ツキまくり?・・成るか2大発見の未踏林道群 3/20 朝来・養父
春ですね!
枝垂れ桜?って思いましたが、これはどうやら枝垂れ梅のようですね。
日中の最高気温は20度になろうかとの予報でしたが、朝の道路脇の気温計は4℃!
薄着をしてきたので寒いし、丹波名物の霧は出るしで・・・
最初に養父に行こうと思っていましたが、これならば霧に浮かぶ日本のマチュピチュ「竹田城跡」が見られるんじゃね?って思い和田山で降りましたが、その途端に晴れてきました・・・。
なのでついでにこちらを先にと・・先日林道店長さんが訪れていた藤和深山林道です。
ムフフ、こりゃあフラット愛好会会員にとってはたまりませんね!
路面の質といい、全体の明るさといい、文句無しですね。
展望もそこそこあります。
緩やかに登り続け・・・
広場でジ・エンド。
この倍の長さがあればなあ、と思うのは贅沢でしょうか?
手前にある将軍杉はド迫力でした!
物凄い生命感です!
植林の杉とはまるで別物ですね。
さてさて、2本目が今日の本命です!
ここは以前近くを通った時に林道レーダーがかすかに反応していたのですが、その時は探索をしないままでした。
二人組のオフローダーもこの近くでバッタリと会ったので、もしやとも思っていました。
訳あって、林道標柱の名前は修正をかけてあります。
とてもとても美しい渓流沿いに登って行きますが、かなりのエントリー区間は簡易舗装されています。
途中、二つの連続した滝が道路からも眺めることができます。
アマゴも生息していそうですね〜。
早く渓流釣りを始めたいのですが、予算不足で延び延びになっています・・・💧
今の季節は良いですが、かなりウエットなので山ビル攻撃はありそうですね。
ようやくダートが始まりました。
簡易舗装の路面は苔と落ち葉でとてもスリッピーでしたが、むしろダートに入れば安心です。
なんとなく期待ができそうな雰囲気で・・
分岐がありました。
左はやや道幅が狭く、すぐに倒木が待ち構えているので・・
右から行ってみましょう。
作業道規格ですね。
おおっ、視界が開けてきました!
ゾクゾク鳥肌が立ってくるようです!
うわー、最高じゃ〜ん!
フラット愛好会にはやや不向きですが、こういった人工物が何もないルートが好きなんです!
遠くの尾根には?
もうすぐ頂上付近に出るかというところで残雪が現れました。
無理をすればなんとか・・・というレベルなのですが、ここは自重するべきでしょう。
このところ立て続けに新発見を重ねている私ですが、調子にのると痛い目に会うことは確実だと肝に命じています。
あらためて引き返す途中で確認しましたが、矢印のところに道が伸びています。
峰を越せるのか?
早速SNSで呟くと、すかさず地元ボス(KOUZANTYOさん)からLINEが入りました。
「オンドリャ、ワシのシマで何しとんじゃい!どこか教えんかい!!」
と脅されたので白状しましたが、皆様には今しばらくここが何処なのかは内緒にしておきます、ゴメンナサイ🙏🏻
先ほどの分岐の先の倒木は下をくぐれそうですが、これはまた雪が溶けるのを待って再調査します。
おそらく先ほどの残雪を越えて、大きなループを描いてここに戻るのではないか・・・そんな気がしてなりません。
とすればボスも知らなかった隠れた大物が発見できたと胸を張れるでしょう。
支線も探っておきますよ。
隠し畑と思しき場所と崩れた廃墟。
美しい森です!
分岐がありましたが、ここは左か?
キャンバー、フカフカの落ち葉、そしてその下にコブシ大の落石が一杯でデンジャラス!
撤退です!!
あ〜トラ車が欲しい💦
次に行きましょう!
ワープしてとある桜の公園。
僅かに雪を残しているのは西床尾山のようです。
去年初めてきた時はすでに散り始めていたので、今年こそはベストタイミングで訪れたいものです。
満開となればそれはそれは見事でしょう。
第3ミッションは136号線は繋がっているのか否や?
バイブルによれば、藤和の途中から和田山方面に抜けられるとの情報がもたらされていたたそうですが、管理人さんは実走されていません。
それも10年以上昔の話です。
ゲートに看板や鍵は無し。
ここも渓流沿いに道が伸び、グリーンカーペットが引き詰められています。
ミツマタの花がとても美しい!
微妙な倒木があり・・・
その先はシングルトラック・・・これもトレールでは無理かなあ?
諦めて大路ダムの奥。
こちらが第4ミッション。
比較的新しい林道のようですが・・
残念!ダートが始まる前にアウト!!
第5ミッションは竹田城を眺めるナイショのポイントを探せ!
矢印のところが城跡ですが、最近この近辺は観光地化が凄まじく、私の路線とはかけ離れているので早々に退散です。
でもこんな枝垂れ桜ならぬ、枝垂れ梅があったので、全くの徒労というわけではありませんでした。
今日は尻すぼみだなぁ・・・最後にまた粟鹿山でも行くかぁと思いながら、276号線を与布土・山東方面に向かう峠で林道レーダーが激しく反応!
むむっ、案外と良さそう・・・!
ワオ!また見つけちゃいましたか?
直進すると深い排水溝が現れ始め・・・
行き止まり!
他を探ると・・・
え〜やん!
ヒヒヒ・・・こりゃたまらん!
とまだこの先もあったのですが、ややデンジャラスな雰囲気になってきたので途中で撤退。
下る先には縦横無尽にルートがありましたが、くれぐれも下りの深追いは禁物です。
こちらもおそらく登って来る途中にあった支線に戻るループであろうと想像できました。
入り口のゲート脇には石碑が並び、そのうちのひとつには「右あわがやま」と刻まれています。
これは古道だったのか?
今日は全容はどちらも掴めていませんが、大きな発見をふたつもしてしまったようです。
皮肉というか、下調べをしておいたいくつかは不発で、思いがけない1本に大当たりが出ました!
あまりのツキの良さに自分でも驚くほどですが、決して誤解はしないでください。
ブログには書いていない部分でも数えきれない不発、失敗、狭い場所での苦労してのUターンは繰り返していて、確率からいえば1/100くらいかもしれません。
でもそんな事を繰り返しているうちに、勘は確かに鍛えられてきます。
もちろんオフ車乗りとしてセオリーを外れ、こんな探索をソロで行う危険さも承知の上です。
それでも探索は本当に楽しいです!
しかし決して無理はしない、そして出来る限りの装備と準備は怠らないようにしましょう。
そしてラストは粟鹿山ではなく、床尾山を選びました。
「通行止」はすでに横に退けられていました。
ここも昨年の台風と大雨でダメージが大きかったと聞いていますが・・
ところどころ深いワダチがあったりもしますが、概ねはフラットな路面です。
全体としては天谷加保坂にコンディションは似ています。
少し空が曇ってきたのが残念ですが、ここも素晴らしいスカイライン林道で、特にこの時期は見晴らしが良く楽しめます。
こうして勝手知ったるロングフラットを走るのもミックスしないと、やっぱりスッキリしませんね。
好きなんですよね〜、先のルートが見える林道って!
一番ガレている区間でこれくらいでした。
ヒャッホーと叫びながら走るのが合言葉ですよ〜!
頂上記念碑に到着。
手前に僅かに残雪がありましたが問題はナシ!
このところ続いた悪天候のストレスも吹っ飛びました!
帰る途中、糸井小学校跡。
今は工場として使われているらしいですが良い雰囲気です。
まほろば道の駅での戦利品。
きのこ類が大好物なんですよね!
さてどうやって食べましょうか?明日のお楽しみです。