苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

氷ノ山トレジャーハンティング  9/2

いつもの兵庫県北部但馬地方、氷ノ山周辺に探索ツーリングへ行ってきました!


その翌日にこのブログを書いていますが、キョーレツな筋肉痛です!


写真は全然撮っていません!


走るのが楽しすぎ(忙しくて)撮っている暇も余裕もありませんでした!


果たしてブログは書けるのか・・・?



ということで、今回は画像を借りパクしたり、文章中心にやってみようと思います。
今回のメンバーは先月タイ、ラオスで行われたアジア・クロスカントリー・ラリーに出場して、見事MOTO部門総合6位に入賞したT橋さん。
『アジアの虎』との異名も冠しています。





そしてそのひとつ上をいく5位入賞のS川さんのお二人。



そのひと月ほど前にご一緒した時と比べると、だいぶ痩せておられたので激戦の跡が窺われます。
アジア特有のお腹イタイ問題にも見舞われて、SSの最中にもストップをしなければならなかったそうなので、きっとそのせいでもあるのでしょう。
いや〜しかし本当にオメデトウゴザイマス。



そして今回5、6年前からお知り合いだったのにもかかわらず、一緒に走ることはなかったKAZUさんも、最近美しく仕上げられたセロンコ(225セローのブロンコ風外装)で初参加!
GASGASにも乗ってレースにも参加されているので、今日はてっきりそちらで来られるのかなと思っていたのですが、どうも絶景ツーリングと勘違いされていたらしいです。
光り輝くフェンダーはなんとアルミ製ですから、絶対コケません宣言が出ています!
KAZUさんはYouTubeにもたくさん動画を投稿されていて、後日この日の様子もアップしてくれました🎵
とても上手な編集なので、是非ともご覧ください。




苦楽園さんプロデュース 絶景爽やかツーリング?



その3人に加えて、探索大好きハスク450のベテランK川さんと、お馴染みのメンバー、トリッカーのまこっちゃんの計6人。
僕はTRS XTRACKなので一応レーサー組に属するということになりますが、乗り手がゲキ遅なので、トレール乗りの人が混じると安心です。


さて今日の本題は関西で最もメジャーな瀞川氷ノ山林道(通称氷ノ山林道)の影に隠れた宝物?おそらくこれまで表舞台に現れたことが無い未踏の作業道を探ることです!
これまで長きに亘り多くのオフローダーに愛され走られてきた関西きっての氷ノ山林道とその近辺に、こんなネタが残っていること自体奇跡のようなものですが、衛星画像と地理院地図の分析と実際の下調べからふたつの可能性が浮かび上がってきたのです。


まずは前哨戦で、その氷ノ山林道と接する轟安井林道支線の探索。
こちらは画像で判断する限り行き止まりだと想像していましたが、やはりその通りスパッと終わっています。
それでも幅員も余裕ある、気持ちの良いルートで距離もそこそこありました。
もしかすると轟安井林道と並走して大段ヶ平と繋がるかもと期待していましたが、どうもそれは違っていたようで、もう一度轟安井林道から氷ノ山林道を走って大段ヶ平の広場に到着。



ここからの眺めはとても良いのですが、夏から秋はススキが伸びて視界が遮られます。



そして本日のセミファイナルは、この付近から氷ノ山林道の支線のひとつである横行林道(現在は舗装済)に繋がるかもしれない作業道の探索です。



これが入ってみると予想を遥かに超える奥行きと迷路のような複雑さで、幅員もこれまた十分!
こんなところがまだあったんだと、自分でアテンドしておきながらも驚きでした。
しかしウエットな路面も多く、この辺りによくある間伐材を敷いた路面がとてもスリップしやすく気を許しことができません。
油断をすると方向感覚を失い迷ってしまいそうで、とてもとてもソロで来るようなところではありませんが、その点このメンバーだとサクサク探索が捗るのが何よりも心強く楽しい🎵


ただくまなく探りましたが、結論としては残念ながらこちら側からはどうしても谷を降って横行林道に抜ける道は発見できませんでした。




そこで降った側の横行林道から、あらかじめリサーチをしておいた入り口から作業道に入ります。
この入り口はとても怪しげで、つい見逃してしまいそうになるのですが、地理院地図とストリートビューで割り出してあります。


こちらは先ほどのエリアとは違って分岐はなくルートは1本。
ただかなりの時間誰も入ったような形跡はないので、道は自然に帰りつつあるような状態です。



レーサー組の皆さんの流石のライテクはもちろん、セロンコを実に上手く乗りこなすKAZUさんのテクニックも参考になります。
タイヤのトラクションを失うようなシーンでも、決して無闇にリアタイヤをぶん回して地面を掘ることもなく、確実にアトラクションをこなしていきます。



しかし残念ながらこちら側からも繋げることは叶わず、GPS走行ログで確認してもらうと、先ほど走った道とあと2、300mの間隔を残して道は消え、可能性としてはその間の急斜面を制するしかありません。
惜しいなあ・・まだどこかに可能性が残されているような気がしてなりませんし、もしそれが見つかればかなり面白い玄人向けのルートになりそうです。
そういえば、ここは木の根などに大きな穴がいくつかあって、熊か何かの巣のようでもありました。
ここもソロで来るには相当な覚悟と準備が必要です。


ちょっと残念でしたが、ここまででもかなり楽しめたことは間違いありません。
もしかすると予想を下回り、入ってすぐ終わってしまうことも考えていましたが、これほどのルートが眠っていたなんて驚き以外のナニモノでもありません。


そして次のメインイベントこそ、練りに練って期待度満々で臨んでいたのですが、なーんと土曜日だというのに入り口で伐採作業が行われていて入れませ〜ん。(泣)
最近は土木工事関係も週休二日制が当たり前になってきたのですが、先日のように台風で天気が荒れるとその影響で振替出勤があるのですかねぇ。




そのルートは広大な作業道路網があり、目的の場所に繋がればそれはそれは大発見となること間違い無しなのですが、また機を見てチャレンジしましょう。
しかし伐採工事が終わらないと今年中は無理かなあ・・・


というわけで、氷ノ山林道から鵜縄に向かって下る途中のループ作業道(画像なしですがこれも楽しんでもらいました)を案内してから、まこっちゃんを除いては皆さん行ったことが無いというPEAKS CAFEに。



この画像もT橋さんのFacebookから拝借しています。
一階のお肉屋さん仕込みの手切りのパティは歯応えが良く、旨みもたっぷりで後味最高🎵
食後に幸福感が長ーく口の中に残る料理こそ大好きなのですよねえ。


さて、思っていた結果は出せなくても、ここまででも十分に楽しめたと言っても良いくらいだったのですが、やはり残されていたあの古道『小城越』の、前回とは反対側からの探索も行わなければ気持ちが収まりません。


そこに行くまでまでのショートカット区間、稲葉地区の古い廃道もとても面白いものでした♪(これも画像は無し・・)


そしていざこの斜面、どう調べてもここを越えなければ可能性が残されていないところを、先頭を切ってK川さんがアタックします!



レーサー組の他の皆さんもそれに続き、トレール組のお二人もチャレンジ。
さて僕はというと、最初のアタックで肩を痛めてしまい斜面の下でみんなを見守るというトホホな結果に。




これもKAZUさんの撮った画像ですが、それぞれルートを懸命に探るも、とうとう見出すことはできませんでした。
前回は反対側から目的のピーク、地図上の『小代越』には達していたので、ある程度の満足はあるのですが、反対側からは徒歩でないと無理なようです。
(トライアルライダーY本さんならば可能かも?)
またいつか本格的な冬が来る直前にでも、自分の足で歩いて調べてみることにします。
この一年で、足で確かめなければならない課題がかなり増えました。




いやーしかし思ったような結果を出すことはできませんでしたが、本当に楽しい一日になりました。
TRS XTRACKに乗っていると普段の自分の2割か3割り増しで走れてしまうので、そのせいもあるかもしれません。
もちろんこの但馬で探索を行うには、これ以上心強く頼りになるメンバーは他に見当たらないくらいなのでそのおかげでもあります。
秋は皆さんイベントが多く、しばらくはご一緒できないかもしれませんが、またの機会を楽しみにしています🎵


あ〜、なんとかブログ書けました。


追記ですが、三川線はかなりの台風被害が出ています。
その様子を見ると隠れた人気の三川東作業道群や柴山は相当厳しそうですね。
来週はまた中畑肥前畑線など扇ノ山周辺の被害も調査するつもりです。


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