苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

美しく散り過ぎゆく秋 11/12  但馬

先週で今シーズンは一旦終了と宣言をしていましたが、その舌の根も乾かぬうちにまた但馬に行ってきました。
だって天気予報はどれを見ても終日晴れで、気温も夏日に近づくとなっていたのですから。



快晴となれば、やっぱり雲海に期待しちゃいます。
こちらは山頂からの氷上盆地方向。



まるで水墨画のようです・・なーんてありきたりの表現しか浮かびません。



そしてこちらは朝来方面。



前回よりも雲が低く厚みも薄い感じですが、それは風が吹いていたせいかな。



西側は段ヶ峰方向。
冬が来たらまたいろいろ登ってみたいな、自分の脚で。



天空の城ラピュタ、日本のマチュピチュなど、いろんな呼ばれ方をされている竹田城跡を、なんとか撮ることができました。(中央の低い山のテッペン)
イマイチ鮮明ではないけれど、僕の腕と安い望遠カメラレンズではこれが限界かも。



そこからこの前のグループツーリングの時に話題になっていた、山頂とメインの林道とを繋ぐ道の調査。
すっかりと葉が落ちて明るくなった尾根筋に木漏れ陽が美しい♫



途中から斜面の角度が増してきたので引き返しましたが、これは探索メンバー募集事案ですね。



近くに停めておいたトランポに戻りインターをふたつ移動して、大好きなピストン林道に入ります。
ここは大好きとは言えソロで走るのはその度にちょっとビビります。
なぜかといえば完全に廃道化していて、一部区間の路面がシダに覆われて見えないんです。
さらにタチが悪いのはそのシダに隠れていやらしい落石、転石が多く、運が悪いとフロントが弾かれて・・・・



嫌な汗をいっぱいかきながら、なんとか稜線まで出たらもう安心。
まだ9時前だというのに気温が上がり、小春日和どころかインディアンサマーという表現の方がピッタリなくらい。



ああ、気持ちイイ〜♫



片道5、6kmくらいで稜線部はそのうち1kmほど。
結構『あそこは良いですよ〜』と仲間内には宣伝しているのですが、他にはほとんど誰も来ない『林道畑線』でーす。
みんな来てねー!



突き当たりの山頂付近で撮影をしていたら、小さな茂みがガサっとして『ギュー!!』とか鳴き声が・・
え、ギューってなんだよ!?
思わず『なんやーオマエは!』って叫んだら、現れたのはキジかヤマドリでした、あーびっくり。
なんだかこの前からキジやヤマドリを頻繁に見かけますが、繁殖期かなにかでしょうか?
声からして違うとは思いましたが、最悪子熊だったら、そして母熊が近くにいたらと一瞬血の気が引きました。
一応熊除けスプレーは持っていますが、突然現れたらすぐには取り出せませんよね。


そうそう、その直前にはプロペラ旅客機が突然に低空で現れ、もうひとつびっくりしていました。
きっと但馬空港へ向かって着陸体制に入っていたのでしょうね。



空はご覧の通りに快晴ですが、気温が高いせいか、やや霞んでいるのが残念かな。
でもそれは贅沢というものでしょうね。







稜線の反対側にはさっきまで雲海を楽しんでいた山頂も見えます。



この斜面を下ることができれば、和田山側の藤和深山林道と結ばれるはず・・デス。



帰りも肝を冷やしながら問題の区間を抜けて無事帰還、やれやれ。



麓の集落近くには美しい清流と道が並行に続いています。



ここに来たら必ず寄るのは、隣の谷筋にあるこの場所。



春は桜、秋は紅葉が美しい大好きな場所。
しかも秋は誰ひとりとして、ここで会ったことはありません。



あの山は床尾山かな?



紅だけでなく黄色やオレンジ色も同時に楽しめる♪





この一枚は今回の表紙に使おうか、最後まで悩みました。
ぜひPCの大きな画面で見ていただきたい。





こんな空間を行楽シーズンの日曜日に独占できる幸せ♫
なんて贅沢なことでしょうか。
それが但馬の良さでもあるのです。



イチョウの樹ってどうしてそれぞれいろんな形があるのでしょうね?





さて、たっぷりと撮影に時間を費やしていたら昼を過ぎてしまいそうになり、また慌ててトランポにバイクを積んで、今度は香住港まで車でひとっ走り。



混んでいるかな〜と思っていたら、1時を回った店内は1組の客だけでした。
気分は煮魚定食だったけれど、この日は仕入れをしくじったとかでそれは無かったのでマグロ丼。
毎度言っていますが、今回は赤身だけのせいかこれで1300円。
ご主人と話をしていたら、なんか最近オフローダーが増えたなあと言っていました。



そしてまたまた移動して、やってきたのは上山高原です。
ブロガー繋がりの「はるちゃん」さんの記事に刺激されました。


今日はここで夕暮れの写真を撮りたいので、山頂近くの広場に車をデポ。
まずはウッズの『草原界』から。



ここの雰囲気もいいでしょう🎵
なかには何にも感じずに走り過ぎてしまうヤツもいますが、さすがに親友Kさんは画像を見て『ここイイ!』と言っていたなあ。



Kさんのブログを見て、何度もその画像の撮り方を参考にさせてもらっていましたが、やっぱりそれぞれのシーンに出逢った時に、どれだけ直感即断で、それをどういうふうに撮れば良いのか判断できることが大切なんだなと学びました。



この1、2年はススキの生育が良くなかったのですが、今年はかなり復活してきたようです。
これだったら見頃の時期にも来ておくべきだったな・・。



広場の草も綺麗に刈られ、案内板も新しくなり、左馬殿道の危険性を知らせる大きな看板も設置されていました。
霧ヶ滝に続く道は、その道のベテランでさえ滑落死亡事故が複数あるそうなので要注意です。



そして鳥取側にあるこのエリアは何度来ても圧倒される風景です!


もうこれも余計なキャプションは必要ありませんね、シンプルにいきます。
移動しながら何枚シャッターを押したかわからなくなるほどで、ミラーレス一眼のメモリーも満タンになってしまいました。


その美しい風景に胸いっぱいになりながら、秋も深まってくるといろんなことが頭をよぎる夕暮れでした。









A long shadow



Today's the most stunning landscape!





Hey, how are you doing now?







Twilight and airplane clouds



Life is so beautiful but life isn't fair.


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