苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

但馬で遊び、但馬で食す、これ愉快なり 8/22 但馬


今年はいろいろとありながら、もうすぐ8月も終わりとなっていきますね。
長梅雨の後の猛暑で、ツーリングを躊躇しているアナタ、そうそこのアナタ!
但馬は12月に入れば雪が降り始めて乗れなくなってきてしまうってこと、本当に分かっていますか?
つまり今シーズンは残りたったの3ヶ月。
そのうちこれからの台風シーズンもあって、全体の1/3くらいは雨や悪天候でしょうから、週イチでしか乗れない場合、チャンスは8回前後ってことですゼ!!
で、この前の冬は例外でしたが、例年GWの頃までクローズです。
近場の温暖な場所で乗るのは冬に後回しにして、さあ今のうちに但馬をたっぷりと楽しみましょう。

ということで今日はソロなので7時スタート、まずは黒田笠波池で定点撮影。
今朝は大きな蛇がいなかったけれど、この先運は良いのか悪いのか?

村岡まで走りこの夏の宿題だった2つの未踏エリアの探索を、今日はやる気ムンムンです。

それは以前にも来た但馬大仏の奥にある廃放牧場の周囲に広がるラビリンス。
衛星画像と地理院地図を照らし合わせると、北側の大きな牧場牛舎につながっているのではないかとの仮説を立ててみました。
つまり、かつては牛舎から放牧場まで、牛たちを移動させていたのではないかと・・・?


とにかくここは立派な支線がたくさんあって、どれもがどこかに繋がっているような錯覚に陥ります。

前回の時は1日の最後だったのでガソリンの残りも気にしながらでしたが、今日は徹底的に調べ尽くします。

しかし行けども行けども・・・・

どこも行き止まりばかりで、斜面の一番下はもうそこに国道が走っていて、バイオマスセンターの建物も見えています。

一番山頂側のルートは途中から急坂のシングルトラックになっていて、トライアル車でもソロではためらってしまう程でした。
でもやはり丸太階段のようなものが残っていたので、ワタシの推理は正しかったのではないかと思います。
ただ仮に到達できたとしても、牧場内に入ってしまったらバツが悪いですね。

結局こちら側はいくつかループでは楽しめたものの、抜けられることは遂にできなかったので、一旦戻って入り口側から反対方向に伸びているルートに入ってみます。

するとどうでしょう・・・

こちらもまた広範囲なラビリンスで、幾分フラットなことがかえって方向感覚を失ってしまいそうでした。
ここはまた、次回の繰越課題として置いておきます。

少し北に移動して、前回発見した歌長林道の繋がりで、さらに北の熊谷まで走れるかどうかの検証です。
黄色のラインがそれですが、青のラインも匂うモノがあるんです。

う〜ん、いい感じです!
途中に表示板があり、ここは歌長峠という名称が付いていたので、もしかすると古道の一種かもしれません。

かなりの期待を持って進んで行ったのですが・・・

う〜ん、残念!
シングルトラックで危険度アップの様相となってきて、ソロではこれ以上はリスクが高いのでギブアップ。
お好きな方がいらっしゃれば、ぜひどうぞ。

二股に分かれていたもう一本の道も耕作放置地に出てそれ以上は進めず。

青の矢印の入り口も後で調べましたが、やっぱりこちらも変態レベル。

でもこんな余禄があるからやめられません。
行き止まりにはダンドボロギクの綿帽子が一面に舞って、おとぎ噺のような世界です。

今日は1匹ゴーグル に激突してきたかわいそうなヤツがいましたが、コイツは目の前の枝に止まってシャッターを押すまでずっとポーズを作ってくれました。

足元に目をやれば、カラスアゲハと殿様ガエルのコラボレーション。

さて、暑い中イゴイゴと未踏エリアの探索で体力も使ったので、そろそろ爽やかなフラット林道を走りましょう。

久斗山を過ぎて池ヶ平林道はスカッとした青空が広がっていました。

もう探索は終わりと言っていた、舌の根が乾かぬうちにまた支線調査。
だって、目に付いたらやらないと気が済まないんですよね〜。


ただひとつ言っておきますが、私のように頻繁に行けるのであれば良いですが、なかなか時間的に行ける余裕の無い人が、メジャー林道を走る以前に探索に寄り道するのはどうかなと思います、気持ちはわかりますけどね。
特に但馬はたくさんの良いメジャー、メインの林道があり、2、3日かけてもすべては回りきれないほどですから、まずはそれらを一通り楽しんでみることをお勧めします。
気が付けばガソリンが足らない・・なんてことも起こりかねません。
最近さらにガソリンスタンドの閉店や日曜日休店が増えているので、その意味でも準備と把握は必要です。

話は戻り、この支線もまずまずの気持ち良さで、大きな展望ポイントはありませんでしたが木立の間からこれから向かう香住漁港が見えています。

本線に戻ると、大陸育ちの軽く爽やかな風が吹き抜けていました。
こんなドライな風を浴びるのはいつ以来だったでしょう。

そして日本海・香住に到着!
今日は特に来ようと思っていた訳ではなく、なんとなく流れでこうなりましたがこれで3週連続ですね。

先週に比べると人混みはすっかりと落ち着き、波も穏やかになって透明度が増しています。
海を眺めるには最高の季節になってきました!
きっと海中も小魚が増え、それを狙う大型魚が回遊してくる頃でしょう。
あ〜釣りがしたい!!

お昼は先週ありつけなかった美味な海鮮丼.。
ボリュームたっぷりで1500円也。
釣り人だけに素性の知れない魚は食べたくはないので、普段の生活では最近すっかりと魚介類が減ってしまいました。
なのでこんな機会があれば逃すことはできません。

4号線で戻る途中で美しい盛りの稲田をパシャリ!

昨年から蘇武三川線からは伐採工事で入れなかった大野林道に麓からエントリー。
予想通り、こちらからならば何の問題もありません。

駆け登る途中には、先ほどの稲田が眼下に広がっています。

中間地点で新たな作業道ができていました。
なるほど、このおかげで入れなかったのか?

大野集落側はやや荒れていましたが、それを過ぎれば路面は大好きな土質フラット!

もうすぐ三川線と合流という地点で大型の木材運搬トラックが停められていて、その向かいには信じられないくらいのスケールで伐採が行われているではありませんか!

入り口側の様子がこちら。
今日は作業員の方はひとりも姿がありませんでしたが、平日ではこちらから入るのは絶対に無理なのでしょうね。
今日はそのまま蘇武岳に向かうのはヤメにして、ピストンで同じ道を下ります。

林道を出て大野橋を過ぎようとする時に、面白そうな道を発見しました!
これ、土手道ではなく『河原道』なんです、スケールが段違いですゼ!!

ヒャッホー、楽し〜!!
一度こういう石がゴロゴロしたところを走ってみたかったのですが、やっとその機会に出会いました。
トラ車であっても、ゆっくり走るよりもある程度スピードを乗せて走るとスムーズですね。

深い淵の色も美しい!
ここ矢田川は鮎釣りなどでも有名な場所でもあります。

ところで拙ブログを読んでいただいているジムニー乗りの方がいらっしゃったら、もしかすると関心が沸きそうな場所かもしれませんが、残念ながらここは四輪では入ることはできません。
もちろんバイクでも大勢で荒らすようなことは厳に慎みましょう。

さてと、後半戦の仕上げ3連チャンへと進み、まずは宮神山田線。
崩落修復の後は多過ぎるバラスに手を焼きます。
誰ですかー、こんなに過剰発注したのは!?

支線分岐路は最初にここに来た時のことを思い出されます。
夜な夜な林道店長さんのブログとバイブルを照らし合わせて、一大決心のソロツーリングでした。

継いで本谷奥線に入ります。
こちら側は新ルートを構築中で舗装化が着々と進んでいます。

ここまでするかっていうくらいなんですが、木材価格低調の中でも但馬の林業は活発のようです。

それでも中間地点を過ぎれば、昔のままの良き雰囲気。

一旦県道に出てから、フィニッシュはお気に入りの用野和佐父線。
季節によっても変わりますが、私的但馬ベストスリーの林道のひとつです。
他の2つは仏ノ尾と中辻肥前畑もしくは栗ヶ尾となります。

ここでもちょっと支線探索を←まだやっってんのかい!

あ〜これですね!ある方のブログで見た風景です。
もう少し空がすっきりとしていたら、さらに絶景だったでしょう。

『まぼろしの池』は悪い予想通りにただの湿地帯になっていました。
写真を撮ろうとするとクロメマトイ(ヒゲブトコバエ)かブユが猛烈にまとわりついてきたので、ほうほうのテイで逃げました。
なにせ今週は我が家でアブに刺されて左腕が腫れ上がっていて、これ以上の虫刺されはゴメンです。

チカレタ〜、でも今日も楽しかったな〜!
来週こそはオールフラットで1日爽やかに走ろうかな?
でもあの大物をそろそろなんとか解明しないとなぁ・・・。

真夏の絶景ハンター活動記録 8/15  鳥取八頭/岩美

私の住む兵庫県と接する鳥取県は、もともと人口全体が少なく、オフローダーの数も比例して少ないような印象があります。
林道も舗装化が進み、メジャーなところは現在まだ見当たらず、マイナーなところがほとんどのようです。
ただしこれはあくまで私の知り得た範囲のことであり、間違った認識かもしれません。
その中で、東部のエリアではイチオシのルートがあるのですが、今回は今年初めてその現状確認のために走ってきました。

道の駅若桜をスタートして、いつもであれば池田山暮ノ谷線を走るのですが、片側入口が来月いっぱいまで工事中なので、反対側の出入り口に向かうと小ぶりなひまわりの群生した畑がありました。

真夏の空です!
全身プロテクターで身を固めていることに大いなる疑問を感じてしまう瞬間です。
「何やってんだ、オレ? スイムパンツに履き替えて、ザブンと泳いだ方がいいんじゃね??」 と自問自答を繰り返します・・。
でもね、やっぱり暑さで頭がクラクラしても、こんな景色に出会えればシアワセなんですよ。

37号線を北上して、安徳の里・姫路公園の手前からダートに入ります。
その名ははっきりとは分からないのですが、荒舟福地林道支線群とでもしておきます。
鳥取県内の林道は、1本の繋がったルートでも途中で名前が変わったり、とんでもなくショートでも立派な名前が付いていたりと、頭の中がはてなマークで一杯になります。
ここも途中では「下モ山作業道」なんて書いてありましたが「下モ」のモって何よ???


ここはあのバイブルのも載っていない、昨年発見した完抜けルートです。



姫路側からの上り区間は幅員もあり、土質路面のとても好きなパターンの林道(作業道)です。



荒舟側の下りに入ると表情は一変して廃道チックになる二面性が楽しめます。



距離もそこそこ中程度、展望はほとんどありませんが良い林道です。



舗装林道福地荒舟線に出てしばらく進むとこんな石碑があります。
兵庫や鳥取の北部にも平家落人にまつわる歴史は多々ありますが、こんな出来事もあったのですね。



気になっていたもうひとつの支線入り口にも入ってみましたが、こちらは出口が見つかりませんでした。



次はこれもまた昨年発見した完抜けダート、鳥取プレイランドの近くからのアプローチ。



こちらの方が短めですが、良きつなぎの役割は、野球でいえば昔ながらの2番バッターというところです。



赤土の切り通しを抜けると分岐に当たり、昨年は右に進み大石地区方面に出ましたが、今日は左に進み殿ダムの楠城広場の裏に出ます。



ここは完成してからまだ歴史の浅い新しいダム湖ですが、周辺はやや過剰に?整えられていて、オンロードツーリングの途中に寄るのには良いかもしれません。



さて、そこから近くの本日のメインステージ Ver.1に移動しました。


ここも衛星画像から発見した場所ですが、植林伐採地の斜面に比較的しっかりとした作業道が設けられているのです。

何度も訪れていますが、たとえ晴れていても霞んでいたりする時が多く、なかなかスカッとした遠景が楽しめませんが今日はまさに絶景!


雲ひとつ無い・・・よりも、ある程度の雲がある空が好きです。


これは西の方角で、遥か遠くには大山も・・・。


ここでは地元のYさんが、愛機モンテッサでスポット参戦。
これまではトリッカーに乗られてご一緒しましたが、さすがに年季の入ったトライアルライダーがそれなりのマシンに乗れば水を得た魚同然です。



乾燥しきってザレザレの路面状態ですが思うがまま。
やっぱり私もこんなふうに楽しみたいもので、林道オフシーズンにはトレーニングを始めたい・・いや、やりますやります、きっとやります。
Yさん、その節はよろしくお願いしますが、西宮まで出張レッスンしてもらえます?



そしてメインステージ Ver.2 は道を隔てた向かい側の「曲り坂線」。
以前のブログにも書いていますが、私的には「岩美オーシャンビュー林道」と名付けています。



前半はやや荒れていて深い水溜りもありますが、それもこれから訪れる感動の序章。



少しずつ視界が開けてきて、やがて・・・



ドッカーンと広がる空と、遠くには日本海が!



最初に訪れた時のコーフンは今でも忘れられません。
こんな天気で初めてこの場所に来て、感動を憶えない人間とはオトモダチにはなれません。



久しぶりです、この眺め!
100点満点とは惜しくも言い切れませんが、今日は95点くらいでしょう。



そしてこの先にもまださらに続く、まるでCMに出てくるようなカッコイイ道なんです。
こんなところを走り抜ける快感こそが、オフロードバイクならではの楽しみでしょう。



そのまま行くとゴルフ場に突き当たりますが、手前を曲がるとさらに道は続いています。
しかしここからはかなり草が深く、ぬかるみもある荒れた区間に変わります。


今日は予定ではここから中辻肥前畑を経由して戻る予定でしたが、いろんな予定外のことが勃発したので、来た道をほぼそのまま戻ります。



更なる新発見は無いかと探りましたが、おもしろいエリアはありながらも、どれも行き止まり。



それもこれも林道ツーリングの楽しさのうちのひとつです。



最後は水遊びをして同時にナチュラル洗車。



稲の美しい季節です、日本に生まれて良かった。


真夏特有の田んぼから立ち昇る匂いは、夏休みの想い出と見事にシンクロします。


山を越え海へ、オフローダーの理想形 8/9 新温泉町・鳥取岩美

幼い頃、うちのオヤジは内陸育ちだったので、夏休みはいつも渓流に連れて行ってくれて、そこで泳ぎも魚取りも覚えました。

中学に入ってすぐ、実は海が苦手だったオヤジに無理を言って西伊豆に連れて行ってもらい、その美しさに感動してから20代のころまでは毎年夏になれば海に入り浸り。
その後も海釣りに没頭していたので、数え切れないほどあちこちに通いました。
そしてこの数年、オフロードバイクに熱中してからは海より山で、あまり行かなくはなりましたがやはり時々猛烈に美しい海を見に行きたくなるのですよね。
家からも大阪湾は眺められますが、わが兵庫県は日本海もあるんです。
しかもオフローダーにとっては理想的な道程でね!

猛暑が予想されたので、今日のデポ地は目的地に近い但馬牧場公園。
パートナーはお馴染みKTMのなっちゃんです。
家を出る時はまだ曇りでしたが、スタート時にはこの青空!

まず1本目は草太林道で軽くウォーミングアップ。
とても走りやすく、ビギナーの方にもピッタリでしょう。

抜けて9号線から竹田地区を北に入っていきます。
そこにあるのは名物『高崎モータース』廃車の山。
ざっと100台近くはあるでしょうか・・なんらかの理由で在庫車を放置したまま廃業されたようです。
なかにはとてもレアな機体もあるので、お好きな方はどうぞ見に来られてはいかがでしょう。

2本目の竹田甚白細見谷線。

坂本林道との交差点はまず右手の電波塔に向かって進みます。
帰りの復路は左手から戻る予定です。

数年前、まだ本格的にオフロードを始めたばかりの頃、ソロでここに来た時は心臓がバクバク。
情報では草が深く、路面も荒れ気味ということで恐る恐る入りましたが、まさにそのアドバイスの通りでした。
それに秘境感がたっぷりなので、熊が出そうな予感がしてならないのですよね。
しかし、今回はなんと伐採工事が入ったせいか草がすっかりと無くなり、上質の土路面フラットになっているではありませんか!


めっちゃ気持ち良かったです!!
北側1/3程は以前と変わりない様子でしたが、これならばまた何度でもリピートしたくなります。

集落のある地点に抜けてひと休み。
あの時は大きな安堵感と達成感に包まれていましたが、思えば短期間に多くの経験を積むことができました。

3本目は諸寄浜坂林道。
この峠の東屋はとっても心地良い風が吹いて、このままいつまでも過ごしていたくなりました。

さて、4本目になる往路の仕上げはこちら!

こちらの眺めは兵庫と鳥取の県境付近。

峠を下ると極上フラット!

さあ、海はもうすぐそこです!

JR線路の下をくぐれば・・・

そこは居組、七坂八峠絶景スカイライン。

そして目的地の鳥取・東浜に到着です。
今日は割合と短いコース設定でしたが、その気になれば県中部から延々と林道繋ぎをすることもできます。
その場合は、そうですね・・・ダートだけでも200km前後にはなるのではないでしょうか。
もし成し遂げた方がいらっしゃったら表彰状を差し上げます!


でね、今日のイチバンの目的と願望はこれを食べることだったんですよ・・・

「りくじょう」ではなく「くがみ」と読みます。
いわば海の家なんですが、料理がハンパじゃないでしょ!
白イカに猛者エビですぜ、奥さん!


しか〜し、あらかじめ懸念はしていたのですが、その予想を遥かに上回るものすごい人出で諦めました。
バイクすら停めるところが無かったくらいです・・・
前回来た時は8月の末だったので、人は少なく最高の雰囲気でしたが、やっぱり盆が明けてからでないとダメですね。


なので仕方なく別なお店で、と言ってもこちも評判はまずまずなんですがこのメニューに変更。


お造り定食デラックス¥2500であります。
自分の中のルールで、外食では2000円以上のものはSNSに載せないようにしているのですが今回は例外。
なぜならこの資金は、なっちゃんが1回しか使っていない100%(というブランド名)ゴーグルをタダでくれると言っていたのを私がヤフオクに代理出品し、その落札金を山分けしてこのメシ代に充てたのでした。
いや〜、その量は少なかったけれどやっぱり白イカが甘く美味でしたぁ!

お腹が一杯になり、復路は池ヶ尾林道(約17kmの舗装路)で戻ります。


微かに霞む水平線がお分かりになるでしょうか?

さて本日のミッションその1。
この本線から分岐して、三成山を周り抜けられる道があるのかどうかの検証。
どうも噂ではお知り合いの🐟屋さんが完抜け達成されているようなことを小耳に挟みました。

入り口には安心と信頼の「みどり公社」の表示が。
ここの管理している作業道はレベルが高いんです。

やっぱりいいですね〜・・しかし

どなたかが頑張った跡がありましたが、きっと前述のあの方でしょう。
おそらく通過された時には一番上の木はまだ無かったのではないでしょうか。
しかしこれを切らないとくぐることはできないので、あっさりと諦めました。
なにせ気温は30度を優に越えていて、きこり作業をしていたら熱中症になってしまいそうです。
ここはまた涼しくなってからのTY案件(トラ車で走る)とします。

その先、蒲生方面の出口付近の崩落箇所を確認しに行きました。
これもたしか3年ほど経つ筈ですが、一向に復旧する気配はありません。
トライアルIAのライダーだったらイケるかなー?

この付近から眺める景色は、これまた絶景!
中央右寄りがデポ地である牧場公園のスキー場ゲレンデです。

少し戻り坂本林道に入ります。
ミッションその2はここの支線調査で、ここから9号線に下れるのかがテーマ。

ここも良い雰囲気の出だしでしたが、すぐに倒木銀座状態。
無理はしません、秋口の楽しみにとっておきましょう。

坂本林道本線に戻ります。
ここは尾根道で見晴らしが素晴らしいので大好きです。

今日もここで美しい空を撮ることができました。


その後、再び竹田甚白細見谷線に合流し、最後は草太林道をリミッター解除して快走し、本日は早めにThe end。


暑い、暑い1日でしたが今日も大満足。
美しき但馬の自然に感謝です。


こちらはバイブルに載っている今回の地図です。
古いために一部正確ではありませんがご参考までにどうぞ。


BETA RR4T 125LC チェーン&スプロケット交換

そろそろ慣らしも終わって、リミット解除とイキたいところですが、以前から気になっていたギア比をなんとかしたいなと思いながら検索してみれば・・・

なるほどね〜、さすが本職のバイク屋さんならではの内容の記事が見つかりました。
そうなんですよ、ちょっとショートすぎると言ったらいいのか、ローギアがロー過ぎるのと、見た目の安っぽい?チェーンとどデカいドリブンスプロケを替えたかったんですよ。
スプロケはヘアライン仕上げのために、チェーンオイルが付着すると落ちにくいし。

そこでBETA輸入元が運営しているWISE MOTO SPORTさんに同じパターンF12-R51でオーダーをかけました。

チェーンはクリップタイプなので外すのは簡単・・って言いたいのですが、これまでカシメタイプしか使ったことがなかったので、どうもまだ慣れません。
そもそも私は弄るのは得意な方ではなく、この記事もおかしな事を書いていたら笑ってやってください。

フロントは2本のボルトとプレートで固定されているタイプなので、T形レンチがあれば余裕で交換。
Tレンは一家に一本必需品ですね!

リアのスプロケットの取り付けボルトは、ホイールを外す前に緩めておき、外してから取り外すと楽ですね。
だいたいこの六角ボルトはナメやすく注意が必要で、以前にCRF250で一度やっちまいました。
SHERCOの場合はトルクスでしたが、老眼が進んでくると六角と見分けられなくなります。

再装着する時はナットを緩み止めタイプの物に替えて、さらに緩み止め剤でダブル効果を期待。
先日のグループツーリングの時にも話題になりましたが、輸入車(特にトライアル車など)はこのボルトナットが緩みやすく、トラブルの元になることも珍しくはないようです。
それに気が付かずに走っていると事故にも繋がりかねませんし、ハブやが割れたりすると大きな出費になってしまいますね。

よーし、かっこいいな〜と思うものの、サイズ的にはやっぱりまだデカいな。
このバイクのベースになるエンジンは、たぶんオンロードバイク向けに設計されたので、一次減速がオフロード向けではなく、こんな二次減速になってしまうのでしょうか?
アプリリアなんかにしても同じような大きさのスプロケットが装着されていますよね。

ホイールを装着し、チェーンの長さを確認します。


ブログでおすすめしているように後ろ気味でセットして、余ったコマをカット。

そこで、かし丸君の出番で〜す。

完成!
あまりの蒸し暑さに頭がクラクラしてきて、作業忘れやミスがないか『アクスルナットよ〜し、ブレーキよ〜し・・・』って発声しながら指差し確認。
もし誰かガレージの前を通ったら、クスッと笑われてしまいそうですが。


いつもこんな画像を載せると、いろんな人から「レッドカーペットが豪勢ですなっ!」・・なーんて言われますが、ジャパンタイヤセンターさんからパクったこのアイデアはかなり使えます。
なんたってパンチカーペットですからお値段は安く、作業がとてもやり易くなりますよ。


あー、それにしても暑かった!
プロは冷房の効かない作業場で、人によっては接客もしながら毎日こんなこと(これ以上のこと)を繰り返しているのですから脱帽です。
本音を言えば、私もお任せしたいところでしたわ。


さて、人によってはもうロングバケーションに突入しているのでしょうか?
私は今週末は3連休ですが、明日の日曜は日本海まで行く予定。
どんなふうに乗り味が変わっているか楽しみだなぁ。
それは次回のブログで書くのでお楽しみに、じゃあねっ!


☆8/10 追記


翌日のツーリングでのインプレですが、全体的に言えば自分のイメージにかなり近いフィーリングになって、とても走りやすくなりました。
今までスーパーローだったのが普通のローになり、幻の7速も無くなり空振りしなくなりました。
ややゲロいところも走りましたが、全く問題無し!
もちろん人によって使い方、乗り方は様々なので、あくまでご参考にということで。

ジャンキーズ・ツーリング  Aug.2020 8/1 但馬

主に拙ブログ読者の方々を中心とした苦楽園主宰のグループ「絶景林道ジャンキーズ」は、まだまだ20人を超える程度のボリュームですが、その中のメンバーのおひとりであるchiharuさんご協力のもと、こんなクールなステッカーを製作してもらいました!
あえてグループを大きくするつもりはないのですが、最近では四国や広島在住の方も登録されてその輪が広がっています。
もともと私はこんなことを積極的に行うタイプではないのですが、私なりのオフロードバイクの楽しみ方にシンパシーを抱いていただけるのはとても嬉しいことです。

さて、やっとのことで長かった梅雨も終わり、一週間順延したこの日の朝、1時間前に集合地点に到着すれば・・・すでに2台のお仲間トランポが停まっていて準備中。
そのおふたりとはどちらもオフ歴30年以上の大ベテラン!
私の後ろの車のおはぎさんは、これまでSNSでコンタクトをしてきましたが、お会いするのはこの日が初めてでした。
いつもこんな時はどんな方だろうかと若干の不安があるのですが、第一印象で「あ、この方とは波長が合いそうだ!」と直感が働きました。

ホッとしたのと嬉しさのもと、他のメンバーも続々と集まり、スタートしたのは集合時間の15分前でした。
もうひとりの大ベテラン、N杉さんは前回のツーリングでプチトラブルがあり、途中離脱でせっかくの絶景ポイントを見逃されてしまったので、今回はいきなりの勝負球でスタートしましょう!

・・と、私にとってはいつものお気に入りポイント。
京都からの初参加のtenさんは、若き頃ここでパラグライダーに乗って空を飛んでいたそうです。

その奥にあるヒルクライムチャレンジで、真っ先に飛び出した岡山のMまこっちゃん。
ライムグリーンのマシンとヘルメットがいい感じですね。
前回、恩原のヒルクライムで苦渋を飲むことになった雪辱は、VE33Sゲコタに履き替えて果たせました!

こちらは北海道4DAYSから戻られたばかりのN杉さん、余裕しゃくしゃくです。
明日もまた別のご予定が入っているそうで、タフですね〜!

瀞川氷ノ山から野間を下り、次なる隠し球はプチトレッキング。
走るばかりが能じゃない!良い汗をかいてもらいましょう。

この前はここでイヌワシが見られたのですが、今回はその姿は見えず。
でもいつもの撮影ポイントにはカメラを構えた方がおられたので、最近はやはりよく観察されているのでしょう。

撮影者:tenさん
後ろ姿を撮っていただきましたが、かなり気に入っています。

北側の山々を眺めることは少なかったですが、こちらもいいな。
来週は晴れたらこの山を越えて、日本海を見に行きたいと思っています。

愛おしき小代の風景にも、みなさん感動してくれたようです。

やや長いリエゾンを走り、次に着いたのは先日にも紹介した糸白見林道。

いつまた閉ざされてしまうかわからないので、来られるうちにたくさん来ておきましょう。

終点でのランチは、木陰がないのでちょっと暑かった!

なのでクールダウンに水遊びをどうぞ。
インスタでも多いですが、どうしても渡河は動画で撮りたくなってしまいますよね。
Yまこっちゃんが危うくネタになりそうでしたが、なんとか持ち堪えました。
彼はカヤックのベテランでもあるので水遊びはお手のモノですが、水没はやっぱり避けたいですねぇ。
そして最後に渡っているのは紅一点kanameちゃん。
私と同じシェルコ に乗る、ガッツは野郎どもにも決して劣らない、気遣いも豊富なグループの華です。

糸白見には少し長さは劣るものの、走りはさらに楽しめるトンネル上の高速ロングピストンで日頃のストレスを発散して(疲れて?)もらって、その後先頭をおはぎさんに代わってもらい着いたのは大段ヶ平。
そういえばここの風景は随分とご無沙汰でしたが、あらためて見てみるとやはり圧巻ですね。
右手先にはこれから向かう杉ヶ沢高原の大根畑が見えています。


そこから轟安井を下り、朝イチの絶景ポイントを逆方向から眺めます。


そして先ほどの大段ヶ平から眺めていた場所に到着。
その後はガス欠にビビりながらさらに2本の林道を走り、なんとか無事にトランポに帰着。
ガス補給すると、タンクの残りは0.5ℓでした。
今回は全くのノントラブルで(ちょっとミスコースをしたのはバレていたかな?)、予定全てのスケジュールがこなせました。
天気も程よく晴れて、暑過ぎず、夕立も無し。
まああれだけの長梅雨を耐えたのだから、これくらいご褒美があってもいいよね。


次回の予定は鳥取東部の海の見える林道がメイン。
日時は未定だけどお楽しみに!