今日も出るか玉手箱!?連勝記録はどこまで続く? 3/6 多可
さてさて、冬場のお楽しみのマイナー林道探索もそろそろ終わりを告げようかとしています。
今年に入ってからは427号線の左右谷筋を丹念に調べてきましたが、今日はその最後のエリアです。
その前にちょっと寄り道。
青垣から向かう途中に、もみじで有名な高源寺がありますが、その裏手が気になっていました。
すると・・・
う〜ん、なんという生命感にあふれた木でしょう。
枝の先まで苔に包まれていてとても神秘的です。
ゲートはしっかりと閉められていますが立ち入り禁止の文字は無く、入っても良さそうなのですが、なぜか神聖な場所のような気がして入れませんでした。
Googleで見ると二つの神社があるのですよね。
このルートで岩屋山頂上に登れるようなので、また今度歩いて入るのも良いかもしれません。
429号線青垣峠との分岐を過ぎ、播州トンネルの旧道入口が開いていたので入ってみました。
小さな峠になっていて、ここが青垣町と加美町の境になっていたのですね。
バイパスやトンネルができて使われなくなった旧道、廃道が好きです。
南側ゲートはやはり施錠されていました。(脇から脱出)
ここは播州峠と呼ばれていたのですね。
それではここからが本番!
まずは山寄上地区の調査です。
この辺り、どこもみな最初の1kmほどはコンクリート舗装がされています。
ここもミツマタの花がアーケードを作っていました。
満開はまだ先のようですね。
しっかりとしまった路面の作業道規格の道が伸びています。
道も森もきっちりと整備されています。
いけるんじゃない・・・と思っていると。
残念、突き当り。
戻って分岐を右に沢沿のルートを登ります。
また分岐で案内板の設置あり。
ループできるのか?
登るにつれ、どんどん傾斜が強くなります。
画像ではわかりにくいですが、途中で止まるとズルズル下がるくらいです。
おっ、景色が開けてきました。
出たよ〜、今日も玉手箱発見です!
さらに折り返しがあり、稜線に出られそうな感じなのですが・・・
ちょっとデンジャラスなんですよねぇ・・・相棒がいる時にしましょう。
別の支線を探ります。
どこもみんな良い感じなのですが・・・
う〜む、残念!
まあそれはそれはラビリンスのようになっていて迷いそうでしたが、どれも繋がったりループはしていないようでした。
それでも楽しい!やめられませ〜ん!
ここでまたちょっと中抜けをして・・
今日は例のお店に早めに行こうと思ったのですが、あまりにも着くのが早過ぎたので、その裏手のフラットを一本イッときましょう。
二つ目(たぶん)の右ヘアピンから左に入ると観音寺方向に抜けられます。
ここも大好きな区間なのですが、今日は作業車が入っていたのでひとつ手前で出なければなりませんでした。
ここに出ます。
はいそうです!今日も鳥富にやって参りやしたゼ!
焼き鳥定食にプラスしたのは手羽先焼き(塩)。
これがですね・・・パクッと食べたらなんと骨が抜いてあり、丸々プリプリとした肉からは肉汁がブシュっと飛び出すほどジューシーではあーりませんか!
もちろん皮はパリパリで香ばしく、こうして今思い出してもヨダレが出てきてしまいます。
まあなんと手間のかかる仕事をしてくれていますが、こんなに美味しい手羽先焼きを食べるのも、これまた人生で初めてかもしれません。
なんでもご主人オススメはもも焼きだそうなんですが、一体どんな味なんでしょう?
恐るべし、鳥富!
で、食べている途中に気づいたのですが、メニューからナマモノが消えています。
多分、昨今の事情から保健所の指導が入ったのでしょうね。
こそっと頼めば・・・?
戻る途中にあるwaccaがすでに営業を始めていました。(冬季は休業)
例年もう少し遅くからだったかと思いますが、これも暖冬のせいでしょうか?
ここに来れば食べずにはいられないソフトクリーム!
これもマイベストでしょうね〜。
昼飯直後にしてはボリュームたっぷりで少々食べ過ぎになりましたが、濃厚過ぎずさっぱり過ぎず、後味が本当に幸せになれるんです!
なにせ近くの牧場の直営ですから素材は抜群!
夏場に食べても喉が乾かないって・・・わかる人にはわかるでしょう。
さて午後の部です。
先日に訪れて大ヒットだった清水地区宮前谷川の少し北の区域です。
おー、ここはあの大好きな三室カンカケに似ているぞ!
うわーたまらんなぁ・・・・と思っていれば・・・
ざんねーん、崩落です。
場所はこの辺り。
実はこの崩落も相棒がいれば超えられそうだったんですよ。
でね、もしかしてもしかすると、宮前谷川林道と接続しているのかもしれないのです。
ここはもう少し暖かくなって、あの方の復活を待ちましょう。
午後の部の本命はこちら鳥羽地区です。
このエリアは他とは違い沢が多くとても瑞々しい雰囲気です。
路面もグリーンカーペットが敷き詰められています。
油断すると滑りますがね・・
今の季節なら山ビルも怖くはないですが・・・
なにやら手塚治虫のような地名です?
ここもトゲトゲが多いので気を抜けません。
路面は意外にも奥までコンクリート舗装とダートが交互に現れます。
晴れていたなら、木漏れ日が美しかったのでしょうが・・
これを見ると単なるピストンのようですがどうなんでしょう?
少しキャッホーな区間も現れてきました。
小さいながらも美しい滝です。
長さ10kmレベルのメジャー林道を走るのも良いですが、私はこうしたマイナーを探るのが本当に好きなんだなと、自分自身改めて感じます。
地元の方を含めても誰にも会うことはありません。
素敵です!
行き止まりになっても悔いは無く。
この辺りまで入ってきました。
そうか、竜ヶ岳の登山道はここだったのか・・・やっと見つけられました。
こちらは左上にさらに伸びています。
これはもしや・・・と期待しましたが。
ありゃりゃ、行けるのかこの先?
かき分けて抜ると細い倒木というアトラクションの連続。
ささっと処理して期待してその先のコーナーを過ぎると・・・
うそやん・・・空も開けてきたし、こりゃもしかしてまた大発見かしら・・と思っていたのですがあえなく終了、チ〜ン。
でもね、こんな何年も人が来ていないような道に分入って行くのは本当に心踊ります。
好きな映画の一つにあのインディージョーンズがありますが、私にとっての財宝はこうした林道、作業道のひとつひとつなんです。
さらにその先に絶景ポイントがあれば、それはもう超お宝物!
邪魔をする悪い敵はいないので(山ビルとマムシとトゲトゲくらい?)、のんびりトコトコ探すことができるのもこの遊びの楽しさなのです。
多可よ、ありがとう!
本気でここを移住先にしようかな〜🙋🏻♂️