美景激写♪美味共感ツーリング 10/26
例年ならばそろそろ紅葉が始まっても良い頃ですが、今年は猛暑と残暑でやはり遅れているのでしょうか?
いつもの神鍋高原銀杏並木も実はたくさん落ちていますが、葉が黄色に染まるのはもう少し先になりそうです。
この前の月曜日から、このところグループツーリングが続きます。
先月の僕がソロで行った美景礼賛・美味優先ツーリングの記事にハゲしく反応したお友達のダマさんに、『じゃ、行きますか?』と聞けば『スケジュールを確認して新型車両で参加します!』とのこと。
ん、新型車両ってなんだろう??
その他の参加者は、そのダマさん紹介で初対面の若き女性ライダーのみっちゃん。
こちらも最近手に入れたばかりというブロンコで。
そしてこちらもやはり先日手に入れたセローで参加の鳥取のY本さん。
この前はいつものトライアルコンペマシンの軽さと踏破力との差に戸惑っていましたが、今回はカラーリングも変わり、フラットツーリングに安心して参加。
まずは万場からのスタートです。
みっちゃんはこのブロンコ以外にも僕と同じTRRS 125ccのトラ車なども所有しているそうで、ダマさんとはラリー仲間でもあるマルチ人間。
今日は一体どんなライディングを見せてくれるのでしょうか?
万場を登り切ってから少し移動して、奥神の撮影&展望スポットへ。
いつもは仲間につられてガンガン走ってばかりのことが多かったようですが、今日はこんな絶景スポットで気が済むまで撮影して楽しんでもらいます。
早速これはみっちゃんご本人の作品。
シングルレンズのiPhoneですが、とても上手く撮れています。
ダマさんの新型車両とはCRF230F。
本人曰く某有名シートメーカーのNさんからシートを買ったら付いてきたそうなんですが、これが実にグッドコンディション!
デカール、カラーリングも決まっていて、本当に良いデザインです。
なんかもう不滅の名作って感じがします。
ダマさんは10年前に同じタイプに乗っていたそうで、本人は『これが終のバイク』って言ってましたが、そういう人に限ってまたいろいろ増やしていくのでしょう。
今日は移動路、舗装路多めですよと事前に宣言し、走るたびにこれがダートだったらなあ・・と思わずにはいられない舗装林道・妙見蘇武〜三川線を北上していきます。
その途中の展望駅(駅といっても電車もバスも通らないけど)でみんな撮影会を繰り返していきます。
目的地はもちろん日本海の香住漁港。
スカッと晴れていれば、ここからも青い海が見えるのですが、今日はちょっと霞んでいます。
昼食で利用する店には今回予約をしてあったのですが、まだその時間には少し早かったので、その前にいつもの場所へ。
深さとかしっかり説明をする前に、ダマさんが深みに向かって走り出し・・
うわー、やっちまいました!
あ〜あ、これで一番楽しみにしていたランチには参加できないんじゃないかと思ったくらいでしたが、エンジンはかかりにくかったものの、なんとか再始動に成功。
ブーツの中もびしょ濡れですが、まあこの日の気温ならばなんとか我慢できるかな。
みっちゃんはそこまで酷くはなかったものの、やはりブーツの中は湿らせながら、そんなことには怯まずに愛車ブロンコを撮りまくります。
ハラハラしたり、大笑いさせられながら川遊びを終えて、無事予約時間の直前に到着しました。
今回一番気を使ったのはその予約時間に遅れずに行けるかということでしたが、これでこの日のミッションは成功したのも同然です。
なにせ林道ツーリングはどんなトラブルやアクシデントが起こるか分からず、その確率も多いので気を使いますね。
ともかくみんな揃ってテーブルに付いて、『おすすめは?』と聞かれれば、この海鮮炙り丼のネタを使った刺身定食一択ですと伝えると、すんなり満場一致で決まりました。
通常のメニューには無い、いわば裏メニューなのですが、絶品のノドグロやイカゲソの炙りが大好評🎵
今日の煮付けはサバでしたが、この味付けもまた最高!
ダマさんひとりご飯大盛りを注文するとこの違い。
表メニューの刺身定食1500円から500円のアップですが、その価値は補って余りあるほど。
もちろんみんなきれいに完食でごちそうさまでした🎵
独りでじっくりと味わって食べるのも好きですが、やっぱりみんなで美味しいねと言いながら食べるのは幸せな時間。
食後のコーヒータイムは三田浜で。
残念ながらイチオシの撮影ポイントは釣り人に占領されていて入れませんでしたが、ここでも撮影会や試乗会。
三田浜奥のショート林道を走ってから、次に向かう途中の畑でもまた撮影会。
コスモスと秋のひまわりが一緒に咲いていますが、今年はいつもの田んぼではなくそのお隣。
そのせいなのか、花の密度もパラパラです。
それでも工夫して、これはみっちゃん作の一枚。
ボケ感を出していい感じですね🎵
そこから池ヶ平林道に入り、牛舎を過ぎたところにある溜池で、これは僕が撮りました。
久斗側の出口付近にある、昨年の台風による被害箇所ですが、ダマさんが気付くまでコンクリート舗装の下がこれほどごっそり無くなっていたとはつゆ知らず・・
これ、もちろん鉄筋など入ってなく、しかも継ぎ目があってそこは僅かにV字に凹んでいます。
以前のブログで問題なく走れますよと書きましたが、改めて訂正しておきます!
工事が入ったら、この林道も2年くらい使えなくなりそうですね。
そこからフラット林道繋ぎで本谷林道。
Y本さんはここを走るのは20年ぶりくらいだと言っていました。
この林道、走るのはフラットで距離もあるので良いのですが、撮影スポットはガードレールで制限されてしまっています。
唯一と言っても良いほどの撮影ポイントは、本線を少し外れたところにあります。
みっちゃんは入り口付近にあるちょっとした崩落越えにも、まるでビビることなくスムーズにクリア!
ブログネタ第二弾に期待していたある人は『チッ!』と残念そうでした。
そこを出た先にある道の駅で小休止してから、そこでY本さんはおウチの事情で途中離脱。
僕の知らぬうちに帰りを待つ人ができたようで、鼻の下を伸ばしながらサヨナラしていきました。
心配していた天気も午後から晴れ間が増えてきたので、この日のクライマックスと決めていたあの場所へ3人で向かいます。
林道を走り、そこからやや難易度の高いヌタと草ボーボーの登り口で、さっき他人のブログネタ作りを期待していた人が自ら演じてくれました、アザース。
さすがにここだけはブロンコ(タイヤもオンロードよりのものだったので)では無理と判断して、僕のTRRSを貸して、みっちゃんにも登ってもらいました。
(3度目の正直で登れたのはナイショです)
たとえ自分のバイクではなくても、やはりそれを入れての写真撮影。
ちょっとススキの見頃は過ぎていて、西陽も雲に隠れてしまいましたが、それでもこの場所の素晴らしさには共感してくれたみたいです🎵
秋の釣瓶落とし、完全に暗くなる前に帰路に。
でも野間林道のイヌワシポイントは外さず・・
ブロンコくん、汚れも最小限、トラブル&ダメージ無しの林道デビュー。
最後はハチマキ展望台に寄ってからフィニッシュ。
考えてみればダマさんと走るのはまだこれが3回目でしたが、これまではハードなルートが多くて、今回みたいなアレンジにはすごく満足してくれたみたいです。
みっちゃんもブロンコ愛がやまず、終始写真を撮りまくっていましたが、いつもはなかなかそんなことができなく走り中心だったようで、この機会を喜んでくれました。
アテンド役としてはそんなリアクションがとても嬉しくて、こちらもすごくハッピーな気分です🎵
それもこれも但馬の素晴らしい自然と食材のおかげ、兵庫県民でホントに良かったなあ!