苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

令和7年桜の記録 そして廃林道リサーチ 4/12

今年は例年よりも但馬の桜の開花はかなり遅く、僕の休日と満開そして青空がマッチするのは難しいかなと危惧していたのですが、ラッキーなことにその条件が全て揃いました🎵

場所は拙ブログを読んでいただいている方にはお馴染みかと思いますが、養父市にある畑ケサカ公園です。

朝一番8時頃に着くと先客は1人だけで、その方もすぐに去られたので貸切です。

こんなゼータクいいんですか?っていうくらい、幸せな時を過ごせました。

自分への思い出のひとつとして、キャプションは無しで画像を並べておきます。


なお撮影機材はiPhone14Proと、こんな時には出番が来るOLYMPUS OM-D E-M5 小型ミラーレスです。












2時間ほど撮影をして、城崎まで車で移動。



京都などはオーバーツーリズムでかなり残念なことになっているようですが、

この城崎は欧米豪を中心に、外国人宿泊客数を5年で10倍に伸ばしたそうで、

お昼前なのに白人系の人たちがたくさん浴衣姿で楽しそうに歩いています。




僕の狙いは先週と同じ店『おけしょう鮮魚・海中苑』で、この前悩んだ末に食べなかった、このアジの刺身を食べること。

見た目はピッカピカで、青物らしいコリコリな食感!



そして山陰名物ハタハタの唐揚げは、頭から尻尾まで丸ごとガブっといけば、もう笑いが止まりません🎵



2軒隣にはいつも行っている小代に本社がある上田畜産の城崎店があり、絶品の但馬牛も食べられます。(僕は牛串とモツしか食べたことがありませんが)

ご予算あれば海鮮は腹8分目にしておいて、メインを炙りの握りなんて最高かも!




午後からは先週の続きで探索に入ります。

先週帰宅してから復習をしていたのですが、調べていくうちにいろんな可能性が広がってきました。

一本目は津居山港からゴルフ場方向に繋がるかもしれないルート。



山は低く、そう難しそうではないのですが・・



なかなか荒れてますねえ・・



こちらも然り、ちょっと難しいかな。



シュールな光景がありました。

たぶん鯉か何かを育てていたかと思いますが、どこかの池で使われていたスワンを持ってきたのかな?



そこから場所を変え、金剛寺畑上林道の奥に謎の道が航空写真に写っています。

これがどう見ても出入り口がどこなのか分かりませんが、もし可能性があるのならば金剛寺畑上林道支線からとしか思えません。



東側から順番に探ってみます。



感じの良いアプローチです♪



しばらく進むとミツマタが道を塞ぐように咲き誇っていました。



甘い香りに包まれますが、なぜか今までそんなことはないのに花粉症のようなくしゃみや目の痒みが・・



道は落石が多くガレている箇所もありますが、ソロでも進むことに躊躇はありません。



思っていたほど遠くの風景は見れませんが、時折樹々の間から広がっています。




倒木も乗り越えたり回避できるレベル。



しかしこれは途中で行き止まり撤退します。



2本目は本線との間にあるルートで、これが本命かもと期待値高め。



ここはよりドライな土質路面で大好きなタイプ♪



沢沿いにゆったりと高度を上げていきます。



これはイイ感じで読みが当たったかなと思っていたら・・



見るからに硬そうな木で、しかも2本重なっていてソロではどうにもこうにもなりません。



仕方なくバイクを置いてその先をしばらく歩いてみます。



う〜ん倒木多めですね、これはやはりグループ案件。



でも本当に美しく魅力的な林道です。



この先はどうなっているのか、果たして謎の林道と繋がっているのか?



道を戻る時に脇から突然この牝鹿がムックリと起き上がりました。

その後も僕から2mほどの距離なのに逃げることがなく、不思議に思っていたら脚がふらついて倒れそうです。

どうやらかなり高齢のようで寿命なのでしょうか?

可哀想ですがどうすることもできなく、声をかけただけでその場を去りました。



3本目はこの前も少し走った支線を、徹底して調べます。



支尾根に伸びる林道は明るくていいですね。



シダーゲートとでも名付けましょうか、林道ではわりとよくありますね。



一部区間はこんな路面の下にかなり古いコンクリートが残っているので、昔は生活道路として使われていたのかもしれません。



時折遠くの風景が広がっています。



そしてピストン支線の奥にはこんな物件が!



見覚えがあるデザインなのですが、どうしても名前が出てきません。



そこでfacebookの『昭和の想い出』というグループに投稿して知見を求めたら、あっという間に回答と画像が集まりカローラ・レビンの30系だと判明!

すごいな、SNSはネガな部分もあるけれど、こんな時に絶大な威力を発揮しますね。



一番奥からは気比の浜も見えていました。



さらにもう一本の支線は・・



この右奥に新しい作業道が伸びていると、あるハイカーさんのブログにあったのですが、さてバイクでどうやって繋げられるのだろうか?



そんなことを繰り返していると、時間はあっという間に過ぎてきます。



今回は円山川河口近くにある県立公苑にデポさせてもらいましたが、とても気持ちの良い場所で桜も美しいのに人はまばら。

もし移住するのは豊岡もいいなー、なんて思いながら帰路に着きましたとさ。


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