苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

TRRS XTRACK セカンドインプレッション 1/3 丹波

明けましておめでとうございます。
本年も拙ブログをよろしくお願いいたします。
2017年8月から始めたこのブログですが、現在で約5年半となります。
この前わが同志であるgonzoさんが、最近ブログを書いているのは年寄りばかりとおっしゃっていましたが、まさにその通りかもしれませんね。
若い人はYouTubeなどの動画系がメインストリームですが、それでも僕はこういった文章と写真で構成するスタイルが好きで、これからも可能な限り続けていきたいと思っています。



さて今回はまさに今年の初乗りになるわけですが、探索仲間を誘って兵庫県中部の丹波篠山に行ってきました。


篠山は歴史ある城下町であり、地形は盆地で周囲は多紀連山などの山々に囲まれていています。
黒豆や大納言小豆、丹波栗でも有名なように農業が盛んな肥沃な土地で、また猪料理も名物のひとつです。
一見すると良い林道が豊富そうなのでありながら、行き止まり、いわゆるショートのピストン林道がほとんどでオフローダーにとってはあまり面白味があまりない、とずっと思っていたのですが・・。



実に楽しいエリアを見つけてしまったのですよ、コレが!
ただ諸事情で詳しい場所は今回も伏せざるを得ません、思わせぶりでゴメンナサイ。




そしてTRSに乗るのはこれが2回目になります。
前回は初回でソロということもあり、あまり無理をせずに走ったので、その本来の性能はほんの片鱗しか窺えませんでした。
それが今回は少々無理をしても仲間がいるので安心、思い切って行ってみましょう。



これまでは僕自身このメンバーのまとめ役的な存在でありますが、煮過大隊長の次に年長なため、普段は後方からゆっくりと走る撮影記録係でもありました。



ところが今回はバイクが代わり、さらに若さとパワーに任せて突進することも辞さないRYOTAくんや、経験豊富な実力派の大隊長が不在だったこともあり、この僕が偵察要員として未踏区間をアタックするようになってしまったのです!




みんなに急かされながら最初は嫌がっていたのですが、すぐにこれまでとは次元が違うTRSのおかげで、ガレやアトラクション的な場所をクリアするのが楽しくて仕方がないように変化してしまいました。
この日の最後の方は偵察を進んで買って出て、みんなを長い時間(先へ先へと進んでしまうので)後方に待たせる結果になりました♫



この日は前日の雨で倒木越えはとても滑りやすく難易度が上がっていました。
普段ならなんて事もないこの太さ、トライアル経験のあるまこっちゃんさえ・・・


時にはこんな事も!


そんなケースでも特に大げさにタイミングを合わせたり、体重移動をしなくても『スルッ』と越えるような感覚です。



一番感動したのはヒルクライムで、これまでだと一度失速しそうになった時にリカバリーをするのが難しかったのが、クラッチワークも使わず、スロットルを操作するだけで簡単に再度加速して登ってくれます。
もちろん開けすぎるとフロントが浮き始め、捲れることは必至なので要注意。



トラウマもあり苦手な大きめの浮石がゴロゴロしている場所も、不意に弾かれて進路を変えられることもなく、サスペンションのスムーズな動きは感動モンでした。



もちろん100%プラス材料というわけにはいかず、やはりマイナス要素は燃費でしょう。
この日は移動は1/3くらいで、残りはダートでそのまた半分はイゴイゴやっていると燃費は20km/ℓを切りました。
シーズン中にホームグラウンド但馬で1日走るとだいたい150kmくらいなので、日曜日だと空いているGSも少なくかなり苦労することになりそうです。
(ガソリンタンク容量は3.7ℓ)
そうなると、やっぱりそこはSHERCO TY125の出番となってくるでしょう。



この日はみんなそれぞれ何度か転けていましたが、足つきの良さにも助けられて僕はゼロ。
おそらく以前乗っていた重さ倍のCRF250Lだったら20回くらい転けて、その度にヘルプを求め、3倍くらいの体力を消耗していたことでしょう。


トータルでは『買って良かったぁ〜!すげーぞこのバイク!!』と心の底から叫びたい気持ちでイッパイです🎵
一言で表せば次元が違う!まさに探索系の林道ツーリングでは最強ウェポンと断言できるのではないでしょうか。
(ただし僕のように乗り手の腕が伴っていないという事実は隠せませんが・・)


もちろん自信過剰は禁物です。
キリッと気持ちを引き締めて、絶景巡りと廃道探索の二本立てをより充実させて、今年も目いっぱい楽しんでいきたいと思っています。



ストレッチしている開脚の前での陣取り合戦

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