苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

夏だ!バジルだ!ジェノベーゼだ!

久しぶりの料理ネタです・・・って2回目かな?


ワタシが料理を始めた大昔は、バジル(バジリコ)の生なんてなっかなかお目にかかれないものでした。
※注:バジル=イギリス名   バジリコ=イタリア名
それが今ではその辺のスーパーどこでも買うことができるようになって久しいし、自宅で育てている人も増えましたね。
でもまだまだシーズン以外は値段が高く、この「ジェノベーゼ・ソース」を作るのに必要な量となるとためらってしまいます。
昨日スーパーで探してみると・・・ありました、ありました、お安くたっぷり入ったパックが!
それでは早速、夏の味を楽しみましょう!


このソースを作ること自体はとても簡単です。
ただし、気をつけなければならないポイントがふたつあります。


1️⃣ミキサー、フードプロセッサーなどの器具をあらかじめ冷やしておく。


2️⃣材料の黄金比率は必ず守る。


冷やしておくのはバジルの鮮やかな緑を保つため。
材料は特に松の実が高価(100g=1000円ほど)ですがケチらない。


以上を守って

○バジルの葉の部分のみで100g
○松の実100g(カラ煎りすると香りアップ!)
○パルミジャーノチーズ60g(手に入ればグラーナ30g、ペコリーノ30gであればさらによし)
○エクストラバージン・オリーブオイル200cc
○ニンニク1片
○塩・胡椒


を準備します。

オリーブオイルとチーズ以外を容器に入れて、ここで必ず塩を少々加えて(変色防止)、
何度か短時間ブレードを回しながらゴムベラを使って荒みじん状態までします。

少しずつオリーブオイルを加えて滑らかにさせていきますが、連続して回し過ぎると熱を持ってしまうためできるだけ短時間で行います。

最後にチーズを入れたら出来上がり。

この分量で4〜5人分ができます。
保存する場合は密閉容器に入れて必ず表面にオイルを足して膜を作って空気に触れないようにします。
それもやはり色合いを美しく保つためです。
おさらいですが、容器を冷やす、塩を攪拌前に加える、オイルで膜を作る・・・
どれも鮮やかな緑の色を保つためのコツです。

今日はショートパスタで冷製にしました。
ソースで絡めるだけでも美味しいのですが、トマトを入れるとより味が引き立ち、飽きずに最後まで食べられます。
白玉みたいなものは、もちろんモッツァレーラチーズです。
これも水牛の乳から作ったものであれば、さらに美味しくなります。
パスタだけではなくて、今が旬のタコやイカをボイルして絡めると絶品ですし、肉や魚をソテーしてソースにしても美味しいですよ。



暖かいパスタの場合ならば、スライスしたじゃがいもを入れるのも伝統的レシピです。
その場合、ソースと和えるときは必ずフライパンを火から下ろしましょう。
そうでないと分離してしまいますよ。


元カノのあの人はこれが大好物だったなぁ・・・なんて思い出に浸りながら美味しくいただきました。
同級生だったあの方や、ツイ友のあの方はパクチーが苦手なそうですが、バジルはお好きかな?


最近は市販の瓶詰めもいろいろ売られていますが、やはり生を使って作りたてを食べるとその香りの良さに病みつきになりますよ。
皆さんもぜひ一度、このレシピでお試しあれ!

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