苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

時を越え、蘇るもうひとつの伝説 9/21 宍粟

兵庫県西部を南北に貫き鳥取に至る国道29号線は、その周囲に有名林道が多数あります。
そして今年、新線である前地カンカケ線がついに全線開通し、また長い期間崩落によって閉ざされていた糸白見線が復旧し(現在は再び工事のため途中まで)、その恩恵に大いに預かりました。
そこで話題に上っていたのが最後の大物である今回の林道。
ここはおそらくこの近辺では最も古い部類で、30年以上のキャリアを持つベテランの話によれば、鳥取を経て岡山まで林道繋ぎで走れるゴールデンルートの一部だったそうです。
このエリアでは最も好きな林道でこれまでも何度も訪れていましたが、その雰囲気には他にない良さが存分に溢れ、いつか全線走り抜けることを夢見ていました。
しかし反面、たぶんこのまま廃れていくのだろうな・・・と心の底では思っていたのです。


ところが!
グループのメンバーのひとりである、斥候部隊長「えでーさん」から、開通しているとのビッグニュースが飛び込んできたではありませんか!!
連休のその前日は広島から走りに来られた「たらさん」とご一緒していたのですが、残念ながらBETAのマシントラブルで前半を終えたところでDNF。


たらさんのブログはこちらです ⬇️
https://yamaha-on-and-off.hatenablog.com/entry/2020/09/20/203745


天気も良いし、こりゃもうフラストレーションを吹き払うためにも行くっきゃありません。


ところで大変不本意ではありますが、諸般の事情でこの林道の名は伏せておきます。
そして未だ平日に走ることは避けるべきともしておきます。
(また四輪では100%無理であることを付け加えます)

東側からアプローチする途中の舗装路は一部路肩崩壊していましたが、すっかりときれいに補修され、こんな素敵な木製ガードレールが設置されていました。
粋ですよね、どうせ間伐材は余っているのだろうから、せめて林道内ではこれにして欲しいですね。


さあ、それでは行きましょう!

まず前半は言葉にならないほど美しい広葉樹林帯が続き、その緑のトンネルをくぐり抜けます。
そして法面は荒々しい岩盤に苔が綾なす贅沢な空間です。

少し走ると一旦伐採地に出るので視界が広がります。
丸裸にせずに、こうして数本あるいは一本だけ残すのは何か意味があるのでしょうか?

それを過ぎると分岐点が現れ、左が本線、右が支線です。

バイブルによれば支線の先には景色の良い場所があるとの記述があったのですが、以前に行った時には流木の堆積で行く手を阻まれていました。
さて、今はどうなっているのやら・・・

あ”〜、これは3年前とまるで変わっていません。
行く手はこの写真左の先で、手前右から回れそうですが間に沢があって2mくらいの落差があります。

でもよくよく見ると、この2カ所を切ればなんとかなりそうだったので、30cmほどある木を切ってやるゼイ、とバッグの中をゴソゴソすると・・・あれ、ノコギリが無い。
そっかぁ、BETAのサドルバッグに入れたままだったか?
・・・と思い諦めたのですが、帰宅してからよく見るとバッグの隠しポケットにあるじゃないですか。
そう、この前ここに入れ直していたのをコロッと忘れるほどボケが進行しているようです、大丈夫かオレ?

気を取り直して本線に戻りましょう。


どうです、この雰囲気・・・山々の遠景はありませんが、こんな晴れた日は木洩れ陽と葉の緑、そして空の青の繰りなす絶妙なハーモニーです。

こんな時はやっぱりソロに限ります。

あまりに撮りたいシチュエーションが多すぎて・・・

自然の美しさに酔いしれ、走っては停まり写真を撮ることを繰り返し、一向に前に進めません。

千鳥足にはなりませんが、めまいがしそうになる程楽しむと、ようやくルートの中間地点である峠の頂上に到着です。

この辺りから斜面は真砂土に変わります。

この道の持つ古道のような雰囲気はいったいどこから来るのでしょう?
これは僕の仮説なのですが、この奥にある集落は昔から『たたら(製鉄)』が盛んで、その製品を運び出すために使われていたのではないかと?
しかし、そうであればあるはずのお地蔵様がどこにも見当たりませんが・・。

一旦ここで休憩をします。


樹々が景色を楽しむのを邪魔をしてしまっていますが、少し斜面を登るとそれが可能です。
右手に見えるのは後山でしょうか?

一服して、さあ後半は下り基調です。

この区間は何ヶ所かガレがありますが、中級者以上ならば問題はないでしょう。

視界の開けた所も増えてきて、美しい山並みが望めます。

これは竹呂山かな?

この大きな変化もこの道の魅力のひとつ。
もちろんいつも強調していますが、視界には何も人工物が入りません、これがいいんです。

ガレその2は橋が崩れたようですが、前回よりはなだらかになっていました。

ガレその3
これも岩の間のラインを外さなければ無問題。

ガレと絶景の交互に繰り出されるパンチで、もうワタシはパンチドランカー。

ヘベレケ状態で〜す♫

終盤はガレも無くなり幅員も広くなります。

標高は下がりながらも見所はたっぷり。

そういえば今年はまだ栗を食べてなかったなあ。

最後の区間(西側)は約2kmほど綺麗に整地されたスーパーフラットが続きます。
以前の崩落は目を覆うほどでしたが、見事に修復されていました。
担当者、作業員のみなさんありがとう。

集落に出たところがこちら。
気がつくと、入ってから休憩を挟みながらも2時間もいたことになります。
速い人ならば30分もかからず駆け抜けていけるところでしょう。
この日は林道入り口すぐのところから8時スタートだったので、まだ時間は充分に残っていますが、気分的にはもう満腹状態。
いやー良かったなあ・・前半は期待通り、後半の未踏区間は想像を遥かに上回る良さでした。
特筆すべきは、某大物ライダーが糸白見では不満を述べておられたようなウエット区間がほとんど無いことです。


「大」を三つ付けたいくらいの満足を得られたので、普通ならここでブログも終わらせても良さそうですが、この先は付録だと思ってください。


ところでこの写真の場所でスマホをいじっているとカモフラジャケットを着た白いMD30?が前を通って行きましたが、あの方はお知り合いではなかったのかな?


その後、大通中江線から沖ノ山に周ろうかと思っていたのですが、途中工事で抜けられずに加地川沿いの道を下ると、例の箇所のゴロタ石が綺麗にされています。

2019/05 撮影


こりゃあまた、この奥の林道を探ってみなければなりませんが、今日のところはオアズケです。
えでーさん、ここは先回りしちゃダメよ!
もし行っても黙っていてね。

他にもこの先の目的地に着くまで、林道レーダーを頼りに未踏林道(作業道)を探索します。

3本探ると、いずれも完抜けの気配もあるくらい深く、そのうちの2本が繋がっていました。
廃道寸前の道も、新しく荒々しい削りたての道も、どちらも楽しさがあります。
100回チャレンジしてもその内で1回の成功や発見があるとは限りませんが、この楽しさは爽やかフラット、絶景ポイント巡りと比較しても劣りません。
そしてこんな時はシェルコ が最高の相棒です。

本日第二の目的地、スギのふる里公園に到着。

ここもススキが綺麗ですね。

実はこの周辺の伐採地が気になっていたのです。

サッカー場がゆうに二面は取れるほどの広い空間は木材の集積地なのでしょうか?

前日は多かった鹿の姿はこの日は少なく、唯一この小鹿が逃げずに被写体になってくれました。

思った以上に奥が深く、いったいどこまで続いているのだろうと思うほどですが、残念ながら作業中で途中でUターン。
そういえば世間は連休中ですが、曜日ではこの日は月曜でしたね。

帰り道が混むことも予想されていたのですが、もう1本だけ行ってみたくなりました。
春先にチャレンジ成功していた東山ですが、その時は霧で景色が全く見えなかったのです。
ここのアプローチの林道はショートではありますが意外に良く、初めてきた時には驚かされました。

春先に来た時は、ここには真夏には絶対に来るべきではないな・・・と思っていたのですが、登りルートはやっぱりすごい藪漕ぎです。

遠くに見えるのは峰山か、はたまた段ヶ峰か?

ここのグリーンカーペットは水気が多くてチュルチュル!

タイミング悪く、この日の中で最も雲が広がりましたが、思っていた通りの絶景ポイントです。

ちなみにお願いと提案ですが、間違っても登山道は走らないようにお願いしますね。
ここは麓のフォレストステーションからのハイカーさんがとても多いので、展望台にはバイクで近寄らない、害獣ネットの手前からは歩いて行きましょう。
どうせ展望台までバイクで行っても、やぐらに登らないと展望は臨めません。

この4連休は天気もまずまず、人出も凄かったですね。
危惧はしていたのですが、帰路は大渋滞になっていました。
仕方なくお高い通行料を払って最後の手段である芦有道路を使って帰宅。
元を取る?ために地元民のくせに展望台に寄って夕焼けの風景をパシャリ!

良い一日だったなあ・・・これで人生も思い残すことは何も無い?
遠征したいところは多々ありますが、これでひとまずテリトリー内は完全制覇したと言っても過言ではないでしょう。


舗装されてしまったところはもう取り戻すことはできませんが、こうして旧い林道が復活したり、新しい林道が開通したり、つくづく良い環境だなと思います。
オフロードを初めてみたいけれど、もう林道って無いんじゃないの?って思っている方がもしもこのブログを見たら、そうではないということを覚えておいてください。
あなたの近くにも、こんな素敵な空間が広がっているかもしれませんよ。


シルバーグラスの微笑む一日 9/12 但馬

ススキが好きです!
私自身が秋生まれのせいもあるのでしょうか?そもそも草原が好きなんですよね。
だから秋の紅葉はもちろん大好きですが、それ以上に風にたなびく一面ビロードのようなススキの風景に惹かれます。
このススキという植物は本来アジアの一部だけに繁殖し、英語ではsilver grassと呼ばれるそうです。

こちらの画像は一昨年のハチ高原で撮影したもの、お気に入りのワンショットです。

さて今日の天気予報はどうもパッとせず、雨も降りそうだったのでとりあえず次のジャンキーズ・ツーリングの下見だけでもすることにしました。
まずは他をすっ飛ばして中辻肥前畑林道(全長約16km)です。

やはり空は鉛色で、わずかにポツポツ降ってきました。

路面は変わらずスーパーフラット!
ただ、先日の台風の影響なのか、次に大きいのが来たらヤバそうなポイントがありました。

たっぷりと湿気を含んだ空気ですが、気温は低めで、これはこれで良い雰囲気。

伐採作業もほぼ終わったようで、肥前畑寄りの区間の路面も落ち着いています。

そのまま抜けると大回りになるので、今日はピストンで往復です。

どこの記念碑を見ても、膨大な予算が投入されていますね。
元を正せば我々の税金が原資な訳で、もっと堂々と走れる林道が増えて欲しいものです。
まあ兵庫が恵まれているのは間違いありませんが。

帰りは支線「共同作業道中辻線」に入ります。
因縁のルートなので慎重に・・・。

この時期に入るのは初めてですが、意外にもそれほど草ボーボーという訳ではありませんでした。
しかし、隠れた落石がクセモノなので気は抜けません。

ま、一部区間はやっぱりこの調子。

分岐から「塩山中辻林道」に進みます。
それにしてもこの道の秘境感、ワイルドな雰囲気は他では味わえないものがあります。
ちょっと熊が怖いけれど、こちらの存在を大いにアピールしましょう。

広い空間に出るとゴールはすぐそこ。
県道262 号から国道9号線に出ます。

さてそこで先日もアップした、廃業して永く放置された高崎モータースの豪華?ストックリストです。

HONDA車が多いですが、輸入車はハーレー、BMW、DUCATTI、MOTO GUZZIなどなど。
国産はKATANAもあるし、懐かしの3輪バギー(ATCだったかな?)もあります。
店内の様子も覗けましたが、そりゃまあ凄い有様です。
もう少し良い保存状態だったならば・・・と思いますが、バイク達がちょっと可哀想な気がします。

もうひとつ別件で、先日来から取り組んでいた新規探索のフィニッシュルートの開拓ですが、ふと近くを通るとあっけなくその謎が解けました。
あんなに苦労しても見つからなかったのに、見る方向のせいなのですかねぇ。
とりあえずまた近いうちにShercoに乗り換えて、こちら側(国道)からアタックして答えを出そうと思っています。
これが完全に解明できれば大きな発見ですゾ!

お昼を過ぎてようやく晴れ間も少し出てきました。
やはり他はワープして仏ノ尾林道に進みます。

こちらは総延長11km弱ですが、私の但馬お気に入り林道ベストスリーのひとつ。

一昨年の台風の後、斜面の木立をすり抜けて落ちてきた巨岩(これでも小さくなった)は、砕かれて横に退けられています。

明け方まで雨が降っていたようで、今日も路面はベストコンディション。

待望の晴れ間が少しずつ増えてきました。

この記念碑の場所は、夏場はほとんど展望がありません。
近所だったら軽トラの荷台に草払い機を載せてスッキリさせに来るんだけどな〜、どちらも持ってないけど。

そしてM族の方々お待ちかね、仏ノ尾名物「ススキノヒャクマンカイビンタ」もそろそろシーズンインです。


そういえば、この支線も一度調査してみなければ・・・。
調べ直してみると、何やら面白そうなネタが!

この林道を抜けたところの佐坊、東垣地区には本当に美しい稲田が広がっています。

新屋から87号線でとちのき村に向かう途中のゲレンデは、前回敢えなく撃沈(穴に落ちて前転自爆w)したところでしたが、ふと見るとほんの10m離れた場所に違う入り口があったではありませんか!
どうして今まで気づかなかったのだ???
入ってみれば、これが大正解!!!


ワ〜オ、素晴らしいススキ野原が広がっています!


所々のアクセントになっている松や杉も美しい姿です。

私にとってはまるで桃源郷のようなものです❤️・・って変人デスカ?
い〜んです、わかる人にはわかるでしょう。

ススキとチカラシバ(猫じゃらしの大きいやつ)のコンビネーションもまた佳きかな。

「好きな木陰シリーズ」にまたひとつ加えるべき場所ができました。

こちらは扇ノ山方面を眺めた景色。

広い空と大地のブルーとグリーンの共演とでも言いましょうか、名付けて「但馬のウエストヴァージニア」?


この樹々は落雷でこうなってしまったのでしょう。
まるで計算を超えた自然のオブジェのようでもあります。

この眺めは先ほど走ってきた佐坊、東垣地区。

良さそうな支線もありましたが、こちらは畑に突き当たって行き止まり。

一旦元に戻ってから野間林道を登ると・・・ありましたよ!ここが先ほどの続きです。
今の季節は草だらけで路面が見えずに危険だし、パワーが食われて登るのも降るのもまず無理でしょうが、これは来年春先の最重要課題となりました。

パワー重視で行くのならばBetaか・・・グリップ優先ならShercoか。

あえて名前は書きませんが、その場所はこの辺りをよく走るライダーならばピンとくることでしょう。

前にも書いた◯ヌ◯シポイントから、麓のセンターハウス前まで、林道を横切って繋がっているヒルクライムorダウンヒルコースの実走編をお楽しみに。

いやいや、今日はスタート時間も遅くなり、正直を言えば期待感や高揚感のまるで無い始まりでしたが、思いがけない2つの発見で気分は最高潮!


最後はいつもの場所でじっくりと撮影します。


しっかりと準備を重ねて臨んでも空振りばかりの時もありますが、こんな期待感ゼロに近い滑り出しが収穫たっぷりなんて、まるで人生とも共通するようですね。
野球に例えるのならば、振らなきゃ当たらない、当てれば何かが起きる・・てなものでしょうか。
何はともあれ、とてもとても満足で充実した夏の終わり、秋の始まりの1日でありました。


じゃねっ!


M.Y.Kレディースツーリング 2020夏 9/5 宍粟

今年は様々な事情でなかなか実行できないレディース部門ですが、前回の6月から3ヶ月ぶりに天気も良く、グッドタイミングでの開催となりました。

この日のメンバーはメインのむぎこさんと、同じ岡山のお友達のKさんがセローで初参加。
さらにサポートも兼ねて、ジャンキーズのY・まこっちゃんも参加してくれました。
宍粟のメイプルスタジアムで集合して、すぐ近くの前地カンカケ線からのスタートです。

前夜に少し雨が降ったようで、コンディションはベリーグッド!
グリップ良く、埃も立たず快適すぎるほどで、緊張気味のKさんにもぴったりでしょう。

この林道はこれから走る道筋が遥か向こうに見渡せるのが魅力ですね。

Photo by mugicco


16kmも楽しくあっという間に走りきり、お次へと進みましょう。

Photo by mugicco


原不動滝公園近くの林道出入口から国道29号線に向かうと、すぐに赤西渓谷の案内板があるので、それに従って川沿いの道に・・・。
ここは途中までは舗装で、奥の3kmほどだけがダートですが、一般車両もよく入って来るので対向車には要注意。

ゲート手前の河原が水遊びには最高の場所です。

Photo by mugicco


来た時には他に誰もいなかったので、ちょっと遊んでみました。
アンクルグリップが甘いな!

Photo by mugicco


最近、沢渡りにハマっています。

むぎこさんは大好きな足チャポ!

Photo by Kさん


お昼ご飯には少し早いかなということで、ミルでガリガリ豆を挽いてペーパードリップのコーヒータイム。
イチャイチャしているようにも見えますが、僕らは極めて健全な関係でありまーす!


彼女の行動力と自然に対する接し方、それに得意分野の鳥類の知識の豊富さ、観察力には尊敬すらしているんですよね。
オフロードバイクを通じて知り合えた最高の友のひとりとも言えます。
ホント、彼女のことがどこかの雑誌で取り上げられたとしても、ちっとも不思議ではありません。


Photo by mugicco


引き上げる頃にはファミリーのデイキャンプ組も続々と!
以前は滅多に他の人には会わなかったのですが、これも近場のアウトドアで遊ぶという最近のトレンドでしょうか。


さて、29号線を少し南下して、野尻から阿舎利林道へと進みます。

この日の天気予報はサイトによってバラバラでしたが、適度に雲が出て、暑過ぎずに快適(苦楽園的には)でした。

Photo by mugicco


この林道では珍しく、倒木が道を塞いでいました。
この数日間で雨が多く降ったのが原因かもしれませんが、路面も春に来た時よりもワダチが増えていてました。
それほど林道には慣れていないKさんにとってはやや難しかったようですが、転倒もなく無事通過!

湧き水の近くの河原でランチタイムを楽しんでから・・

Photo by mugicco


福知渓谷経由でススキの名所「砥峰高原」にてトイレ休憩。

峰山林道からスキー場で少し寄り道をして(ここでもキャンプ場は目を疑うほどの大盛況でした!)

最後は岡ノ上林道でダートは終了。


自画自賛になってしまいますが、このルートはビギナーやレディースで、爽やかフラットに憧れている方にはぴったりではないでしょうか。
途中、お店で昼食を摂れる所も、コンビニやガソリンスタンドも(日曜は要注意)、トイレも万全です。
秋のススキや紅葉シーズンに砥峰高原へ行くのは、寺前方面からだと最近は大渋滞にもなりますが、こちら側からだとスムーズに辿り着けます。

別荘地に向かって下る途中、中坪&峰山メイズの解説をして・・

Photo by mugicco


8号線を西に向かうと美しい稲田が広がっています。
この辺りは先ほどの岡ノ上林道から見下ろしていた所です。


まだ青々しい面と、穂がたわわに実り黄金色に変わった面と、まるで大きなチェックのように交互に広がっていました。
他の畑では真っ白な蕎麦の花も咲き乱れ、秋の訪れが感じられます。


解散場所の道の駅では少し雨に降られましたが、岡山組のおふたりの帰路は無事濡れなかったたとのことでめでたしめでたし!
むぎこさんとKさんの掛け合いがすごく面白くて、笑いの絶えない1日でした!!
コーヒーもとても美味しくて、リッチな時間を過ごせました。
次は秋の海をご一緒に楽しめるといいですね。
じゃあねっ!

僕の選んだ絶景10選 但馬氷ノ山・蘇武岳エリア 8/29 但馬

皆さんこんにちは。
いつもは林道(作業道)に焦点を当てて書いていますが、今回はその途中にある僕のお気に入りの絶景をポイントごとに紹介します。
オフロード(林道)ライダーは走ること自体が楽しいので、どうしても記念写真は〇〇展望台とか、記念碑などのある休憩場所になってしまいがちですよね。
僕の場合はどちらかと言えば絶景を楽しむ足代わりとしてのバイクありき、という違いがあるので、林道の途中でどんなに気持ちよく走っていても、感性にビビッときた場所があれば何度でも止まります。
その結果、ちっとも前に進まない・・なんてことも珍しくはありませんが、それはそれで楽しいものです。
楽しみ方は人それぞれで見出したら良いことですが、但馬の風景は心に焼きついて離れない、素晴らしいシーンが数多くあるので、どうぞ季節に応じてじっくりと楽しんでください。
それではスタートします!

いつものように道の駅但馬蔵にデポをして、7時にスタートします。
この時の気温は25°くらいなので、走り出せばとても気持ちの良いレベルです。
最初に選んだ林道寺河内線で妙見蘇武線に駆け登ります。

合流する手前の杉林に降り注ぐ朝陽が心地良いです。

絶景その① 蘇武岳周辺

手前に広がる棚田は村岡地区、左奥はミカタスノーパークになるのだと思います。
近くの蘇武岳展望台からも同じように素晴らしい風景が楽しめますが、そちらはチェーンや柵があって趣を損なってしまっています。
その点、この場所はほとんど知られていない撮影ポイントで、入ることができるのは限定されますがこの日はラッキーでした。
これ以外では、林道から徒歩で数百メートル登れば蘇武岳山頂に辿り着け、そこから見える360°パノラマはより最高です。
体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。
トレッキングシューズならば楽勝ですが、オフロードブーツを履いたままだと、ドMの世界です。


但馬での「秋の紅葉お気に入りの林道」ベストスリーにも入る栗ケ尾林道を下ります。
出だしはまるでローラーコースターのようなヘアピンの連続です!

日本海もチラ見できるこの林道の、本当に素晴らしいのは秋。

これは昨年の画像で、少しピークを過ぎていますがシビレました!
決して紅一色とはなりませんが、天然林の美しさに溢れています。

国道に降りてから、先ほど眺めていた村岡集落の斜面を登っていきます。

例によって衛星画像を眺めていて、ここはもしかして・・・と思いながら初めて走るルートでしたが。

絶景その② 用野和佐父支線からの山頂風景


えっ、まさか!?と思うような展開で、ここに繋がるとは意外でした。
早速、グループラインにメッセージを送ると、地元の高山長さんは既によーくご存知でした。
隠していやがったな〜、クッソー

いや決して悪意があってのことではなく、あのお方は自分からはあまり自慢したり披露されることなく、こちらから聞けば教えてくれるタイプなんですね。
ま、探索に於いては良きライバル(と自分では勝手に思っているだけ)なので、これからも切磋琢磨していきます。


そんなこともありながら小代地区に入っていくと、こんなところに見知らぬ林道が!
やった、これで反撃の一打かと思いきや、無情のベリーショートでありました、とほほ。

気を取り直して林道稲荷尾線に入ります。
ここはこの時期ススキだらけで、一番最初に入るのは勇気が入りましたが、草に覆われている路面は比較的フラットなので轍をトレースすれば安心です。

昨年草刈りをした場所は、今年ススキが全く生えていませんでしたがなぜでしょう?

この林道から登る理由のひとつは、この先にあるあの小屋へと向かうプロローグだからです。

スロープをさらに登っていくと・・・

絶景その③  おじろ東屋からの風景
名付けて『但馬のチロル』

この東屋で、この風景を眺めながらの食事は最高なんです!
心地良い風が吹き抜けて、鳥たちのさえずりが聞こえてくる空間で、時間が経つのを忘れてしまいます。

その周辺にはいくつもの見所があり、これもそのうちのひとつ。
番外絶景・棚田編 「うへ山の棚田」は日本の棚田百選にも含まれます。

愛する小代地区は「日本の最も美しい村」としても有名ですが、(最も、と言いながら、なぜか他にいくつもありますが・・)矢田川を挟んだ両脇の斜面に棚田と放牧地が広がります。

この吉滝キャンプ場は満天の星空を楽しめることがウリですが、この2本松の木かげは僕の好きな「木かげベストスリー」のひとつです。

約15年ほどにわたって閉ざされていた国道482号線を若桜方向に進み、途中の分岐を登るとその山奥に知る人ぞ知る廃村があります、それが・・・


絶景④  熱田廃村風景


少し趣は変わりますが、僕の中での価値は絶対的なものです。
こちらは一階が牛舎を兼ねた住居ですが、但馬牛のルーツでもあるこの地域の中でも、ひときわ質の良い牛が育てられていたそうです。


そして発見した時は身震いがするほどの興奮でした!
後で調べると、先の画像の建物に住んでおられた方が中心となって手作りで建てられた「熱田分校」です。
正面の樹は楓のようなので、紅葉の季節はどれほど美しいのでしょう?
この記事はこちらでもご覧いただけます。



さてどんどん進みます!


絶景⑤  鉢伏山周辺からの小代地区俯瞰
冬は豪雪となり、永きにわたって陸の孤島と呼ばれていたそうですが、本当に美しい里山、山村です。
アスリートの方には「みかた残酷マラソン」の舞台としてもお馴染みですね。

林道をさらに進むと・・・

天空の広場に到着!

絶景⑥  鉢伏山周辺

今日は少し残念ながらこのハイライトステージに来た時に限って雲が多くなりました。
それでもこの圧倒的なスケールはお分かりいただけることでしょう。

番外編:好きな木かげベストスリー「とちのき村展望広場」
こちらは紅葉樹に包まれ、緑溢れる空間です。
これら三つの木かげですが、どれもほとんど他人に出会う事なく独占できるのも、但馬ならではかもしれません。

八反の滝を過ぎて野間峠の途中にあるアマチュアカメラマン御用達の場所。


絶景⑥   通称:野間のイヌワシポイント

今日も1台のハイエースにお乗りの方がおられたので、こちらから話かけてみると、なんとかつてはWR250Fにお乗りだったそうな同年輩のおしゃれな方。
リターンしたいとしきりにおっしゃるので強く勧めておきました。
そう言えば、以前に高山長さんがこの場所で話をされた方もオフロードバイクを乗っておられたとか。
カメラ好きとバイク好きとは、何かしらの共通点があるのでしょうね。

番外絶景:棚田編
「西岡の棚田」と前述の「うへ山の棚田」と並ぶ、いや有名度で言えばこちらがメジャーな「別宮の棚田」です。
手前の区分を休耕しているのがなんとも残念ですが、田植え時期には水面に映る『逆さ氷ノ山』が人気です。

お次はこちら、ススキの穂もそろそろ開いてきました。
赤トンボもたくさん飛び回っています。

絶景⑦ 東鉢


果てしなく続く山並みが美しい場所で、このブログでの登場回数はトップかもしれません。

今日は終盤に向けて雲が増えましたが、広い空を流れゆく雲を眺めているのも悪くない、そんな気分にさせてくれます。

東側はまるで空へと飛び出すカタパルト。
そう、まさにこの場所は以前はよくパラグライダーのテイクオフとしても使われていたそうです。

木陰ベストスリーのラストはこちら、「東鉢の三本松」


ところで今日はいろんな出会いがありまして、先ほどのイヌワシカメラマンの方もそうですが、ここから次の目的地に向かう途中でグループメンバーのY・まこっちゃんとバッタリ遭遇。
さらに轟安井林道の入り口に2台のBMW・GSを停めておられたお二人と会釈だけ交わしましたが、夜になってSNSへのコメントでブログ読者の方だったということが分かりました。
あーやっちまった、止まってお話をしておけばよかったなあ。

さあ、残りの3つは同じエリアに固まっています。
え、手抜きかって?・・違いますよ、それだけ変化に富んだ素敵な場所なんです。
その名は『杉ヶ沢高原』・・と言っても蓼科とか軽井沢みたいに華やかな場所とは正反対の、人里離れた大根畑が広がる台地です。
おしゃれなカフェなど微塵もありません!
日本の滝百選で有名な天滝の北に位置する、名付けて『但馬のトスカーナ』


絶景⑧  杉ヶ沢高原耕作地


これは南の方角の画像ですが、北の方角には氷ノ山がそびえ、春先の冠雪をしたその姿が大好きです。

絶景⑨  杉ヶ沢の大(?)草原 


初めてこの時期にここを走ったら、え、こんなところに道があるの!?
と思うくらい草が深くて怖いですが、大丈夫、穴ボコや障害物はありません。
秋の紅葉の季節の銀色に輝くススキの原はまた格別ですよ。

そしてラストは・・・


絶景⓾  杉ヶ沢の森


なんと言いますかねぇ・・とても穏やかで包み込まれる感が素敵な空間なんです。


ちょっと遊んでモノクロームでどうぞ。

というわけで、ざっと1日で回れる範囲での10選でしたが、別に順位別ではなく走ったルートからの並びです。
これ以外にもまだまだあって悩みましたが、それほど但馬は魅力に溢れていますので、多くの皆さんにもその良さを伝えられたら幸いです。
よくご存知な方が読めば、え〜あの林道をスルーしているの?って思われるかもしれませんが、今日はその辺は割愛しています。

さーて帰るとするかと思っていたら、先日まで伐採作業をしていた場所に重機も人も見当たりません。
前々から気になっていたので入ってみると・・・



丸太が多めに敷き詰められているのでアレですが、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。
また次回への課題が出来ちゃったなぁ。


但馬で遊び、但馬で食す、これ愉快なり 8/22 但馬


今年はいろいろとありながら、もうすぐ8月も終わりとなっていきますね。
長梅雨の後の猛暑で、ツーリングを躊躇しているアナタ、そうそこのアナタ!
但馬は12月に入れば雪が降り始めて乗れなくなってきてしまうってこと、本当に分かっていますか?
つまり今シーズンは残りたったの3ヶ月。
そのうちこれからの台風シーズンもあって、全体の1/3くらいは雨や悪天候でしょうから、週イチでしか乗れない場合、チャンスは8回前後ってことですゼ!!
で、この前の冬は例外でしたが、例年GWの頃までクローズです。
近場の温暖な場所で乗るのは冬に後回しにして、さあ今のうちに但馬をたっぷりと楽しみましょう。

ということで今日はソロなので7時スタート、まずは黒田笠波池で定点撮影。
今朝は大きな蛇がいなかったけれど、この先運は良いのか悪いのか?

村岡まで走りこの夏の宿題だった2つの未踏エリアの探索を、今日はやる気ムンムンです。

それは以前にも来た但馬大仏の奥にある廃放牧場の周囲に広がるラビリンス。
衛星画像と地理院地図を照らし合わせると、北側の大きな牧場牛舎につながっているのではないかとの仮説を立ててみました。
つまり、かつては牛舎から放牧場まで、牛たちを移動させていたのではないかと・・・?


とにかくここは立派な支線がたくさんあって、どれもがどこかに繋がっているような錯覚に陥ります。

前回の時は1日の最後だったのでガソリンの残りも気にしながらでしたが、今日は徹底的に調べ尽くします。

しかし行けども行けども・・・・

どこも行き止まりばかりで、斜面の一番下はもうそこに国道が走っていて、バイオマスセンターの建物も見えています。

一番山頂側のルートは途中から急坂のシングルトラックになっていて、トライアル車でもソロではためらってしまう程でした。
でもやはり丸太階段のようなものが残っていたので、ワタシの推理は正しかったのではないかと思います。
ただ仮に到達できたとしても、牧場内に入ってしまったらバツが悪いですね。

結局こちら側はいくつかループでは楽しめたものの、抜けられることは遂にできなかったので、一旦戻って入り口側から反対方向に伸びているルートに入ってみます。

するとどうでしょう・・・

こちらもまた広範囲なラビリンスで、幾分フラットなことがかえって方向感覚を失ってしまいそうでした。
ここはまた、次回の繰越課題として置いておきます。

少し北に移動して、前回発見した歌長林道の繋がりで、さらに北の熊谷まで走れるかどうかの検証です。
黄色のラインがそれですが、青のラインも匂うモノがあるんです。

う〜ん、いい感じです!
途中に表示板があり、ここは歌長峠という名称が付いていたので、もしかすると古道の一種かもしれません。

かなりの期待を持って進んで行ったのですが・・・

う〜ん、残念!
シングルトラックで危険度アップの様相となってきて、ソロではこれ以上はリスクが高いのでギブアップ。
お好きな方がいらっしゃれば、ぜひどうぞ。

二股に分かれていたもう一本の道も耕作放置地に出てそれ以上は進めず。

青の矢印の入り口も後で調べましたが、やっぱりこちらも変態レベル。

でもこんな余禄があるからやめられません。
行き止まりにはダンドボロギクの綿帽子が一面に舞って、おとぎ噺のような世界です。

今日は1匹ゴーグル に激突してきたかわいそうなヤツがいましたが、コイツは目の前の枝に止まってシャッターを押すまでずっとポーズを作ってくれました。

足元に目をやれば、カラスアゲハと殿様ガエルのコラボレーション。

さて、暑い中イゴイゴと未踏エリアの探索で体力も使ったので、そろそろ爽やかなフラット林道を走りましょう。

久斗山を過ぎて池ヶ平林道はスカッとした青空が広がっていました。

もう探索は終わりと言っていた、舌の根が乾かぬうちにまた支線調査。
だって、目に付いたらやらないと気が済まないんですよね〜。


ただひとつ言っておきますが、私のように頻繁に行けるのであれば良いですが、なかなか時間的に行ける余裕の無い人が、メジャー林道を走る以前に探索に寄り道するのはどうかなと思います、気持ちはわかりますけどね。
特に但馬はたくさんの良いメジャー、メインの林道があり、2、3日かけてもすべては回りきれないほどですから、まずはそれらを一通り楽しんでみることをお勧めします。
気が付けばガソリンが足らない・・なんてことも起こりかねません。
最近さらにガソリンスタンドの閉店や日曜日休店が増えているので、その意味でも準備と把握は必要です。

話は戻り、この支線もまずまずの気持ち良さで、大きな展望ポイントはありませんでしたが木立の間からこれから向かう香住漁港が見えています。

本線に戻ると、大陸育ちの軽く爽やかな風が吹き抜けていました。
こんなドライな風を浴びるのはいつ以来だったでしょう。

そして日本海・香住に到着!
今日は特に来ようと思っていた訳ではなく、なんとなく流れでこうなりましたがこれで3週連続ですね。

先週に比べると人混みはすっかりと落ち着き、波も穏やかになって透明度が増しています。
海を眺めるには最高の季節になってきました!
きっと海中も小魚が増え、それを狙う大型魚が回遊してくる頃でしょう。
あ〜釣りがしたい!!

お昼は先週ありつけなかった美味な海鮮丼.。
ボリュームたっぷりで1500円也。
釣り人だけに素性の知れない魚は食べたくはないので、普段の生活では最近すっかりと魚介類が減ってしまいました。
なのでこんな機会があれば逃すことはできません。

4号線で戻る途中で美しい盛りの稲田をパシャリ!

昨年から蘇武三川線からは伐採工事で入れなかった大野林道に麓からエントリー。
予想通り、こちらからならば何の問題もありません。

駆け登る途中には、先ほどの稲田が眼下に広がっています。

中間地点で新たな作業道ができていました。
なるほど、このおかげで入れなかったのか?

大野集落側はやや荒れていましたが、それを過ぎれば路面は大好きな土質フラット!

もうすぐ三川線と合流という地点で大型の木材運搬トラックが停められていて、その向かいには信じられないくらいのスケールで伐採が行われているではありませんか!

入り口側の様子がこちら。
今日は作業員の方はひとりも姿がありませんでしたが、平日ではこちらから入るのは絶対に無理なのでしょうね。
今日はそのまま蘇武岳に向かうのはヤメにして、ピストンで同じ道を下ります。

林道を出て大野橋を過ぎようとする時に、面白そうな道を発見しました!
これ、土手道ではなく『河原道』なんです、スケールが段違いですゼ!!

ヒャッホー、楽し〜!!
一度こういう石がゴロゴロしたところを走ってみたかったのですが、やっとその機会に出会いました。
トラ車であっても、ゆっくり走るよりもある程度スピードを乗せて走るとスムーズですね。

深い淵の色も美しい!
ここ矢田川は鮎釣りなどでも有名な場所でもあります。

ところで拙ブログを読んでいただいているジムニー乗りの方がいらっしゃったら、もしかすると関心が沸きそうな場所かもしれませんが、残念ながらここは四輪では入ることはできません。
もちろんバイクでも大勢で荒らすようなことは厳に慎みましょう。

さてと、後半戦の仕上げ3連チャンへと進み、まずは宮神山田線。
崩落修復の後は多過ぎるバラスに手を焼きます。
誰ですかー、こんなに過剰発注したのは!?

支線分岐路は最初にここに来た時のことを思い出されます。
夜な夜な林道店長さんのブログとバイブルを照らし合わせて、一大決心のソロツーリングでした。

継いで本谷奥線に入ります。
こちら側は新ルートを構築中で舗装化が着々と進んでいます。

ここまでするかっていうくらいなんですが、木材価格低調の中でも但馬の林業は活発のようです。

それでも中間地点を過ぎれば、昔のままの良き雰囲気。

一旦県道に出てから、フィニッシュはお気に入りの用野和佐父線。
季節によっても変わりますが、私的但馬ベストスリーの林道のひとつです。
他の2つは仏ノ尾と中辻肥前畑もしくは栗ヶ尾となります。

ここでもちょっと支線探索を←まだやっってんのかい!

あ〜これですね!ある方のブログで見た風景です。
もう少し空がすっきりとしていたら、さらに絶景だったでしょう。

『まぼろしの池』は悪い予想通りにただの湿地帯になっていました。
写真を撮ろうとするとクロメマトイ(ヒゲブトコバエ)かブユが猛烈にまとわりついてきたので、ほうほうのテイで逃げました。
なにせ今週は我が家でアブに刺されて左腕が腫れ上がっていて、これ以上の虫刺されはゴメンです。

チカレタ〜、でも今日も楽しかったな〜!
来週こそはオールフラットで1日爽やかに走ろうかな?
でもあの大物をそろそろなんとか解明しないとなぁ・・・。