苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

増車しちゃった!  1/11

連休明けの今日、火曜日の朝に拙ブログの訪問者数を見てビックリ!
きっと皆さん、コイツはいったいこの寒さの中どこへ行っていたのだろうとページを開いていただいたのでしょうが、スミマセン、残念ながら外でバイクは全く乗らずでした。
で、一体何をしていたかというと、遡ることその3日前、京都のTOM'Sさんへ行ってきたという前フリです。

ご存知の方も多いでしょうが、昨年からお世話になっている老舗トライアルショップです。


お店に到着すると入り口に私と同じシェルコTY125クラシックと見慣れたお顔が・・・。
なんと偶然にもお友達の彦星さんが、同じ目的で来られていたのです。
その目的とは、TOM'Sオリジナルのチューニング・アップ依頼!
本当は新車納車時に施しておきたかったのですが、予算の関係でようやく実現することになりました。
なんでも車両は現在のところ国内への入荷が遅れていて、TOM'Sさんではこのバイクだけで5台のバックオーダーを抱えているそうで、しかもそのうちの4台は納車時にコンプリートマシンとしてチューンアップするそうです。
車両自体、日本に輸入されているのはさほど多い数ではないでしょうから、そのうちのかなりの比率でTOM'Sオリジナルが出来上がっていくことになります。
希少種のお仲間が増えるのは嬉しいことです。
ちなみに友達の高山長さんなどもSCORPAではありますが、すでに同じエンジンで施されていて評判は抜群です。内心クッソーっ先を越されたと思っていたのですが、おくびにも出さず?
もう全く別物と思えるほどの変貌を見せるそうで、仕上がりが楽しみで仕方ありません。
そうそう、もちろん耐久性にも自信と実績は十分すぎるほどだそうですよ。



そして店内には気になるマシンが充電中・・。



そのマシンとはFANTICのe-MTB、そう、電動アシストのマウンテンバイクです。
FANTICはイタリアのトライアルやエンデューロマシンを製造する伝統あるメーカーですが、その技術を活かして電動アシストの自転車を製造しています。
TOM'Sさんはこれまでのバイクショップ(自転車)を持っていた経験をもとに、このバイクの取り扱いを始めています。
この前から代表の吉川さんから試乗をグイグイ勧められていたのですが、前回来た時は雨だったのでこの日初めて乗ってみます。

操作系と試乗コースのレクチャーを簡単に受けて・・


走り出してペダルを踏み始めると『うわっ、スゲー!!!』と声が出てしまいました。


いや〜レクチャーで聞いていたものの、この加速は素晴らしい!
途中ゴー&ストップを繰り返してみると、一番重いはずのトップギアスタートでもスイスイ加速して時速30km /hまでもあっという間です。

この満面の笑顔でお察しください。
こりゃあ楽しいぞ〜!!
ママチャリの電動アシストとは全くの別物です。
そしてこれはスポーツバイクとして、体力の無い年寄りや女子供のものではなく、全く新しいジャンル、カテゴリーとして考えるべきでしょう。
吉川さんは昨日近くの山に乗りに行ったそうですが、登りはケモノ道レベルでもスイスイ、下りはトライアル車並みのストロークのフルサスが良い仕事をしてくれるそうです。
しかもバッテリーの保ちは1日走っても十分すぎるほどだと。


最初この電動アシストのスポーツバイクが世に出た時は、私自身も非常に懐疑的でした。
しかし現在ではヨーロッパで爆発的な人気が出て、このカテゴリーでのレースも盛んになってきているそうです。
これは実際に乗ってみなければ、その良さや楽しさはなかなか理解できないでしょう。
となると、これに乗って走ってみたい場所がたくさんあるんですよね〜!
倒木や崩落に阻まれて行けなかったあの先にも行けるだろうし、近年、全国的にも地元関西でもマウンテンバイクの専用コースがあちこちにできているので、そんな場所で走るのも楽しいだろうなあ・・・とイメージは膨らむばかり。
予算さえ確保できれば即購入したいところではありますが、肝心の口座残高がぁ”・・・。


それはさておき、ふと見ればそのお隣に何やら極上のGASGAS中古車が置いてあるではありませんか。
このところいつも一緒に走っているまこっちゃんが、増車で何を選ぶべきかと大いに悩んでいまして、第一候補はトライアルのコンペマシン。
お値段はと尋ねると、え〜っ、そんなお買い得価格でいーんですか!?
まこっちゃんに速攻で写メを送ると反応はビンビン!

そんな流れで土曜日は一緒にまたTOM’Sさんへ訪れました。
まこっちゃん、現車を一目見て気に入ったようで即決でーす!!
そのバイク2012MY GASGAS XTX RACING、ほとんど乗らないまま屋根付きガレージで大切に保管されていたという極上の機体です。
年式はちょっぴりと古いものの、基本的な車体構成は現行モデルとほぼ同じ。
今年からKTM傘下になったため、パーツの補給などもよりスムースになるでしょう。
新車時からTOM'Sさんが手がけたもので、素性も折り紙付き。
キック始動に慣れが必要とのことですが、それを差し引いてもこれは価値あり!
なんたって、FANTICのe-MTBよりも価格は10万円ほど安いのですから、もし私も余裕があれば、どちらにするか非常に悩んでいたでしょう。(いやできれば両方)
なんでも吉川さんの話によれば、程度の良い中古車はホームページにアップする間も無くすぐに売れてしまうことが多いそうです。
この日見に行くことを告げてあったので、急いで納車整備を済ませてくれたそうで、そのままトランポに積み込んでお持ち帰り、ウラヤマシー!!!


さて、日曜と月曜も休みでしたが、この寒波ではあまり乗る気にもならず、日曜日は家の裏山で木こりをしてヘトヘト。
林業を本職としている人は大変だろうなあ。


お友達のえでーさんとKちゃんは笠形林道に行ったもののほとんど雪は消えており、逆に年末行った千ヶ峰は凍結していてコケまくったそうです、やっぱりねぇ。

で、私はというとAmazonを覗くとお買い得なタイムセールでこんなもの見つけて購入してしまいました。


スポーツバイクに乗る人間の多くは、自転車本体にセットして使う「ローラー台」という器具で室内トレーニングを通常行います。
その方がより効果的で実走に近く、最近ではそれ自体がかなりの進歩で、モニターを見ながら疑似レースや憧れの海外ツーリングができたりもします。
ただ値段もそれなりだし、置きっぱなしならばまだしも、準備にも結構手間もかかってしまうのですよね。
そこで通称「スピンバイク」とも呼ばれるこの室内器具は、ジムでグループトレーニングでも使われたりするもので、私も以前によく使っていました。


いつもよく聞いているFMラジオの番組で、元神戸製鋼の名プレーヤー大西一平さんが言っていましたが、最近ラグビー界ではトップクラスの選手たちのトレーニングでもとてもよく使われているそうです。
今どき走り込みはリスクが多く、時間も無駄ということで、もっぱらその代わりに、より効果を認められているとのこと。
2万円そこそこの価格になっていたし、スペックを見ても納得できそうなのでこれに決定というワケです。


大きな箱に入ったブツは重量37kg。
佐川の配達員さん、ごめんなさい、ウチの入り口の階段は大変でしたよね〜。

バラしてパーツごとに室内に運び込むのはさほど苦にはなりません。

組み立ては30分ぐらいでバッチリ!
(不覚にも前後勘違いして、ペダルを左右付け間違えたのはナイショです)
実際に試乗してみると使用感も文句なし。
他にはないドロップハンドルもポジションが変えられてイイ感じです。
あとはサドルとペダルを換えれば一層満足できるでしょう。
こういうものは下手をすればぶら下がり健康機のように無用の長物となってしまいがちですが、TVで大学ラグビーなんて好きなコンテンツを見ながらやれば、1、2時間はあっという間です。
お風呂前に軽く30分なんて使い方もいいなあ。


と、そんなワケで私の増車とはこれでした・・・。


連休の最後には得意料理&大好物のラザニアを作りました。
ミートソースは作り置きで冷凍していたのでそれを使い、ホワイトソースももちろん自家製。
パスタこそ手打ちではなく市販の物ですが、いつ食べても美味しいわ〜!


といったところで3連休は過ぎ、あっという間に1月も半分が過ぎようとしていますね。
次の週末は暖かくなりそうなので、さてどこに行こうかな?


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