次回探索物件リサーチ & 桜撮影ツーリング 3/25・27
月曜日に有給を取っていたのでまず土曜日に乗ろうかと思っていたのですが、天気はあまり良くないようなので、次回の探索ネタを歩いて下見に行くことに。
場所は兵庫県の真ん中辺りにある黒川ダム湖の周回路から与布土へ抜けるルートです。
これは昨年、別件の調査をしていた時にその入り口を偶然見つけたもので、両方の出入り口からほんの少し入って良い感触を得ていました。
探索好きのオフローダーの中には新鮮味を損ねたくないという理由から、ネット上ですらリサーチをすることを好まない方もいるようですが、ソロで行くのならばともかく、仲間を誘って行っていながら、即チ〜ン終了!となってしまっては立案者として心苦しいものなので僕はこうしたスタイルを好みます。
そうして前回のように、みんなが楽しめて満足してもらえると『してやったり!』と僕自身の喜びも倍増するのです。
何と言っても、みんなで力を合わせて新規探索を成功させるのは、やったことがある人にしか分からない、とてもとても楽しいものなのです🎵
スタートするのは麓の与布土側から。
移転された古い神社跡が残る脇から進んでいくと・・
早くも1本目の倒木が現れますが、前回ひとりで来た時はここで引き返しました。
この様子ならば、他にもこうした倒木は数多くあるだろうと思ったからです。
古い倒木はすでにボロボロになっているのも多く見受けられます。
その先では小さな沢を渡るのは地図で確認済みです。
水量は少なく段差もほとんどありませんが、苔でとても滑りやすいのが難易度を上げています。
その先にある石積みの古い階段。
ここは全体に浮石が多いので、ライン取りが難しそうです。
躊躇をせずに、一気に登るのが良さそうです。
まだ葉が瑞々しい倒木は、この冬に倒れたばかりなのでしょう。
これくらいならば左の下から潜れます。
するとその先で突然作業道に合流しました!
これには驚きました、まるで予想していなかったことだからです。
この画像は左を向いて写したものですが、いったいどこから重機を入れたのでしょう?
もしかして入り口横にあった廃道から??
右を見ると本線が緩やかに続いています。
今回は素直にこの方向に進むことにして、また次回みんなで来た時に左の道を調査してみましょう。
その先でまた先ほどと同じ沢を渡りなおします。
こちらの方が深さ1mほどの V字状になっていてソロではとても難しそう。
人力でヘルプして引っ張り上げなければならないでしょう。
そ
その先にまた倒木ですが、これは枝を処理すれば潜れそう。
しばし穏やかになって・・・
身右が作業道行き止まりで、左に元々の道が伸びています。
ここからやや急な斜面をつづら折に登って行きます。
前回は右鋭角に手こずりましたが、今回はこの左鋭角が苦労しそう。
登り切ると空が明るくなってきてこうした切り通しのような区間と・・
キャンバーの繰り返しに。
これはV字ではなくW字状になっている珍しいパターン。
う〜ん、いい感じですねぇ、好きなんです、こんな雰囲気が♫
さらに進むと太めの倒木がありますが、これは左から越せそう。
一部どなたかが処理、その他は自然に折れたようです。
片側の景色が開けてきました!
でもこの日はあいにくの天気だったので、さほどの感動は得られませんでした。
谷間に麓の集落も見えています。
自撮りでパシャリ!
iPhoneカメラ & AppleWatchを連動させると本当に便利です♪
これが最後の倒木。
細いからと油断をすると、深〜い崖に落ちてしまいそうです。
さあゴールは間近かと思っていたら・・
最後のトラップが潜んでいました。
これは単なる水たまりではなく『ヤチ』と呼ばれる、猪などの泥風呂ですね。
パッと見たよりも深さがありそうですが、誰か犠牲者が出るでしょうか・・フフフ
そして遂に見覚えある場所に出て、ゴーーール!!!
ヨカッタ、致命的な崩落や手に負えない程の倒木は無く、前回と同じような難易度の楽しめる『道』でした🎵
さらにここから分岐してあの山頂にも続いているルートが・・・
いえ、バイクでは山頂まではとても無理として、林道まではもしかするとここから抜けることができるかもしれません。
ともあれ、これで次回の探索プランはバッチリとできました!
お花見シーズンが終わり次第チャレンジしましょう。
翌日の日曜日は朝から雨だったので、家に篭って料理で楽しみます。
スーパーに行ったら豚バラブロックが安かったので、台湾のソウルフード『ルーロー飯』を作りました。
豚バラは大好物なのですが、なかでもこの料理は香辛料が効いて、我ながら抜群の美味しさに仕上がりました🎵
そして月曜日はようやく天気が回復したので、毎年通っている丹波市の加古川上流付近に桜撮影ツーリングに出かけました。
ここは川の土手に数キロにわたって桜並木があります。
まだ満開には遠く5分咲き程度だったのでやや残念。
それでもやっぱり桜を見れば、日本人としてとても満ち足りた気分になれますね。
こちらは支流となる倉町川。
丹波少年自然の家という広い公園を兼ねた施設の中を流れています。
まだ見頃としては早いのと、平日なので人はほとんどいません。
でもいつも思うのですよね、これがもし東京の郊外だったら・・
きっと平日でも人でいっぱいになってしまうのだろうなと。
そしてバイクをこんな場所に置いて写真を撮ることなど、到底できないのだろうと思うと、今の自分自身が置かれている環境を恵まれているなと感じてしまいます。
ついでにこの周辺の探索ネタをいくつか探ってみましたが、こちらは工事中だったりしてさしたる収穫は無し。
思っていたほど青空も午後からは広がらず、早めに切り上げました。
家の裏山でも山桜が満開でした。
このエリアに多いコバノミツバツツジも咲き始めています。
何やらまるで怒涛のように春が押し寄せていて、新緑で山が包まれてしまうのもあっという間のことでしょう。