苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

テナシウォン TWJ200Lと過ごした1日  11/19

毎年とても楽しみにしている紅葉の撮影ですが、今年はまるでダメでした・・。
まず紅葉のピークが予想できず、色付きもサッパリ。
さらに狙いをつけて取っておいた休日は雨続き。
まあ原因は色々と考えられますが、これも自然を相手にすれば仕方がないことかもしれません。
この画像は昨年のものですが、あらため見て自分を慰めています。
そう、去年は過去最高の年でしたが。



さて、話題を変えて昨日の話です。
先月はテナシウォンに乗るTOM'S代表の吉川さんとご一緒しましたが、実はその翌週には輸入元エトスデザイン会長の近藤さんとウン10年ぶりにお会いして、ご一緒に走る予定だったのです。
その時も近藤さんはもちろんテナシウォンに乗ってこられるはずでした。
ところがその日は天候が悪く中止となってしまったのですが、ご親切な計らいであらためて丸一日テナシウォンをお借りすることになったのです。
そこでいつものメンバーに急遽呼びかけて集まったのは、まこっちゃんと、えでーさん&Kちゃんのペア。



特にえでーさんとKちゃんはテナシウォンの試乗ができることを見込んで、わざわざ広島の全日本トライアル選手権まで行ったそうですが、あいにくとイーハトーブ(歴史あるツートライベント)と重なっていて、広島には展示試乗車は無かったというオチ。
これは有力な見込み客となりそうな予感?



家からだと遠くなりますが、デポ地の但馬牧場公園からスタートすると、走り出してすぐにロング林道『中辻肥前畑線』に入れます。



まず最初のビューポイント。
ここから眺める照木地区の風景は大好きです🎵



前日はかなり冷え込みましたが、この日は朝から快晴で気温も高め。




さらに進んで石碑のある場所まで、テナシウォンをえでーさんに譲り、乗試してもらいながら移動を繰り返します。



ここで写真を撮っていると・・・



大空を大型の猛禽類が4、5羽舞っています!
んっ、これはもしや・・・?



僕がブログを始めるきっかけを作ってくれた一人であり、大親友のmugikoさんに教えてもらった『タカの渡り』であって、上昇気流を利用した『タカ柱』を作ろうとしているのではないのか?


一般的にはタカの渡りは9月から10月が多いそうなので、時期的には遅いかなと思い調べてみると、ハイタカという種類は他の種類とは逆に、この時期に大陸から西日本に飛来して、そこから東日本に移動していくこともあるそうなんです。
それを『逆走するハイタカ属』と呼ぶことを、帰ってきてからさらに調べて初めて知りました。


※参考資料:広島タカの渡り研究会より



タカの渡り?逆走するハイタカ属??




野生動物を見るのは大好きですが、知識不足で果たしてこれが本当にハイタカなのか見分けられません。
もしもお分かりの方がいらっしゃれば教えてください。
ただしこちらのブログのコメント欄はクローズしていますので、
フェイスブック https://www.facebook.com/hideaki.oshima もしくは
X(ツイッター) @rlhide までお願いいたします。


いや、それはただのトビ(トンビ)の群やで、なーんて言われたらションボリですが・・
それにしてもmugikoさんと一緒に見たかったなあ。



他のメンバーはそんなことにはあまり興味が無いので、僕ひとりテンション爆上がりでしたが、そろそろ先に進みます。


ここから遠くに見える扇ノ山周辺の稜線はうっすらと白くなっています。
8月の台風の後、その大雨によってここの路面はかなり荒れていましたが、その後全面的に補修されてほぼフラットに戻っています。
ただ、バラスが流されたり、整地した時に埋もれてしまい、これまでになくマディとなって、ところどころ轍ができてしまっています。


それとこれは又聞きの情報ですが、肥前畑側(南側)の出入り口のところに住んでおられる農家の方から、オフローダーに対して騒音の苦情が出ているそうです。
なにせここはあの『ポツンと一軒家』に選ばれた家のすぐ近くにあるくらい静かな場所です。
ついつい大勢で走ると勢い余ったまま通過してしまい、エキゾーストノイズが大きくなることもあるでしょう。
他の場所でも言えることですが、林道の出入り口には集落や住居があることが多いので、通過する時には徐行、そして住民の方には軽くでも会釈くらいはしましょうね。



そのまま南進するのもアリですが、今日はくるっと引き返すようにして扇ノ山周辺を目指します。



ここは僕の大好きな森のひとつ。
この時期は葉が散り、下草が枯れてしまうので、晴れた日はとても明るく路面はフカフカ🎵



普段は走れないところでも自由自在。
それも軽くて取り回しが良く、パワーもトルクもあるテナシウォンならではでもあります。



もうサイコーに気持ちがいい!!



やはりこんなシチュエーションだとこのバイクのデザインも映えます。



僕だけ楽しんでいても悪いので、他のみんなにも乗ってもらって軽くトライアルごっこ。
まこっちゃんは最近再びトライアルのコンペマシンを購入して楽しんでいるので、乗っている姿もしっくりと、評価はシビアながら率直にしてくれます。



もうススキは終わっているだろうと思っていましたが、まだ結構見応えがありました。
やっぱり不思議な今年の秋です。



小高い場所から眺める、さっき走っていた中辻肥前畑林道とその山並み。
この風景は何度見ても見飽きることがありません。




不思議といえば、この秋はうろこ雲やひつじ雲、いわゆる秋の雲を見ることがほとんどありませんでした。
そのせいか、燃えるように鮮やかな夕焼けも一度も見ることが無かったのです。
これから来る本格的は冬はいったいどうなるのでしょう、暖冬か大雪か?



でもそれを温暖化のせいだとかなんだとかと言うつもりはありません。
SDGs?継続可能な?まったくいかがわしい言葉です。



このあたりは真冬になると一面大雪原と変わります。
もうすぐその季節がまたやって来ます、その時はスノーシューに履き替えてきっとまた訪れますよ。



草原の所々にあったこの木には赤い実がたわわに成っています。
ナナカマドではないだろうし、この木の名前はなんだろう?



お題は『松の木のほとりに佇む美人ライダー』(ゴマスリ)



そこからさらに登山口近くに進むと、日陰の区間は思っていた以上に雪が積もっていました。



ただこの辺りは舗装林道なので、この程度の積雪は最も厄介で慎重に走らなければなりません。
もっと深く積もっていればむしろまだ良いのですが、これくらいでコケると下の路面が舗装で硬いので怪我やトラブルに直結してしまいます。



これが土の上となればもう安心!
ただトライアル用タイヤだとあまりグリップしませんけれどね。
逆にそれが楽しさに変わります♪



はるか遠くには鳥取の市街地も見渡せます。



安心のフィールドで試乗するKちゃん。
『楽しい〜🎵』を連発しています。



今まで気がつかなかったミニ滝。
この日は名所シワガラの滝も霧滝も駐車場に一台の車も停まっていなかったけれど、こんな日に行ったらどんなに素晴らしかったことでしょう。
残念ながら、どちらの滝もバイクのオフロードブーツを履いては行けない場所なんですよね。



昼食は9号線沿いの光楼という中華屋さんに初めて入って食べました。
(画像は撮り忘れ)
ちょっとメニューは偏っていて、場所の割にはお値段高めでしたが、味はとても良かったです。


その後走った竹田甚白細見線は崩落と倒木ができていましたが、どちらもさほどの苦労はなく通過できます。






そこからも、さらに坂本林道をバイクを交換しながら走ります。



それゆえに僕はえでーさんのシェルパや、まこっちゃんのトリッカー、KちゃんのシェルコTYと次々に乗り換えるという、こんな日は初めてのことでした。



さらにさらに千谷作業道〜草太林道〜塩山中辻林道とラストスパートをかけるように走り。





最後はまた中辻肥前畑線の本線に途中から合流してこの日を終えました。



僕はバイクインプレッションで、やれサスがどうとか、エンジンフィールがどうとかと書くのはまるで苦手です。
近日発売のダートスポーツに試乗記事が載るそうなので、興味がある方はそちらをご覧ください。(丸投げw)


こんな僕が言えることは、ただ『このバイク乗っていて本当に楽しい🎵』
そしてタンク容量がトライアル車としてはたっぷりで、燃費も良く満タンで250kmはヨユーで走れるので日曜日にGSが閉まっていても安心!
その2点にとどめておくことにします。



月曜日にはエトスデザインに返却をしたのですが、ずっとこのまま僕のガレージにいてくれたら理想的だったんですけどねぇ・・。
国産オフロードバイクの選択肢がほとんど皆無に近い今、この存在はとても貴重だと思います。



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