粟鹿山をめぐる謎を解く 11/19 南但馬
秋のハイライトである紅葉シーズンもひと段落がつき、そろそろまた探索欲が心の中で蠢き出してきました。
以前のグループツーリングの時にchiharuさんが粟鹿山で出会ったとあるライダーさんが、なんとKSRで林道から山頂まで登られたとの話を聞いてビックリ!
ムムム!?これまでも登山道としてのルートは複数あるのは知っていて、しかしそれはいずれもバイクでは到底無理なルートで諦めていましたが、どうも話によればそれ以外に存在するらしい。
ただ世の中にはわざわざ不向きなバイクでアタックするような変態トライアルライダーもチラホラ見かけるので、もしかしてその類では?なんて思いながらも今回あらためて検証してみました。
山東側から入っていくと見える和田山町には、この時期には逆に珍しくほとんど霧は出ていません。
標高が500mを切るような場所では、まだ紅葉が美しく残っています。
記念碑のある場所からは竹田城跡がはっきりと見えます。
真ん中の低い山の頂に『へ』の字のように見えるのがそれです。
林道粟鹿山線は20年を超える年月の末に完成したロング林道。
現在はほんの一部だけ少し荒れている区間がある程度で、基本的にスーパーフラット、天空のスカイライン林道です。
粟鹿山自体カッコいいのですが、麓から見上げてもその中腹に伸びる林道がよく分かります。
何度もこのブログで紹介しているので、興味がある方はそちらでどうぞ。
西の出入り口の手前にある与布土ダムに通じる道は、入ってすぐに崩落があり通せんぼ。
ラインはありますが、ソロでは危険なので未だ入ったことはありません。
こちらはブロガー仲間のgonzoさんが探索済みです。
その先、あと少しで黒川湖の周回路に合流する手前で急ブレーキ!!
なんと危険な・・排水溝の蓋をしているグレーチングが無くなっていました。
幸い僕の来た方向からは登りで分かりやすかったですし、スピードも出していませんでしたが、逆から来ると下りコーナーの出口先になるのでかなりヤバい!
転倒は避けられても、スピードを落とせなかったりフロント荷重を抜けなかったりすれば、リム打ちパンクの可能性も。
おそらく近年頻発している、こうした金属類の盗難なのでしょう。
野菜や果物の盗難も頻発していて、その多くは一部の不良外国人技能実習生絡みだとはっきりしています。
こんな割に合わないことをするのもそんな奴らでしょう。
このブログでこんなことを書くのは異例中の異例ですが、移民促進政策は大反対です!
この件については所轄の役所にメールで知らせておきました。
対応が素早くなされるとも思えないので、通られる方は十分に注意してください。
ダム湖の周回路を走っていると、入ったことの無いダートがあったので進んでみました。
うんうん、なかなか良い眺めがありましたよ。
これは湖にある小さな半島の先まで伸びている道のようですが、今はまるで入って来る人はいないようです。
古い錆びたガードレールが残っていて、路面は落石だらけになってジ・エンド。
元の周回路に戻って湖畔でパシャリ!
子供の頃、親父と行ったヘラ鮒釣りを思い出すような風景です。
その先にある支線の調査に入るものの、ここまで謎を解くようなヒントは皆無です。
ここも来るのは2回目ですが、やはりどうみてもルートはありません。
もうひとつの支線もやはり同じく。
ミツマタの枝の先には、もう早くも蕾がついていました。
まだ冬が開け切らない時期に、他のどれよりも真っ先に咲くミツマタの花は、こんなに早い時期から少しずつその準備をしていたのですね。
う〜ん、しかし残念です。
結局、目を皿にして調べても謎解きはおろか、そのヒントも見つけることはできませんでした。
かくなるうえは、意を決してあの方法しかないか・・・
周回路を逆走して、ふれあい広場の様子を見に行きました。
ここのモミジはなんとかセーフ?
その奥のトレッキングルートは荒れ放題で全くルートが分かりません。
全国に展開している自然歩道ですが、人気のない区間はどこもそうなのでしょうか。
再び粟鹿山林道に戻る途中にある作業道に数年ぶりに入ってみました。
以前と長さは変わらずショートですが、眺めはなかなか良し!
さらに別のウッズでもパシャリ!
落ち葉のフカフカがとても心地よい♪
もうひとつ、東屋の横に案内板があり、麓の集落に続いているとあったので覗いてみると・・
優しいお顔をしたお地蔵様が一体。
ということは古道なのでしょうね。
あたりには魅力的に思える空間が広がっています。
ただその先はどうなっているのか分からないので、帰ってからネットでリサーチをすることに。
粟鹿山林道を逆走して戻ります。
ゆっくりと走りながら、もう一度謎を解く鍵を見つけようとしましたが、やはりどうしても分かりません。
もしもこのブログをKSR乗りの方がご覧になっておられたら、ぜひともご一報ください。
とても残念ですが、でもやっぱり探索は楽しいな♫
山東側に降りてから、与布土(よふど)付近を走っていると、こんな時期なのに小さなヒマワリがいっぱいの畑が!
偶然にも先日、SNSで同じような画像を見ていたのですが、こんなところにもあったなんて。
この近くには他の畑にも咲いていたので、これはおそらく出荷するためのものなのでしょうね。
地図を見ていたら、朝来山に登れるルートがあったので入ってみました。
場所を変えて、こちらは立雲峡近くにある場所からの竹田城跡。
本当は店内からこの景色が楽しめるお蕎麦屋さんに入りたかったのですが、待ちの人の多さに断念。
そして更にぐるりと周り、反対側である北のポイントからの竹田城跡。
これだけこの城跡が好きなのに、実はまだ現地には一度も行ったことがありません。
人の多い観光地はどうも苦手です・・
こちら方面に来たのは、数年ぶりにこの奥にある藤和深山(ふじわみやま)林道に行くためですが、その前に途中にある一本の林道(作業道)を検証します。
ここはその入り口ですが、以前来た時はまだ経験も乏しく、雰囲気も違っていたので躊躇していました。
ストリートビューで見ると↓
これは2013年の撮影ですから、僕が以前に来た時よりさらに古いですね。
でもどうです?衛星画像で見ると、ちゃんと抜けられるようですよね。
水切りのラバー板が邪魔していますが、なかなかワイルド感のある道をどんどん登って行き、ヨシこれは間違いなく行けるぞと思っていたら・・
無情の倒木、しかも太いのが3本も・・。
頑張ってやれば切れないことはなさそうですが、その後ひとりで動かせるかギモンです。
仕方なく反対側の入り口から侵入を試みます。
ところどころに地割れがあって崩落しているのも何箇所かあり、すこぶるワイルドな道です。
そして1kmくらい走ると先ほどの倒木に出会いました。
やはりこれさえ無ければ完抜けできる道、ショートながら大きな収穫です。
北側の出入り口は畑に面しているので、害獣ゲートがありますが施錠はされていません。
開けたら閉めましょう。
藤和峠に戻り北上すると、途中にあるのが『大将軍杉』。
幹周/8. 37m、根周/11. 6m、樹高/35mで樹齢はなんと700年ほどと伝えられています。
そして小さな集落の奥にあるのがお目当ての林道藤和深山線。
ここは他の林道とも組み合わせるのが難しく、しかもショートピストンなので訪れるオフローダーはほとんどいない無名林道ですが、我らがバイブルにはしっかりと載っています。
しかしとにかく、ここの雰囲気は最高なので、本当にショートなのが惜しい!
実は今回、その雰囲気を楽しむために来たのではなく、もうひとつの理由があったのです。
それは先週にも走った、このすぐ近く、というかすぐ頭上を通る畑林道から下ってくることはできないのか?それを検証したかったのです。
畑林道の素晴らしさは特筆ものなのですが、このままだと本当に廃れて走れなくなってしまう恐れが強く、この藤和深山と繋ぐことができれば・・・という思いが以前から強くありました。
藤和側から道の脇の斜面を少し登ると、その先にある稜線は確かな見覚えがあり、位置的には間違いのないことが分かりました。
しかしその間には地図を見ただけでは分からなかった小さな谷があり、そこに下ってしまうとおそらくトライアルIAクラスでも無理かなと・・
この画像くらいの斜面が続いているのならば僕でもなんとかできそうですが、やはり途中の様子次第ですね。
これはやはり一度徒歩で確認しないと命取りになってしまいそうです。
結論としては残念なことに終わりましたが、ひとつの疑問が明らかになったことでの満足感はありました。
チャレンジしてみたよ!なんて方がいればこちらもご一報ください。
あっ『おやじい』さん、こんなんどうっすか?
引き返す途中に予定外の新設中作業道を見つけたので入ってみると・・
(週休二日制を遵守していました)
真新しいその道は、よくこれだけバラスを運び入れたな、というくらい予算がかけられた道で距離もそこそこ。
しかしこれまた水切りラバーが多すぎて楽しさは半減。
たぶんさっきの道と同じ施工業者でしょう。
これはあと20年は寝かせておかないとダメかなあ?
その頃にはヨボヨボだぁ・・
トランポに戻る途中に、いつもは北近畿豊岡道からそのすぐ横を通って見ていた『茶すり山古墳』を初めて下道から眺めました。
説明によると、これは太古の時代(5世紀前半頃)に但馬地方一帯を治めていた首長の墓だったと知り驚きました。
発掘されたのはほんの20年ほど前ですが、規模としては近畿最大クラスだったんですね。
この日の最後はまた夕焼けショットを狙いましたが、残念ながら希望的観測はまたしても外れてこれくらい。
この時期だと日暮れが早いので、夕焼けを撮るタイミングとしては都合が良いのですが、なかなか神様は願いを叶えてはもらえません。
でもいつかこの場所で、大空一面が真っ赤に染まる一枚を撮ってみたいと思っています。
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