苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

この週末も僕のオフトレは続く・・ 2/20  但馬・丹波



紛らわしくてスミマセン、オフロードバイクトレーニングではなくてオフシーズントレーニングです。


クロカンスキー3回目はそろそろ慣れてきたので、前回はスノーシューで行った瀞川氷ノ山林道へとチャレンジ。
週の半ばにまたチャージされて一段と積雪量が増えました。


ところで皆さん地球温暖化なんて信じてます?
いやいや、大手メディア・マスコミに騙されてはダメですよ・・。
SDGsなんてさらにアヤシイ。


それはさておき、前回スノーシューで苦労していた時に、颯爽とクロカンスキーでブチ抜いて行かれた方のようにスイスイとはいかず、車を停めた場所からここまでの1km足らずの登りでかなり体力削られました。
バフバフの新雪に板が沈んで、足を(板を)前に進ませることがなかなかできないんです。

林道入り口では、ついに第一カーブミラーが完全埋没しました。


周囲が開けた場所ならば、それほどでもないのですがね。


この日も誰の踏み跡も無く気分は最高!

朝方はまだ雪がチラついていたのですが、ゆっくり目にスタートしたので徐々に青空は拝めました。

この世界ですよ!
こんな風景が見たくてシンドイ思いをあえてしているんです。


もう少し技術&体力を身に付けたら、こんな樹間も滑れるようになるのかな?


ところで先週の土曜日に氷ノ山に登った、とあるハイカーさんの撮った画像を紹介しておきましょう。

2枚目の樹氷はモンスターなんて呼ばれているそうです。
すごいですよね〜、これら写真の場所はこの林道の上の尾根に広がる、ほんのすぐそばです。
あの冒険家、植村直己さんの地元でもあり、こよなく愛していたと言われる氷ノ山。
1ヶ月後、もしかすると僕もこの雪山デビューできる・・かも?


ところでこの足跡はなんでしょうね?
いろいろと調べてみたのですがはっきりと適合するものが無く・・
手(足)のひらの部分で直径10cmくらいなんですが、子熊の後ろ足?冬眠しないケースもあるそうで。

できれば2kmに及ぶストレート区間まで行って、こんな踏み跡をつけたかったのですが・・


それどころか、ハチマキ展望台の手前の登りで力尽きました・・。
オリンピック選手のように足をガニ股にして登ろうと思うのですが、足と板がズボズボ雪に沈んでしまうんですよ。
はぁ〜、どうしたらいいのか・・
これはもう板を買ったお店で紹介してもらったエキスパートの方に、弟子入りをして教えを乞うしかありませんね。


という訳で少々不完全燃焼の一日から、翌日は近くの低山にトレッキングがてらの林道調査。


ずっと前に来たことがあったのですが、その時はガレガレだったのと、時期が悪く草が生い茂っていたので諦めた場所です。
そのままいつか冬場に来てみようと思いながら、ずっと長いこと忘れていました。
来てみてびっくり!伐採作業が行われているおかげで、路面がすっかりと整えられています。


一度でいいから、この右の車両を運転して、伐採作業も体験してみたいなあ。


バイクで走ったらあっという間でしょう、2kmあるか無いかでこの道は終わり。

登山道に代わる場所で和紙の原料ミツマタの群生に出会いました。



地面には大量のドングリの皮が、辺り一面に散乱しています。
これは自然と身が割れたのか?
それとも何かの動物が食べた跡なのだろうか?


樹々の間から遠くの景色がチラリ。


案内に従って支線を進むと、思っていたよりもはるかに簡単に南側に抜けられました。
ここは以前にバイクで来たことがある場所。
長いこと疑問だったのが、こんな簡単に解けるとは。

本線を進むと感じの良い区間になってきました。
スタートしてしばらくは何となく暗い、陰湿な雰囲気だったのですが。

う〜ん、最高!!
こんな尾根道がどこまでも続いてくれたらなあ・・。

ただ山頂への最後の100mがチュルチュルで登れず・・。
そんな、まさかこんな場所に来るのにアイゼンなんか持ってきてないし。

西側に回ると、こちらも作業道が綺麗になっていました。


(名前は伏せていますが)あ、そうか!以前に検証したあの川の源流はここだったっけ。


シングルトラックを登ることしばし。
ハイカーさんのブログを後で見ると、この丸太橋は5本で組まれていたようですが、2本が落ちていますね。
雨上がりで滑ること間違いなし!
トラロープも頼りになりそうにないので撤退しました。

途中にはガードレールもあって、一応林道規格のようです。


おおっ、結構支線も四方に伸びていて、バイクでも走りごたえがありそう。


い〜感じ!
これはまた今度、バイクで来てみましょう。
北風がとても冷たい日曜日でしたが、収穫はまずまずかな。


そんな週末の二日間、まだまだバイクに乗りたい気持ちをぐっと我慢して、体力強化に専念しますよ!


トレッキング・XCスキー・スノーシューざんまいの日々 2/12 但馬

このところこのブログを書くのはサボっていましたが、もちろん家でじっとしていられる訳でなく、何やかんやと外で遊んでいました。
先週は篠山にある低山に登ってきて、まだまだ下半身の筋力低下を実感させられますが、ここでもうひと踏ん張りすればこの先も楽しめそうな気がします。


今週末の三連休初日は再び但馬の兎和野高原高原で、2回目のXCスキーの練習です。
前回はややコンディションが悪かったのですが、それからまた積雪があり、圧雪車でコースを作ってくれていたのでビギナーが練習するにはもってこいです。
あ、それと今回知ったのですが、ここは入園するだけでも300円が必要でした。
スノーシューやXCスキーも安価な金額で貸し出してくれるのでおすすめですよ。


初回はとにかく生まれたてのバンビ状態でしたが、動画で研究したりメンタルも見直したのでだいぶいい感じになってきました。
下りも怖がらずに行ってしまえ〜、って開き直りです。


フラットなグランドから周回コースへと進んでみます。


この日は他の利用客もあり(全体のスケールからすれば、それもごく僅かで数組ですが)、若い女性の団体さんもスノーシューをガイドつきで楽しんでいました。




雪は自然の芸術家?


蘇武岳、三川山方面にも来年はチャレンジするぞ!


それにしてもホント、XCスキーは写真が撮りずらくてブログ向けではありませんね。
まあブログを書くためにやっていたのでは本末転倒なので、自分が楽しんでいればそれで良いのですが、こういうマイナーな趣味はどうしても一層アピールしたくなってしまいます。


久しぶりに自撮り棒な〜んてモノを引っ張り出して使ってみました。

園内でたっぷりと練習した後に、前回はスノーシューで行った瀞川氷ノ山林道の入り口まで行ってみました。

これは前回1月16日に撮った画像・・

これが今回撮った画像、カーブミラーがさらに埋もれて、手前には倒木もできてしまっています。
この辺りは針葉樹が少ないエリアですが、ここでこれならば、他はいったいどうなっているのか・・?
今年は夏までに主要林道が走れたらラッキー、と思うくらいでちょうど良いのかも知れません。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


三連休中日は家の近くの低山でトレッキングをするつもりでしたが、天気予報が『雲ひとつない晴天!』と言っていたのでたまらずに但馬を再訪。
車中泊でもすればって話ですが、猫様たちの世話があるのでお泊まり禁止なんです。


今回はスノーシューで、前回ビビって引き返した区間を越えてイヌワシ撮影ポイント、さらにあわよくばハチ北まで行ってみようと思っていました。


ここが八反の滝とおじろじろキャンプ場の間の問題のキャンバー。
キャンプ場オーナーの上山夫妻が前回同じ日の午後に踏破したと知ったので、そりゃこちらも再チャレンジせねばいられません。

ふ〜、何とか無事にクリア。
画像で見るより斜度はありますよー。
何より嫌なのは、ここはもし落ちたら沢にハマるので、それだけは避けたいんです。


おじろじろキャンプ場はすっぽりと深い雪に包まれていますが、メインの建物はオーナーが雪下ろしをされたおかげで問題なしですね。




その先の林道脇にあるこれは、確かキャンプ場の取水設備だったはず。


さらに進むと愛する小代の風景が広がってきます!
これこれ!この風景が見たくてスノーシューを始めたようなもんです。

途中からは雪質もとても良く、いろんな動物の足跡だらけです。


調べてみると、これはタヌキだそうな。



気分最高で進んでいくと・・・


あっちゃ〜、またフラットなラインがまるで無くなって落雪だらけ・・

その先のガードレールが見える方向に行きたいんですが・・
斜度としては十分に対処できるレベルなんですが、雪崩の可能性がありそうでしばし考えます。
僕は山登りビギナークラスで、もちろん冬山経験なんて皆無に等しいのですが、ベテランの皆さん、これってどうなんですか?
アドバイスを頂けたらありがたいので、ぜひコメントください。



場所はここ、結局諦めました・・。
後から考えて、帰りは廃スキー場を下るというエスケープもあったので少し後悔もしています。


最近しばしスキーやスノボでバックカントリーに入って遭難するというケースが報道されていますが、僕の場合はあくまで冬場以外にはいつもバイクで走っている、勝手知ったる林道です。
山歩きの保険も入ったので、最悪のケース遭難救助ヘリのお世話になってもとりあえず安心?です。
個人的意見では、私有地以外どんどん遊べば良いと思ってはいますが、GPS発信機を持つとか万が一の備えは十分にしなければならないし、それは義務だと思っています。

引き返す途中もう一度、キャンバー&落ちたら沢も無事にクリア。


手付かずの雪原!


三脚立てて自撮りです。
ふと感じるジジクサさ・・もっとシャキッとしようっと。



この足跡はキツネかなあ?
そんな想像するのもとっても楽しい!



カメラを意識してなんかぎこちないw


次回は高丸山にチャレンジもしてみたい!
XCスキーで行くのには、もう少し練習が必要ですケド。



ちなみにベースとして利用させてもらっている「とちのき村」ってこんな感じで、これ以外にキャンプ場や広いグランドなどなど、とても広く自然豊かな環境です。
運営管理は西宮のお隣である尼崎市で、主に市内の小学生などが林間学校で利用しているそうです。


周辺道路はこんな感じでーす。


麓の集落は雰囲気たっぷり。
風情があるように見えるのは、あくまで他所者だからであるのかも知れません。
お年寄りに雪掻きは大変だろうなあ・・。


ここも大好きな場所のひとつである「うへ山の棚田」(ウエヤマノタナダ)にも寄ってみました。


こちらは同じ場所ですが、昨年8月の風景。
さて、あなたはどちらがお好き?


道の駅但馬蔵にも寄って買い物を。
右の干し芋を買うのは2回目ですが、軽く炙って食べるとメッチャ旨い!
真ん中の山椒はまさに但馬牛、松葉蟹と並ぶ?名産品で香りが抜群!
左のドライトマトは初めて買ってみましたが、これも衝撃的な美味しさ!
ポリポリとそのままビールやワインのおつまみにも最高!(たぶん)
僕は飲まないんで、口寂しい時のおやつ代わりにですけど、栄養的にもリコピンたっぷり。
もちろんパスタやサラダに多用できますね。


な、な、なんと、クロカンスキーまで・・ 1/29 但馬


前回のブログから2週間が空きましたが、その間に大阪の天王寺にあるクロカンスキー専門店、クロスさんで新しい道具を購入してしまいました!



というのも前回の記事の中でもちょっと触れましたが、瀞川氷ノ山林道で出逢ったクロカンスキーの方のオススメと、実際その楽しそうな姿にノックアウトされてしまったからなんです。
もうこの際、できるものはみんなやっておこうと・・。
初期投資もスキー板、ビンディング、ストック、シューズの合計が、オフロードブーツ一足分くらいでした。
人生100年時代とはいえ、QOL(クオォリティオブライフ)が保証されていることなんか無いワケで、後になって後悔はしたくないのです。
僕は世間的には間違いなくジジイの年代ですから、残りの時間を有効に使いたい!


ま、そんな顛末でスノーシューに続くドタバタデビューを今回もまた但馬の兎和野高原高原で果たしました。
ここは広〜いグランドが圧雪されていて、こうした練習にはぴったりです。

そもそもスキーそのものにもほぼ初めてに近いですから、ビンディングにシューズを雪上でセットできるのか不安でしたが、それはなんとかクリア。

この前出会った方も、ショップの方も、適当に歩くうちに覚えますよということで、自分でも動画を何本か見て学んだ程度です。
滑り(歩き)始めるとフラットな雪面は確かにそうですが、ちょっとでもアンジュレーションがあるともうフラフラ・・。
クロカンスキーの板は本当に軽く扱いやすいですが、エッジも無く幅も極細なので、左右のバランスを取るのが最初は難しい。(と思うのは僕だけかも?)



Let's Try Cross-Contry skiing Vol.2 ~ 実践編:歩くスキー(クラシカル走法) ~

ひとしきり練習した後は周回路に場所を移しましたが、そちらはさらにアップダウンがある(と言っても緩やかなものですが)ので、もう何回コケたことやら・・。
スノーシューもそうなんですが、ストックを使う比率が大きいのでかなりの全身運動です。
これは日頃から基礎トレを積まないと進歩が見込めないと分かったので、かなりやる気スイッチが入ってきました。


いやしかし、一人で黙々と練習していたし、バイクと違ってなかなか写真が撮れません。
そんな意味ではブログ向けではありませんね。

ヘロヘロになって、帰る途中の道の駅ではこんなデカいほうれん草が売られていました!
収穫のタイミングを逃したんちゃうの?と思ったのですが、騙されたと思って買ってみました、180円だしね。

それと最近、手作りの干しいもってブームなんですかね?
自分でも作ってみようかと思ったことがあるのですが、結構工程が多くて面倒くさくなって諦めました。

日曜日は久しぶりにエンジン無しのバイクで、三田の千丈寺湖の周回コース。
久しぶりのMTBだったので、エアをタイヤに入れようとしたら、チューブレスのシーラント液のせいでバルブが固着していました。
デメリットはこんなところにあったんだ!


まっ、MTBに乗っていると、ついこんな道にも気軽に入ってしまうのが良いところですね。


家を出るときは穏やかに晴れていたのが、ここに着く頃から曇り出して風も冷たい。


でもやっぱり気持ちイイですね!
先週末は天気予報に翻弄されて何もできませんでしたが、やっぱり僕は身体を動かしてナンボです。

湖は相変わらず渇水しています。
写真には撮っていませんが、ここは近年大きな筏からのワカサギ釣りが人気のようです。


デポした有馬富士公園の芝生広場は大好きな場所です。
テントを張っていた人がいたけれど、ここは許されていたのかな?


と、そんなところでオフロードバイクは少しお休み。
どうせ今年は雪が多く走れる場所が少ないので、その代わりに基礎体力のアップをさせようと思っています。
これはこれで楽しいですよ♫



そしてお昼は昨日買ったあのほうれん草を使ったパスタ料理。
ニンニク、鷹の爪、アンチョビで味付けをして、トッピングに松の実が良く合います。


その見た目から想像できないほど、謳い文句に偽りなく甘さをも感じるほどで味が濃く、美味しいひと皿になりました。


氷ノ山をバフバフ! 1/16  但馬

先週のスノーシューデビューに続き、今週もまた兎和野高原に行ってきました。
バイクの記事を期待していた方がいたとしたなら、期待を裏切るようでゴメンナサイ。


そりゃあだって平日にまた新雪がチャージされて、週末は好天という絶好のチャンスを逃す手は無いってもんです。
でも土曜日の朝起きた時は腹痛から倦怠感、さらに昼頃には頭痛が酷くなっていたのですが、1時間ほど昼寝をしたら治っちゃいました。
今更ながら丈夫な身体に生んでくれた親に感謝です。
きっと寝不足が響いていたのかな?


さて、どうです?このまっさらな白い雪!
ここは兎和野高原教育センターから先の県道89号線です。
ここから水車小屋にかけては除雪してありません。


駐車場から1km足らずで瀞川氷ノ山林道の北東側出入り口に到着します。
ここまで緩い上りですが、雪が柔らかくスノーシューでも足が沈んで結構体力消耗します。


その先の入り口は近道を選ぼうか悩んだのですが、そちらだと迷う危険性もありそうなので本線を選びました。


この日も抜けるような蒼い空!
真っ白なヴァージンスノーに獣たちの足跡だけがついています。


最初のカーブミラーはご覧のような状態で、吹き溜まりでは2m以上積もっているようです。
でも先ほどの県道(舗装路)よりもこちらの方が雪が締まっているのは日当たりのせいでしょうか?


ここを歩いてみたいと思ったきっかけは、地元グループの『やまもり村岡』さんのフェイスブック投稿を見たのが最初です。
そうか!そんな楽しみ方もアリなんだとビビっときたんですよね。


実際にこうして歩いてみると、もうただ美しい風景に酔いしれて、ゆっくりと変わりゆくその姿に感動の連続です。

歩こうと思えばどこでも歩けるんですよ!
こんな自由ってなかなかありません。
ただ・・まだ僕にはその体力が足らないんです⤵︎
歩きはじめて30分も経たないうちに、汗をあまりかかない僕がもうびっしょりです。


この辺りからへばってきて、20歩進んでは息を整えて脚に溜まった乳酸を抜くということの繰り返しです。
特に足を引き抜いて上げる動作が、太ももの付け根外側の大腿筋膜張筋を刺激します。

なのでもし他の人に見られても平気なように、止まるたびに写真を撮ってみたりして誤魔化してましたが・・


さっき駐車場で見かけた方にあっさりと抜かされてしまいました。
もっともあちらはクロスカントリースキー(Buck Country Skiとも言うそうです)なので条件は違って、沈み込みの深さを見てもほんの5cmほどで進む抵抗はとても少なさそうです。
ヴァージンスノーを踏み分ける楽しさは奪われてしまいましたが、もし何かあってもちょっぴり安心かな?なんて思ったりもしてしまいます。


なにせこちらはまだこのスポーツでの自分の限界が計れません。
途中でもしアールアウトになったらどうしよう?と不安な気持ちは心の片隅に常にあります。


まあ、この林道はほぼ全てスマホ圏内なので、何かあれば119もできますが、そんなことで迷惑はかけたくはないですからね。


林道内に入ってから、まだ1kmくらいでしょうか?
阪神間オフ車乗りの皆さーん、真冬の氷ノ山林道はこんな感じですよ〜♫


スノーシューでのんびりも本当に楽しく贅沢だと思うんですが、やっぱりバイク乗りの習性として、こんな道をスノーモビルかスノーバイクで疾走したらどんなに楽しいだろうかって考えてしまうのも本音です。

(コンドーさん、画像お借りしました!)


いつも林道や絶景ポイントにバイクを停めて写真を撮っているので、そのバイクが無いとどんな構図で撮ったら良いのか悩んでしまいます。



はあ・・それにしてもちっとも前へ進めなくなってきました。


僕は40〜50代にかけてランニング&自転車ロードバイクの複合競技デュアスロンに出場するためにトレーニングを重ね、身体を苛め抜いてきました。
特に自転車は好きだったので、年間の走行距離が1万キロを超えるのはザラ。
途中からスイムの練習も入れてほとんど毎日のように2〜3000mくらいプールで泳いでいましたが、体力筋力は作るのは時間がかかるけれど、失うのはあっという間です。
この5、6年はオフロードバイク(エンジン付き)ばかり乗ってきたので持久力はかなり低下気味。
それでもまだ自分の身体が今どういう状態にあるのか、判断できるのはその時のおかげだと思っています。
もういっぺん、動ける身体作りをしてみようかな。



ここからあと700mだったでしょうか?
引き返すことも頭をよぎったのですが、それではあまりにも虚しい。


その先のギャップを越せば見えるはず・・


見えた!


Googleで調べれば、デポした駐車場からほんの3.3km、徒歩50分が2時間近くかかってしまいました。
普段から山歩きを楽しんでいる方からすれば、朝メシ前のことでしょうけどね。



積雪はこのあたりで2m足らずってところでしょう。


そして見たかったこの風景にやっと出会えたのです!


シビれます!!
バイクだったら10分もかからないくらいで来られますが、自分の脚で得たこの風景はナニモノにも代え難いと感じてしまいます。
すt

そう言えば、いつも寛いでいるベンチや案内板もすっかり雪で隠れています。

これらは昨年5月に撮影した画像です。



こうして画像を撮っていると、先ほど追い抜かして行ったスキーヤーの方が小屋の中から現れて色々と雑談しました。
クロスカントリースキーのこともあれこれと聞くと、これまたやりたいことがさらに増えてしまいそうです。
細分化するとツーリングスキーというものもあって、そちらだとスキー板、ビンディング、ストックが5マンエンくらいでも揃えられて、その方はバッグにスノーシューも入れておいて、臨機応変に使い分けているとのこと。
僕は普通のスキーはほとんどやったことがないのですが、これは意外にも敷居が低そうでムラムラしてきます。
今更スキー場で若い子たちに混ざって、へっぴり腰で滑るのはプライドが許しませんし、ここまで来てわざわざ人が多いところで楽しみたくもないですよね、と・・


そんな話が弾んでいると、どこからともなく人の声が・・!


なんとあのハチマキ下の断崖絶壁を直登して、お一人の小柄なご老人と言ってもいいくらいな方が現れてビックリ!!!
最初はあまりにも華奢なので女性かと思うほどでしたが、あの斜面を登ってきて息もそれほど切れていないという脅威の身体能力!
地元の方だそうなんですが、いるんですよねー、そういう超人的な方が。
スキーヤーの方はおそらく僕と同じ歳くらいで、その年配の方はたぶん70代ですよ!
それがいくらスノーシューはグリップが良いとは言え、あの斜面を登って来られるなんて考えられます⁉︎


休む間もなくお二人はますますお元気に、そこから先のストレートを抜けて瀞川山に向かって行かれました・・。



う〜ん、やりたい、やりたいっ!


帰り道、その真似をして展望台から直に降るのはあまりにも急だったのでヤメておきましたが、途中からはその方の歩いてきた跡をトレースしてみるとこりゃー楽しい!!!!
下りだし、その先に自分の付けてきた足跡も見えるからこそ安心なんですが、ここんとこずっと忘れかけてきた、『一人の人間ではなく、1匹の動物としての躍動感』みたいなものが少しだけですが得られました。
これが、もうたまらなくキモチイイんですよ♪
猿のようにひとりキャッキャ言いながら木々の間を降っていきました。





帰りはショートカットしたこともあって1時間もかかりませんでした。



翌日、このブログを書く前にフェイスブックを見ていたら、このキッカケになったやまもり村岡さんも記事をアップされていました。


帰りがけに木の殿堂に寄ったら、それらしき人たちが多くいらしたのですが、そのみなさんはこちらを出発点に瀞川山コースで楽しんでおられたのですね。
こちらは片道5kmほどでやや傾斜の強い区間もあるそうですが、次のチャレンジ候補にしてみましょ。


ところで、このスポーツは想像以上に汗をかきます。
この日のこの時点の気温は0〜2度くらいだったのですが、車に戻って着替えるとあまりの発汗量にビックリ!
それでも新たに思い切って購入したファイントラックの高性能アンダーウエアは、不快感や汗冷えが無くて最高でした。
これまではCRAFT社製のアンダーを愛用していましたが、その性能は段違いです。
地元神戸のファイントラックは、ずっと前からその良さを耳にしてはいたのですが、お値段を見ると躊躇していました。
が、しかし、これは本当に素晴らしい製品で大満足です。
汗冷えをして体調を壊しては元も子もありませんしね。


そういえば悲報がひとつ・・
大谷のヨシダ石油SOLATEが閉店していました。
これで日曜日に間違いなく営業しているのは、このエリアでは兎和野高原口のスカイエネルギーくらい。
あとは東の市役所近辺か、北の香住まで足を伸ばさなければならないのは、サンデーライダーにとって悩みの種ですね。
ちなみに僕はこちらに来た時には、八鹿高校前のここでトランポに給油しています。
電光掲示板の価格、よーく見てくださいね、レギュラーですよ、ご存知の方も多いでしょうが。



そしてこの日も仕上げは夜久野のらいらっくで絶品ジェラート。
苺のミルフィーユとラムレーズンをチョイス。


その前に駐車場で車から降りた時に太ももが攣って悶絶しましたが・・
前腕の皮膚を摘み上げると元に戻るのにすごく時間がかかります・・脱水だわ
食べた後に水分もたっぷりと補給しておきました。




それも家に帰れば嬉しいお届け物でニッコリ!
高校の同窓生のひとりが自宅の庭で採れたレモンを送ってくれていたのです。


寝る前にホットレモネードを作って快眠!
クエン酸の効果もあってか、翌朝の筋肉痛も防げました。


さーて、次はどこ行こうかな?
当分、天気さえ良ければこのパターン続きそうです♬


但馬のホンキ 1/8・10 但馬・北摂


先日ほろ苦いというか、みみっちいデビューを果たしたスノーシュー。
今回はいよいよ本格的に行ってきました、いつもの但馬です!
今年のこのエリアのスキー場は、すでに2メートル近い積雪があると聞いていましたが、さて目的地まで辿り着けるのか?


目的地まではまだ少し手前の、今はもう営業をしていないミカタスノーパークに入ってみます。
雪不足もあって廃業を決めたらしいですが、こんなに毎年雪があれば生き残れたのかも。

ゲレンデを見上げると獣たちの足跡が続いています。
しかし・・この傾斜はあかんわ!
直登せずに迂回ルートもあるのですが、そちらはもっと雪が深くて諦めました。

そしてもう少し峠を登り、着いたのは『とちのき村』です。
ここまでは除雪をしてありうっすらと雪が残る程度なので、スタッドレスがしっかりと仕事をしてくれました。
先日の宍粟のアイスバーンにはお手上げでしたが、雪上ならばさすがブリザック。


目指すはこのブログでも何度も紹介した #おじろじろキャンプ場
そこから愛する小代の冬の風景を、一度見てみたかったのです。

フッカフカの新雪の上を歩いて行きますが、さすがにスノーシューでも足が雪の中にめり込んでなかなか前へ進むことはできません。
八反の滝は凍っているかなと思いましたが水は流れ落ちていました。
ここは昔、遭難事故があった場所で、写真を撮ってはいけないよ、という忠告がありましたが・・・

そのコーナーを回って先に進もうとすると、路面が急キャンバーになってしまっています。
赤い矢印がそれで、右の斜面と同じ角度で繋がっています。
白い矢印が通常の路面の角度ですが、これは僕の技量、体力、経験ではムリっ❗️
何かの獣が呑気に歩いた跡がありますが、万が一谷に落ちたら上がってこれなさそうなので引き返しました。


とちのき村近くに戻るとところどころにポッカリと穴が!
中を覗くと1メートル半以上の深さがありましたが、底は排水溝のグレーチングでしたので、ここは落ちても死にません。

着いた時はまだ全体が日陰になっていましたが、太陽が姿を見せ始めると空の蒼さが際立ってきました。
キラキラと光る雪原と透き通った蒼い空は、これまで何十回と但馬に通ってきた中でもダントツの美しさです!
但馬よ、これが真の実力だったんだな・・
高知では仁淀川の深淵の美しさを仁淀ブルーと呼びますが、但馬スカイブルーという言葉があってもいいと思います。
僕を観光大使にしてくれたら、もっと魅力を発信するのに。

こちらは仏ノ尾の方角です。

こちらは扇ノ山の方角。

そしてホントはもっと高いところから見たかった、小代の佐坊・東垣・鍛冶屋地区の眺め。


帰り道、振り返って見るハチ北も美しかったです。
ただ少し意外だったのは、もう少し全体的に白くなっているかと思っていたのですが、森林限界には達していないので、なかなかそうはならないのですね。
その辺りが日本アルプスや、東北北海道の山々との違いなのでしょう。


前日には遥か離れた大山もこの山頂から見られたと友人のブログにはありました。
なんでも年に数回あるか無いかのことだそうです。
思っていた通り、冬にしか見られない風景がそこにありました。


一旦下山して30分ほど車を走らせると、そこは日本海香住港。
その周辺のお気に入りの店のひとつで昼食は刺身定食。
(もうひとつの店は12月、1月はランチお休み)


本当ならば雪の中でカップ麺という準備もしてきたのですが、歩いているうちにこれを食べたい願望が膨らんで我慢しきれなかったのです。
しかしやっぱり来て良かった、冬の日本海の魚は脂が乗って、いつもより2割マシの美味しさでした!


食後には海岸でゆったりと。
演歌の世界のような日本海とは程遠い、穏やかで暖かくてビックリ。
地形のせいなのか?香住ってこのエリアの中ではあまり雪が多くはないようです。

そしてまた舞い戻り、こちらは兎和野高原という公営の広い施設です。
事前のリサーチでは、とちのき村と並んでスノーシューがビギナーでも楽しめると確認できました。
案内図を見ると3kmの周回コースがあります。

広いグラウンドは圧雪してありました、バイクでも走れそう!
(残念ながらそれは禁止されていますけど)


林間区間に入っていきます、既にどなたかが歩いた跡とリボンがあるので迷う心配はありません。

ギター池のほとりを進みます。
この池をグーグル衛星画像で見ると、本当にギターの形をしています。
水面は凍っていますが、乗ったら割れそうでスケートはできません。


スパーンと開けたところに出ました!
これこれ、こんな場所で楽しみたかったのですよ!
実力が付けば冬山にもチャレンジしたいですが、まずはフラットなところでレベルアップします。

ん〜、たまりませんこの風景!

これは蘇武岳方向です。
よーく見ると、いつも走っている林道も確認できます。

もう最高でーす!!
この瞬間だけでもスノーシューを初めて良かったと思えました。


現実的な話ですが、スキーやスノボよりもずっと簡単で、トータル費用も程度の良い中古のオフ車を買うよりもずっと安上がり。(そのために車にスタッドレスを履かせたりしても)
もっともっと注目されても良いスポーツだと言えるのでは?


ぐるっと回ると県道89号線に出ましたが、この辺りは除雪していません。
このすぐ先には瀞川氷ノ山林道の出入り口があります。
いつかチャンスとタイミングが合えば、あのハチマキ展望台までスノーシューで行き、その風景を画像に残したいというのが今イチバンの望みです。


たっぷりと汗をかいたので、帰り道はちょっと寄り道をしたくなりました。


夜久野(朝来)にあるあいす工房らいらっくは牧場直営のお店です。
素晴らしい雰囲気に佇んだ大好きな場所、フクロウの彫り物もカワイイでしょ。

すっごく残念っだのは、食べたかったナッツ系が全てソールドアウトだったこと。
定番のみるくの香とジャンドゥーヤにしましたが、それもやっぱり心に染みる旨さです。
とても街からは離れた場所にあるのですが、夕方でもお客さんが後を絶ちません。
ここで食べるジェラートは、私的にはこれまで食べたの中でナンバーワンです。


この日は1番の目的は達成できませんでしたが、本当に充実した1日になりました。



一日空けて三連休最終日。
いえ、実は中日に半日だけバイクにもサラッと乗ったのですが、たまには一度も写真を撮らずに走ろうということで画像なしです。
気軽に走っていたら、しょーもないところで2度もポテゴケしてしまいました。


この日も天気は上々、暖かく穏やかな日です。
あまり遠出はしたくなかったので、家から車で30分ほどの三田(さんだ)にある低山にやってきました。
ネットで景色の良さそうな山を選んだのですが、この辺りは自転車のトレーニングで何100回も走っていたところで、すぐその脇にこんなトレッキングルートがあるとは知りませんでした。


駐車場には清潔なトイレもあって安心?

ピストンでトータル約4.4km、高度差430mほどの極めてビギナールート・・のはずなんですが?


登り始めは穏やかに、入り口にはバイク乗り入れ禁止の札がありましたが、そこはバイク乗りの性で乗りたくなってしまいそうな区間です。

次第に勾配が強くなると・・。


あ〜丸太階段なのですね。
これ、歩いて登るのも苦手です。

このところのトレーニング不足ですぐゼイゼイいってきました。
50代の頃だったら、トレランでスイスイ登っていただろうになあ。
『なんば』の動きを思い出して、少しだけ楽になりました。


ひえ〜、それでもまだこれしか登っていないの・・
まだ足首がちょっと痛みがあるので引き返そうかとも思いましたが。

こんな美しいけやきの森と青空を見ると後悔はしません。

昔の人はとんでもない山奥でこうして炭を焼いていたり、木工製品を作る木地師(きじし)として住み着いたりしていた跡を見ると感慨に耽ります。
そうして里山が形成され、人間と自然が共存していたのでしょう。


ただその頃は炭を作るためにハゲ山が多かったそうですが、今は集落の近くまで緑が広がったために餌が豊富で鹿が増え、自然界のバランスが崩れてきているとも言われています。

高度が上がるにつれて視界が広がってきました。


空が広がり尾根まではもう少しというところでさらに急坂となりロープ場も現れてきました。

あ〜、やっと尾根に着くと石で組んだ祠がありました。

そこから南北に分かれて尾根伝いに進みます。

南に向かうと東西の景色がよく見えます。

こちらは猪名川方面、次は大船山に行ってみようかな。

最後に山頂の手前でもうひと登り。

こちらは社(やしろ)方向の眺め。

「美しの原」って名前に惹かれます。


ハイカーお決まりのポーズ。


お決まりの写真!
思うんですが、ハイカーさんってブログを書いている方がすごく多いですよね。
バイクとは違って、写真を撮りやすいからなのかなあ。


北側の山頂は視界がほとんど樹木に遮られて見えません。

熟練者の方から見れば鼻先で笑われそうですが、ほぼビギナーに近い僕として、しかも足首に痛みが続く状態では結果的にベストな選択でした。

しっかし、下りも結構怖いんだよな〜。


ま、そんなところで雪が消える頃まではバイクは控えめで、こっち方面で楽しむことにします。
いつものブログを楽しみにしてくれている読者の方がおられたとしたら、ちょっと物足りないかもしれませんが、結構SNSを見ているとオフローダー&ハイカー二刀流の方も多いのですよね。
みんなやっぱり山が好き、アウトドアが好きなんでしょうね。


さて、次回はハチマキ展望台の雪景色をお見せできたらラッキーです!