苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

おとなの探検隊ごっこ 11/5 中音水・林鉄跡を探して

いきなりですが、今日のバイクはただ単に移動手段にすぎません。
林道?走りましたが片道3km弱の往復のみ・・・
目的は山奥に残る森林鉄道跡の探索です。
ご参考までに、森林鉄道は今から約100年前頃から50年間ほど、日本各地に敷設され伐採した木材を麓まで運ぶための小型の鉄道です。


ネタ元はある滝メグラーの方のブログで、その存在を知った友人の高山長さんが9月に途中まで行き、同じブログを見ていたワタシが歯ぎしりをしてうらやましがったのに事の発端はあります。

再訪する時はぜひにとお願いをしておいたところ、この紅葉のタイミングでお誘いがかかりました。



メンバーはその高山長さんと前回も同行されたkinopomさんとワタシの3人です。

いつも林道ツーリングならば但馬のボスこと高山町さんが一声かければ大勢が集まるので、今日もそうかな〜と思っていたら意外にもこの人数・・
「アレ?3人だけですか?」とたずねると「そりゃこんな物好きは他にそういませんよ」と言われてなんとなく納得。

(画像人物は但馬のボス・本日の探検隊長)


先にお断りをしておきますが、バイクが写っている写真はたったこれだけです!
ここから先はトレッキングばかりでなので興味の無い方は離脱してくださーい。


さてR29音水湖(おんずい)別名・引原ダムの南側にある分岐を入るとまた分岐があり、左方向に侵入すると「中音水林道」全長3km弱の普通の林道です。
概ねフラットで、アトラクションは倒木くぐりが1ヶ所だけでした。


林道行き止まりでバイクを停めて身支度を調えますが、なんとkinopomさんは痛恨の忘れもの!
シューズおよび着替えを入れたバッグ忘れ、重たく動きにくいオフロードブーツと、トレードマークのモトパンのまま決行するそうです。

林道から軌道跡まで20mくらいの高低差があるので、最初だけロープを使って下ります。
後はほとんど緩やかに登り基調で進みますが、いくつかのアトラクションもあります。

まず現れたのは谷に渡されているアイビーム鋼2本を組み合わせた橋。
当時はこの上に枕木を渡し、さらにレールを敷いていたようです。

まだこのタイプの橋はこんな渡り方ができるので、それほど恐怖は感じません。
見下ろすとこんな感じ。

でもコンクリート製の橋はちょっと腰が引けます・・

(撮影:kinopomさん)
表面に苔がびっしり付いているので、滑りそうで怖いです!
ヘッピリ腰はワタシ、スイスイ渡るのはkinopomさん。

こうして引原川支流・中音水川源流添いに遡って行くわけですが、この辺りの渓流や森の美しさ、自然の素晴らしさは筆舌に尽くし難いので画像を並べます!

あ”〜、渓流釣りがやりたいです!
ただ何度も何度も魚影を探しましたが見当たりません。
何故でしょう?魚止めでも下流にあるのでしょうか?


そして隧道に到着

20mほどのカーブした造りですが傷みはほとんど無く、内部もとても綺麗な状態でした。
同行のおふたりは2回目なので不安無く入って行きましたが、もし独りで初めてだったらやっぱり怖いでしょうね。
そしてさらに探検隊は歩を進め・・

鉄道があった証拠のブツを確かめながら・・

 本日最大の難所でした。
崩落して10mくらい区間が崖になり、その上を倒木が覆っています。
そろそろとおっかなびっくりクリアしていくと・・

当時の生活拠点の廃屋を発見できました!

それぞれ発電室と風呂場だったようです。


五右衛門風呂!
すこし離れたところにもうひとつありましたが、きっと人ひとりづつしか入れないこの風呂に交代しながら一体何人の人達が入っていたのでしょう?
このまわりには酒びんや生活用品がまだ落ち葉に埋もれながら残っていますが、もちろんそれらはそのままにして当時の生活に想いをはせます。
こんな山奥で過酷な肉体労働を続けながら、家族を養っていたのでしょうねぇ・・・きっと。
お楽しみは酒と花札くらいかなぁ・・・


さて探検隊はさらにその先をめざしますが、その前にトレッキングあるある。

なんか変だな〜と思っていたら、ワタシのシューズのソールが取れました!
2年くらい履いていなかったのですが、経年劣化で接着材が剥がれてしまったようです。
左足はグリップが効かなくなり、帰りの橋渡りが心配です⤵︎


そして〜!

ありました!
廃屋とともに今日の目的である橋梁跡。

半分はコンクリート製の橋脚

対岸はそのコンクリートが壊れた補修のためか、木製の橋脚です。
どうやらこの場所が最奥の集積場のようですが、もうムッチャクチャかっこいいです・・・って、オタクですかね〜?


いやしかし本当に、こんな山奥で木を倒し、整地をし、材料を運び入れて鉄道を造り伐採をする・・・どれほどの苦労があったのか、と想像すると果てしなくなります。
そんな人達がいて、今の日本があることを思うと尊敬と感謝の念に堪えません🙏

廃屋の屋根に生えたシダ


名前は分からないけど、目を見張るほど美しい苔

尊厳さすら感じる切り通し


下ネタから噂話まで、ワイワイ言いながらの探検ごっこはおよそ5時間以上にも及びましたが本当に楽しく、またいろんなことが脳裏をよぎる1日でもありました。


帰り道は連休最終日の渋滞に巻き込まれ、疲労から太腿内転筋も痙ってしまいましたが、いつもとは違う充実した1日。
同行の高山長さん、kinopomさん、ありがとうございました〜!
トレッキングシューズはすぐに買い直します。
kinopomさんも次回は忘れずに、機会があればまたぜひご一緒しましょう!


本日の走行246km 内オフロード走行率2% 一般道・高速98%



林道封印!今日はオンロードツーリング 11/1 美作の国

大荒れの10月が終わり、やっと秋晴れ(初冬?)の空が戻ってきました。
アイツまた水曜休みは台風被害の偵察だろう・・と思われたかもしれませんが、そのご期待(?)を裏切って今日は久しぶりにアフリカツインを引っ張り出してオンロードツーリングです。
目的地は先月上旬に行った用瀬・佐治方面の少し先である美作の国(みまさかのくに)です。
じつを言えばこのルートも林道店長さんのパクリであり、前回の続きそのものでもあります。
ただ今回はどうしても5時までには帰りたい理由があるので林道は封印して、そのエントリーだけ確認しておくことにします。


昨晩からの放射冷却で朝の高速の気温は6度!でもたっぷり着込んできたのでそう寒くは感じません。
西宮北ICから一気に院庄ICまで走り、そこからR179を北上します。
平日料金は懐にずーんと堪えますが、院庄まで2時間足らずで来ることができるので仕方ないですかね。


そして最初の目的地の奥津渓・温泉に到着しましたが、ここにはがっかり!
もみじ祭とやらが行われていて、道の片側にコーンを並べて一方通行。
おまけにズラッと提灯がぶら下げてあります。
たしかに渓流は美しいのですが、これではまるで風情もへったくれもあったもんじゃありません。
このシーズンの観光客は10万人も訪れるそうですが、土日はそりゃすごい人なんでしょうね。
ワタシ、こういうのは大ッ嫌いなので写真も撮らずにスルーです。


そして人形峠方向に向かい、第2の目的地の赤和瀬渓谷。

う〜ん、ここも綺麗な渓流ですが、これという撮影ポイントがありません。
道路からも高低差があって河原にも降りられず、紅葉もまだまだ・・

ただ1本良さそうな林道を発見。
地図でみるとピストンのようですが、雰囲気はとても良い感じです。
しか〜し、我慢じゃ!


いきなり前半のふたつはハズレでした。
天気は申し分ないんですけどねぇ。
まあ、もう少し紅葉が進んでいればとも思いますが・・・


次はR482を東に走り、三番目の目的地の恩原湖。

やったぁ!
ここは期待を上回る景色の良さ!
モミジはありませんが、広葉樹の紅葉が進んでいます。
さらに恩原高原に登っていくと・・

こんなダートもありましたよ〜。

スキー場ゲレンデに入りたい気持ちも抑えつつ・・

青空満喫です!こうでなくっちゃね!


その奥にまた林道発見、ちょっと行ってみようっと。

い〜んじゃないですかぁ、この辺りの林道はきれいなバラスがひいてあって、ずいぶんと整備されている印象です。
また時間のある時にじっくりと再訪しましょう。

湖岸をもう一度ぐるっと廻ってR482を少し戻り、遠藤の集落に入ります。

いつものバイブルによれば、この遠藤川を遡ると遠藤林道があるとのこと。

フム、これがそうですね。
ピストンのようですが距離も長く支線も多く、かなり楽しめるらしいです。
入りたいな〜、でも我慢、我慢。


そして10年程前に舗装化されてしまったとの根知遠藤林道を加茂方面に向かいます。

最高に気持ちイイ道ですわ・・
対向車も殆どありません。
この周辺は沢山の林道があるようで・・

三十人ヶ仙林道

根知遠藤林道の旧道か?

根知山林道

岩淵林道

火方林道かな?

台風被害の修復のためか、入り口に重機が止まっていましたが、おそらくもうその作業も終わっている模様。
そして峠を下りきると・・・

秘境・倉見温泉があります。
以前、映画のロケ地となってその名が知られたそうですが、残念ながら今は閉鎖されているようです。
建物も宿の主が独自で建てられたそうです。
お忍びで素敵な女性と泊まってみたかったなぁ・・って誰と?


建てられたといえば、この辺りあちらこちらに洒落た別荘か、田舎暮らしの定住らしきお宅があり、その中でもこのお宅は格別でした。

増水したら流れに洗われてしまいそうですが、お庭も綺麗に整えられていたので、一年中暮らしていらっしゃるのでしょう。
いいなぁ・・憧れるなぁ・・・どなたか一緒にいかがですか?って誰やねん


序盤の不満もこのあたりですっかり解消し、気温も上がってインナーを脱ぐほどになってきました。
次なる目的地「大ヶ山スカイ愛ランド」(ダサい名前っすね)に向かいますが、r38からこの三叉路を左折します。


このポイントは事前にグーグルストリートマップで確認してきたので直ぐにわかりました。

ところで皆さんはナビ派ですか、それともツーリングマップルのようなペーパーの地図派ですか?
20代、30代の頃までは、予習で地図を暗記できましたが、最近はすっかり記憶力が落ちてしまっているので、今日のように少し複雑なルートの場合は手書きの地図を作るようにしています。
老眼も進んでいるのでツーリングマップルも見るのが難儀なんです。
オフロードバイクにタンクバッグって結構邪魔ですが、カメラも入れるしやっぱり便利なのですよね。
なーんて言っていながらミスコースしました👎

高原の大根畑で行き止まりです。
でもまるで北海道(行ったことないけど)のような景色を見られたので良しとしましょ。
ま、とにかくこの区間は県道標識も何もまるで無く、その入り口に着くまで半信半疑でしたがなんとか到着!


標高は1000m足らずですが素晴らしいパノラミックビューです!
パラグライダーの発進基地として、またキャンプ場やアマチュア無線基地としての施設もありました。

北側は熊笹が広く覆っている、ちょっと珍しい風景で大満足!


駆け足で廻ってきたので少し時間が余りました。
林道を走らないと、費やす時間ってずいぶん違うものだとあらためて認識。
というわけでr118〜R6の物見峠を越えて智頭〜用瀬と進み、先日も行った赤波渓谷に・・

残念、ここも紅葉はまだ早かったようです。


用瀬ICから鳥取道〜中国道で帰路に。
あらためてアフリカツインの良さをしみじみと感じます。
いつもはパワーの余裕無く、安定性も欠ける250で走っていると、こんなに高速って楽だったっけ?って言うくらいの余裕でした。
そりゃまあエンジン4倍ですからね・・
おかげで6時半に出発して5時前に帰宅。
本日の走行は487.7kmでしたが疲労度は全然違いました。
まあ、楽しさという点ではやっぱり250での林道走行に分配が上がりますが・・


さて、早く帰らなくてはならない理由はこちらです。

6年程前にいつも自転車のトレーニングコースの途中で見つけたノラ猫のグループ。
発見当時は生まれたばかりの子猫を含む10匹くらいの大世帯でした。
全てではありませんが可能な限り去勢・避妊処置をして、順次そのなかの4匹が我が家で暮らすようになりましたが、あと2匹だけ今も山の中の公園で暮らしています。
そして現在ワタシは週に1回だけ餌やりを受け持っています。

トラブルの無いようにこんな認可も受けています。

もともと心ない人間によってこの場所で暮らすようになったネコたちですが、過酷な環境で暮らすネコが少しでも減ることを心から願います。


さあ、次の週末の天気はどうでしょうか!?

南部戦線異常あり! 台風21号通過後レポート 10/25

3日前の台風21号は本当に強烈でした。

神戸市内での最大瞬間風速は46m弱だったそうで、街のあちこちで大樹がポッキリと倒れていました。
情報では但馬東部ではそれほどの風は吹かなかったそうですが、さてどんな具合か偵察に出かけてみました。
昨日、かめはめはさんが北摂の情報を投稿してくれていますが、

ワタシの受け持ちは勝手に但馬南部と決めました。



手負いの林道店長さんは和知方面ではないかと推測しますが、さてどうなっているやら。


さて1本目は「粟鹿山林道」です。
北近畿豊岡道の青垣で降り、r7からR429を右折して遠阪峠を越えます。
峠を下りきると左手にトンネル料金所が見えますが、その手前の倉庫の角を左折します。

入ってすぐダートになり、豊岡道を渡ると・・

立派なゲートがありますが、今日は開いていました。
その先にハンターさんらしき軽トラが止まっていたのでそのせいでしょう。
もちろん常識あるオフローダーはきちんと閉めます。
本線を1kmくらい進むと・・

路肩がフレームを残して崩落しています。
しかしここまでも、この先もしばらくはほとんど台風の影響はありません。

気持ちいいですね〜!

こんな風景が1ヶ月も見られないと、ウツになり不能オトコになります。
さすが粟鹿山だわいと思っていると・・・

あ”
10mくらいにわたって法面が崩れています。
赤土系の土砂がたっぷりと水分を含んでいるのでクリアは難しそうです。

でも良く見れば谷側がまるで迂回路のようになっています。
2、3人いれば越えることは可能でしょう。
ソロでは残念ですが諦めて引き返します。
引き返す途中に四駆の対向車が現れ、中から管理者らしき方が降りてきてこの先の状況を聞かれました。
注意されるのかなと思って身構えましたが、お答えすると逆にていねいにお礼を言われて恐縮。
こんなに早くチェックしに来られているということは、案外修復も早いかもしれません。


ともあれ仕方なく遠阪峠を引き返し、R427を多可町方面に向い、大名草を右折してR429の青垣峠で生野方面にルートを取ります。

杉の葉や枝が大量に落ちていてものすごくスリッピーな状態です。
峠を過ぎて大外長野林道はスルーして2本目の「黒川新田林道」に入ります。

黄葉も始まりました。
そのうえ、今日の渓流の美しさは格別です!
水は澄み渡り、川底の岩が磨かれてきらきらと耀いています。

しかしまあ、とにかく大量の杉の葉と枝が路面を覆い尽くしてまったく見えない状態が続いています。

記念碑のところに着きました。
ここが千ヶ峰・三国岳林道の終点になる予定なんですね。
福崎の笠形から繋げれば、あの丹波広域林道以上の規模になるでしょうが、舗装化がどうなることやら。
眼下には魅力的なダートが無尽に・・・

新田ふるさと村側のゲートに出ました。

結局2本目はクリアー!
そのままr367を越知川にそって進み、千ヶ峰南山名水の手前にある別荘村の橋を渡ります。
ちなみにサイクリングロードNo.15の看板のところです。

道なりに進むと「千ヶ峰・三国岳林道」の支線に侵入していきます。

このあたりも異常ナシ!
ロータリーのような三叉路に当たると本線です。
ここは先週に続いてですが逆ルートになります。

倒木、崩落ほとんどナシ!
しかも相変わらず水たまりもナシ!
ここと前地カンカケはどんなに雨が降ろうと大丈夫なようですね。


さあr8に出るとどぴゅーんとワープします。
播但道を横切り、ひたすら峰山高原方面に向かう美しい里山の風景の中を走ります。
峰山高原の入り口を過ぎ、坂ノ辻峠を登り切ったすぐ左に雪彦峰山林道がありますが、それを進むと「岡城林道」の入り口があります。
その先右側には峰山広域基幹林道がありますが、今日はどちらもスルー。
さらに進んで福田集落に入るとこの酒屋があり、その先の鋭角三叉路を右折して山田地区に進みます。

棚田を右手に見ながら進むと左手に別荘地がありますが、その奥にある「岡の泉」の案内板を目印にして進みます。

途中右手に作業道入り口がありますが、この先の「岡ノ上林道」並行して伸びるルートです。
アタック系がお好きな方はこちらのルートが楽しいと思います。

その先の「岡ノ泉」いわゆる名水です。

その先バッタバッタと太い倒木が現れますが、みな処理されています。
多分、伐採がこの奥で行われているせいでしょう。

「見晴山」の標識を右折すると「岡ノ上林道」です。
少し進むと・・・

20cmくらいの太さの倒木が登場!
ここはノコでいけるでしょう。

あっさり任務完了ですが、生の松はヤニがすごくてノコがベタベタ!


あまり他の方のブログには登場しないこの林道ですが、ワタシは大いに気に入っています。

一宮側を広く見渡せるこの区間はとても気持ちが良い場所です。
そしてその先で先ほどスルーした「峰山林道」に合流します。

舗装路区間が多いこの道ですが、ダート区間はスーパーフラット!
林道ビギナーのワタシはこの道からデビューしました。

今日の天気予報はとても微妙でしたが、良い方になってくれました。
そして近年すっかりと観光地となった砥峰(とのみね)高原。


すすきが銀色に耀く今の季節は最も人出が多いですが、高山長さんもブログで言っていたように新緑の季節の方がワタシも好きです。

7月の頃の参考画像です。


福知渓谷に下り、舗装林道「千町・段が峰線」を生野方向に進みます。
途中「ナメラ谷・寺町林道」に入ります。

ここはまた一段と落ち葉が多くなっています。
そしてその先ですぐ倒木がありアウト!



引き返して三叉路を右折して「栃原・宍粟線」に進みます。

ここはお嫌いな方もあるようですが、ワタシ的にはなかなか好きな部類です。
ただし谷が深いので崖落ちは絶対禁物!命の保証はありません。

でもね、やっぱりこの風景!
紅葉がすこしずつ山々を色づいています。

この道はクリア!


冒頭の画像はこの先の生野高原カントリークラブ近くのモミジでした。


結論で言えば、今日は7本走って2本アウト。
全般的に路面も春に比べると荒れており、ビッグオフでも走れたところが難しくなっている状況です。
しかし思ったほどの崩落、倒木は無く、やれやれといったところでしょうか。
ただ、次の22号が心配ではありますが・・・

本日の走行距離、きれいなゾロ目です!


以上、但馬南部よりレポートをお届けしました!

2017写真集 林道ツーリング 北近畿あれこれ

ベストシーズンの貴重な週末を台風21号で潰されて暇なので、今年撮った中で気に入っている画像をアップします。
まあこればっかりは自然のなせることなのでどうしようもないですが、やっぱり崩落や倒木でルートが限定されるのが心配ですねぇ。


さて今年はあと何回走れるのでしょうか?
ふとカレンダーを見れば、もうあと10週しか残っていないのですよね。
1年がどんどん早く感じる年頃であります。

笠形林道

中辻肥前畑林道

岡ノ上林道

上山高原

升谷林道

長老ヶ岳

粟鹿山林道

杉ヶ沢高原

万場スキー場

赤西林道

池ヶ平林道

篠山・・だったかなぁ

鉢伏山

杉ヶ沢高原

浜坂海岸

大照林道

野間林道

蘇武・小城地区

岡城林道

音水林道

火の口林道


時系列には正確ではなくランダムに並べてみました。
単なる自己満足の世界なのでスミマセン!
うっかりお越しいただいた方々にはお詫びいたします🙏

千ヶ峰・三国岳徹底探索!? 10/18 寄り道多数



なんとも嫌な秋の長雨・・・こんな時期にこんなに天気が悪い日が続くなんてどーゆーこと?
とまあ、カエルにとっては天国かもしれませんが。
先週の日曜日にするべき事は済ませ、昨日は期日前投票にも行き、今日の貴重な晴れ間を逃さず出撃です。


行き先は北播の千ヶ峰・三国岳周辺の徹底リサーチ〜黒川新田〜粟鹿山の予定ですが、午後の天気が保つかどうか心配です。
いつもこちらの方面に行く時は豊岡道の氷上まで行き、r77からR427とルートを取るのですが、今日はより距離を短く且つ経済的なルートをリサーチしました。
とりあえず往きは時短のために篠山まで舞鶴道で行き、R176を北上します。
鯖寿司で有名な「萬松」の元あった場所を過ぎるとr77に左折します。
この道は数年前に恐竜の化石が近くで見つかったことで、「川代恐竜街道」なんて名前が付けられました。
R175にぶつかると少しだけ北上し「井原」交差点を左折してr86に入り、多可方面に進むとやっとR427に当たります。
北上してJA加美の交差点を左折、すぐに松井小学校の角を右折します。
2kmほど走ると・・・


この左上は大規模なソーラーパネルがあり、右手には特老のホーム「ヘルシービラ加美」がある小さな交差点を左に入ります。
するとこんなゲートとオブジェが・・

500mほどで左に別荘?そこで三叉路になっています。

右ダートの作業路か?

取り敢えずコンクリート舗装の道を直進します。
ずんずん進んで行くとダートぬちゃぬちゃ路面に変わりましたが、その先はチェーンソーと重機の音が聞こえてくるので引き返します。
その手前にあった支線に入ると・・

三叉路に出ました。

何ですか?ソーヘイガマって??
まずは左を探ってみましょう。

おっ、いいんじゃないかい!

プチ崩落をかわすと・・・

んっ?見覚えのある道に出ました。
そうです、広域基幹林道 千ヶ峰・三国岳本線に合流です!
先に小さく見えるのが、確か6.1km地点ポストだったはずです。
本当は後でr8からの登りルートで走る予定でしたが、そのまま北上して終点まで行ってみますが工事中でした。
前回5月か6月頃に来た時には工事は中断されていましたが、今回はプレハブ小屋も建てて本格的に再開していました。
開通は近いのでしょうが、その時は全面舗装化でしょうかね〜・・?
ターンして途中の支線を探りながら入り口に戻ります。
支線は1〜2kmでどれも行き止まりのようですね。

r8の入り口から500mほどでダートになります。
この林道は昨日までの長雨でもカラカラに乾いているすごいヤツです。
林道ビギナーにはもってこいのルートですが、対向車には注意ですね。
ご存知のない方のために・・

r8をR427の「寺内」交差点から神崎方面に西に向かうと「名水・松か井の水」のこの意味不明な看板の手前右にある割と広いT字路に林道標識があります。


Uターンして登りを楽しみ、先ほどのソーヘイガマまで戻ります。
なぜならもう一方の支線がとても気になっていたのです。


進入すると明るい開けたルートになり、ムムッこれは良さそうと思っていると・・・

あちゃー!

幅は1mくらい・・・充分行けそうではありますが、もし車重+体重の重みでさらに崩れたらと思うとやむなく撤退です。
落ちても死にはしないような場所ですが無理は禁物。
もしもこれが麓まで続いているのなら、本線と並行した形でトータル約20kmのループで走れることになります!
だとすると先日の林道店長さんの裏阿舎利に匹敵する新発見!?
そうだ、もしかすると最初の別荘の所の三叉路に繋がっているのではないかと、もう一度下山して元に戻ってみることにします。

途中反対側の山の中腹に道が見えて、先ほどの崩落場所も見えます。
そして最初の別荘らしき建物がある三叉路の、松井庄7造林地という作業道に入ります。

しばらく進むと・・・

うひょー!ナイスな東屋です!
どうもハイカーさんのための休憩所のようですが、今日のランチポイントはここでコープで買ったおにぎり三種セット。

またこちらからも反対側に本線が見えます。
この場所も三叉路で・・・

右から登ってきて、まずはそのまま進んでみると・・

はい残念・・・
では左手のルートはと・・・

がっくり⤵︎
絶対に先ほどの崩落場所に繋がっていると思ったのですが・・・
ではいったいあの崩落の先はどこへ繋がっているのでしょう?
それともあの先もやはり行き止まりか?
いやきっと麓に向かっているようですが、またGoogleと地理院地図でリサーチしてから再探査してみましょう。
R427と並行して進む道に戻り(戻ってばっかり!)、岩座神のあたりで道路をのっそり歩く物体が・・

それが冒頭のこやつ。
先日かめはめはさんが捕獲したヤツと同種ですね。
ワタシも子供の頃はカエルを捕まえては家の小さな火鉢の池で飼っていました。
どうせすぐどこかいなくなってしまうんですけどね。
お腹のぷにぷにした触り心地がな〜んか好きなんです。


この先、予定の林道に行こうかと思いましたが、どうも雲行きが怪しくなってきたので中止して篠山に戻ります。(また戻るんかい!)
で、「今日の廃」

たぶん60年代〜70年代にかけてのHONDA販売店やSF(直営サービス工場)はこのカラーとロゴであったと思います。
HONDAファンにとってはなんとも懐かしい雰囲気です。
今日の廃は廃でも、朽ちていない廃業の廃でございます。


往きの途中になんとなく気になった「牧野大池」という看板がr86にあったのでちょっと寄り道。
すると・・・

おおっ!マーケスのようなストレートがあるではありませんか!
そのまま進むと行き止まりになりましたが、池の反対側にもダートがあり・・

みくまりダムよりももう少し大きなダム池で周回路になっています。
みくまりほどのタイトコーナーは無く、ビギナーにはうってつけ!

冬の遊び場にキープしておきましょうかね。


R176〜R372と進み小枕交差点を右折して母子(もうし)に向かう峠に入ります。
このあたりは以前に自転車でのトレーニングで散々走った地域の鉄板ルートになります。
r308に当たると左折して永沢寺を通過し、またすぐに左折して最近人気の山の中のパン屋さん「パン工房のら」の横を通ります。
ここは天然酵母の生地を石窯で焼くというのがウリですが、美味しいながらもワタシの好みとは少し違います。
ワタシのおすすめは古市にある「和みぱん・みのりや」ですが、最近は本当に辺鄙なところにあるパン屋さんが増えましたね~。


話題が逸れました・・・
そのまま道なりに行くと後川奥に下る峠ですが、このダウンヒルは自転車で走ると最高です!
27インチのロードバイクで重いギアを付けているならば、70km/hオーバーでかっ飛ばせます。
r37と合流して羽束川添いに下ると、その先の小柿〜下槻瀬のフラット(この区間は追い風の強い時は50km/h越え巡航も楽に可能)も大好きな区間です。
木器(こうづき)郵便局のある三叉路を左折してr322に進み、古民家「半鐘」を過ぎます。
(この半鐘と近くの興福寺に残る歴史は驚くべきのものですが、ウンチクだらけになるので止めておきます。)
上佐曽利のダリア園T字路を右折し、r319〜r33でふれあいプラザ先の交差点を左折。
しばらく進むと最近ブロ友になっていただいたひで爺さんのお気に入りの場所・・

いーですね〜!
これまでも何百回と入り口前は自転車でもバイクでも通っていましたが、ここに入るのは初めてでした。

これってここで行き止まりですか?
多田方面にはバイクでは無理なんでしょうか?


戻って(またかい・・)r33十万辻トンネルを越えて最後のダウンヒルで自転車の場合は登りの復讐を果たし(?)R176生瀬端交差点に下ります。
そこからは昔ウイルキンソンの工場があった場所を過ぎ、旧温泉街を抜けて帰路に着きます。
そのまま宝塚市役所の横から武庫川サイクリングロードを進むと、のんびり快適に海まで出られます。


本日の走行 278.3km
やっぱり次の週末は2週連続で雨かなぁ・・・?