苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

絶好の雪中走行日和だ!・・と思いきや 12/20 多可

この週の前半、ホームグラウンドの但馬などはあっという間に雪に覆われ、ほんの10日前にその横を通ったスキー場はすでに1m以上も積もったそうです。
となれば、これからのホームグラウンドは兵庫県のど真ん中、日本のヘソとも言われる西脇の北に位置する多可郡になります。

今日のメンバーは山ガールKちゃんを含めた総勢5名。
この写真はえでーさんにもらったものですが、最初見た時このスキンヘッドの男は誰やねん?・・と思ったらワ・タ・シでした。
今日実際には初めてお会いするKZさんはご近所なのですが別行動で待ち合わせ。
集合時間が近づいても現れないので心配しましたが無事に到着!

そのKZさん、まだあまりダートを走った経験が多くはないとのことなので、まずは牧野大池林道で慣れてもらいましょう。

一部ウッドチップが敷かれてフッカフカです。

この日の天気予報はあまり良くなかったのですが、なぜか不思議なくらい良くなるだろうという根拠のない自信がありました。
来る途中は篠山付近で道路も白くなっていたのですが、走り出すこの辺りはほとんど雪はなく、空も晴れ間が広がっています。

奥の広場でちょこっと遊んでから・・

さあ、本日のメインイベント、千ヶ峰雪中走行であります。
本線はすでに複数の車やバイクの走った跡がありますが、まだ新雪なのでとても走りやすい!
そうそう、この日の5台は全てトライアルタイヤのIRCツーリスト。
雪は苦手と言われていますがさてどうなるでしょう?
ひとり不届きモノが『VEに換えちゃおうかな〜』などと言うので、強引にツーリスト協定を発行し、破ったモノはみんなの昼飯を奢ることに決めたので皆お揃いです。


快調に登っていくと、7合目ほどの地点で突然エンジンがブスブスとストップ!
マジか〜、と思いあれこれやるうちに、燃料コックをリザーブにすると再始動できました。
えっ、満タンでスタートしてからまだ30kmも走っていないんですけど、どーゆーこと?

最後尾を走っていたので、他のみんなは先に行ってしまい、頂上付近で私が来るのを待っている間、こんなことをして遊んでいたそうです。
とりあえず再スタートできたので先に進むことにしますが、あれやこれやとお待たせしてしまいました。
その後ふるさと村近くの林道水谷線を登りますが、ここでもまたエンジンが駄々をコネ始めます。
それでも騙しながら何とか目的の支線まで登ればそこはフッカフカのヴァージンスノー!
途中まではハイカーさんの足跡がありましたが、その先は完全無欠!・・・だったそうです、ハイ。

この日、誰よりもイキイキしていたのは山ガールKちゃん。
この人、渡河の時も一番テンションが上がっていましたが、こういうことが本当にお好きなようです。
ジャンキーズ・メンバーには私を含めて4人がシェルコTY125クラシックを所有していますが、彼女のシェルコがどれよりもこれまでの歴戦を誇るようにキズだらけ貫禄があります。

いや〜あらためてツーリストの性能の高さにも驚かされました!
キモティ〜!!

・・・と言いたいところですが、これ以上高度が増すとまたエンジンご機嫌を損ねるので、私は孤独にみんなの帰りを待ちます。
(ここはまだピストンで抜けられないので)


頂上から市川峠を下る途中の支線ピストンも、入り口まで案内して手前で待ち・・・。

でもその後は復調して、清水地区のいぼ地蔵周辺や豊部の作業道は一緒に楽しく走ることができました。


最後にみんなに迷惑をかけたお詫びとして、今やすっかりとライダー(オートバイ、自転車を問わず)に人気のベロカフェでコーヒーをワタシが奢る羽目になってしまいました。

ここは開業前に中を覗いているとオーナーさんが話しかけてくれて、今後の夢をいろいろ語ってくれました。
その後なかなか行く機会は少ないのですが、ずっと応援しているお店なので、これを見られた方も一度ぜひ行ってみてください。
自転車(ロード、グラベルドーロ、MTB全て)もバイク(オフもオンも)も、この周辺は楽しいルートがいっぱいあります。
拙ブログの記事の中でも季節を問わず、常に人気ベスト5に入っているのはこちらです。

またあらためてこのエリアの美味しいものも網羅した、自転車乗りの方にもオートバイ乗りの方にも楽しんでもらえるような記事を書いてみようかな、なんて思っています。

https://www.instagram.com/verocafe_takatown/


そんなかんなでこの日はいつもと違って写真も撮ることがほとんどできなかったので、拙ブログとしてはいつもより物足りない感じです。
なので小ネタをふたつばかり書いてみましょう。


行く前にメンバーとあれこれやりとりをしているうちに、足先の冷えを防ぐのには何が良い?・・なんてことが話題になり、やっぱり電熱かなぁと調べていたらこちらが目に止まり、ついついポチッと。
このワタクシ、暑さには自信がありますが、すごい寒がりなんです。
AMAZONに出ている中で、この商品はドイツブランド。(工場はチャイナになっていますが)
いえ、盲信的にドイツ工業製品を褒めるつもりはありませんが、これはオススメです!
この日は4段階の一番弱で過ごしましたが、ほのかな暖かさはクセになりそうで、バッテリーの持ちも十分です。
バッテリー内蔵ソール一体型もありますが、それは耐久性に疑問があり、この製品はベルトでバッテリーを足に巻いて固定するのですが、ニーシンガードの上(太もも部)に着けてもコードの長さは足りました。
(身長180cmを超える足長さんは?ですが)


そしてもうひとつはブーツの底の張り替えのお話。
Facebookのオフロードバイクグループにも投稿したら、とても大きな反響があったのでこちらでも書きます。

以前からお知り合いが利用されていて知ってはいたのですが、私自身は初めて利用するこのお店。
とにかく最初は電話で相談したのですが、その対応がとても丁寧・親切・明瞭で驚くほどでした。

これがこれまで使っていたALPINESTARS Teck7 EDなのですが、プロテクション効果の高さ、疲労度の少なさは気に入っていたものの、反面ソールのグリップの悪さや、ブレーキペダルの操作感の鈍さには悩んでいて、GAERNEのED PROと併用していました。

送ってから一週間きっちりで完成しました!
この時期、レーススケジュールもほぼ終了して、忙しいのではないかと思ったのですが杞憂でした。
返送時の状態も外箱にラップを巻いてくれたりと至れり尽くせり。

肝心の仕上がりは?

このモデルはソール一体式なので加工となるためにソールの選択肢が少なくなりますが、最近発売されたというミシュランのディフェンスというタイプを選びました。
見た目は本当にカッコ良く、グリップも申し分なさそうなので、実際に履いてみるのがとても楽しみです。

料金は一足分の材料費と加工費を合わせて12000円。
返送料が1200円と、最初にこちらから送った運賃の1600円でした。
私感ではありますが、これはお得でしょう!
林道ライダー(ラリーストなども)にとってオフロードブーツを選ぶ際の悩みは、こうしたブロックソールを装着したモデルの少ないこと。
こんなお店があればそんな悩みも無くなり、選択肢が大きく広がります。
それから、メニューの中には足つきに悩むライダーのために底上げ加工もあるそうですよ。
実際に施工してもらった人が言うには、15mm厚くしても操作感も違和感なく満足しているそうです。


さあ、いよいよ今年も週末はあと1回だけ。
ラストライドは行けるかな?
次こそはトラブル無く、雪の中を思いっきり走りたい!

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