8月の蒼い空 暑さなんかに負けやしない 8/5
この日のロードサイドの気温計は最高37度。
お隣の豊岡市では39.4度にもなったようです。
最近どうも一部界隈では僕のことをアブノーマルなオフローダーと思われているフシがあるようですが、さすがにこの暑さだし、本来の絶景ハンター・フラット専門としての1日にするつもり。
でもやっぱりちょっと気になっていることがあるので、気温が上がり切らないうちにリサーチもしておきましょう。
ここは日高町稲葉(いなんばと読むのが正解だそうです)のとあるルート。
先日ご一緒したK川さんやS川さんが言っていたのはここのことかな?
なるほど、確かにしっかりとした道がありました。(どこに?)
これを使えばやましいことなく?その奥に進めますね。
それ以外にもこのエリアには気になる道が他にもあって・・
入ってみるとこれが雰囲気抜群!
うわっ、これは見っけもんの理想的と言っても良いほどのダートがありました🎵
が、しかし・・
それは2kmも進まぬうちにジ・エンド。
別な道もこんなまるでオブジェのような放置物(重機のクローラー)があったりして期待しましたが・・
やたら樹が低く道に覆い被さっていて、逆リンボーダンス状態になって苦しいので撤退。
しかし体力温存のために敢えて無理をせず引き返したところもあるので、機会をみてまた探ってみましょう。
村岡神鍋林道で妙見蘇武林道と三川林道(どちらも舗装)の合流地点まで登ると気温も下がり、木陰は爽やかな風が流れています。
オープンなエリアでしばしの撮影タイム。
モンゴルやチベットには及ばないまでも、真夏らしい濃い蒼さの空が広がっています。
撮影はiPhone14Proを使っていますが、編集や加工も一切必要ありません。
もうここまでカメラ性能が進歩すると、あとは構図を決めてシャッターを押すだけ。
ただ意外とみなさん隠れた操作方法をご存知ないようなので、ちょっとネットで調べることをお勧めします。
同じ場所でも後からと
前から撮るのではこんな違いが。
億劫がらずにいろんな角度から撮ってみるのも大切なことです。
な〜んて偉そうに講釈ぶってしまいましたが、何と言っても但馬の自然美が素晴らしいのが最大の要因。
しかもオフローダーやハイカーさんを含めても、他の誰にも会わないのが当たり前。
ここで工事の情報です。
妙見蘇武林道の奥神スキー場のてっぺん付近は平日通行止めになっていますが、土日は通れます。
これがその現場。
その先も香住方面にかけて落石や小崩落が多かったのですが、今回それらは綺麗に整備されていました。
ただ舗装路面の上にうっすらと残っている土砂がとても滑りやすく、フロントをズルッと持っていかれるので要注意。
ちょっと時間調整をするために白菅山林道を走ってから・・
三川線をさらに北上して・・
久しぶりに大野林道で下山。
ここは好きな林道のひとつなのですが、他との接続が悪いのでなかなか足が向きません。
三川線を走っているとこんなに遠かったかなと、いつも繰り返し思ってしまいます。
今日の昼食はいつもの店ではなく、もう一つの贔屓の店の刺身定食。
大好物のアジのなめろうと南蛮漬けが美味かったー🎵
もうちょっとその量があったらなと思うけれど、値上げも最小限だから納得。
最近はすっかりと人気が高まって、開店直後すぐに待ちリストに記入しないといけないくらい。
そのうち開店前に行列ができてしまうのかなあ。
食後はいつものルーティーンで浜辺の木陰お昼寝タイム。
オンショアの風が程よく吹いているので快適🎶
香住港付近は遊泳禁止区間がほとんどなので、この時期でも人の数はまばらです。
海水浴客は西側の三田浜に多いようです。
そしてこれもまた定番ポイント巡りの矢田川で、涼しげな画像をどうぞ。
いつか奥の淵の深みにザブンと飛び込んで泳ぎたいけれど、一人だともし脚が攣ってしまうとヤバイので自重しておきます。
この川は鮎釣りで人気があるので釣り人も多いのですが、ここは迷惑のかからない場所のひとつ。
チャラ瀬が多いので鮎もあまり寄り付かないのでしょうか。
今日は防水ソックスを履いてこなかったので、ブーツの中に水が入ってムレムレになりそうだけどまあいっか。
そしてこの時期の稲の美しさよ!
里山を走りこの国日本に生まれた幸せを噛み締めます。
季節に応じて色々な花を咲かせるこの畑は矢田川温泉ではなく、そのお隣にある僕が愛用している合わせ酢などのメーカー『ときわ』さんが管理されていたのですね。
そこから池ヶ平林道で南下して、峠の途中にあるお地蔵様。
地理院地図で見るとここに破線が交差しているのですがお地蔵様の右側は深い谷。
どう見てもあり得ないと思っていたのですが、その答えは何と左側にあったようです。
どうして今まで気がつかなかったのか、尾根筋のこちら側に古道らしきその跡が。
左の斜面を横切って伸びているのが正解?
それとも正面を登っているのが正解?
実は以前、牛舎のところから実線が終わりの区間まで行ったことがありましたが、その時は途中で撤退。(激しく荒れていました)
そのまま強行突破すればここまで抜けられるのか?
おそらくはこの林道ができる前はこのルートが生活道路として使われていたのでしょう。
そうでないとあのお地蔵様の古さに納得できません。
赤い矢印のポイントがお地蔵様の場所です。
Xからの区間等高線を見ると傾斜がキツそうだから、バイクではちょっと無理かなぁ。
ただ破線がクネっているのでつづら折りの可能性も否定できません。
さらにそこから安泰寺に抜けられたら面白そうだけど、暑さが一段落したら仲間とチャレンジしてみたいものです。(えっ、嫌だって⁉️)
久斗山(くとやま)から熊谷(くまだに)に抜けて、岸田川の堤防の道。
こんなところをゆっくりトコトコ走るのも大好きです。
ただエンジン付きのバイクよりもグラベルロードのバイク(自転車)で走った方が、より気持ち良いかもしれません。
そこから竹田甚白細見谷林道に入ります。
目的のひとつは6月にご一緒したK川さんの落とし物捜索。
途中どこかでサイドスタンドが脱落していたのですが、後続の僕はそれらしき物を見かけながらスルーしてしまっていたのです。
2ヶ月近く経ってしまってはいましたが、多分見つけられるだろうという目論見は外れて、残念ながらそれは発見に至らず。
それにしても以前は廃道そのもので荒れ果てていたこの道は、今ではすっかりとフラット化されています。
この日はここで久しぶりにキツネを見ました🎵
先々週は三川線でイヌワシを見られたし、このところラッキーが続いています。
ただ僕はGoProなどで記録していないので、画像に残せないのが残念ですが。
こちらは盟友たらさんの撮影画像。
2年前にご一緒した時は、僕がその前に大野林道入り口でサイドスタンドがポッキリと折れてしまいましたっけ。
竹田甚白細見谷線
国道9号線に出てからはしばしのリエゾン。
林道ばかり走っていては、さすがに体力が続きません。
海上(うみがみ)地区から峠を駆け上り、また気温が下がってきたところで旧草原界へ入ります。
ここに来れば必ず立ち寄るこの空間。
いつもとは別の抜けられるルートもあるかと思っていましたが、どうやらそれはちょっと無理だったようです。
県道に戻りまた登っていくと、以前とは反対側のエリアに電柵が張られて、中には但馬牛が放牧されています。
さすがにこの暑さにはゲンナリとしているようで、みな木陰で横たわっています。
その周辺は真っ青な空に真っ白な雲が流れています。
正面には中辻肥前畑林道、左手には先ほどいた日本海がよく見えます。
ここにはもう数えきれないほど訪れていますが、これほどの青空と澄んだ空気は初めてかもしれません。
さらにその先の鳥取県との県境付近からの風景でも、鳥取市内がはっきりと見渡せます。
いつもはぼんやりとしている水平線もくっきりと見えますが、それはこんなに高い位置にあったんだなあと再認識します。
家にほど近い大阪湾や明石海峡も、高台から見ると海が盛り上がっているように見えるのは何故なのでしょう。
それにしても季節の移り変わりは早いものです。
気がつけばもう8月、兵庫県北部但馬のバイクシーズンは残り4ヶ月です。
さてと、そろそろ帰りましょうか。
まだ陽が長いのでついつい走り過ぎてしまいますが、フロントブレーキのベーパーロックが起こり始めたり、キャメルバッグのドリンクも無くなってきました。
ところでSNSで知ったブーツ使用、洗浄後の乾燥方法、皆さんはご存知でしたか?
これはグッドアイデアですよね🎵
これまではわざわざブーツドライヤーで乾かしていましたが目からウロコ。
バ◯とハサミとSNSは使いようですね。