苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

但馬の滝巡りと林道ツーリング 10/1 小代〜広留野

今日のメインテーマは「但馬の滝巡り」
サブテーマは支線探索は行わず、慣れたルートをしっかり走るという2点です。
ただし滝には1ヶ所を除き条件付きで、あまり道路から歩かなくてもアクセスできるものに限ります。


朝6:35出発し舞鶴道〜北近畿豊岡道といつものルートを進みますが、今朝のロードサイドの気温計は11度!さぶっ!!
おまけにこの地域特有の濃霧が出ているので、まるで小雨のようにゴーグルを濡らします。
来週からはオーバーパンツを履こうかなぁ・・


八鹿ICで降りてまずはいつもの場所に。

まだすこーしだけ雲海が残っていました。
朝日を見ることができたらさぞや綺麗なことでしょうが、そうするためには3時には家を出なければなりませんな。
瀞川氷ノ山林道から野間林道を下りますが、
ススキの穂が垂れてきて道をふさいでいます。



下りきる少し手前のコーナーの先にあるのが新屋八反の滝。

ここ以外にも八反の滝という名前のものは多いのですが、八反(一反=約12.5m×8)という滝の高さを表した為と思われますが、あくまで語呂が良いためにアバウトに付けられたのでしょうね。
とちのき村からR482に下る途中、

こんなかわいい看板があります。
実際・・・

これはこの先の道ですが、見事な雄鹿クンをカメラに捕らえることができました。
オフローダーの皆さんには常識ですが、そうでない読者の方々に説明しますと、だいたい1日走っていると5〜6回くらいは鹿と遭遇します。
人里にもどんどん進出してきて農作物の被害は甚大だそうです。
見ている分には本当にかわいらしく美しい動物なのですが・・・


佐坊から入るのはいつもの鉄板林道「仏ノ尾線」

佐坊側はさらにススキが多く、ゴーグルとヘルメットの隙間からパチパチ顔を叩かれて痛くてたまりません⤵︎
いつもは大照林道に出てそのまま直進ですが、今日は右折して久須部渓谷に向かいます。

「滝見亭」の案内に従って行くと行き止まりになり、その先にあるのが要滝と三段滝。

ここは初めて小代を訪れるきっかけになったところで、とてもすばらしい滝です!
ただなぜか頻繁に近くを通っているのにもかかわらず、再訪したのは久しぶりでした。
やっぱりいいなぁ・・・滝の写真は難しく、なかなか迫力や美しさを表現できませんが、ぜひおすすめの場所です。


さて、冒頭で今日は支線探索などしない!と宣言しましたが、唯一例外はこの先にある久須部渓谷の遊歩道です。
なかなか情報が無いのですが、終点になる吉滝キャンプ場から簡易舗装されていたような道は以前確認しました。
なので割合と気楽に入っていきました・・・がっ!

おっ、ダートですね・・

先ほどの滝の上流です。


しかし問題はこの先、とんでもなくヌタヌタだったり、ガレていたりと予想とはかけ離れた状態。
何度も歩いて先を確認しながら、実際は3〜4kmでしょうか、もがいていたので画像を撮る余裕も無く・・・

やっと展望の良いところに出ると朽ち果てたベンチ。
これって今日の「廃」?
そしてキャンプ場のこの場所に・・・

出ます、疲れました💦
このキャンプ場は360度の展望がきく天空のキャンプ場として、また「みかた残酷マラソン」の最高高度地点としてもお馴染みです。
いやしかし、ここに出た時は本当にホッとしました。
ここは遊歩道なんてものではなく、「久須部渓谷林道」と拙ブログでは認定させていただきます。
ドライになればそこそこでしょうが、かなりおすすめできるルートです。
ただシーズンによっては登山の方なども多いかもしれません。
夏場はヤマヒルの巣窟でしょうが。


ここからしばしリエゾン(移動)区間ですが、いつもの柤岡(けびおか)高原で・・

「今日のウシさん」です。
最近知ったのですが、こうして放牧されているのは繁殖牛だけで、のんびり楽しくストレス無く育てられているそうです。
他方、牛舎に入れられてほとんど外には出さず、厳しく栄養管理されているのが食用牛とのこと。
う〜ん、たしかに霜降り肉はおいしいですが、見方を変えれば運動不足のメタボということはこれからも明らかなんですね〜。


そして今年4回目の中辻肥前畑線に入り、いつもの広場で昼食、休憩。

今日は予報に反して薄曇りが続きました。

初めて見る紅葉のはしりです。

中間地点から肥前畑にかけては重機が入っており、先日の台風被害は修復されていました。
たぶんこの地点はかめはめはさんが先週ブログにアップされていた場所では?

ここはいつもの撮影ポイントですが、空が暗いのでイマイチです。


崩落通行止め地点を抜けて舗装林道「畑ヶ平線」に入ります。
ここは10kmほどの細い峠が続きますが、道のすぐ脇に幾つか滝があります。

弥一滝、お面ヶ滝、亀滝と続き、最近とても人気だそうなこの滝も!

しかしこの猿壺滝(さるぼのたき)はエントリーが大変だそうなので、次回にSGW滝とセットで残しておきます。


「今日の巨樹」奇樹?  ノーコメント・プリーズ!


ゴホン、繫いで「扇ノ線林道」

5月に走った時に比べるとやはり幾分荒れています。

ワタシはまだ走ったことのない「東因幡林道」はチェーンと鍵でしっかりと封鎖されています。
ただ工事告知板を見ると間伐のため29年11/30まで通行止めとなっています。
高山長さん、林道店長さんイチオシの林道、来年になれば通らせてくれたら、先日探索に行った森林鉄道跡にも必ずたどり着けるのですが・・・
その先、間伐作業のトラックが多く通るためか、路面の荒れたところに鉄板があちこちに置かれているのでご注意を!


ふるさとの森公園に出て広留野高原を目指し、本日最後の滝は・・・

先日は若桜側からエントリーし、その美しさに感動した諸鹿渓谷ですが、なんと後から調べたら「日本の自然百選」のひとつでした!
そしてその上流にある諸鹿7滝のメインが大鹿滝です。
ここは入り口からの下りが短いながらも結構ハードとのこと・・

オフロードブーツはあまりに重く歩きにくいです!まるで鉄ゲタを履いているようです。

道幅狭く、階段、急斜面、キャンバー、倒木などで歩きにくく、もうワタシの大腿四頭筋が悲鳴を上げています。
やっとのことで下りきると・・

いや〜、ヘタクソな腕前の画像ではなかなか伝わらないかもしれませんが、かなりの迫力と荘厳さです!
まさに絵に描いたような滝らしい姿で滝壺も美しく、周囲の岩盤も神々しく感じます。

下流のこの渓を下ると他の滝に行けるそうですが、これはもうオフローダーの装備ではどうしようもありません。
またいつかチャレンジしましょう。
そして帰りの登りはもうヘロヘロ・・・

本当に美しいブナの森ですが、今度はハムストリングスと大臀筋があきまへん!
心肺にも久々に高強度の負荷がかかって、登り切った時には目眩がするほど・・・
以前は冬場オフトレーニングで近くのハイキングコースを走ったりしていたのですが、あれから4,5年が過ぎだいぶ体力が落ちてしまっています、たったの530mなのに・・イカンイカン!


この後は途中いくつもある林道には一切見向きもせずに、R29からr48経由で養父ICに直行して5:40帰宅。
途中、脚がつりまくり・・・今夜もたっぷりストレッチしないと大変なことになりそうです。


今日のコースは「兵庫の滝」さん、「おっ!とっと兵庫」さんの滝ブログを参考にさせていただきました、ありがとうございます。
高山長さん、とっておきの所は残してあるので、紅葉シーズンにでもぜひご一緒しましょう!


本日の走行距離 423.8km

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