苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

絶景ハンター・紅葉の岡山を行く! <前編> 11/11 鏡野町


オフロードバイクの楽しみは人によりいろいろあるかと思いますが、ワタシの場合は自然を楽しむことに比重が多くかかっています。
愛車CRFには派手なデカールが施されているためか、「走り屋さんですか?」と言われること度々ですが、いーえ全く違います。
今の楽しみ方ならば、むしろトライアル車の方がぴったりだと自分でも思うのですが、諸般の事情で叶いません。


さてさて、この週末は本当に良い天気で小春日和という言葉が完璧に当てはまりましたね。

SNSにあったものですが、これもまさにピッタリ!
今回は岡山県鏡野町周辺の紅葉ツーリングと林道調査です。

去年にも一度来たことがある「越畑ふるさと村」ですが、それは思いがけない発見でした!

この時も紅葉目当てで、最初の目的地は近くの奥津峡だったのですが、これがとんでもなく大外れ。
なにせ安っぽい提灯がずらりと飾られて、自然の美しさはぶち壊し・・・
大型バスで団体客がわんさか来るような場所は、全く興味が湧きません。
がっかりして次に訪れたのがこの場所なのですが、それもたたら記念館(昔の製鉄所)を見たかったからであり、モミジが見られるとはまるで知りませんでした。

今回、対岸の香々美湖周回路から入ったのですが、遠くからでもその美しさには鳥肌が立ちました!
前回は曇りがちの天気だったのですが、この日の快晴の下で見るその風景は夢のようです。

ネットで調べると一週間前には紅葉まつりが行われていたそうですが、この時8時過ぎには地元の方がひとりでお散歩をされているだけ。

自宅からこのまでは160km、ちょうど先週行った但馬牧場公園と同じ距離になります。
まあ、高速料金は1.5倍ほどになりますが、それでも2時間ちょっとで来ることができるこんな場所がもし関東近郊にあれば、きっとここもすごい観光客の数になるでしょう。

頭がボーッとするほど美しさに酔いしれて、夢中でシャッターを押し続けます・・

レッドカーペットがさらに美しさを引き立てますね。

ここにはかやぶきの古民家(カフェも営業)もあって、周囲にはドウダンツツジの紅葉も見ることができます。

遠景です・・、彼方に見えるのは角ケ仙・・良かった〜!ここはぜひ毎年来よう。

その北側に少し気になる道があるのですが、今回は入り口まで。

周辺案内図


林道美作北線(舗装)を倉見方向に進みます。

その道の左右に気になる作業道が数本ありましたが、その中の1本に入ってみます。

悪くはなかったエントリー区間ですが、すぐに怪しげな雰囲気に・・・撤退します。

本命に再エントリーします。
この辺り「巨木の森モデル林」という名が付いているのですが、バイブルによるとこの道は「火方林道」だと思われ、去年に続いて2度目です。
前回は途中ですすきに覆われて完抜けは断念しました。

この林道の美しさ、南側から入っての数キロは群を抜いています!
もうまさに、どストライクなワタシ好み・・・

この分岐は・・右だったかな?

この森はだいぶ落葉が進み、「裸樹」が美しく目を癒してくれます。

そしてふかふかのカーペット路面・・・たまに石や小枝でドキッとさせられますが。


人工的に植えられたモミジではなく、自然に成長したそれも、またそれなりに美しい!


ところが高度を上げるにつれ、この林道はガラリと表情が変わります。

去年よりすすきは枯れ始めているので多少はマシですが、それでもやはり路面が見えなくなり、深い流水溝が牙を剥き始めるのです、道らしきものは続いているのですが・・。
う〜む、やはり攻略するには草の少ない春に来るべきですねぇ・・。
まるでつむじを曲げたら取りつく島もない、厄介な女性のようです。

美しいすすき野原を眺めつつ、県道に戻り倉見のT字路を左折。
かつてはダートパラダイスの「根知遠藤林道」と呼ばれながら、今では素晴らしいワインディングロードとなった道を恩原高原に向かい北上します。


Coming Next・・・・




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