苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

若葉萌える春の山、いま但馬が美しい 4/30 但馬


瑞々しい季節になりましたね!
これを書いている僕自身はすっかりカラカラですケド・・。
僕にとっての連休初日はやっぱり但馬、今日は神鍋からのスタートです。

まずは三原水口林道です。
正直あまり好きな林道とは言えなかったのですが、未だじっくりとレポしたことが無かったので書いておきます。
ここは造られてからかなり古いのか、はたまた利用することが少ないせいか、幅員はたっぷりとあるのですが路面は放置状態。
この日は雨上がりということもあって、いつも以上にウエットです。

ガードレールもコーナーなどにも舗装区間多めですが、所々ではこんな爽やかなシーンも。


眺めはまずまず、南の方角にひらけています。


道のすぐ脇にはこんな綺麗な滝も。


落石や倒木もありますが、それはさほど問題ではありません。


林道終点の集落の手前の支線を入るとこんな空間がありました。

気持ち良いなあ〜♫
ちょっと気温は寒かったですけどね。

さらにまた三原集落の奥に気になるエリアがあったので行ってみると・・・

ありました!三川山登山道入り口という案内の奥です。
入り口には『この林道はこの先2kmで行き止まり』とありましたが、どんどんそれ以上奥へと伸びています。

ぐんぐん高度を上げて登っていきます。

う〜ん、こちらはとっても好みのタイプ!


シビれますねー♪🎶
切り通しの向こうに山々が広がる景色、サイコーです!
結局、片道は4km以上あったので往復8km堪能できました。
ここはまたリピートしたくなるピストンでしたが、帰ってから調べ直すとこれって大山林道なのかなあ?
だとすればバイブルでは三川線と繋がっているはずなんだけど・・?


さて、今日のハイライトはここです。
昨年発見した『三川東作業道群』は日本海往復コースにとっての欠かせないルートの一部になりました。
バイブルの地図上には載っていませんが、大山林道の北側です。
ただこれまでの2回はグループで走っていたので、途中の画像をあまり撮れませんでした。


今回はじっくり解説します。


まずは集落の奥の沢沿いを穏やかにフラット路面で登っていきます。


こんなコーナーでまた撮影会をしたら面白いだろうなー。


次第に道が細くなり、勾配もキツくなっていきます。


新緑が本当に美しい季節になってきました。
前回、但馬で走ったのは4/9でしたが、3週間近く経つとまるで景色が違っています。
秋の紅葉と並んで、春の萌える若葉の美しさには、思わず息を呑むほどです。


この道にはいくつかの分岐がありますが、大雑把に言えば右→左→右です。
そのへんは動物的感を働かせてください。

三原側から登ると、前半の1/3ほどでピークになり、少し稜線を走るとそこからコークスクリューのお出ましです。

その前に最大の難所が最初はあったのですが、その後どなたかが土木作業を施してくれたのか?ビビりそうなキャンバープレイは、軽い『遠心力』へと変化しています。


それ以前にとあるお知り合いは、ここで痛い目にあって悦んだ苦労したそうですが。


その先に連続鋭角のタイトなターンが待ち構えています。
ハンドル切れ角の大きなトライアル車はこんな時は楽ですが、車体がそのものが大きめなトレール車などでは苦労するでしょう。


全体を通して風景がパーッと広がるポイントはあまりありません。
この道は走ることに集中し、ロールプレイングのようにこなす方が楽しめるとも言えるでしょう。


その先にもアトラクションがいろいろと。
ここはヘアピンコーナーに倒木があるので手前斜面を降ります。


あとは沢ガレとか・・


倒木とかありますが、中級者以上ならば問題ないレベルです。
今回、シーズン明けて僕が初めてかなと思いましたが、すでに数台のタイヤ痕が残っていました。
適度に走る方が増えた方が何かと良いことも多くて喜ばしいですが、ここはビギナーの方は必ずグループで走ることをお勧めします。


そして竹林が現れれば出口はすぐそこ。
初めて完抜けできた時は感激したなあ・・♫


出口のすぐ脇にあるのはかつての小学校舎。
保存状態が抜群でとても絵になりますが、前面が舗装路なのが残念と思うのはワガママでしょうか。


さて、そこから柴山に抜けるもう1本の林道をレポートしたかったのですが、時間が押してきて、あの店に行きたかったので今回はパス。


この日の刺身定食のスズキは抜群に美味しかった!
店主にその旨を伝えると、今が一番脂が乗っているとのこと。
なんだろう、瀬戸内側のスズキにある独特なクセ(香り)が無く、とても上品なのですよねぇ。
ベイトがイカナゴやイワシなどではなく、もしかしてホタルイカでも喰っているのでしょうか?
それとさらに特筆は右上の南蛮漬けがもう絶品!!
こちらはアジではなくハタハタだそうで、骨が全く気にならないのには驚かされました。
さらにさらに酢の加減が絶妙で、この店の料理センスの良さにはいつも脱帽します。



食後は林道を離れて、いつものパターン。






またまた矢田川の河原で良い場所を見つけちゃいました。


県道4号線を南下して、山田集落から東に進みます。
渓流の美しさには溜め息が出てしまうほどです。

前回は残雪で撤退した宮神山田線には雪もほとんど残っていません。

イチョウの若葉もこれまた美しい🎵


分岐から支線の奥へと進みます。


この道がまた、ピストンだけどいいんですよね〜。


終点には可愛らしい苔玉が。


そしてこの絶景!
左端、少し枝に隠れているのが氷ノ山、中央には扇ノ山が並んでいます。


戻って途中からは工事中(今現在は冬季休止中)の本谷奥線。
いっぷう変わった倒木アーチがありました。



この道は最初に訪れた時と大きく様変わりをしてしまい、どうしてこの道だけ?というくらいにムキになって舗装化されていますが、新たに付けられた道以外に元々のダートがどこか別にあったはずだと思っていました。
それが今回やっと見つけることができましたよ〜♪

やっぱりこれだよね!
新しいルートには風情ってモンがありません。
この再発見は今回の収穫のひとつでニンマリとしてしまいます。


その後舗装路を挟んで用野和佐父に進みます。


そしてこれも拙ブログの定番『幻の池』定点撮影です。


聞こえるのは野鳥の囀りと、ヒキガエルの大合唱🎵
走り屋さんの皆さんは見逃してしまいがちな場所ですが、僕にとっては但馬の中でも3本の指に数えられる程の撮影ポイント。



この道には多少のアトラクションは残っていますが、昨冬の大雪による心配事が杞憂に終わったのは何よりの幸いです。



そして昨年11月以来、まる5ヶ月間来られなかったこの場所が今日のラストフィナーレです。


ここに来ると日常の嫌なこと、悩みごとも吹っ飛んでしまいます。
そんな場所がひとつでもあれば、心の余裕も生まれてきます、たぶん。

ちょっぴり寒い一日だったけれど、今日も但馬は素晴らしかったなあ♫
次回来る時には、棚田にもすべて水が張られて田植えが終わっているでしょう。
ついこの前、正月が明けたばかりだったのにね・・。


ところでこれまでほぼスマホオンリーでしたが、今年からはミラーレス一眼OLYMPUS OM-D E-M5をココぞという時に使っていきます。
今回も数枚のショットを使っているのですが、さてどれか分かるかなぁ?


FacebookにSHERCO TY125 Classic&Adventureオーナーズクラブを開設しました!



読者のみなさん、こんにちは。
以前から考えていたのですが、ジワジワと増えつつあるSHERCO&SCORPA TY125のオーナーの情報交換と交流の場として、フェイスブックにグループを開設しました。
メインは現オーナーの方としますが、これからご購入を検討されている方など資格は問いません。
立ち上がりは既知の方数名ですが、このアバタもエクボの素敵なバイクのお仲間が増えることを期待しています。
どうぞ下記のURLから一度ご覧ください。





2022.4.26







Hello, readers.


I've been thinking about it for a long time, then I form a group on Facebook as a place to exchange information and interact with the owners of SHERCO & SCORPA TY125, which is gradually increasing.
The main menbers are the current owners, but qualifications are not required, such as those who are considering purchasing from now on.


Come and join us!

岡山北部にひっそり佇む桜と林道 4/17 作州


きっかけはひとりの先輩ライダーに教わった恩原高原周辺から、毎年エリアを広げてきた岡山県北部の林道探索も、昨年ついに大きな成果がありました。
しかしその探索も思いがけない11月の大雪で無念の一時中断。
ようやく雪も溶けているだろうと予測して、ジャンキーズ・スペシャルメンバーに声を掛けて集まってもらいました。


Google Mapや地理院地図で入念にルートプランを練り、あとは天気がどうなるか?
なにせ今回は絶対の雨男RYOTAくんに加えて、強力な雨男として知られるあにぃさんもご参加されるので内心ヒヤヒヤです!
スケジュールを決めてから、毎日ご当地の天気予報のチェックを繰り返していました。



週間予報ではコロコロ変わっていましたが、当日フタを開ければ快晴のツーリング日和。
お二人の雨雲を呼ぶパワーが相殺し合ったのでしょうか。


そして今日はあにぃさんと同じFX乗りのkoma2さんも久しぶりのご参加。
ただ残念だったのは大隊長煮過さんが諸事情でDNSだったことです。


さあ、今日はどんな1日になってくれるのか、子供のようにワクワクドキドキです。


まずはここからダートが始まります。
この初っ端からとても楽しみにしていたあの桜は、4月中旬まだ今日も花を咲かせているのでしょうか?


1kmほど走ると、それは姿を現しました。
やった!ほぼ満開に近い状態でとても素晴らしい!!
今日の大きな目的の1/3はこのエドヒガン、四季桜を見ることだったので、もうこれだけでも片道160kmを走ってきた甲斐があるというモンです。



普通、桜の木はあまり樹高がなく横に広がることが多いと思いますが、この樹はそれほど日当たりが良くない場所にあるせいか上に高く高く伸びています。 
その姿は凛とした神々しさすら漂わせています。
いや間違いなく、きっと神が宿っているのでしょう・・そう感じずにはいられません。


Mさーん、バイクでなくてもいつかきっとご一緒に、この樹の下でピクニックテーブルを広げましょうね♫



さあ、スタートは100点満点!この先がさらに楽しみになってきました。
この林道は散々苦労の末に見つけた1本ですが、こちら側から入るのは初めて。
前回は諦め半分、どうせ行き止まりかなと思いながら走っていたので、今回はあらためてじっくりと堪能しましょう。


路面を覆っていた草は枯れ、木立の葉もまだ付いていないので明るく見通しがとても良い。
それとあまりタイトなコーナーは無く、上り下りもストレートが多い前半の印象です。


途中、ちょっと寄り道をして軽くヒルクライム遊び。


このエリアはいつもの但馬と違い笹が多いので、藪漕ぎはなかなか手強いです。

本線に戻って先へと進みます。

本線上にも一部激しい藪漕ぎ区間があって、セローの一台がウインカーレンズをもがれてしまいました。
この辺りはとにかくササが多くて、但馬のススキよりも苦労させられます。

西に進むにつれて雪が残る大山(だいせん)がその姿を見せてきました。
ちょうどその手前左にこの先の林道が伸びているのがお分かりになるでしょうか?


ず〜っと片側は深い谷なので気が抜けませんが、本当に素晴らしい風景が続きます。


僕は走りはまるでドンくさく遅いのですが、絶景林道にかける情熱は誰にも負けない自信があります。
そんな僕の目で見て、これは間違いなく超一級のパノラミックなスカイライン林道と宣言します。

一時期かなり荒れていたそうですが、今回は小さな崩落があった程度で安心しました。
路面も豊かな変化があって楽しめる、まさに『ザ・林道』と言えるのではないでしょうか。
総距離は約10kmで幅員はやや狭いですが、舗装区間ゼロ、ガードレールや送電線などの人工物も皆無で、これまで僕が走った中でもベスト3に入ります。


今日はグループなので程々にしていますが、ソロだったらあちこちで停まっては写真を撮ってばかりで、ちっとも前に進めなかったことでしょう。


ボルテージはマックスとなり、終点の舗装路との合流地点に近づいていきます。

そしてすぐに2本目の林道にエントリー。


こちらは前々回にソロで反対側から少しだけ入ったことのある林道です。
その日は時間切れになりそうだったので、後日のお楽しみにと取っておいたのですが、こちら側から繋がっているかは衛星画像で調べても判断できませんでした。


もし繋がっているのならば、これはまた素晴らしい発見になることは間違いなしなのですが・・さて?


するともっと苦労をするかと思っていたのが、意外にもあっさりとその夢が叶いそうです。

お〜、やったやった!!
見覚えのあるダイナミックな風景がドーンと広がり、伝説のスーパーロング林道『美作北2号線』が見えてきました!!!


ホームグランド但馬とはまた違った良さに感動、感激しきりです。
人は感動という栄養素で生きるもの。
オフロードバイクに乗って得られるその感動を、少しでもお分けすることができれば本望です。


koma2さんにここでカッコいい写真を撮ってもらいました。
この方は普段からとても良い写真を撮られるので、一度一眼レフ持参で僕のおすすめ絶景ポイントを巡って参考にさせてもらいたいくらいです。
この写真もJAPEXに送ってみようかなぁ♫
ENDURISTAN HURRICANE BACK PACK 25L最高に使いやすく、かつスタイリッシュですよ!



そのkoma2さんの迫力あるライディング!
カタパルトを空に向かって発射!?

タイムマシンに乗って30年ほど前に戻り、あのスーパーロングダートを走ることができるのならば・・・


この日の最後に帰路にて舗装されてしまったその道を走りながら、そんなことをずっと考えていました。


それに比べては短いこの道は完抜けもできたのですが、支線は山頂方向に伸びていて更なる絶景が楽しめました。


ちょっと分かりにくいかな?
ピンチ・インもしくはズームインしてみてくださいね。

決して山々の標高は高くはありませんが、どこまでも果てしなく続くのがこれぞ中国山地の良さ。



この辺りは樹木も背の高いものは少ないのですが、林道の脇にはこんな木がつぼみをいっぱい付けていました。
なんの木だろう?満開になったらどんなに素晴らしいのだろう?


そして雄大な景色を眺めながら、こんな場所での昼食は至福の時です。



さあて、最後の絶景ポイントに行く前にちょっと遊んでみましょうか♪

まずはkoma2さんのダイナミックな走りをパシャリ!

僕には今更もう無理かもしれないけれど、こんなパワフルなレーサーを乗りこなせたら、それはそれで楽しいでしょうね!


こちらはスムースなライディングを旨とするあにぃさんのライディング。


スムースとは言っても、この方の後ろを走るとコーナーの先であっという間にその姿が見えなくなってしまいます。
速さと安定を兼ね備えた素晴らしい、自称『林道ツーリングライダー』ではないでしょうか。(褒めすぎ!?)



こちらは我らがジャンキーズSPLチームの若手RYOTAクン。
セロ−225が愛車ですが、特別にあにぃさんのバイクを借りてテールスライドに挑戦!


なんとかコントロールできたか・・なっ!?
この先きっと、ゲストのお二人に引けを取らないほどのライダーに成長間違いないでしょう、期待してます。


さらに林間コースでまたヒルクライム遊び。

KMDさんはまだオフロード歴は浅いのですが、いつも落ち着いた走りで破綻することなく無難です。
ブログ的には少し物足りないので、たまにはネタの提供をお願いシマス。


えでーさんも負けずとアタック!
シェルパの限界性能をどこまでも追い求めるとのことで、まだまだKAWASAKI道を突き進む漢。

ムードメーカーのまこっちゃんがいるとき、いないときは551のホーライのごとき。


Kちゃんこの日のライディングはおとなし目でしたね。
トラブルも派手な転倒もなく、応援側に回ることが多い一日でした。


時間は程よく過ぎて、この日最後の目的の場所に。



それは但馬のあの場所にも勝るとも劣らない、感動の空間でした!!


遥かには残雪の大山や日本海も見えています。



ミステリーサークル?
まるでUFOの発着場のようです。

再び大山の眺め。

迫力のヒルクライム!結果は?

林道数は3本、総走行距離は100kmにも満たないほどでしたが、言葉では言い表せないほどの感動と満足が得られました。
1日のうちに10本20本の林道を走るだけがエラクない!
速く走れる人がスゴイわけでもない。
どんなレベルであれ、自分の好きなスタイルで楽しむことができればそれでいいんじゃないでしょうか?


よき1日だったなあ〜、スゴク幸せです!


アレ、koma2さん電池切れですかー、置いていきますよ〜


さくら、サクラ、ときどき林道、のち雪景色 4/9 但馬


え〜、かわいいシェルコのお顔直しを施しました。
前々からTOM'Sの吉川さんからは勧められていたのですが、踏ん切りがつかないうちにお友達の彦星さんに先を越され慌ててパクりました。
ライト周りをコンペモデルに換え、同時にメーターとメインスイッチも取り外したキーレス仕様で軽量化はバッチリ!


そして念願のチューブレス化も果たしてほぼ完成形に近付いたとも言えます。
残るはサスのアップデートかな〜。

この時期、春の桜は秋の紅葉と並ぶ二大イベント!
僕にとってオフロードバイクは、トコトコ走るバイクトレッキングと風景撮影のツールとも言えるので、それにはシェルコがピッタリと合っていると感じているいわば本妻。
もう一台のBETA はフラットダートを爽やかに走る愛人的存在です。

この春と秋のイベントでは特に天気が気になりますが、今年も満開時と青空が見事にマッチしました。

県内外でもいろんな桜の名所がありますが、なんと言っても僕はこの場所の桜が大好き。

昼ごろになればここも大勢の人が訪れるらしいのですが、毎年朝イチを狙っています。
でもやっぱり来年からは平日に休みを取って来るのが良さそうです。






さーてさて、とりあえず桜を満喫してから今日も林道調査です。

こうして眺めると雪は全く見えません。


がしかし、やっぱり日陰に入ると残っているのですよねぇ。


倒木はやはり少ないながらもゼロではありません。
これくらいの太さならばまだマシな方ですが、上腕の筋力は自信が無いのでソロでは厳しい。

なんとか稜線までは出られましたが・・


あとちょっとというところで残雪があ”〜

路肩があと30cmでも余裕があったらいいんですけど、なにせ谷側は奈落の底です。

ここは諦めて大きく移動。
先週こちらも撤退した本谷林道を反対側の長瀬からエントリー。


1/3ほど進んで全く雪がないので安心していたら・・


ああ・・やっぱり。
小さな雪崩が起きていたようですが、幸いに谷側に壁があり、その際を抜けることができました。

そんなアトラクションをあとふたつほど越えると・・

ようやく路面も落ち着いてきました。
ヤッホー!
これで香住ルートの県道4号線西側は開通しました!!


池ヶ平に繋いで走ると、夏から秋とは違って見晴らしがとても良いことにあらためて感じます。

林道の桜もまた良し。


シェルコもリフレッシュされて快調です!

そして今日も・・・


いつもの店で、でも今回は炙り海鮮丼。
値段は刺身定食と同じ1430円なのですが、こちらには煮魚や小鉢は無し。
その代わりネタはノドグロや白イカも入って豪華バージョン。

食後は三田浜でのんびりと。


海と桜もいいもんですね。

こちらはお決まりの矢田川温泉裏手の菜の花畑。

夏はひまわり畑になって、目を和ませてくれます。

その矢田川沿いに、またふたつ撮影ポイントを見つけました。

夏になったら、絶対にここで泳いでやる!!


復路の調査は『宮神山田林道』。
ここは楽勝だろうとタカを括っていたのですが・・

半分くらいまでは雪もほとんど無く。


蘇武岳、三川山方面の見晴らしも良く。


ムムムッ、イン側に水が流れていて歩いてもズボッと踏み抜きます。

ショートカットを試みるも見事に失敗・・
ヒルクライム、苦手です・・
かと言って、ダウンヒルも怖いけど。


ここは残念ながら撤退して、次の林道に進みます。


途中にまた、見晴らしの良いポイントを発見。
やっぱり草が無いというのは、探索する時は大いにメリットとなりますね。


村岡に戻り、鹿田釜谷林道に進みます。
まずは軽いアトラクションがお出迎え。


途中かなりのウエット区間もありましたが、それ以外は問題無し。

練習にはもってこいの倒木あり。
片側が崖だと無理は禁物ですが、こんなフラットの場所ならばガンガン行くべし。


ここからも妙見、蘇武岳の見晴らしヨシ!

おや、重機の入った跡がありますね。


ワォ、倒木も無くなってすっきりした〜。

拙宅はいい加減潰れているかと思っていましたが、まだなんとか持ち堪えております。


そして『鹿田釜谷』開通で〜す!!
ここから小代側はなぜか倒木は残っていますが、特に支障はありません。

小代から舗装路を登り稲荷尾に入ってみますが、ここは予想通りの状態。

谷を挟んで鉢伏山や氷ノ山もクッキリと見えます。


さらに奥へと進むと周りの雪壁が増えてきました。



あちゃ〜、『仏ノ尾林道』はハシにも棒にもかからないほど、まだまだ深い雪に閉ざされています。
昨冬はずいぶんと小代に通っていたものの、少しナメていました、ごめんなさい。

でもその代わりに、いつもの滝は雪溶け水で増水して過去最高の迫力です!!!

ここが良いのは、滝を横からも上からも眺められること。

さらに上流側もスバラシイのです!



思わずたじろぐほどの大迫力だったのですが、どうでしょうそれが上手く伝わっていますか?


要約すると林道調査成功率は3/7でしたが、本当に美しい但馬の自然を味わえて、何の不満もございません。


畑:❌
本谷⭕️
池ヶ平⭕️
宮神山田❌
鹿田釜谷⭕️
稲荷尾❌
仏ノ尾❌

速報!令和4年春 但馬林道最新情報 4/2

昨年、最後に氷ノ山周辺を走ったのは11月の半ばで、4ヶ月以上のご無沙汰でした。
それでも皆さんご存知のように、このところ毎週スノーシューやクロカンスキーでこの地を訪れていて、ずっと横目でいつもの林道のあたりを眺めていたワケです。


で、まだまだ早いのは承知の上で、ここならばひょっとして・・
と思える林道をいくつか調査してきました。

まずは天谷加保坂林道です。
ここは全線に亘り東西に向かって斜面の南側を貫いているので日当たりは抜群です。
エントリーのための関宮からミズバショウ公園に向かう峠道も、なんら問題はありませんでした。
こうしてバイクを停めて写真を撮るのもホントに久しぶり。
路面はフラット! Let's start it!!

正月にスノーライドで走って以来、バイクに乗るのは3ヶ月ぶり。
それを祝すように澄んだ青空が広がっています。

入り口に完全週休二日制工事中とありましたが、以前から造り始めていた作業道の延伸工事が真っ最中でした。
でも伐採作業は行っていないようで、通行に問題はありません。
この道が大屋まで伸びてくれたらまた面白いのですが・・さて。

西側の一部区間は相変わらずちょいガレですが、それを除けば気持ちの良いフラット。
そろそろ相地轟林道(舗装)に合流するかというところで、路肩に雪が現れました。

でもそれは何の問題もなかったのですが・・

舗装林道に入ってすぐ、厄介な残雪が現れてしまいました。
深さは無く、人が歩くだけなら大丈夫なこの季節の雪ですが、一度後輪が刺さってしまうとお手上げです。
こうなった時はバイクを寝かせて引きずるか、膝と腰を使ってエイっと後輪を持ち上げて、いずれにせよタイヤで掘られていない雪面に場所を移して、降りたままそろそろとアクセルワーク&半クラで進ませるのがひとつの方法です。

仕方なく林道を引き返し峠を下り、途中で轟安井の出入り口もチェックしましたが、ここは当然まだまだって感じでした。
おそらくこの林道から瀞川氷ノ山林道の完全開幕は5月中旬以降になることでしょう。

一旦、出合まで迂回して杉ケ沢高原をもう一度目指します。
するとここまでは難なく辿り着けたのですが、奥へ入ろうとするとまた雪のバリケード。

なんとかこれもかわして。いつものお気に入りの撮影ポイントに到着。

ここから見る氷ノ山がとても好きです!
特にこうしてまだ冠雪が残っているくらいがイイんですよねぇ。

毎度毎度、おなじみの場所ですが、季節ごとの楽しみがあるのです。



ただ、この奥の森に行くにはトラップを通過しなければならないので、今日のところはヤメておきましょう。


なぜならば・・・


その後ビューンとワープして香住に到着!
開店同時に間に合いました。
こちらも久しぶり〜、食べたかったんだよなぁ。
今回は大好物のなめろうと、地元名産の旬のホタルイカが特に美味でした!!

これも僕の定番スタイル、食後の休憩を浜辺で。

この日の気温は最高でも10度を少し上回るくらいで、北風が冷たい1日でした。
それなりに装備は整えていたのですが、海辺で昼寝をするにはちょっと寒すぎ。

場所を移して、これまたいつもの撮影ポイント。

この時期の雪解け水が流れる川の色が大好きです。
こうして美しい山と海と川がギュッと集約して楽しめる、このエリアの大きな魅力でもあります。

再び南下しながら林道調査に戻ります。
まずは遍照寺奥の池ヶ平林道から。

牧場の脇を抜けて全く問題なくスカイライン区間に出ることができました。

振り返れば日本海が見えます。
以前に行われていた伐採作業は終わっているようです。
視界を妨げる樹々の葉や草が無いので、見晴らしが一層良くなるのが嬉しいこの季節です。

繋いで本谷林道に入ります。

ここは、いつも変わらぬグリーンカーペットでお迎えしてくれます。

こちらも特に問題はなく、中間地点まで到着!
このふたつの林道で昨冬は倒木や崩落被害が多かったのですが、予想していたよりも遥かに少ないです。
そもそも2月の上旬に香住まで車で行った時も、日本海寄りの積雪量の少なさに驚いていました。

ただ、下り基調になってから見える、この先の様子が何となくアヤシイ。

案の定、ここは全体的には南北に伸びていますが、北側斜面の区間に入ったらすぐにこんな有り様です。


もしかすれば、路肩側をソロソロと進めばクリアできそうな感じではあったものの、初日からレスキューを呼ばねばならないのは避けたいので撤退しました。


増えていた倒木はこんな程度のものなので、ここはあとと1、2週間で通れるようになるのではないかと思います。

ここも仕方なく久斗山まで戻り、熊谷を経由する途中でなかなか良い撮影スポットを見つけました。


よくあるいわゆる『隠れ畑』のようでピストンでしたが、思わぬ拾い物といった幸運です。


ついでに桧尾の廃校もパシャリ。
ここの廃村は何となくみすぼらしくて(ゴメン)、他に比べると風情に欠けます。

村岡からトランポを停めた道の駅但馬蔵までの途中もいくつか林道調査。
まずは和佐父の支線に入ってみると・・


竹の倒木があって引き返しました。
今日は時間の関係もあって、一才倒木処理はしないと決めていました。
しかしこの道、以前に来た時より路面が補修されて随分と良くなっているので、また機会をみて来てみましょう。

用野側からも入ってみると、最近できた間違えやすい分岐まではすんなりと。

その先の昨年は倒木祭りだった場所もさして酷くなっていません。


ただ、その先ではまだ残雪があり撤退です。

さらに笠波峠から、「みんな大好き黒田笠波池」に行ってみると・・
あれあれ、バリケードで入れなくなっています!
まあ農家の方にとって水源はとても大切なので仕方のないことかもしれません。

こんな定点撮影ができなくなったのは、ちょっぴり残念ではありますが。


その先の福岡作山は・・


笠波八井谷林道や猿尾滝方向への分岐点まではスムースでしたが。

そこから先はどれも厳しそうで、これまた撤退でした、


トータルで見れば、予想していたような倒木の嵐はあまり無くて拍子抜けするほど。
その前の冬は一気に重い雪がドカっと降り被害甚大でしたが、今回は近辺のスキー場が3mもの積雪がありながらも比較的無事なのは、パウダースノーが深々と降り続いたせいなのではないかと推測します。


結果的には2本の林道しか完全に抜けられませんでしたが大いに満足です。

さて、ここからは林道というよりも、大好きな場所を確かめにやって来ました。


もちろんピークまで登れるなどとは思っていませんでしたが、早々にクローズした割にはたくさんの雪が残っていました。
これだったらここでクロカンスキーの練習もできたのになあ。

それにしても何度も繰り返してしまうほど、但馬の美しさと空気感は心奪われてしまいます。


オフトレで始めたスノーシュー&クロカンスキーもその成果が如実に現れて、今までよりもバイクコントロールがとても楽になった気がします。
こちらはまるでブランクを感じませんでした。

帰路に着いた時には思わず『あー楽しかったー♫』って、ひとりヘルメットの中で叫んでいました。
今年もまた、そんな楽しい季節がもうすぐやってきます。