苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

林道笠形線 集中トレーニングデイ 12/12 福崎

最近のワタクシ、悩んでおりました・・・
それはバイクに乗る日に限って天気予報に裏切られ、連続して曇りや小雨に会い続けていたこと。
そしてもう一つは、どうもライディングにスムーズさもキレもないこと。
このふたつの問題をクリアーすべく、やってきました笠形林道であります。


昨夜は一雨あり、明け方もまだ黒い雲が残っていましたが、ようやく巡り会えたこの青空!
やっぱりねー、これがないとテンション上がりません。

前回来た時に工事をしていた記念碑のある展望エリアですが、わざわざ記念碑を隅に移動して駐車スペースを広げてありました。

おかげで写真も撮りやすくなりました。

まあ嬉しいことには違いないのですが、これって我々の税金で造り直しているわけでしょうが、おそらく何百万とかかっているはずですがどうなんでしょうねー!?
最初っからしっかり設計をしておけよって話です。

ま、グチグチ言っていても仕方ないし、グッドコンディションの下でライディングを楽しみましょ!
この笠形林道はオフロードバイクに乗り始めてから最初に来た林道で、阪神間のオフローダーにとってはとても有名です。
路面もフラットで道幅も広く、ビッグオフでも楽しめることは間違いなし。


今日の課題はコーナーリング中の頭の位置。
積極的に轍のバンクに当てるコーナーリングのライン取り。
それともうひとつは腕の使い方。
どうも上半身が後ろ過ぎていたようなのと、昔の教えが残っていて肘を絞りすぎる悪い癖があったのですよね。

先週の林道店長さんの動画を見ていて、走りたくなったということも今日来た理由のひとつなのですが、やっぱりここは走りに集中できます。

林道チャレンジ@笠形線中工区 with WR250F 2018.12.5


ただし四輪車もよく走っているので、ブラインドコーナーなどでのキープレフトは絶対条件です!
南、中区間を2往復して課題をこなし、だいぶスッキリしてきました。


南区間の入り口に戻り、分岐のところから北に向かってみます。
ここから先はまだ行ったことがなかったのですが、tohoo.JPさんが以前に走られている動画を見て、一度行ってみたかったところです。


しばし進むと右手に「日光寺コチラ」という標識に従って登って行くと・・・


ヒャ〜、絶景が現れました!

電線が写り込んでしまうのがとても残念ですが、遠くには播磨灘も一部見えています。

画像では分かりにくいですが、小さな島も見えていて、おそらく男鹿島か家島でしょう。

日光寺山展望台

さらに登り、角度を変えると先ほど走っていた笠形林道も見えてきました。
向こうから見て、以前から気になっていたのはこの道だったんだ・・・

登り切るとNTTの中継塔があり、案外と標高自体は低めでした。
この道がそのまま林道に繋がっているのかと思いましたがそうではなく、地図で調べると少し行き過ぎでした。
南に戻り、ため池の脇を抜けて行くと・・

雰囲気いいですね〜!

新しい支線?のようです。

キモチいいっす・・・・

あっ、なるほど!ここに出るのかぁ!!

南区間の舗装路の途切れるあたりのところです。
ふ〜む、やっとモヤモヤしていたものが吹っ切れました。

三たび南に下る途中に反対側を見れば、先ほど登った日光寺山頂の電波塔が見えました。


そうそう、ひとつ報告があります。
先日、導入したモンベルのアルパインサーモボトルですが、沸騰したお湯を入れて9時間後に初めて蓋を開けて計測すると82度でした。
焼きそばや、最近増えてきたご飯物であれば全く問題は無かったのですが、今日は大きめの「マルちゃん力うどん」で試してみたところ、基準の5分ではうどんも餅も硬めでイマイチでした。
特にお餅は全然伸びませーん!
やっぱり麺類であれば小さめのカップ麺などでないと、猫舌の方以外では物足りなさがあると思います、以上!



今日は早めに帰ってきたので、家の近くの絶景ポイントでパチリ。
こちらは神戸港方面の風景。

そしてこちらは大阪港湾部方向の風景でUSJもよく見えます。
山の風景、街の風景・・・さて皆さんはどちらがお好きでしょう?




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硬軟兼備?陰と陽?そして大と小 12/1&12/2 鳥取・南丹

ワタシの普段の休みは日曜日と水曜日というちょっと変わったパターンですが、今週は珍しく土日の休みとなりました。
12月に入った最初の週末は気温が高めの予想だったので、仲間に鳥取の絶景林道へとお誘いをかけました。


DAY-1

最終集合場所は「道の駅若桜」。
第一集合場所の「道の駅いちのみや」で、chiharuさんと初めてお会いする彦星さんに遭遇し、そこからご一緒に到着しました。
あれ、A熊さん・・・また(?)遅刻??
いやいや、ジャストオンタイムに滑り込みセーフでした。
毎朝の愛犬とのお散歩タイムを済ませてからなので、ここまで約160kmの道のりを9時に間に合わせるのは大変ですよね。


そこからわかさ氷ノ山スキー場方向に向かい、その近くのHIB林道にエントリー。

う〜ん、さっきまで青空も少し見えていたのですが、やっぱり今日は曇りの一日なのか・・
ここは大好きな林道のひとつなのですが、夏以降はかなりチュルチュル状態が続いています。

抜けて扇ノ山林道から、舗装の河合谷林道『風の広場展望台』へと。
その名の通りに今日は日本海から北風が吹き付けて、林道でかいた汗を冷やします。
本来ならば、ここからも鳥取砂丘方向の日本海や大山も観られるはずですが、今日は微かに見える・・・気がします。

一旦来た道を戻り、八東ふるさと村から富枝方向に南下し、37号線を麻生方面に右折します。
山志谷集落手前のお地蔵さんの裏から第一オーシャンビュー林道「山志谷落岩線」へとエントリー。

標高が低いところはまだ紅葉が残っていて美しい!
ただ、晴れていればここからも観られるはずの海は・・・心の眼で観られます。
抜けて37号線を姫路公園方向に進み、崩落?通行止めと県道ダートをクリアして大石集落奥のスーパーフラット「大石林道」へ。


ピストンで折り返し、再び37号線→31号線→37号線と北上し、第二オーシャンビュー林道へと皆さんを誘います。

クゥ〜残念!
先日ここで雨に祟られた林道店長さんの呪いでしょうか?
この林道はお天気次第で全くその表情が変わります。
今年はもうこの先ノーチャンス濃厚ですが、また来年ドライで晴れた日を狙いましょう。
その時は店長さんもご一緒できることを願っていますよ。


さて、今回皆さんをお誘いしたのには実は訳がありました。

*画像はchiharuさんより拝借


先ほどの「岩美オーシャンビュー林道」と道路を挟んだ向かい側に大茅山があり、その斜面が伐採され作業道があることは以前から確認していました。
地図では展望台もあり、見晴らしは相当良さそうだということは容易に想像できました。
しかし行く手を阻むこの倒木・・・画像ではそれほど太くはないように見えますが、実際は50cm以上あり、以前切断しようとして断念しました。
フロントアップで越えられる自信もあったのですが、万が一こんな場所で失敗すると大変です。
そこでトライアルで言うところのマインダー代わりに、皆さんを誘ったというワタシの性悪根性でありました。
で、結果はというと・・・

ありましたよ!第三の絶景ポイント!!
天気が良ければ大山もはっきりと見えるでしょうね〜。
山頂の展望台まではトラ車でないと難しいかな・・というところでしたが、上の方はループで繋がっていて楽しめました。
氷ノ山エリアの迫力のある山々の絶景とは一味違う、この鳥取北部の景色はぜひまた来年も楽しみたいものです。

197号線から国道9号線に合流し、蒲生トンネルを抜け、最後の1本は「八木谷大谷林道」。
時刻はまだ4時半ですが、後半は暗くなり始めた中を駆け抜けました。
但馬蔵道の駅手前のGSで流れ解散・・・天気イマイチで本来の絶景を楽しんでもらえることができなかったのが心残りですが、ぜひまた次回(来年?)に期待してください!


DAY-2

翌日の日曜日は朝から快晴で小春日和。
昨日のロングランであちこち疲労が溜まっていますが、バイクの疲れはバイクで取る・・・これが正解!
とはいえ、昨日のドロドロバイクの洗車とウエアの洗濯もあるので、さらっと乗って早めに帰りましょ。

でもついつい行ってしまいそうになるんですよね・・。
日吉ダムの北側、中世木を走っていると良さそうなダートがありました。
行ったかって?いや、また冬場のお楽しいにとっておきましょう。

「府民の森ひよし」は広い芝生広場が魅力的です。
久しぶりに来たら、ドッグランの施設もできていますね。

やっぱりね、この青空が映えます。

デカンショ街道を戻り「ささやまの森公園」へ。
ここは紅葉も終わり、いつものひっそりとした雰囲気が好きです。

街道沿のお寺の境内に、最後の紅葉がありました。

今年はたくさんの紅葉がを見ることができました。

いつの間にやら三田の小柿にドッグトレーニングフィールドとやらができていました。
ここの並木の美しいこと!
敷地内は様々な自然を生かしたトレーニング設備があるようでしたよ。


ポッカポカの西谷の夢プラザ芝生広場で一服して帰宅。
予定通りに2時過ぎには帰宅できました。


いつもの楽しいけれども反面ハラハラ・ドキドキ・ハァハァするソロでの新規林道探索から、一転してこんな平和なオンロードツーリング。
これも連休だからこそできたのかもしれませんね。




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モノクロームの景色への誘い 11/25 宍粟


いよいよと山々は冬の装いをまとい始めました。
前日は氷ノ山方面でも積雪のニュースが届いています。
つい先日に訪れた時には、まだ汗ばむこともあったのですが、やはりシーズンエンドに着実に進んでいるようです。


さて、今日はもともとA熊さんと宍粟を走る予定でしたが、残念ながら諸事情でDNS。
その代わりというわけではないのですが、同行の名乗りを上げてくださったのがMさんです。
以前からブログにコメントを寄せてくださっていた方なのですが、お会いすることになるのは今回が初めてです。
メールでやり取りをしていると、大阪市内でうどん屋さんを営まれているとのこと。

なんと評価点3.59!
しかもうどん百名店に2017、2018と2年連続で選ばれているではないですか!!
オフロードはお若い時に少々乗られており、昨年からまたCRFで復活されたそうですが、バイク歴自体は30数年というベテランだそうです。
今回もパートナーは期せずしてHONDA車オーナーとなりました。


中国道山崎インター近くで待ち合わせをして、ご挨拶を済ませて向かったのは・・・・

場所の名前を出すのは控えておきますが、画像を拡大すればお分かりになると思います。
先日tohoo.JPさんが訪れられており、大体の状態は把握していました。
情報通りに伐採工事が行われていて入り口はオープンになっていました。


あれ、予報では一日中晴れ渡るはずじゃなかったん・・・?
う〜ん、こういう曇り方は一番スマホで撮るには難しい光量なんですよねぇ。

作業道が縦横無尽に造られて、かなり大規模な伐採が広範囲に行われていました。
平日に入山するのはまず不可能に近いでしょう。

電波塔下でUターンをして広場へと向かいます。

山肌の紅葉もいよいよ終盤です。
地元の六甲山周辺は今がピークですが、やはり10日以上のタイムラグがありますね。

ここに来るのは1年ぶりですが、独特の雰囲気のあるエリアです。

「迷いの森」は草が青々としている季節は踏み込むのにやや勇気が入りますが、この時期ならば進むべきルートも判断し易くなっていました。

森を抜け、上城林道で小野方面に下ります。
豪雨以来かなり路面が荒れていましたが、伐採作業のために完全にフラット化していました。
日曜日だというのに、ユンボが道を整備していたのには驚きましたが、気持ち良く通してもらえました。


県道546号線と合流し、左折して奥の別荘地にあった公園の紅葉を確かめに行こうとすると・・・

悲惨な光景が広がっていました・・・
ここは別荘地の脇を流れる美しい渓流だったのです。
それがあの西日本豪雨でこんなことに!
あとで地元のご老人に会ってお話を聞けば、やはり数軒が流されてしまったそうです。
TVや新聞ではまるで報じられなかったのですが、それはおそらく犠牲者が出なかったからなのでしょう。
別荘地といっても定住者が多く、実はこのワタシもこの地区の雰囲気にとても魅せられていて、良い物件が出れば・・・と思っていた場所でした。
先ほどのご老人もおっしゃっていましたが、やはり杉植林の悪影響(保水力の低下など)、森の管理の後継者不足、木材価格の暴落など、様々な問題があるようです。
それが異常気象と重なれば・・・そう思うと移住先探しも、より慎重にならねばと認識しました。


しかしほんの数百メートル下流の鋼製スリット堰堤による効果で、さらにその下流はまるで何事もなかったようなのには二度驚かされました。

参考画像


ここも以前訪れた時に、紅葉の時期にきっと来ようと思いながら、そのタイミングを逸してしまいました。
でも最後の散りかけの紅葉も、これはこれで風情があります。


29号線を一旦南下して岡城林道に入ります。
Mさんのもう一つのご趣味はカメラだそうで、ご自宅に暗室まで設けているとのこと。
モノクロ仕上げがお好きだそうですが、ぜひそちらの作品も見せていただきたいものです。

この時期の落ち葉を踏みしめて走るのは最高ですね。

ただちょっぴり残念だったのは、林道店長さん発見の絶景ダートがガスで覆われて見晴しが悪かったこと。
こういう時にはスマホカメラの限界を感じてしまいます。


昼食は絶景を眺めながらという期待は叶えられませんでしたが、満足できたのはこのニューアイテムです。



今までは・・・

このスタイルで湯を沸かしていましたが、何せかさ張るし重い・・といことで、高山長さんも昨年から使っていたサーモボトルを踏襲しました。
結論を言えば大いに満足!
先に沸騰した湯を半分ほど入れて温めてから一旦それを捨て、新たに沸騰させた湯を満タンにしておけば、6時間経過してもカップ麺が十分美味しく食べられます。
サーモスから出ている山専と呼ばれるものも人気だそうですが、モンベル愛好家にとっても、そして余った湯でコーヒーも作れる0.75リットルがラインアップされているのにも好感が持てました。
デイパック内の余裕も出来て、重さの軽減も出来一石三鳥くらいの費用対効果大です!


その後、予定では中坪、出ツ石の迷路を探る予定でしたが、こちらも日曜日だというのに伐採作業が行われていて入ることができず、代わりに岡ノ上の支線をご案内。
オススメの撮影ステージでいろんなアングルを楽しんでもらいました。

この支線はピストンですが、それゆえにほとんど誰も入ってこないし、葉を落とした広葉樹の森が神秘的です。

その後は峰山高原から・・・


向かい側の夜鷹山へと・・・

そしてMさんは初めてという砥峰高原へ。


これで今日のダートは終わりにしましょうか・・と言っておきながら。

前々から気になっていたダートを探ってみることに。

悪くはないのですが、鉄塔までで終わりでした。
もう1本も倒木がありUターン。
Mさん仕事柄、怪我は禁物ということもあり、無理せずのんびりとお互い好きな写真撮影優先の一日でした。
これからも時には撮影、時にはトレッキング、はたまた時には渓流釣りと、いろんな要素を交えながらオフロードバイクを楽しんでいきたいと思います。
Mさん、またよろしくお願いします!



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連休直前レポート 「え!氷ノ山まだ走れますん?」11/21



昨日20日の夕方の天気予報では氷ノ山の初冠雪を取り上げていました。
それによると「標高1450m付近で積雪が観測」・・・って、細かいなぁ。
まあそれならば問題は無いだろうと、今日のパートナー、エースのてんちょう〜
さんと相談のうえ決行です。


はい、あの林道店長さんではございません。
ツイッターで知り合い、お目にかかるのはこの日が初めてですが、ブログなどを拝見しているととても誠実そうな方なので、お誘いに飛びつきました。


但馬氷ノ山界隈はメインルートを少し走ったことがあるだけだそうなので、今日もまた苦楽園プロデュースの絶景ポイント巡りでご案内します。


まずは村岡の鹿田林道で肩慣らし。(画像なし)


継いで稲荷尾からおじろスキー場に登ろうかと思っていたのですが、思いの外ウエットなコンディションだったので大照林道からアプローチします。
てんちょう〜さんのXRにはMT21が装着されており、あのヌチャ区間は少し酷かなと思ったからです。


そしていつものこの絵。
今朝は冷え込みが強く、途中の篠山あたりでも霜が降りていましたが、ここに着く頃にはすっかり晴れわたり絶好のコンディションです。


高度がやや低いところでは、まだまだ広葉樹の紅葉が楽しめます。


え〜、決してHONDA車限定でお友達になっているわけではありません。
他社にお乗りの方ももちろん大歓迎です!

前回ひとりで来た時は草ボーボーで入れなかった稲荷尾支線に少しだけ入ってみました。
ここの美しさもまた筆舌に尽くしがたいものがあります。


そのまま仏ノ尾林道へ・・・入り口に工事中のバリケードがありましたが、バイクならば問題ありませんでした。
途中のプチ崩落修復と佐坊側の舗装工事が行われていたようです。

佐坊にある「展望」と言うバス停付近にて。
もうそのまんまのネーミングです!


秋岡地区からとちのき村へと向かい、TM山へと入ります。

この左が鉢伏山の頂上ですが、高度は約1200mあり、ご覧の通り雪は全くなし。
ツイッターでつぶやいているとフォロワーのJ坊さんから・・『え!氷ノ山まだ走れますん?』とのリプがありました。
はい、今日は9時を過ぎればポカポカとなり、林道を走っていればうっすらと、イゴイゴすればびっしょりと汗を掻くくらいのコンディション!
今年はもうこんな条件では走れないのでは・・・と思っていたので本当にラッキーでした。


ここから振り返る小代も大好きです。


スイッチバックの区間で、丸太階段がウエット気味だったためにちょっとしたハプニングもありましたが、無事に登頂成功!
先日、お友達のCさんグループが、別のアタックルートから成功したそうですが、改めてそのコースを見れば、まあよくぞこんなところを・・・と感心しました。
あちら側から登頂は歴史的な快挙です!

ビロードのような(パクりの表現!)斜面のすすきは最後の見頃。


汗をかいた後の風が心地良い・・・


そして3つ目の絶景ポイントへ向かうと。

ここの風景の迫力は、行ったことの無い人にはなかなか分からないかもしれませんが、一度行けば病みつきです。


瀞川氷ノ山林道に戻り轟安井林道に向かいますが・・・


*悲報です・・・さらに舗装区間が増えており、轟安井との分岐付近はかなりの部分が舗装されてしまっています。
毎年この時期に集中して工事していますが、残念ですねぇ・・・・


途中で左を見れば、雲の下やや右手が先ほど居た場所。
ここからの紅葉風景も素晴らしい!

抜けて杉ヶ沢高原にご案内。

このエリアに対するワタシの思い入れをたっぷりと説明してしまいました。
人間、トシを取るとクドくなるのはどうしてでしょう?


ウッズへも、もちろんご案内。
枯葉が厚くつもりフッカフカです!
集めて焼き芋を作ったら美味しいでしょうね!



梅ヶ久保〜天谷加保坂林道を最後のセクションとし但馬蔵に帰還。


このコース設定で9時出発、3時帰着という理想的な時間配分でした。
大人数だとおしゃべりタイムがどうしても長くなりがちですが、ふたりくらいだとポンポンとテンポ良く周れました。


氷ノ山エリアの林道の標高はせいぜい1000m弱。
まだまだ普通に走れて、この週末の連休も最後の紅葉を楽しめることでしょう。


いや〜、今回も初めてのコンビですが楽しかったぁ〜!
てんちょう〜さん、ぜひまたご一緒しましょう!!


本日の走行 365km


追記:後日てんちょう~さんが動画をアップされたのでお借りします。

20181121氷ノ山周辺林道ツー


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初冬の丹波、雲海を楽しむひととき  11/18 丹波・北磻磨

今朝のヘビロテ、エルビス・コステロの” She"を歌いながら濃霧の豊岡道を北上します。
若い頃はいくらでも歌詞を覚えることができましたが、もう最近はまるでダメなのが歯痒いところです。
きっと脳みそのキャパが一杯になっているのでしょうね。


この時期、晴れの日ならば朝の霧はかなりの確率で発生する丹波地方ですが、走っているとまるで小雨くらい体を濡らします。
自走派には辛いところですが、それでもこんな景色を見ることが絶景ハンターとしては格別の思いです。

山東からのエントリーで雲を抜け始めると青空が広がります。

高度を上げるにつれて遠くの山々も視界に広がります。
最高のひと時は、朝焼けや夕陽の美しい瞬間よりも長い時間楽しめるのが雲海の良いところ。
左手の方向に、最近全国的にも名が知れてきた「日本のマチュピチュ」〜竹田城があります。
竹田城は城跡だけしか残っていませんが、雲海に浮かぶその姿が幻想的・・・だそうです。
登山を楽しまれる方々もそうでしょうが、オフローダーにとっても雲海は決して珍しいことではなく、他の場所でもいろいろ絶景を見ることができるので、わざわざ人が多いところに行く必要はありませんね。


そう、ここ朝来市の粟鹿山林道が今日のスタートです。
バラス路面に手を焼くことも多いのですが、今朝はしっとり濡れてベストコンディション。
さらっと駆け抜け、黒川ダムのいつもの公園に・・

ここのもみじはすでに半分くらい散ってしまっていました。

夏にはたくさんのオタマジャクシとイモリが住んでいたビオトーブですが、もうその姿は1匹もありません。

初冬の湖水は綺麗に透き通っています。

川沿いに住むのが夢ですが、湖畔に住んで天気が良い日はカヤックで飼っているアヒルかカモと一緒にひと漕ぎ・・・なーんて暮らしも最高でしょうね〜、宝くじが当たればですが・・。

大外長野林道を抜けて黒川新田へ・・前回まで3連続通せんぼを喰らっていますが、今日は伐採作業もお休みでようやくパスできました。

広葉樹林帯はまだ紅葉が楽しめます。

繋いで千ヶ峰林道。
すすきはいよいよ最終期に入りました。

ここは青空とのコントラストが映える林道ですが、杉の植林だらけなので冬でも緑一色。

先日も来たばかりのハーモニーパークのショート林道。

紅葉の名所である高源寺はものすごい人出でしたが、探せば他にも良いところはいくらでもあるのにと思ってしまいます。
どうしてそういった名前に惹かれてばかりで、もっと自分の眼を信じないのかなぁ・・・

これは2年前の氷ノ山横行林道ですが、名も無い場所でももみじは美しいし、黄葉だって素晴らしいと思うのですよね。


427号線を北上すると、昼食を摂ろうとした道の駅多可も車がいっぱい。
スルーして青玉神社の横手を入り、1年ぶりに奥小山線に進みます。

少し進むとこんな分岐が。

但馬のボスがお好きなヤツです。
「左うめり坂」??「右あれくら」???

登山コースはかなりの難関なのでもう一方の道へと進みますが、ここでクロスカブに乗った青年が登場。
バイクは新車で、装備も新品とお見受けしたのでビギナーの方かと思いますが、なかなかのチャレンジャーです。
その後その姿は見かけませんでしたが、無事に帰られたのでしょうか?

3kmくらいのピストンなのですが、雰囲気はとても良いところなんですよねー。

支線もたくさんありますが、斜度がキツイところが多く舗装路面でも気を抜けません。
実は土砂流れ止めのラバーを越えるのに、1度転倒をくらいました。
今日はこの前のパンク修理以来、膝の痛みが勃発していて無理はしたくないのですが・・・

でもね、この日も結局走り終える頃には痛みも消えてしまうのがオフローダー?
噂でオフロードライドは頭痛、肩こりにも効くそうです・・・不能には?・・知りません。

探っていた支線の1本は、先ほどの三国岳登山道に再合流しました。
これまた大阪のMMご夫婦がお好きそうなところですが、ワタシはもちろん見なかったことにします。

427号線に戻り、こちらは先日、反対側の清住谷川スーパーフラット林道から探った延長の区間ですが、あらためて両方が繋がっているのかどうかの検証です。
1月に来た時は・・・

この倒木があって引き返したのですが、今日はクリアになっていました。


この反対側のエントリー区間もフラット愛好会推薦です!

開けた谷筋に出ました!

少し変わった植物分布帯があって目を惹きます。
奥へと進むと・・・

要注意!
危険なトゲトゲが道を塞ぎ始めます。
厚手のジャケットを着ているので何事もなかったですが、薄手の上着やジャージであれば服はボロボロ、身体は血だらけになっていたことでしょう。
登山地図でもこの区間は点線になっていたので、登山道レベルだとは想像していましたがやはりその通りでした。


さて、今日は他にも衛星画像で気になっていたエリアをいくつか検証してみましたが、驚いたのはこの場所。

三田の藍本駅近くで、拡大してみると別荘地のようなんですが・・・

やはりそうでした!かなり昔に開発されたようで、現在も使われている家は少ないようです。
それもそのはず、もうとんでもない斜面に建てられているので、道はオフロードバイクでも苦労するほど、いや舗装路なんですよ・・・
これ雪や凍結はもちろん、雨が降っただけでも登れない車が多いと思うんですけど・・・

「愛もと高原」との名前がついた、三田の秘境です!!


こんなツイートをしてしまったので、一体なんだと思った方も多いかと思いますが、スンマセン、ほとんど舗装路です。(そもそも篠山ではなく三田でしたし)
大阪へも通勤可能な地域で、ひっそりと緑に囲まれて過ごしたい方にはおすすめ?
ジムニーとスタッドレスタイヤは必需だと思いますけど・・。


で、帰ってからググってみたらあのgonzoさんもしっかり訪問されていました。
これ自転車だったら悶絶間違いなしだなぁ・・・と思っていましたが・・・さすがです!



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