苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

氷ノ山ストレートの冬景色 3/20・21


三連休の初日は京都のTOM'Sさんまで 、とある理由で車両を預けに行きました。
うっかりとこの日を選んだことに後悔するほど道路は渋滞・・。
店頭には話に聞いていたSHERCO TY125 CLASSICの中古車が並べられていました。
まだ整備も終わっておらず、この後ホイールも変わる予定ですが、お値段は60万円台後半だそうです。
え、高いって?いえいえ、こちらは距離も少ないうえにほぼTOM'Sフルチューン&ビッグタンク付きなのでとてもお買い得ですよ!
興味がある方は電話でお問い合わせください。
TOM'S トムス(吉川さん、金本さん)
TEL:075-415-1700

土曜日は県北部の但馬に行こうと思っていましたが、天気予報が良くないし、ガソリンは高いしということで、久しぶりに拙宅からダイレクトに繋がっている六甲山系のハイキングコースを歩きました。

家は赤丸付近にあって、庭の横の階段からすぐに山道に入れてしまうんですが、人間贅沢っちゅうか慣れてしまうとそのありがたみを忘れがちで、つい他に目がいってしまうのは性分でしょうかね。


しばらくは沢沿いの穏やかな道なんですが・・


結構な区間もあって脚にも心肺にもバッチリ負荷をかけられます。

ところどころでこんな風景も楽しめて、こちらは神戸六甲アイランドから芦屋浜の眺め。


こんな生命力を感じる大樹があったり。

登り切ると芦屋奥池という、かつては別荘地だったものが、今は定住者がほとんどの瀟洒な住宅地が突然現れたりします。
ハイキングロードが家のすぐ脇を通っているので、家の中の人と至近距離で目が合いそうです。


愛嬌のある石碑ですが、この場所は展望ゼロ。


ここで分岐して、下り方向に進むと、また穏やかな区間。


カベノ城という場所からは東側の風景が広がっています。
丸い池は北山ダムで、その隣は甲山、その向こうには千里ニュータウンから万博記念公園があります。

そしてこちらは大阪中心部の眺め。


3時間ほど歩いて、昼からはメルカリ出品と、インド風チーズ作りという、健康的で経済的な1日でした。

これがそのチーズ『パニール』で、カレーに入れたりして食べます。


連休はあっという間に過ぎていき、最終日はなんとか天気予報も良さそうなので、いつもの但馬へ出かけました
今回も兎和野高原に着くと県道の除雪が進んでいて、林道入り口まで車で行けました。
雪の様子次第で決めようと、クロカンスキーとスノーシューの両方を持って行き、選んだのはスノーシューでした。

スノーシュー、クロカンスキーとこれまで2回来た瀞川氷ノ山林道は、こうして見ると1mくらい雪が溶けています。


前回までは本線を進みましたが、この日は少し近道になる旧道で登ります。

すると途中で雪がすっかりと溶けている箇所がありました!
ん、どうして?と不思議だったのですが、どうやら道路脇に並んでいる常緑樹がその原因のようです。



落葉樹の周りはこんな具合に溶けています。


いちばん最初は2時間かかって登ったハチマキまでのコースが、身体も慣れてきて、しかもショートカットだと1時間で到着しちゃいました!


しかしスタート時から降り出した小雨がみぞれに変わり、ここに着いた時には雪へと変わって、せっかくの場所がな〜んにも見えません。


山小屋の西側も、やはりヒノキが並んでいるので雪が溶けていました。
これで遮られて、積もる量が少なかったのでしょうね。

ここまでは先行者の足跡がついていましたが、この先は新たに積もった雪のおかげで足跡は僕のものだけ・・?


おっと、これはヤマドリかな?

突然直径1m深さ2m近いブラックホールもありました。
こんなのに落ちたら捻挫か、ヘタしたら骨折ですね。


雪質も標高が900mを超してくるとどんどん良くなっていました。
これならば、クロカンスキーを履いてきても十分楽しめたかもしれません。

積雪量もまだまだたっぷりとあります。


そして遂に見たかったこの風景の場所に到達しました!
関西のオフローダーにとってはお馴染み、少し大袈裟に言えば『聖地・氷ノ山ストレート』です。
バイクに興味がない人に少し説明をしておきますと、本州山間部には大変珍しい(北海道あたりでは平野部に林道があるので珍しくもありませんが)約2kmに及ぶフラットなストレート区間なんです。
これまで僕自身も数多く訪れてはいますが、一度この目で雪に覆われたその姿を見てみたかったんです!



この日の最終目的地は、このストレートの先にある瀞川山山頂だったのですが、この辺りから雪と風が強くなり、このままでは山頂まで行っても、どうせ何にも見えないだろうと途中でUターンしました。


ぽっこりとまあるく積もったその下は、なにか盛り土でもあったかなぁ?


すると復路で10分も経たないうちに、な〜んと青空が顔を見せ始めました!
こうなると分かっていたら山頂まで行ったのにぃ!!



日差しが無いと、どこで撮っても同じような画像になってしまいますが、影ができると風景が変化に飛んできます。



ハチマキ展望台に戻る頃にはガスも取れてスッキリ!
いいねえ、いいねえ、こうでなくっちゃ!!

オフロードバイクのブログを楽しみにしておられる読者の皆さんには、このところ変わり映えしない内容と画像で申し訳ありませんが、本人はとても楽しんでおります!




来年の目標のひとつは蘇武岳に登ること。
普通のコースは村岡ファームガーデン裏からの登山道ですが、デサント工場のある高井交差点から舗装林道か牧場の中を登ることもできるかも?(とある方の発信情報なのですが)
体力と技術さえあれば、スノーシューやBCスキーの自由度って素晴らしく広がります。


ハチマキ展望台からの眺めを西から東に切り取るとこんな感じです。


今年はあと何回雪で遊ぶことができるかなあ・・?


まあ内心はそろそろバイクに乗りたくて仕方ないってことも、正直を言えばもちろんアリアリです。
ただこのところの雪遊び、山歩きのおかげで、体力は少し戻ってきたという手応えを感じてもいます。


そんな訳で途中にある林道入り口を調査すると、福岡作山はこんな具合で入り口は除雪した雪のバリケードで塞がれています。


奥を覗くと・・う〜ん、ちょっと無理かなぁ。


但馬トンネル側の八木谷大谷は・・おおおっ雪が無い!


まだどなたも入ったような形跡すらありませんが、これはなんとか行けるかも?
これまでの経験で言えば天谷加保坂あたりは日当たりが良いのでもう大丈夫でしょう。
舗装路の峠には冬季通行止めのバリケードはあるかもしれませんが。


帰路の途中の粟鹿山の雪もすっかり溶けているように見えます。
こちらは毎年のように最後まで雪が残っている区間があり、ヘタに突進すると前にも後ろにも進めなくなるのでご注意を。
さ〜て、そろそろ始動しましょうか?それとも・・・


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