未踏林道 徹底調査 青垣編 1/21 丹波
この数日は気温が上がり、林道に積もっていた雪もすっかりと溶け、今朝は霧は深かったものの凍結の心配もありませんでした。
今日は前回入れなかった地区や気になっていた所の検証です。
思うにこの時期、オフローダー達の動向はいくつかのパターンに分かれるようです。
ゲロ・アタック系に傾注し、自らを苛めまくる人達。
せっせとクローズドコースに通う人達。
ご近所の定番をリピートし、仲間と友好関係を深める人達。
そんな方達を横目で見ながら、アマノジャクノの私は未踏林道の開拓(といってもあくまで私個人の)にせっせと励んでおります。
まずは先日訪れて、その美しさにノックアウトをくらったこのため池。
氷上の桜大池です。
鏡のように湖面に映る山並みを撮りたかったのですが、残念ながらこの時は曇ってしまいました。
あきらめてその奥の郷付林道に進みます。
前回は雪で阻まれた区間に突入できました。
かなり古い林道標識のようですが、全く読むことができません。
その先でやはり道は終わっていました。
しかしあとで計ると入り口ゲートからここまで約4.5kmあったので、このあたりのピストン林道としては長い部類です。
下りでもたっぷり走りを堪能して次に向かいますが、その前に・・・
今日もいろいろな物件を見て廻りました。
売り物件ではピンとくるものは無かったですが、現在住んでいらっしゃる家には素敵な所がいくつかありました。
次に向かうのはr78をr7に向かう途中、氷上の北にそびえる安全山。
ここはGoogleで見ていて発見したルートですが、ほぼ舗装路のようです。
でもこんなダートも一部残っていました。
登り切ると・・・
お〜素晴らしい!氷上の町が一望できます。
こちらは青垣方向の眺めです。
「安全地蔵」だそうです、拝んでおきました。
入り口はこちら。
もう少し早く来れば、美しい雲海を観ることができたでしょう。
さあ次は・・・「片平林道」
実は前回ここに来た時は池の反対側の林道には入ったのですが、こちら側にも林道があることはGoogleで確かめながらも失念してしまいました。
そのブログを読んだ林道店長さんはさすがにその虚を突き・・・
地元のプライドを発揮して奮闘されています。
おー、いいですね〜!
相変わらず水は抜かれたままですが・・。
shigezooさん、ここはビッグオフでもいけますよ!
行き止まり付近はこんなイヤらしい岩がごろごろしてるので、早めのターンをお勧めしますが。
こんな風景があったり
支線もイイ感じだったのですがこの先は倒木でアウト。
さらにこんな支線もあったので、ここらで昼食をと。
「本日のレストラン」はこちら。
鳥のさえずりが心地良く、ジャケットを脱ぐほどの暖かさでした。
食べ終わってこの奥に進むと
小さな神社があったのでお参りしておきました。
それにしても気持ちがいい場所ですよココは。
完全に水がまた溜まれば、さらに素晴らしいロケーションとなることでしょう。
前回入るのを躊躇った、もうひとつの青垣方面に戻る途中の上道林道にはやはり入りませんでした。
入り口ゲートでリンボーダンスを踊らなければならないのですが、どうも良いイメージが湧いてきません。
だれかと一緒に来たときのために残しておきましょう。
r7からR427、そしてR427と進んでやはり前回途中で引き返した大名草林道に向かいます。
こちらも雪はすっかり溶けていますが、これからやってくる寒波でまたしばらくは入れなくなるでしょう。
閑話休題
春はまだまだ遠いですが、この花(?)だけは早くも林道のあちらこちらで蕾を膨らませています。
名前?忘れました。
前回はこの先で引き返しましたが・・
だいぶ奥まで進むことができました、しかし・・
これは手ノコではちょっとねぇ・・
しかもこのあたりから先はウルトラウエット!
まるで湿地帯のような路面になっていきます。
おそらく時期を誤ると山ビルの餌食間違いなしでしょう。
R427に一旦戻りますが、ここから青垣ICに戻るまでの地域を今日は徹底的に調べてみます。
地名で言うと青垣町大稗(あおがきちょう・おびえ)、小稗(こびえ)、惣持(そうじ)、稲土(いなど)ですが、それらの谷筋にある集落の奥に進むと・・
だいたいこんな獣害ゲートが現れますが
やっぱりありますね〜、いいダートです。
まあ、アタック系の皆さまには食指が伸びるモノではないでしょうが、フラット系にとっては美味しくてたまりません。
まあ大抵はすぐ行き止まりなのですが、そんな時でも250は機動性を発揮して楽々ターン。
薬莢が落ちていました、撃たれないように気を付けましょう!
そしていくつものルートを探るうちに・・・
こんな美しい風景に巡り会うのがなによりの楽しみです。
本当に水の豊かな地域です。
あちらこちらに源流のせせらぎが現れます。
名もない林道ですが、ここは特に良かったです。
ここでも曇りがちなのは残念ですが、景色の抜けた場所もありました。
最後は崩落で行きどまり。
方角としては粟鹿山方面なのですが、昔はもう少し先まで行くことができたようで、まだ道が続いていました。
入り口はこちらですよ。
お好きな方はぜひどうぞ・・
そろそろ帰ろうかなと思っていましたが、気になる案内板があったので舗装林道をズンズン進むと・・・
あっ!これが粟鹿山中継所に向かうルートだったのですね!
たしかにゲート横、谷側に約50cmの隙間あり。
なんで山側にしておいてくれんかね!
1人だとやはりちょっと怖いなあ。
だけどこの案内板を見ると、林道とは別に黒川ダムに抜けられるの???
春になったらまた調査隊を編成して再訪したいものです。
来週末はまた雪が積もって、もうこの辺りは来ることは難しいのだろうなあ。
でもたっぷり遊んでダート成分も貯め込んでおきました。
これでしばらくは生きていけるか・・・?
本日の走行265km