e-MTBで氷ノ山登頂チャレンジ! 7/19
電動アシストの自転車というと、ほとんどの人がママチャリタイプのものを思い浮かべると思うのですが、スポーツバイク(自転車乗りは自転車をバイクと呼びます)のそれはもっともっとパワフルで長距離も走れます。
なかには『アガリのバイク』なんて言う人もいますが、いやいや欧米では単独カテゴリーのレースもあり、新たなスポーツとしても定着していて、これまでに無い乗り物のひとつとも言えるのではないでしょうか。
そんな電動アシストのスポーツバイクの中でも、e-MTBはその特性を活かせるカテゴリーで最近では近くの六甲山などの登山道を走る人も多くなりました。
氷ノ山でもエンジン付きバイクやスノーモビルは禁止されていますが、自転車は禁止されてはいません。
当然のことながらマナーやルールは絶対に遵守しなければならないことは、僕自身ハイカーの端くれでもあり、十分に理解はしているつもりです。
以前にこのエリアの登山ガイドを長年されている方ともお話ししましたが、中には違和感を持っている人がいるかもしれないけれど、僕らは好意的に見ているよとおっしゃってくださいました。
さて、そんなe-MTBはTOM'Sが取り扱っているFANTICのものを試乗させてもらったこともあり、僕自身としても以前から欲しかったのですが、なかなか資金不足で実現できませんでした。
ところが最近、宍粟の道の駅など数カ所でモンベルブランド・シマノ製のe-MTBが、リーズナブルな料金でレンタルできることを知ったのです。
ならばとさらにリサーチすると、MTBライダーに人気の氷ノ山坂ノ谷登山ルートがあることが分かりました。
もうこりゃ一度行ってみるしかないでしょ!
集まったのはいつものメンバーの中でも普段から自転車にも乗っている3人と、穏やかフラットメンバーの1人と僕の計5人。
M野さんは自らのトレーニングを課して自己所有のノンアシストです。
KJさんはTOM'Sで購入したFANTICを所有しているのですが、親戚の方に貸出中ということで、今回は同じレンタルを利用です。
4人が借りたのはこのモデル。
モンベル・シャイデックというバイクですが、カタログスペックで見るとHIGH(パワフル)モードで95km走れるとありますが、ノンアシストの倍ほどある車重22kgというのがちょっと不安です。
走り出すとe-MTBに乗るT橋さんやS川さんは『ウッヒョー!』と奇声をあげるくらいパワフルです。
ダート路面に入ってもその感覚は薄れず、アスリートM野さんも流石に遅れがち。
僕自身20年ほどのバイク歴(自転車)がありますが、もう10年以上まともに乗っておらず不安もありましたがまずまずな感じ。
やまめ茶屋から5kmちょっと瀞川氷ノ山林道を走ると『坂の谷登山口』がありここからは登山ルートになります。
最初は植林杉のエリア。
いきなり結構な登りだったので、それを避けて作業道を走りました。
それを過ぎるとブナの森に変化します。
朝方に降った雨が地面を濡らし、それほど太くはない木の根がツルツ滑り思うようなライディングができません。
エンジン付きのバイクならばなんていうこともないギャップでもかなりのテクニックと慣れが必要なようです。
クランクさえ回していればパワーアシストがかかるのですが、それが意外と難しいのです。
『熊の大杉』って枝の上にでも熊の巣があったのでしょうかね?
走れるところは気持ちが良いのですけどねー。
先をゆく3人組は乗車率が高かったようですが、僕は降りて押すことが多くなり体力がみるみる削られていきます・・。
春はスズコの山菜採りで賑わう根曲り竹に覆われたエリアになり、分岐点から三の丸を経由するはずが、若桜方面にしばらくミスコース!
このアップダウンの激しい区間で、さらに僕の体力バロメーターはダダ下がり。
元気な3人はそれでも山頂に向かってかっ飛んでいきます!
三の丸と山頂の距離は2kmほどなのですが、その前に立ちはだかる斜面に僕はついにギブアップ。
KJさんが乗るバイクにはマシントラブルが発生して、パワーアシストが効かなくなってしまい2人で他のメンバーが戻ってくるのを一緒に待つことに。
大ゴケ1回とポテゴケ数回で打撲あり、それに押しが続いて乳酸が溜まり両脚はヒクヒク攣る寸前をドーピングで誤魔化しています。
悔しいけれど、この頃には雲も無くなりガスも晴れて絶景が広がってきました🎵
戻ってきた3人に聞くと、やはり山頂手前はかなりの斜度で、しかもガレていて大変だったそうですが見事にミッションコンプリートでした!
両端の2人はルーザー、中の3人がウイナーです。
帰路は殿下コースの激坂を降り、瀞川氷ノ山林道を往きの時より長く走ります。
いつもよく写真を撮る切り通しポイント。
何度も走っている馴染みの林道でも、自転車で走るとまた違った良さを感じられました。
最後の最後でS川さんがパンクするというアクシデントもありましたが、みな無事にデポ地に戻りバイクを返却しました。
規定の5時間プラス1時間ほどオーバーで延滞金が発生してトータル5000円。
高いと思うか安いと思うかはその人次第でしょうが、僕は十分にリーズナブルと感じて存分に楽しめました。
(参考までにアップ神鍋のダウンヒルコースでは、コース代1日4400円とレンタル料10000円かかります)
山頂付近は涼しい風が吹きじっとしていると寒いくらいでしたが、下界に降りるとやはり暑くて、はが名物のリンゴソフトクリームが五臓六腑に染み渡ります🎵
とまあ、そんなe-MTBツーリングは残念な部分はあったもののとても楽しく終わりました。
今回はいきなりハードなルートを選びましたが、この周辺エリアにはもっとたくさんのフラット林道や穏やかで絶景な登山道もあるので、それを楽しむのも大いにアリだと思います。
ちなみに今回利用した道の駅はがの担当者は、とても親切で良い方なのでおすすめです。
資金に余裕さえあれば自分でも1台所有したい e-MTBですが、その思いはさらに強まりました。
あ〜物欲が止まりません・・