おとなの探検隊ごっこ 11/5 中音水・林鉄跡を探して
いきなりですが、今日のバイクはただ単に移動手段にすぎません。
林道?走りましたが片道3km弱の往復のみ・・・
目的は山奥に残る森林鉄道跡の探索です。
ご参考までに、森林鉄道は今から約100年前頃から50年間ほど、日本各地に敷設され伐採した木材を麓まで運ぶための小型の鉄道です。
ネタ元はある滝メグラーの方のブログで、その存在を知った友人の高山長さんが9月に途中まで行き、同じブログを見ていたワタシが歯ぎしりをしてうらやましがったのに事の発端はあります。
再訪する時はぜひにとお願いをしておいたところ、この紅葉のタイミングでお誘いがかかりました。
メンバーはその高山長さんと前回も同行されたkinopomさんとワタシの3人です。
いつも林道ツーリングならば但馬のボスこと高山町さんが一声かければ大勢が集まるので、今日もそうかな〜と思っていたら意外にもこの人数・・
「アレ?3人だけですか?」とたずねると「そりゃこんな物好きは他にそういませんよ」と言われてなんとなく納得。
(画像人物は但馬のボス・本日の探検隊長)
先にお断りをしておきますが、バイクが写っている写真はたったこれだけです!
ここから先はトレッキングばかりでなので興味の無い方は離脱してくださーい。
さてR29音水湖(おんずい)別名・引原ダムの南側にある分岐を入るとまた分岐があり、左方向に侵入すると「中音水林道」全長3km弱の普通の林道です。
概ねフラットで、アトラクションは倒木くぐりが1ヶ所だけでした。
林道行き止まりでバイクを停めて身支度を調えますが、なんとkinopomさんは痛恨の忘れもの!
シューズおよび着替えを入れたバッグ忘れ、重たく動きにくいオフロードブーツと、トレードマークのモトパンのまま決行するそうです。
林道から軌道跡まで20mくらいの高低差があるので、最初だけロープを使って下ります。
後はほとんど緩やかに登り基調で進みますが、いくつかのアトラクションもあります。
まず現れたのは谷に渡されているアイビーム鋼2本を組み合わせた橋。
当時はこの上に枕木を渡し、さらにレールを敷いていたようです。
まだこのタイプの橋はこんな渡り方ができるので、それほど恐怖は感じません。
見下ろすとこんな感じ。
でもコンクリート製の橋はちょっと腰が引けます・・
(撮影:kinopomさん)
表面に苔がびっしり付いているので、滑りそうで怖いです!
ヘッピリ腰はワタシ、スイスイ渡るのはkinopomさん。
こうして引原川支流・中音水川源流添いに遡って行くわけですが、この辺りの渓流や森の美しさ、自然の素晴らしさは筆舌に尽くし難いので画像を並べます!
あ”〜、渓流釣りがやりたいです!
ただ何度も何度も魚影を探しましたが見当たりません。
何故でしょう?魚止めでも下流にあるのでしょうか?
そして隧道に到着
20mほどのカーブした造りですが傷みはほとんど無く、内部もとても綺麗な状態でした。
同行のおふたりは2回目なので不安無く入って行きましたが、もし独りで初めてだったらやっぱり怖いでしょうね。
そしてさらに探検隊は歩を進め・・
鉄道があった証拠のブツを確かめながら・・
本日最大の難所でした。
崩落して10mくらい区間が崖になり、その上を倒木が覆っています。
そろそろとおっかなびっくりクリアしていくと・・
当時の生活拠点の廃屋を発見できました!
それぞれ発電室と風呂場だったようです。
五右衛門風呂!
すこし離れたところにもうひとつありましたが、きっと人ひとりづつしか入れないこの風呂に交代しながら一体何人の人達が入っていたのでしょう?
このまわりには酒びんや生活用品がまだ落ち葉に埋もれながら残っていますが、もちろんそれらはそのままにして当時の生活に想いをはせます。
こんな山奥で過酷な肉体労働を続けながら、家族を養っていたのでしょうねぇ・・・きっと。
お楽しみは酒と花札くらいかなぁ・・・
さて探検隊はさらにその先をめざしますが、その前にトレッキングあるある。
なんか変だな〜と思っていたら、ワタシのシューズのソールが取れました!
2年くらい履いていなかったのですが、経年劣化で接着材が剥がれてしまったようです。
左足はグリップが効かなくなり、帰りの橋渡りが心配です⤵︎
そして〜!
ありました!
廃屋とともに今日の目的である橋梁跡。
半分はコンクリート製の橋脚
対岸はそのコンクリートが壊れた補修のためか、木製の橋脚です。
どうやらこの場所が最奥の集積場のようですが、もうムッチャクチャかっこいいです・・・って、オタクですかね〜?
いやしかし本当に、こんな山奥で木を倒し、整地をし、材料を運び入れて鉄道を造り伐採をする・・・どれほどの苦労があったのか、と想像すると果てしなくなります。
そんな人達がいて、今の日本があることを思うと尊敬と感謝の念に堪えません🙏
廃屋の屋根に生えたシダ
名前は分からないけど、目を見張るほど美しい苔
尊厳さすら感じる切り通し
下ネタから噂話まで、ワイワイ言いながらの探検ごっこはおよそ5時間以上にも及びましたが本当に楽しく、またいろんなことが脳裏をよぎる1日でもありました。
帰り道は連休最終日の渋滞に巻き込まれ、疲労から太腿内転筋も痙ってしまいましたが、いつもとは違う充実した1日。
同行の高山長さん、kinopomさん、ありがとうございました〜!
トレッキングシューズはすぐに買い直します。
kinopomさんも次回は忘れずに、機会があればまたぜひご一緒しましょう!
本日の走行246km 内オフロード走行率2% 一般道・高速98%