苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

但馬愛が止まらない🎵  6/24

僕は基本的に土日が休みです。
バイクに乗るのならば土曜日がベターなのは、日曜日にゆったりと洗車をしたり、このブログを書けるから。
今週は日曜の方がより天気が良いのは分かっていましたが、この時期たとえ少々雨に降られても気にならないので、いつものように但馬に向けて出発。


まずは先々週にグループで新規探索完抜けできた八田作業道の復習です。
入り口は先が見えなく、コンクリート舗装の上に岩がゴロゴロ。



一瞬入るのを躊躇うほどですが、これも林道あるあるのひとつで、入ってしまうと平和なことも珍しくはありません。



しばしは穏やかな序盤戦。



唯一、崩落で路肩が崩れて道幅の狭い所を通過。



全体の1/3ほどはこんな感じで続きます。



法面崩落部分もラッキーなことに十分な幅が残されています。



鳥取で多い赤土質がところどころに現れてきます。



ちょうど中盤にこの道では最大の難所が現れます。
とは言ってもベテランやレース経験者にとっては楽勝レベルかも?



ラインは左側。
思い切ってスピードを乗せたまま通過できればシメたもの。



シェルコだとやや苦労しましたが、TRSだと余裕でクリアできました🎵
その走破性はバイクにお任せでもスイスイ進んでびっくりするくらい。



その先の残り1/3はつづら折り区間。



もともとこの道の倒木は意外なほど少なく、残してあるのはここだけ。
右の斜面でエスケープするのがおすすめです。



そして池ノ尾舗装林道と合流します。



向かい側の路肩にはこのポストが立っています。



そこから浜坂方面に向かう途中でビックリしたのは、これらの障害物!
先々週来た時にはほとんど無く、それ以来そんなに大雨は無かったという認識でしたが、ここ数日でかなりの雨量があり崩れたようです。
トラ車やレーサーならば越えられますが、トレールなどではかなり難易度高めで、この他にも同じような箇所がいくつかあります。



この時間帯は小雨模様で、遠くに見える牧場公園も霞んでいます。



途中から坂本林道に入ります。



距離はショートですが、安定した路面と景色の良さで、好きな林道のひとつです。



それにここまで来ると、まず他の誰にも会うことはまずありません。



それにしても、この前探索したここの支線は残念でした。
途中から絶対これはイケるぞ!と思っていたのは、グループの皆同じだったのですが・・



抜けられたとしたならば、この林道の価値がグンと上がったのですけどね。



位置的には秘境と言えるほどですが、崖落ちの心配もまず無く。



一部を除いて、こんな路面が続く林道です♪



そして三叉路で竹田甚白細見谷林道と合流。



ここは5、6年ほど前に初めてきた時は草ボーボーで路面が見えないほどだったのですが、今はスッキリとして嘘のように綺麗になりました。



これはウッドショックのおかげでもあり、周囲の伐採が進んで路面も整備されたためです。



県道に出て、並行して流れる鮎釣りで有名な岸田川の河原で一服。



湯村に戻って、これまた好きな草太林道に入ります。



ここも一言で表せば『安定のくさぶと』。
対向車(それも滅多に無いですが)に気をつければ、思い切ったライディングができます。



そしてこちらは真逆の熊波林道。



とにかく雨裂というか、深い縦溝が次から次に現れて、ラインを選ぶ能力が試されます。



比較的新そうなガードレールや、荒れた舗装部分も残っており、かつては生活道路として活用されていたようですが、今はすっかりと廃道状態です。
これも最初に走って時はものすごい草に覆われていました。



写真で撮るとそれほど酷いように見えないかもしれませんが、お好きな人には楽しめますよ。



抜けてから大照林道(舗装)を走り小代スキー場に。



お馴染みの展望東屋は、最近はキャンプ場のお客さんをアテンドしていて道も整備されていました。
ようやくあの価値に気づいたのは、オフローダー達が入れ替わりに楽しんでいたためでもあるのかな?



向かい側の稲荷尾林道は今日はオイシイところだけ。



青空が無いとちょっと暗くて、ここの良さが分かりにくいかもしれません。



本線のスキー場側区間はびっしりと緑に覆われています。
でもこれがクセモノで、その下はところどころヘビーウエットなので注意が必要です。



またしばし大照林道を走ってから、但馬ではNo.3か4に数えられるロング林道の仏ノ尾。



ここの雰囲気とコンディションはこれぞ林道と言えるもの。
ビギナーでも行き先に悩んだらここで走ることをお勧めします。



ただし中盤ではやはり伐採が行われていて、平日に走る場合はご注意ください。
それにしても木材の運び出しはどこから行われているのだろう?
もしかするとその中盤から麓にかけてに、新しい作業道を敷設したのだろうか?
作業が終わったら検証が必要かもしれません。



佐坊に抜けてから本当ならば野間林道から瀞川氷ノ山林道に繋げたかったのですが、今日のバイクTRSでは航続距離が短いのでそうはいきません。
村岡の旧市街に入って、最も好きな場所でパシャリ📷



実は先日、昨年まで連載していたKRAZy webの読者の方からのメールをいただいたのですが、その方はこの村岡のご出身で現在京都にお住いながら、僕の記事を読んで故郷やご家族を想い、楽しんでくれていたとのこと。
あまりの嬉しさに涙腺崩壊です!



僕自身、以前から少しずつこの歴史を調べていたのですが、かつてこの地を治めていた山名氏は広く但馬のみならず現在の鳥取までを永きにわたって統治し、その繁栄に寄与していたそうです。
今は豊岡が但馬の中心地と言って良いかと思いますが、昔はここが政治、経済、文化の中心地だったのですね。
その山名氏一族は現在も全国山名氏一族会を結成して、村岡山名氏は16代目の当主で地域に貢献されているそうです。



この日の最後は杉ケ沢高原。



以前はここでも他の誰にも会うことは無かったのですが、最近はオートキャンプの人を度々見かけるようになりました。
でもこの日はまた僕が独り占め♪



ススキ野原はまだまだ膝丈なので走りやすいくらいです。
しかし僕はどんだけススキが好きなんだって、自分ながら呆れるくらい。



季節が進み、花の種類は少なくなってきましたが、ここではヤマボウシが満開でした。




奥に広がるのは広大な大根畑ですが、作付けをしているのは一部なので広い草原にも見えます。



南方向に見えるのは宍粟の山々。



このポイントからのこの風景が最も好きなんです🎵



こちらは戸倉方面かなあ?



TRRS XTRACKは林道ツーリングに使っても本当に良いバイクです!
僕の腕ではその性能の半分も引き出せてはいないのでしょうが、トータル性能では最強レベルであるのは間違いなし。
ただし満タンで70kmほどしか走れないので、ガソリンスタンドの状況、位置には気を付けなければなりません。
その日の気の向くままにではなく、プランをしっかりと立てれば安心です。




杉ケ沢で終わるはずでしたが、実は5、6年越しにわたって課題だったことが、ひょんなことからその答えが見つかりかけたのです!



この日はもうガソリンが残り少なかったので下見のみ。



ウンウン、やっぱりそうだったのか!
昨年この近くを走った時にここはリサーチが必要だなと思っていたのですが、やはり BINGOでした🎶



思わせぶりでスミマセンが、この件に関してはまた別の機会で。


本音を言うと、叫びたいくらい嬉しい発見だったんです🎵
早く全容を解明したいけれど、いよいよ梅雨本番だからそれはだいぶ先のことかな。


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