苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道あれこれ

Happy go Lucky!

HONDA CRF250L & CRF1000Lのツーリングがメインのブログです。
たまに猫と料理の話題もあるかも・・・

三県境を目指して 7/15 ちくさ高原・三室高原


近畿地方は各地で38度を記録するという猛暑なので、今日は高原を目指しました。
じつは先日、友人のKさんがこんなつぶやきをしていました・・
『兵庫県の山々を背景に鳥取県の林道に停めたバイクを岡山県から撮影するツーリングをもう一度やろうかと! 去年は入れませんでした。』
なぬ〜!そんな所があるなんて聞き捨てならないぞ〜!っと思いあらためて考えて見れば2ヶ所ほど思いつきました。
なんでも全国で三県境、つまり3府県が交わる所は45ヶ所もあるそうです。
さらに調べると兵庫、岡山、鳥取の三県が交わるところはちくさ高原の奥、江浪峠の先にその名も三国平という所があるそうです。
ただその三国平は登山ハイクでなければ行けそうにないようですが、とりあえず行ける所まで行ってみましょう。
県道72号線西河内から北に向かうと天児屋林道に入ります。


舗装からスパッとダートに変わる潔さ!

最初は気持ちの良いフラットです。

三叉路が現れ左に進みます。

右が本線っぽいのですがこちらが正解。

しかし程なく荒れ始めます。

大好きな洗い越し・・・と言うより渡河!

その先大崩落!やっぱりダメかぁ・・・

先ほどの分岐右を調査してみます。

う〜ん、こちらの方が走って楽しく空も開けています!

こんな木製の橋も風情があります。

今日は5時に出発して、この時すでに8時頃ですが気温はぐんぐん上昇中。

そこそこ路面は良いのですが・・・

先日の大雨ではこの程度の沢も荒れ狂っていた様子です。

最初の三叉路から舗装林道新倉線の途中にいくつかの支線がありました。

先が広がってきたなーと思っていると・・・

おおっ・・・

ワオッ!
こんな展開が理想ですね〜!!

ちくさ高原スキー場に出ました。

夏のスキー場は大好な場所!
すでに赤トンボの乱舞が始まっています。


スキー場を過ぎ、大茅鍋ケ谷林道の突き当たりに若杉天然林という場所があります。

名前は若杉なんですが、美しいブナの多い広葉樹の森で、せせらぎと蝉の合唱がBGMの素晴らしい空間!


奥には登山道が伸びています、歩いて行ってみたいなあ・・・


しばし休憩の後、少し引き返して若杉林道に入ります。
三県境に近づけるのはあとこのルートしかないはず。

しかし荒れていますなぁ・・・

もー、なんでこんな暑い日にワタシは探索ごっこをしているんでしょうね!

先日行った但馬の大雨被害はそれほどでもなかったですが、やっぱりこちらは大荒れです。


引き返し、来る時はまだ開館前だった「たたらの里学習館」を見学します。


たたらというのは〜古くより「鑪」や「踏鞴」、「多々良」などと表記されてきたが、それらは製鉄のさいに火力を強めるために使う鞴(ふいご)を指し、既に「古事記」や「日本書紀」にその使用例がある。
また、近世以降に屋内で操業されるようになると、たたら炉のある建物を意味する「高殿」という表記も使われるようになった〜ウィキペディアより
というのが語源で、すなわち日本古来の製鉄のことです。
これも去年Kさんと話をしていて知ったことなんですけどね。
そしてここ、ちくさは鉄の原材料の産地として高い評価を得ていたそうです。
館内に入ると・・・

この周辺の昔を描いたジオラマや、製鉄方法の説明ビデオが見ることができ・・・

ゾクゾクするような素晴らしい日本刀や・・・

甲冑、火縄銃や・・・

昔の農機具

などなど・・・けっして広くはない館内ですが興味が尽きない展示物が並んでいました。
外に出てみると・・・

これが先ほどのジオラマにあった所の遺構で、たくさんの作業所が建ち並んでいたのですね・・・
ここは相当山奥なのですが、中世にこんな大きな規模で鉄を作っていたとは驚きです。


いや〜、本当に知的好奇心を満たされて大満足でした。
管理人(館長?)さんとも色々と話ができて楽しかったですよ!


さて、三県境がダメだったときのプランとして、沖の山林道の林鉄遺構を見に行こうと思っていました。
西粟倉側から智頭を経て向かうルートもあったのですが、反対側から大道中江林道(舗装)で行くことを選びましたが・・・

これが酷かった・・・

いたる所で崩落が起こっています、さらに・・・




どなたか先行者(自転車か?)の恐怖のブレーキ痕!
この場所ちょうど山々の見晴らしが良かったので気がつくのが遅れたのでしょうね。

結局は大崩落でアウト!
加治川沿に下り岩谷堂に向かうルートも通れません。

美しい景色を楽しめたことだけでも良しとしましょう。


ならば宍粟の中でも天災には一番強そうな「前地カンカケ」で爽やかに駆けぬけようかと思っていると・・・

何と!斉木側から入ってすぐに大崩落!!
思わずヘルメットの中で大声で叫んでしまいました・・・
しかしもうすぐ反対側の入り口が繋がり、16kmにも及ぶ貴重なダートが完成する予定だったのに!
何という皮肉でしょう、これは補修するのに1年以上はかかりそうです。


仕方なく、ご贔屓林道の出ツ石線に向かいます。

こちらは幸いにややガレてはいますが、昨年の補修前よりはマシな状態を保っています。

岡ノ上はさらにガレていましたが走行に問題はありませんでした。
ちなみに地元の方の話では峰山線も大丈夫だそうですが、栃原宍粟線はひじりさん情報でアウトとのことです。
岡ノ上のチェックが終わり、ルート的に戻った方が良かったので折り返し、登りで調子コイていたら・・・

フロントがすくわれました・・・
この前もう少し使えるかなーと思い、タイヤの方向を入れ替えたところだったのですが、それから500kmを過ぎたら急激にグリップしなくなりました、トホホ・・・
まあ怪我は無く、太ももの打撲だけで済んだので幸いでした。
ネックを除きプロテクターはフル装備、そして新しいブーツのおかげかな?
今日はウエアもお初モノだったのですが、破けなくてホッとしました。

それにしてもアルパインスターズ ・テック7いいですね〜!
ボスも仰っていましたが、確かにスタンディングが楽です。
インナーのパッドがフィット感を高めてくれて、初日だというのにどこも痛くなったりしませんでした。


帰り道に峰山高原を過ぎると・・・


最近人気のグランピングというやつですね。
高級SUVで乗り付けて、優雅にBBQなんてパターンなんでしょうねぇ。


宍粟の通行止は日に日に復旧していますが、まだまだ通れないところがあちこちにあります。
林道も未調査、未確認のところだらけですが、しばらくは難しいのではないかと実感しました。


早めにスタートして、4時前には帰宅。
暑かったことは確かですが、以前真夏にロードバイク(自転車)でレースやトレーニングをしていたことに比べれば命の危険を感じるほどではありません。
でもあのシンドさもまた味わいたいな〜。


さーて来週は但馬に行くか・・・
それとも・・・・・


本日の走行 348km




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今回は生クリームを使ったアメリカンスタイルのカルボナーラ

キミは涼しいところでお昼寝かい








速報‼️ 氷ノ山周辺林道緊急レポート 7/11 但馬



先日の豪雨災害では兵庫北部の被害も次から次へと報道され、先々週行ったばかりの宍粟の公文では犠牲者も出てしまいました。


見慣れた場所が土石流に襲われ、大量の流木に覆われた画像を見るのはとても辛いもので、国道、県道もあちこちで寸断されているようなので、ならば林道がどんな風にその姿を変えてしまったのか・・居ても立ってもいられませんでした。
もう少し落ち着いてからとも思いましたが、やはりこの目で確かめたくなり、とりあえず比較的に被害の少なそうな但馬へと向かいました。


途中で豊岡道に並行して流れる加古川を見ると、増水の跡は殆ど分からない平和な風景、おや?
下流では氾濫寸前だったそうですが・・・
養父に入り大屋川を見ても、やはり河原やその周辺の被害は全く見当たりません。


8時過ぎに但馬蔵を通過、今日は昼からスコールがありそうなので短期決戦です。
この時期に体が濡れるのはまるで苦になりませんが、公道走行不可の前後タイヤで土砂降りの高速を走るのは恐怖以外ナニモノでもありませんから、2時くらいまでに切り上げるつもりです。

まずは八木谷大谷林道。
数カ所小さな崩落、土砂流出がありますが思っていたほどの被害はありません。

尾崎地区への分岐から八木谷の間はすでに重機が入っていて修復されています。

それにしても何という対応の早さでしょう!

一応こんな表示がありますが、オフロードバイクにとっては何の問題もありません。


一旦9号線に出てから福岡作山林道に入ります。

こちらもいたって平和な様子で、わずかに路面が荒れているくらい。
やはり台風とは違い、強風で倒木が無い分被害は少ないのでしょうか?


猿尾滝から9号線に再び戻り村岡ファームの手前で2台のオフローダーとすれ違いました。
事前にお仲間のひじりさんから、ラリー仲間の精鋭部隊が神鍋方面に出動中との情報を得ていましたが、その分隊の方々のようですね。


ワープして、愛して止まない心のふるさと小代区に入ります。

舗装林道大照線を進みますがこちらもほとんど先月と変わりなし。

ただ1ヶ所倒木に道を塞がれていますが、太さといい、曲がり具合といい、まさに倒木越えの練習にはピッタリの状態。
ええ、喜んで飛び越えましたよ!


そして最も気になっていたあの場所は・・・・・


無事に来ることができました!
ここまで登るルートも何ら問題はありません!!嬉しい!!!


早めにさっと昼ご飯を済ませて引き上げます。
なにせ予想通りに、雨雲があちらこちらに増えてきています。


仏ノ尾林道にそのまま進みます。
昨年は反対側の佐坊地区の手前で酷い崩落がありましたが、今回はどうでしょうか?

この林道はアップダウンが少ないせいか、全くと言っていいほど変化がありません。
ここまでも思っていたより水たまりも少なくて、ほとんど気にならないレベルです。

心配していた地点も問題なし!
あの時助けてもらった二人の作業員のおっちゃん達は、きっとすごく良い仕事をされていたのですね。

秋岡地区から八反滝を過ぎて野間林道に入ります。

こちらから眺める美しい佐坊地区!

イヌワシ撮影ポイントから眺める秋岡地区!
何度見ても本当に素晴らしい風景です、そしてどこを見渡してもこの辺り一帯に山崩れなどの爪痕はありません。

瀞川氷ノ山林道に合流します。
こちらもハチ高原まで路面はほとんど変わりがありません。

氷ノ山山頂には雨雲がかかり、この辺りでもポツポツ降ってきました。

親水公園から鵜縄の区間は少し前から通行止になっていましたが、一部大きめの岩が防護壁を壊していたくらいで何も問題はありませんでした。
ただ伐採作業が道路を塞いで行われていて通過するのに気を使いましたが、作業員の方は心良く通してくれました。

轟安井との分岐点。
ここから「やまめ茶屋」方面は未調査ですが、横行渓谷への道が崩落通行止となっており、おそらく本線も通れるかどうかは怪しいところです。
雨粒も増えてきているし、時間的にも余裕は無いのでここから下山します。

もともと流水轍の酷かったところはその凶暴さを増していましたが、ここも重機の通った跡があるので安心して進むことができました。

空は暗いままですが、予想よりはるかに林道内の状態は良かったために心は晴れつつあります。

新たな崩落は2ヶ所のみで、どちらも軽度なものです。

出口にもコーンがあるのみで通行規制は特に無し。
杉ケ沢を過ぎる途中・・・

いつもの水たまりも全く変わりません!
ただ梅ケ久保だけは・・・

道全体が沢になっています・・・
ここはまだマシな方で、相地轟林道との合流地点は更にひどくガレていますが、幸いに短い距離で収まっています。


さあ、駆け足で来ましたが最後の1本です。

ここの天谷側はもともと轍が酷かったのですが・・・

さらにその深さは増しています。
轍を切る時にリム打ちをしないように気をつけたほうが良さそうですが、この手の荒れ加減がお好きな方にとってはむしろ楽しくて仕方がないのではないでしょうか。


本日終了!
良かった・・・私的ゴールデンルートは無事だということが確認できました。
北部が全滅となったら・・・と途方に暮れるこの数日間でしたが、本当に安心しました。


関宮に向かって下り始めた時、数台のオフローダーとバッタリ!
止まって「お知り合いでしたっけ?」と尋ねると、やはりひじりさんお仲間のグループ。
次の連休に向けてラリーイベントの準備を重ねておられたそうですが、この直前の豪雨でルート再確認を行われていたとのこと。
XRにお乗りの 〜ダマばいく〜 さんのブログは、いつも拝読させてもらっておりました。
しばし情報交換をしてお別れしますが、オフローダー同士の繋がりって本当に良いですね。


結局スコールからは逃れて3時半に帰宅でき、洗車をしているとガレージにヤモリくんが登場。
このコは動きが早く俊敏でしたが、時々踏んづけてしまうんですよね〜。
ヤモリは家を守り、金運アップもしてくれる守り神とも言われています。
後者の方はさっぱりご利益が感じられませんが・・頼むゼ!


本日の走行 349km



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もう一つのカンカケ ついにその全貌が? 7/1 若桜・宍粟


今朝は4時起き。
目を覚ましてから少しすると見事な朝焼けが・・
昨日は不安定な天気でしたが、今日もひと雨ありそうですね。
釣りに夢中だった頃は、こんな空を眺めるのが大好きでした。


さて今日は先日も訪れた志倉道谷の支線である「遊屋林道」からスタートします。

しっかりとした鉄製のゲートはあるのですが、無施錠だったので失礼します。

昨夜の雨の影響で、空気もとてもウエットです。

あれぇ〜、1kmほどで倒木・・・
この後、大物が控えているのでここは撤退!


これは道谷寄りにある藤無山山頂へ向かう支線。
あらためて先週の大屋スキー場に抜けられないかと検証します。


30cm以上の太さで、1ヶ所切っただけではビクともしなく、2ヶ所を切ってようやく開通、しかし・・・

なんと橋が落ちていました・・・
見渡したところ倒木などは先に見えなかったので、当分は進めそうだと思っていたのですが、残念至極!

もう一方のルートも沼トラップあり!
なにせこのあたりは沼谷という名前ですから、無理は止めておきましょう。

3本目の新規探索はこちら。
数年前(数十年?)に廃業したスキー場。

こじんまりとしていますね、潰れたのも無理はないかな。

ゲレンデもすでに荒れ放題です。

奥にはやはりダートがありましたが・・・

あ〜、半分沢になっていてガレガレですね、これでスリーアウト!


気分を取り直し、身もバイクも清めてお気に入り林道「糸白見線」へと進みます。

今日は風が強く、雲が南西方向からどんどん流れてきます。
おかげで暑さはまるで感じませんが、時折ポツポツと雨粒がゴーグルに当たります。

しかしこの林道はいいですね〜!

路面は安定していて、落石にだけ注意すればビギナーの方でも楽しめます。

振り返れば走ってきたルートが望めるスカイライン林道。

中程で崩落箇所に行く手を遮られてしまうのが残念ですが・・・

ラインは3本ほどあります。
複数人でのチャレンジか、ソロでも強者ならばクリア可能です。


国道29号線に戻りガス補給してからちょっと寄り道で「今日の廃」3連発!

かつてスキーが人気だった頃は、たくさんの利用者もいたのでしょうね。
3枚目の旧戸倉隧道の中を覗くと、ありえないような冷気(霊気?)が漂っていました。


そして今日の林道レーダーの調子はというと・・・

加地川あたりで反応あり!


本日2ヶ所目の洗い越し発見!しかもこちらは川床をコンクリートで固めていない貴重な天然モノでした!!


続けて私的ベストスリー・ピストン林道のもうひとつである「戸倉峠林道」

ここからの風景が特に気に入っています。

中間地点のレストポイント。

終点は美しいブナの巨木が幾本もあり、セミの大合唱が始まっていました。


再び29号線に戻り、引原ダム近くのこの林道。
蓮花岩山林道に繋がるのはこのルートなのでしょうか?

左が登山道

その先にも急勾配のダートがあるのですが・・・

ここも入り口が陥没しています。
高山長さんが来られた時は越えられたのでしょうか?


そして本日のフィナーレは憧れの「カンカケ三室林道」
先日、三室側からエントリーを試みたのですが、あえなく大規模崩落で撤退。
こちら側からエントリーを試みるのは昨年以来2度目ですが、前回は全く取りつく島もありませんでした。
tohooJPさんによれば、かつては美作北2号線(四輪ラリーなども開催されていた伝説の聖地、超ロングダート、現在は全線舗装化)に向かうゴールデンルートの一部であったそうです。
今回は3度目の正直を狙いますが、手前から伐採作業中の看板が出ていました。
ならば逆にチャンスあり!?

チェーンゲートはありましたが、下からくぐらせてもらいました。
今日は日曜日なので作業は行われていないでしょう。

大規模に皆伐されていますが、案の定作業員の方は誰もいません。

うわぁ〜たまらない雰囲気です!
やっぱり歴史ある林道というのは、またなんとも言えない趣と良さがあります。

分岐左は峠を越えて下りに入るとややガレた区間が現れます。
こちらが本線で三室に繋がっているはずのルートです。

分岐右はややショート。

抜けることができないのは十分承知のうえでしたが、その全貌とは言えないまでも、かなりの区間を走れることができて本当に満足です。
ただし拙ブログ読者の方、これをご覧いただいても絶対に日曜日以外は行かないほうが無難ですよ、ご注意くださいね。

さあ、あと2、3本走って帰ろうかと思ってふと時計を見たらすでに4時前!
マジですか!自分の感覚では2時くらいだったのですが・・・
いつの間にか、カンカケマジックにでもかかってしまったのでしょうか・・・?
それともあの廃隧道を覗いた祟りか・・・・


本日の走行411km



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森と遊ぶ至福の一日 7/24 轆轤師林道・飯盛山林道


人間として長いこと生きているといろんな事がありますが、先々週のアフリカツインを久しぶりに乗った時などは何をやっても上手くいかない日。
ブログを書く気にもならないほどでありました。
かと思えばこの日のように予想以上に良い事が起こったり、満足感を得られる日もあるものです。
それにいちいち一喜一憂するのは、身体にもココロにもよろしくはないですが、そこはなかなか分かっていながらも・・・


さて、先日のピストン林道コンテストはほんの少しやり残した事があったので、今日はまずその辺りをやっつけてみることにしますが、その前にちょっと寄り道。

廃校ブーム(?)に乗っかるわけではありませんが、神子畑選鉱所近くに残る小学校跡。
ここはグランドと体育館のようですが、すっかり赤錆びた遊具もいくつか残っていてノスタルジーを感じます。
明延鉱山のピークは戦時中から昭和26年頃だったそうですが、閉山は62年なので、ワタシと同世代の人たちもここで育っていたのでしょう。


そして最初の林道は先日訪れてとても気に入った「笠杉林道」

昨日までの雨による路面の悪化が心配でしたが、さほど問題なく景色を楽しみながら走ります。

ところが・・・

まるで作業員が神隠しにあったような、もしくは定時サイレンで放り出して帰ったの?
いやいや、よく見るとこれは「入っちゃダメよ!」というサインですね。
もしかして、ブログで紹介したことでオフローダーが増えた??
だとすればちょっぴり罪悪感に苛まれますが、どうか皆さん、作業の邪魔はしないようにしましょうね。


そんな訳でスタートは肩透かしでしたが、意に介せずに次に行きましょう!
こちらは前回途中で引き返した「青菜林道」

今回は反対側の倉床集落からエントリーします、が・・・

おやおや、酷い倒木帯が現れました。
今日もノコの活躍かとも思いましたが、このエリアはマイナスイオンたっぷりで、逆に言えば山ビルの巣との噂もあるので早々と退散。
どうも出鼻を挫かれた感が満載ですが、それでもまるで暗い気分にならないのは青い空のせいでしょう。


それではと、そのすぐ近くにある「ふれあいの水」公園奥にありそうなダートを探してみます。


ダートに入る前に公園を抜けますが、枝ぶりの良い桜並木がありました。
きっと花見の頃は素晴らしいだろうということは容易に想像ができます。
来年の春にはぜひまた訪れてみましょう。
そしてさらに進むと・・・

ありました!
右手に大きなウルシの木があるのが少し引っかかりますが、なかなか良い感じです。

いいなぁ・・・緑のトンネルに明るい日差しが差し込むと、光と影のコントラストがなんとも言えません。

「いい盛山展望台」と書かれた場所に出ました。
標柱はどこを探しても無いので「飯盛山林道」とでもしておきましょう。
ショート&ピストンではありますが、なかなか好みの林道ということで80点!


県道6号線を南に進むと横山神社を左にして、右に別れる道があり、そのまま行くと一宮公文、まほろばの湯方向ですがその途中。

水道施設を過ぎたところにダートが見えます。

よーしよし!
今日も林道レーダーは感度良好!

これは・・あのお気に入りの郷付林道にも似た感じの路面が2km弱。

この案内板を過ぎると作業道っぽくなりますが・・

プラス2km弱で片道合計約4kmでもかなりの満足感は85点!


元の道に戻り、さらに南西に進むところに地図上では「ロクロシキャンプ場」とあるのですが、「ロクロシ」って何?と思っていたら・・・

そういうコトでしたか!
調べて見ると「轆轤師」とはろくろを使いお椀や盆などを作る職人とのこと。
きっとこのあたりの集落では、もともとそういった産業があったのでしょうね。
それにしても「ろくろ」ってこんな漢字とは全く知りませんでした。

入り口付近のキャンプ場を横目に奥に進めばやっぱりダートが!

地図にもあるようにWの字のように別れて3本のダートがあります。

視界が開けて見通しの良い場所はあまりありませんが、とても美しい森です。


雰囲気はあの大好きな杉ヶ沢の森に似ています。

支線の1本にあったこの倒木。
今日はキコリ休業と心に決めていながらも、どうしても奥が見たくなり切りましたが、その先すぐに行き止まりという林道あるある。

どうも最近ピストン林道専門ライダーのようになっていますが、ピストンには独特の雰囲気があって惹かれるのです。

それにしても、この森の気持ち良さたるや・・・

時間を忘れてのんびりトレッキング

ここの林道群は森の良さも加味して90点!


こんな素敵な草屋根のトイレもあって、ここのキャンプ場は一度利用してみたいですね。
夏休みなどはボーイスカウトも利用しているようですが、おそらくほとんどが貸し切りでしょう。

元の道に戻りそのまま南西に進むと県道521号線に突き当たり、右折して千年水の案内の方向に行くと「志倉道谷林道」になりますが、手前の分岐を進むとあるのが「蓮花岩山林道」
ここはまだ林道そのものに慣れていない頃に一度来ただけで、その時は途中までだったので、今日は行き止まりまで行ってみることにします。

ところでここにはおもしろ話がありまして、それは高山長さんのブログに記されていますので、まだ読んだことがない方はぜひ一読を。

この場にふさわしくない立派なトンネルの意味。
それはワタシが立てた仮説を裏付ける証言を、元国際A級(?)の地元ライダー(??)がしてくれました。

トンネルを過ぎるとそれまでとは雰囲気が変わり、オープンスカイの明るい林道となります。

前回はこの場所で引き返しましたが、今となってみればなんてことのないアトラクションでした。

途中の広場では遠くの山々と広〜い空!


ここってこんなに素敵なところだったと改めて実感します。
すぐお隣の阿舎利は走り応えのある林道ですが、今ひとつ好きになれないのは景色にハゲ山の多いこと。
こちらは360度見渡しても緑に覆われてフッサフサ・・・いいなあ・・・

行き止まりはこちらで、奥を探しても源流の沢しかありません

一体どこに音水方向に下るルートがあるのか・・・
高山長さんはそれらしき登りルートを29号線側から発見したそうですが、あまりの急坂にまだ未調査だそうです。

先ほどの広場に戻り昼食を摂りますが、なんともまあ気持ちの良いことか!

遠くには登って来た道が見下ろせます。
ピストン林道としては、戸倉峠、糸白見と並ぶベストスリーだと思います。


ちょっぴりと期待しながらも、噂のご老人とは遭遇できないまま521号線に戻り「志倉道谷林道」を北上します。

走って行くと途中で1台のバイクに追いつきます、それがなんと・・・!

CAGIVA RAPTOR650、なんとオンロードバイクが走っているではないですか!
追い越す時に一旦止まられたので話しかけると、やはりこんなダートだとはまさか思っていなかったとのこと。
でも無転倒でクリアできたようなので、そりゃあ大したものです。


県道48号線に突き当たり右折をして大屋スキー場に入ります。
ここも一度調査に来たのですが、その時は不発でした。
あらためてGoogleで確認するとロッジふじなしの奥にダートがありそうなんですが・・・

びっくりしました!
シーズンでもないのにお客さんが大勢来ているんですよ!
人工スキー場として人気があるようなんですね。
さらに左手の緑のプールのようなものは・・

ボーダーが舞っています!
へ〜え、こんな事になっているとは知らなかった。


そしてそのまま進むとやはり良好なダートが現れますが、ずーっと真新しいガードレールがある無粋な風景なので画像は無し。

そこそこ楽しめるのですが、途中からザレザレの崩落帯。
少し歩いてその先を偵察すると・・・

これってやっぱり藤無山をかわすようにして、先ほどの志倉道谷林道に本来は繋がっているのではないでしょうか?
実は先ほど本線からの反対ルートには入ってはみたのですが倒木で引き返しました。
また次回、要チェックポイントとしておきましょう。
なぜなら途中のゲレンデからの風景が素晴らしそうだったのが気になって・・・

くっきりと雲の下側が一直線になっています。

ワタシはスキーもスノボもやりませんが、夏のスキー場は大好きです。
いやはや、それにしてもスケールはハチ高原などに比べるとやや小ぶりですが、ここに寄ったのは大正解で大満足。


48号線を東に進み、天滝レストハウス横から現在一般車両は通行止の舗装林道を北上します。

原因はこれですが、オフロードバイクにとっては日常茶飯事、いや自己責任ですけどね。


梅ヶ久保林道からみんな大好き杉ヶ沢の森へ。

冬場は来たことがありませんが、いつの季節に訪れても本当に素晴らしい空間です。

ゆっくりとむやみに地面を掘り起こすことなく、木の根を痛めないように森のなかで戯れます。
誰もいない豊かな空間を存分に味わえる至福の時間。


そしてそこを抜けると現れる広々とした草原地帯。

もう少しして草が伸びると路面も何も見えないほどになってしまいますが、まさに今がベストシーズンだと言えるでしょう。


そしてさらにその奥にある耕作地帯は・・・

イタリアのトスカーナ地方か!?と思わせるようなこの風景。
実は高原大根の畑が広がっているのですが、最初に来た時はあまりの美しさに呆然としました。

この画像とは方角が違うのですが、ここから見る氷ノ山も冠雪している時は特に美しい風景になります。


最後は「天谷加保坂林道」を舞うように走り抜け(ウソウソ、言ってみたかっただけです)本日のフィナーレ。


最初のつまずきは何処へやら・・・。
珠玉のピストン林道と魅力溢れるふたつの森。
そして新発見プラスお気に入りの絶景と、今日は満ち足りた一日になりました。


本日の走行 370km


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絶品のカクレ畑林道 期間限定動画あり! 6/17 神河・宍粟

このところすっかりと探索がメインとなってしまいました。
もっとも、ワタクシはゲロ系やアタック系ではありませんので、ご紹介するのは比較的走りやすい林道ですよ。


今回のメインは、これまでにも2回レポートした「カクレ畑林道」ですが、路面は穏やかな部類です・・・が、しかし


まずはウォーミングアップで「医者どん道」からのスタート。

晴れですね・・・、水曜定休の方々、本当にお気の毒さまです。
いやワタシも水曜休みですが、それ以外に日曜も休みがあって助かりました。
さもなくば悪の道へと足を踏み外していたことは間違いありません。


ゴルフ場側からエントリーして、前回間違えたのはこの分岐。
右鋭角が正解です。

そして広場に出たら斜め右の一番アヤシイ道が本命です。
春先よりも草が伸びて、一層のことアヤシクなっています。


長谷方面から大河内発電所へと向かい、別荘地の裏手から伸びるこの林道。 

江戸時代にでも年貢の徴収を逃れるために山奥に畑を作っていたのか?
拙ブログの熱烈なファン(そんな危篤な方は少ないでしょうが)はご存知でしょうが、この林道はオフロードの大先輩のtohooJPさんからのご紹介で知りました。
今回、前日にそのtohooJPさんが偶然にも先行して、大奮闘していただいた貴重な動画を送っていただきました。
ただし諸事情により本日6/18から二日間のみの公開となりますのでお見逃しなく。

カクレ畑


ここはピストンですが、本当に個性的で惹かれる所なんですよ。
今まであまり知られていなかったのが不思議なくらいです。

ほぼ全て杉の植林ですが、非常に手入れが行き届いています。

枝打ち、間引きが適切に行われているのでしょうね。

前回引き返したのはこの倒木2連発。
今回処理しようと意気込んでいましたが、ありがたいことにすでにこの状態。

さらに先へと進みます。

動画での16分過ぎからの落石が多く、狭路谷落ち注意区間を過ぎて、最高峰地点には目を見張るほど美しいシダ原が現れます。

さらにこの画像では分かりにくいのですが、この木立の向こう側はものすごく深い谷がある絶景が望めます。


そしてこの倒木帯・・・

tohooJPさん撮影


4時間かけて頑張ってくれたそうで、もうひれ伏してしまうしかありません。
ただtohooJPさんのスリムなKTMと違い、サドルバッグを装着したCRFではすり抜けはかなりの難行。
さらに追加数本処理をして、ゼイゼイ言いながら身をくねらせ、斜めになりながらなんとか通過。


そして最後の難関の1本はこちら。

気温がかなり高く、ヘルメットを脱がないと沸騰しそうなのですが、ブヨのやつらがウロウロしてそれがままならない!
流石に汗が滴り、目眩がするくらいになってしまいました。
水分補給と休憩を繰り返しながら、やっと切断した時にはやつらが集団となって襲ってきたのでここで撤収。
ゴールの太田池は木立の先に見えていて、ほんのすぐ先なんですけどね〜。
でもまあゲートは鉄壁で抜けるのは不可能ということだし、人工池なので風景はそれほどでもないので未練はありません。(強がりかな〜)
いやー、しかし久しぶりに思い切り体力を使いましたが、鍛え直さなければアカンと実感しました。

引き返す途中で支線調査。

やはりこちらも倒木ですが、方向からも状態からも何やら抜けられるような雰囲気が・・・


とりあえず県道39号線に戻り、寺前へと向かう途中に林道レーダーが反応。

ビンゴ!衛星画像でも分からなかったダート発見!!
標柱はありませんが、「為信林道」(仮称)とでもしておきましょうか。

結構思ったよりも深く距離がありますゾ。

いくつか支線もあり、その一つがこちら。
方向からしても、雰囲気からしても、この道は先ほどのカクレ畑支線と繋がっているのでは?
だとすればまた次回、体力が残っているうちに開拓せねばなりませんねぇ。


しっかりとした作業道も縦横にあり、かなり楽しめます!
今日も貴重な発見がありました。


そして前回も探索を試みた8号線からのエントリーは、入口が間違っていたことが分かりました。

実際はこちらが正解だったのですが・・・

わずか50m進んだだけで、こりゃあかんという状態。
ガレガレの廃道状態ですが、ハイカーさんのブログによればこちらからも太田池へと登れるそうです。
まさにそうなればカクレ畑は抜けられる林道となりますが・・・もし制覇された方がおられたらご一報ください。


ダートではこのところピストンばかりだったので、そろそろ爽快なペースで走りたくなり、峰山〜岡の上〜出ツ石へのテッパンルートに進みます。


神河町役場から峰山高原までの自転車ヒルクライムレースが来月に初開催されるため、今日はローディーの方々、それもそれなりのレベルの人たちがたくさん練習されていました。
5、6年前に開催されていたのならば、ワタシもぜひ出場したかったのですが今はそんな実力はございません。
しかしここのコースは適度な距離と勾配で走り甲斐があるだろうな〜。
きっと今後、人気レースとなること間違いないでしょう。


岡の上支線奥のブナの森で遅い昼食。
若葉が芽吹く前も素敵な空間でしたが、この時期もうっとりします。

最後は出ツ石で気持ち良く走り、いつもより早めに帰路に着きます。
もうね、腕はパンパン、足は攣りまくりそうだったんですよ・・・
でも今日も本当に楽しゅうございました。


追記:
前回発症していた電気系不具合は、バッテリーの交換だけでピタリと収まりました。
本体購入後1年と数ヶ月、ガレージ内では常時充電をしていたのですが寿命だったのでしょうか?
それにしてもまるで接触不良のような症状が、交換で収まるとは不思議ですが・・
ともあれ、純正と同じ台湾ユアサで事無きを得ました。




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