苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

城崎の生活古道、今度こそ最終編? 5/30

苦楽園4号


今回もまた城崎エリアのリサーチトレッキングです。

前回グループで走った時に浮き上がった課題を、あらためてクリアするために行ってきました。

バイクツーリングの記録を楽しみにしてくれている方には申し訳ないのですが、この内容はほとんど仲間向けの報告リポートと言っても良いでしょう。

以前はある程度調べたら、あとはイッパツ勝負みたいにしていましたが、何せ古道や廃道は大雨や台風が一回来るだけでも大きく様変わりしてしまいます。

実際に仲間を案内して行ってみると、入り口からほんの少し走っただけでジ・エンドなんてことも何度もありました。

まあそれが当たり前でもあるのですが、毎回それでは愛想を尽かされそうなので、自分の新鮮さは二の次にして、事前調査は徹底的に行うようになりました。



今回もやはり久美浜側からのスタートですが、前回よりもさらに奥のどん詰まり、旭漁港からのスタートです。

小さな入江は美しく、豊かな藻場が広がっていました。


その最奥から谷間を進むと軽トラでやっと通れるくらいの道がありました。



当然の如く、ここでも倒木が出迎えてくれます。

左側は耕作放棄地のようなので、エスケープも可能です。


一旦道は細くなり、枯れ葉で覆われたキャンバーになりました。



しかしまたしっかりとした道に戻りましたが、地理院地図ではこのあたりで実線が切れています。



その先は歩きやすそうな地形と地図を照らし合わせ、そしてGPSで現在位置を確かめながら進むのみ。

これ、慣れないと度胸が要ります。



そして僕の腕では難しそうな急斜面やキャンバーをいくつか越えていきます。



ただ意外に距離は感じないまま、なんとか前回走ったルートに合流できました。

目印をしっかりと付けておいたので、もしも僕のいない時に行くことがあれば参考にしてください。

繰り返すと、この方向で登りはかなり難易度高めですが、下りならば僕でも走れそうでした。



そのまま尾根道を南下して田結峠のてっぺんに到着です。

前回は西に向かって田結湿原に出ましたが、今回は東に戻り蒲井漁港に向かいます。



ここは昨年バイクで走ってから2回目ですが、なかなかマニアックで面白い道です。



特にこんなスイッチバックがいくつかあって萌えるんです。

この日はドライコンディションだったから良いですが、ウエットで登りだったら結構大変でしょう。



ここも高度が下がるにつれて倒木が多くなってきます。



平坦な場所になると南側に耕作放棄地が広がってきます。



いい感じの自然のアーケードです。



車種不明の物件ですが50年は経っていないかな?



出口付近では前回走った時よりも倒木が激増です。



それも耕作放棄地を走ることで回避できそうだし、その向こうには舗装路も伸びています。



出入り口にはしっかりとした林道標柱もありました。

しかしこれは左の舗装路のことなのか、それとも右のダートのことなのか?

ともかく久美浜エリアの林道は、どんなにショートでもちゃんと標柱があったりします。



蒲井の美しい砂浜を眺め、海岸沿いの舗装路を旭に向かって歩きます。

遠くには小天橋の長い砂浜も見えています。


旭漁港に着いて、あらためて海の中を観察します。

こうしたホンダワラやカジメの藻場はとても貴重で、『小魚たちの揺り籠』と呼ばれ、外敵から身を守る楽園です。

じっと見ていると大きなチヌものんびりと泳いでいました。

10代の頃は伊豆下田の近辺でよくシュノーケリングをしていたので、こんな風景をみるとまたやりたくなって仕方がありません。



これがここまでのログと前回のログとのマッチングです。

廃村跡から尾根を走り、ⒶⒷⒸⒹⒺというルートを取れば、かなり濃密な1日となるでしょう。



その後まだ時間も体力も余裕があったので、前回は倒木処理に時間がかかりタイムアップとなった生活古道の反対側からのリサーチです。

ここは昨年、TOM'Sの吉川さんと浜松のU山さんと来たことがあるのですが、その時もランチタイムが迫ってきて撤退していました。


入り口付近には前回気が付かなかったお地蔵様が・・



なんとも不可解な現象で光の玉が写ってしまっていますが、巨石に掘られたお地蔵様と、大きなコブを持った巨木がそれを支えるように根を張っています。

さらにそこに倒木が覆い被さっているというカオス。



こんなお地蔵様を見るのは初めてですが、少なくとも100年単位以上古いものでしょう。

磨崖仏(まがいぶつ)と呼ばれるそうで、全国に点在するそうです。

豊岡市役所の担当者様、これって貴重な歴史遺産では?


古道の峠には必ずこうしてお地蔵様があります。

いにしえの頃、峠を行き交う旅人の無事を祈るものであったのでしょう。



その先で道はふた手に分かれ、左の方向に進みます。

右は耕作放棄地のための農道のようです。



谷間になった左側斜面に沿って緩やかに登って行くのですが、ここでもまた倒木の歓迎会。



平和が訪れたかと思うと・・



はい、また倒木w



杉や檜の枯れ葉で覆われたV字の道を登ると・・



トドメを刺すような極太2本仕立てwww


ソロとか2、3人だったら心折れそうですが、大人数だったらバイクを持ち上げてなんとかなるでしょう。(あくまで希望的観測デス)



さらに進むと・・



これまでのアトラクションをクリアすると、前回歩いて来た時にも訪れた峠のてっぺんに着きました。

その時はそのままこの方向に、気比へ向かって進んでいます。



ここまで来たらあの場所も見ておかなければ気が済みません。

近づくとカエルが出迎えてくれました。



倒竹帯を越えると、幻の天空の池に到着です。

本日のリサーチはこれにて完了して引き返します。



帰る途中、頭上でコゲラ(キツツキ)のドラミングが響き渡りました。

もう一度やってくれないかなとスマホカメラを構えたら、見事にリクエストに応えてくれました。

9秒〜10秒あたりの『ココココココ』という音です。



農道のどん詰まりに下ると、あたり一面に鹿の骨が散乱しています。

入り口に箱罠があったので、それに捉えられた鹿をここで処理していたのではないでしょうか。



これがこの区間のログです。

いや〜、パッと開けた絶景ポイントこそ少ないですが、いろんなバリエーションに富んだルートがあって、本当に面白いエリアです。

おまけに何度訪れても、山中で誰ひとり出会いません。

(クマさんには出会えましたが・・)





そしてもちろん、このエリアに来る楽しみの半分はこちら。




今日のチョイスはまず『白イカの造り』

ワサビと両方付けてくれますが、やはりおろし生姜との相性が抜群で、これから夏に向かってさらに美味しくなります。



もうひとつは『マフグの唐揚げ』。

トラフグに比べたら人気薄で安価ですが、それにしても1匹分これで1000円って安すぎませんか〜。


ということで報告を終了します。

次回の予定は組んだものの、たぶん梅雨入りで順延かなあと思っていましたが、予報をみるとベストコンディションになりそう。

グループの皆さん、乞うご期待、多くの参加をお待ちしています!


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