苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

TRRS XTRACK カミング! 12/24

2020年の4月に購入したBETA RR4T 125LCでしたが、ひょんなことから乗り換えることになりました!
今年で我がバイク人生も半世紀を過ぎ、このままシェルコとの2台体制で引退まで乗るつもりでした、が・・・


いつもお世話になっているTOM'Sに整備で預けた時に、社長の吉川さんがこれまで同じくらいの期間乗っていたトライアル車を乗り換えることを聞いてしまったのです。
そのバイクは、実はシェルコとBETAを購入する際にそれ1台にするか大いに悩んだ機種でした。
でもその時はまだ全く乗りこなせる自信も無く、しかもベースは競技車両なのでメンテの点でもいろいろ不安があったのです。
いや、今でもその思いはほとんど変わっていませんし実力も付いてはいませんが、ダメモトで『もしBETAが売れて、追い金◯◯万円までだったら買います!』と宣言してしまったのです。


BETAの整備を済ませた後、しばらくそのままお店に預けていると吉川さんから電話があり『売れそうだけど、どうします?』と吉報が🎵
たまたま店を訪れた常連さんが以前から欲しがっていたそうで、話はトントン拍子に進んで2年半以上付き合ったBETAとはお別れになりました。



そもそもなぜ2台のバイクをほぼ同時に購入したかというと、シェルコは未踏林道・作業道の探索用。
BETAはフラット林道をのびのび走る時用と決めていました。
ところが最近は廃道探索がますます面白くなり、反面フラット林道でも速く走ることに対して興味が無くなってきたのです。
ソロの時は特にどんな場合もトコトコ走ることが増え、それに加えて風景などの撮影にかける時間もさらに増してきました。



ならば2台ともトライアル車でいいんじゃないの?
という疑問がちょうど膨らんできたところだったのです。



それでももちろん手放すのは惜しい、とても良いバイクでした。
資金と置き場所があれば、いつまでも手元に置いておきたかったのですが仕方ありません。



そして差額を埋めるために20年来付き合ったきたこの愛車ともお別れすることに・・💧
むしろこちらこそ一生手元に置いておきたいと思っていましたが、最近は乗る機会もめっきりと減り、冬場のオフトレもトレッキングばかりになっていました。
それならば欲しい方に乗ってもらった方がコイツも喜ぶだろうし、今ならばまだそこそこの値段も付くのではと?



乗る度にキッチリと洗車と手入れをしていたこともあり自信を持っていましたが、おかげさまで発売当時からずっと憧れていたという方に落札されて良いお取引ができました。



そんな経緯があって資金も確保でき、予定よりも1ヶ月ほど遅れはしましたが納車準備が終わったとの知らせを受けて、遂に12月22日に初のご対面♪
(何せ吉川さんは常にお忙しいので遅れるのは仕方なく、とかく良いものを生み出すのは時間がかかるものです)


車名はTRRS XTRACK RR-E 250(ティーアールエス・エックストラック ・ラガレーシング ・エレクトリックスタート) 
表記は『TRRS』とRが2つ並びますが、発音はティーアールエスで正しいそうです。
はい、そして実はこの個体をそれまで一度も現認することなく、吉川さんを信頼して買うと決めていました。
それまで別のお客さんの同機種を一度見ただけで、試乗すらしたことはありません。
吉川さんがこれでトライアルの大会など(なかにはハードなツートラも)に出られていたのは知っていましたが、もちろん大ベテランの実力派ですから、酷く傷んだモノを売ろうとすることなど当然皆無で、しっかりと細かいところまで愛情を込めて(吉川さん談)整備をしてもらって受け取りました。



そして遂に我が家のガレージに。



先週は何かといろいろ忙しかったので、細かな準備ができないまま3日後の日曜日にトレッキングに行く途中で撮影会。
午後にトレッキングを終えてから、少しだけ河川敷の広場で試乗するつもりでした。



車重は乾燥で70kgジャスト、ガソリンタンク容量は3.7リットルで2スト混合です。
シェルコは車重が78kg、ガソリンはロングライドなら4.7リットル入り、航続距離は約180km稼ぐことができますが、TRSは燃費もタンク容量もそれより少なく、燃費もそれに劣るので航続距離は半分くらいでしょうか。
でも最近は1日に何度もトランポに積み直していろんな場所を廻るスタイルなので、さほど問題はないでしょう。
因みに新車価格は120万円ほどですが、イマドキのハーレーから比べると1/2〜1/3くらいですから、そう考えるとオフロード系のバイクは安いと言えるかも。



吉川さんからは今までのシェルコとはまるで違うからと散々注意されていましたが、少しだけ家の周りで乗ってみても、エンジンパワー&ピックアップの鋭さ、クラッチの恐ろしいまでの繋がり方、ストッピングパワーの強力さにはもうびっくりです!!!
大丈夫かなあ・・・乗りこなせるのか、オレ???



そしてこれまで自社で開発、使用されていた『スペシャルシート』『ストロングアンダーガード』『チタン・フットペグ』『セルギヤカバープロテクター』などなど、おまけに使いかけですが指定の『 NILSEエンジンオイル』まで譲り受けました。



もうイジるところなど何処にも無さそうですが、外装ではお友達のchiharuさんにデカールキットを新しく作ってもらうことをあらかじめお願いしています。
僕のラッキーカラーのブルー系にするか、それともグレーを主体な地味めにするか・・?













16歳から乗り始めてずっと4スト党だったので、自分で所有するバイクで2ストだったのはスクーターのパッソーラとVESPA PXくらい。
しかも混合は全く初めてで〜す。




まあ、というワケで年末ギリギリにはなりましたが納車されて、新しい相棒と共にこれからどうやって楽しむかという嬉しい悩みが増えました。
この日はトレッキングを終えると雨が降ってきたので初乗りはお預け。


何処に行こう?今のところ寒さは厳しくても、あまり雪は積もっていません。
となれば・・とりあえずやっぱりあの場所かなあ🎵


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