What a wonderful world! 3/16
お待たせしましたー!
3月も半ばになってようやく2024年のバイクがスタートです。
いやいや、誰も待ってねーよ、というツッコミは置いておいて、この冬はしっかりと食べながらいっぱい歩き、ワタクシ5kgのシェイプアップに成功しました。
こうなると毎日のワークアウトも楽しくなり、今はウン年ぶり?のシックスパックを目指しています。
そんな話もさておき、まずはどこからスタートしようかと思っていたら、天気予報は一気に春の気温へ上昇とのことだったので、但馬でもいつもより少し南のエリアに決めました。
ちょうど良い場所にトランポを停めることもできて、本当は昼から行こうと思っていた噂のA級絶景ポイントに初登頂。
お〜、これは確かにスバラシイ!!
バックにはすでに少なくなったものの雪が残る氷ノ山が見えています。
こちらは登山者にとても人気のある段ヶ峰方向。
こちらは粟鹿山方向ですが霞か黄砂の影響か。
先週までの冬晴れのようなスカッと見晴らしではなく、春特有のぼんやりした空になっています。
ダートを昨年最後に走ったのは11/26だったから、4ヶ月近く乗っていなかったことになります。
今日は無理をせず、のんびりと行こう。
いや〜、しかし森はいいな、山はいいな🎵
こういう葉を全て落として明るい森は、心まで明るくしてくれるようです。
毎年2月はどうしても心が暗くなりがちで、どこか身体の故障も出やすいものですが、今年はなんとか乗り切った。
あまり期待せずに進んで行った道が、どんどん奥まで進んで行けて、さらに新設の区間になってきました。
確か5年ほど前に来た時にはもっと短かったはずですが、もしかして・・
やったー!抜けられちゃいました🎶
自己記録を塗り替える、完抜け林道(作業道)の発見です!
それほど距離は長くありませんが、これは使えるぞ。
さらに舗装路に出る前にも支線があり、進んでみると少し高い場所に祠がありました。
いつも思うのですが、どうしてこんな不便な場所に祠を作るのでしょうか?
きっと何か意味があるのでしょうね。
少し移動して養父市南部エリアをいくつか探ってみます。
小さな集落から沢沿いに進んでいくとなかなか良い区間があり、その先は・・
沢で分断されていますが、決してここで道が終わりではなく。
沢を渡ることができれば、その先にはまだ面白そうな道が続いています。
これは有望な感じがするし、低い峰を越えればその向こうの集落にも近いことが地図から見て取れます。
今日のところはここまでにして、またグループでの探索ツーリングのためにこのネタはストックしておきます。
移動中、今は廃業しているバイク&自転車の販売店の窓には、とても懐かしいDAXのステッカーが。
3枚も貼ってあったので、店主の方はよほど好きだったのかな。
HONDAの原点は自転車に小さなエンジンを付けたものなので、創業時からしばらくは自転車屋さんが販売網だったのですよね。
次に入った谷筋の分岐にはこんな標柱がありました。
う〜む、この林道名は今は惜しまれながらも消えてしまった『鳥取周辺の林道NAVI』にも載っていなかったし、僕自身まるで初耳です。
ここがもう素晴らしかったのですよ!
標柱には全長1.7kmとあったのでショートだろうと思っていたのですが、あれよあれよと思うくらい奥へと進めます。
この日はこんな美しい渓流もいっぱいあって、走っては止まり、カメラに収めるのでちっとも前に進めません。
こんな日はやっぱり誰にも気を遣わずにマイペースできるソロに限ります。
ここも途中で大雨にやられていて道が分断されていましたが、この先の見込みは薄いかも。
でも他の支線の支線がいろいろあって、どこも楽しい!
とにかくこんな岩盤やら、雰囲気もバラエティが豊富なんです。
路面はフラットな区間が多いので、僕自身の開幕戦にはちょうど良い。
まあヤバそうなところは残してありますが。
それにしても3月の但馬地方で雪も無く、これほど暖かく過ごせるのは記憶にありません。
ゆっくり目の10時スタートでしたが、アンダーは冬バージョンながら、ジャケットの袖は外してベストにしてちょうど良いくらいです。
この途中には小ぶりながらもとても美しい滝がありました。
しかし間近で見るためには幅50cmほどの丸太を渡らなければ近づけません。
高さは3mくらいあるのでもし落ちたら怪我しそうだし。
なのでズームアップしてパシャリ。
気持ちイイな〜🎵
いつもならばほとんどがすぐ行き止まりになって、なーんだで終わるところが、この日はどこに入ってもかなり奥まで行けたり、支線が沢山あったりで、結局はピストンであっても不満はまるでありません。
僕はその日走ったルートのログは取らない主義で、帰ってから画像(静止画)と地図を見て、思い出しながらブログを書いています。
そのほうが頭に入って覚えやすいと思うのですが、この日はあまりにも新たな情報が多すぎてもうオーバーフローしています。
それにしても瑞々しい!
この時期の雪解け水の清らかさは大好きです。
こんな所に入って来る釣り人も無さそうだし、もしロッドを振ったらアマゴかイワナが姿を見せてくれそうです。
えー、また未知の林道名が現れました!
ここも沢沿いの道ですが、今はまだ大丈夫ながらも、もう少し暖かくなったらヤマビルの猛攻に遭うかもしれません。
次に来る時には対策をしっかりとしなければ。
こんな物件にも出会いました。
HONDAが初めて作った四輪はT360という軽トラで、DOHC4気筒4連キャブという、本田宗一郎さんの魂炸裂のようなスペックでしたが、これはその後継機TN360の2代目TN IIIでした。
製造は1970-1972だから約50年前のものですね。
懐かしいなーこの顔つき♪
山の中はまだ僕の好きなタニウツギにはまだまだ早く、ミツマタが少し咲き始めていました。
里では梅があちこちで咲いています。
桜の開花も今年は早そうですね。
好きな場所の満開と、晴れの休日がマッチしてくれることを願っています!
オマケのつもりで入った道も、おいおいどこまで行けるのって言うくらい、またしても予想を超えていました。
入り口で地元の方に出会ったので、『これはどこかに抜けられますか』と聞いたら僕とバイクを見比べながら『う〜ん、なんとも言えんけどゴニョゴニョ』とおっしゃっていたので、もしかするとさっきのあそこと繋がるの??
何をやってもうまくいかない日があれば、こんなラッキーが続いてワクワクが止まらない日もあります。
それもこれも継続は力なりってことなんでしょうね。
ただここもソロではちょっと厳しそうになってきたので撤退。
歩いて少し先まで行くと、また道が広くなっていたので抜けられる可能性は十分にあると思っています。
そしてまたしてもHONDA!
この地域はHONDA人気が高かったのでしょうか?さっきの販売店のせいかな?
これはライフでしょうね、我が家はZがありましたが、子供の頃親父の運転でよく釣りに連れて行ってもらったことを想い出します。
そんなことを考えながらリエゾンを走っていたらガス欠しちゃいました。
TRRS X TRACKは林道メインで走っていると70kmくらいで空っぽになります。
この日はバッグに携行缶で2リットル持っていたので問題ありませんが。
最後の最後に入ったこの作業道はどこだったっけ?
倒木の先には、ここもまだ続きがあったので無駄にはなりません。
この日は最後までHONDAか!
イブ、これも懐かしいなあ、スカイ、タクトと並んで、ラッタッタ後のスクーターブームの立役者でしたね。
ごちゃごちゃの頭の中を整理して、この日の成果をまとめると、新発見の完抜けが1本と抜ける見込みの高いルートが3本。
その他、迷いそうだったりで、途中で引き返したのが5、6箇所はありました。
最高のシーズンスタートが切れて大満足🎵
やっぱりオフロードバイクは楽しいな!