がありましたが、それもそう難しくはなさそうで、道は矢印の方角に伸びています。
地図で見ると道中はわりとこのまま穏やかなようで、問題は稜線付近を横切っている作業道手前が九十九折りになっていて、そこがクリアできるかどうか?
やっぱりここは事前に一度、全線徒歩調査が必要かな。
耀山から登り返すと田んぼの緑が鮮やかで、イナゴがたくさん跳ね回っています♪
耀山ワンダーランドの草原地帯。
一時は伐採の集積場となってしまって荒れていたのですが、僕の大好きな場所が甦りました。
ここはかつての牧場ですが、数年前から未利用となってしまっています。
宝くじが当たったら是非ともこの土地を買い取ってしまいたくなるほどですが、キャンプ場にしたらアクセスも良いし人気が出るかも。
ふと目を奥に向けると、伐採が行われていた時に造られた作業道がありました。
この隣の寺河内は今でも皆伐が広範囲に行われていて、あの好きだった林道も今は見る影がありません。
でもここはそれと違って落ち着いた雰囲気の作業道が奥に伸びています。
もしかすると妙見蘇武線にある、あの小さな出入り口に繋がっているのかも?
この日は途中で引き返しましたが、ここはグループでの探索ネタとしてストックしておきます。
奥神鍋スキー場を経て、県道258号・村岡神鍋林道の東区間を経て神鍋高原に戻ります。
この日の昼食は蘇武の里豆腐店でイートイン。
ゆば、厚揚げ、茄子の辛子和え、生姜ご飯で900円也。
これで足りるの?と思うかもしれませんが、ゆばや茄子は見た目より量があってちょうど良いくらいでした🎵
ご心配なく、動物性タンパク質は夕食でたっぷりと摂っています。
そこからすぐ近くのデポ地に戻り、椅子を出して木陰でコーヒータイム。
空調服も着ていますが、それ以上に木陰に抜ける風が爽やかです。
さあ、これからどうしようかなと思ったのですが、ほど近い床瀬そばのある椒(はじかみ)地区の、以前から気になっていたルートを調べてみようかなとやって来ました。
ところが最初選んだルートは途中から背丈以上の藪で進むことができません。
手前にあった分岐に進み直すと、どうやらこちらが本命の様子。
おおっ、何やらいい感じになってきましたよ🎵
さらにその先ではまた草深くなってきましたが、地図で確かめるとゴールは間近。
舗装林道と合流しました。
とてもショートではありますが、また新たに一本発見できました!
さらに三原地区に向かうこの峠道の頂上を過ぎた辺りに、以前霧が深かった時に入った道があったことを思い出しました。
(専門家によれば、霧深い時の森では熊との遭遇する確率がとても高まるそうですので注意しましょう)
その日はあまりにも視界が悪く、道迷いの危険を感じて早々と撤退したのですが、奥に進むと穏やかな一本道がずっと続いています。
右へ左へと折り返しながら谷に向かって終点が見えないほど続いていますが、これはソロではちょっとヤバいパターン。
迷うことはなさそうですが、もしトラブルが起こったら帰れなくなる恐れがあります。
『ソロで下りの深追いは厳禁!』は、僕ずっとが持ち続けている自分への戒めの言葉です。
もし行き止まりならばあるはずの赤杭も見当たらなかったし、ここはまた探索メンバーと一緒に探ってみましょう。
古道のような趣は無いけれど、また楽しみなネタができました。
もしも出口があればこの辺りかと複数の場所をチェックしましたが、その中で可能性があるとすればこの奥かな?
それにしてもこんな青々としたこの時期の田んぼは、僕の大好きな風景です。
風が吹けばその足跡がサーっと稲になびき、もう少しすれば穂が膨らんできて、秋になれば美味しい新米となるのですよね。
そしてそこから戻る途中に、以前から行きたかった『段』という山奥でもさらに奥にある集落に行って来ました。
ここは記録によれば、この付近一帯が金銀銅の鉱山で栄えた頃に15軒の家があったそうですが、今は廃村となって崩れかけたものも含め3棟ほどの建物が残っています。
海水浴で有名な竹野浜からもほど近いのですが、この地域一帯は江戸から明治にかけては鉱山で隆盛を誇り、なんと遊郭まであったとか。
但馬国領主であった山名氏一族はその豊かな資源による財力で歴代幕府に貢献し、その確たる地位を築いたそうです。
一番状態が良く残っている建物は、おそらく10年近く前までは住む人がいたのでしょう。
玄関扉の横にはお面が飾ってありましたが、子供かお孫さんが作り贈られたものなのでしょうか。
しかしなんともアンバランスだったのは、その集落の真ん中に携帯電話とテレビのアンテナがあったこと。
もしかすると10年どころではなく、ごくつい最近まで住人が居らしたのかもしれませんね。
追記:後日お仲間からこんな映像があるよと教えてもらいました、必見です!
【80歳夫婦の山里日記】稲を刈り、野菜を育て、牛と暮らす…まるで「おとぎ話」のような世界 山中にあるわずか3世帯の集落に住む80歳夫婦の『静かな暮らし』【ギャラクシー賞奨励賞受賞】
地図で見るとこの村から矢次山林道が繋がっていて、どうやらこれがその道のようですが、これは歩きでないと無理かも。
時刻が3時近を過ぎてくると、西日パワーが凶暴になってきました。
今日はのんびり走ってきたのでそれほど体力は消耗していませんが、あまり欲張らずに早めに撤収します。
あまり乗り気ではなく、いわば惰性で来た但馬は今日もキラキラと輝いていました。
山や田畑の緑の美しさは息を呑むほどで感動を覚えます。
おまけに新発見もいくつかあるなんて予想もしていませんでした🎵
このところ営業時間に間に合えば毎回帰りに立ち寄っている羽渕精肉店で、今日は絶品のあの切込(切り落とし)肉よりもさらに安い角切り肉を購入。
300gが1000円以内でこの肉が買えるなんてなんて素晴らしいのよ!
カレーやシチュー用として売られていますが、これってサイコロステーキでもイケるんじゃない?
さあどんなふうに食べようかな🎵