晩秋の但馬 色彩の宝石箱 11/14
ここ数年、一年の中で最も楽しみの紅葉フォト撮影は岡山県鏡野町を優先して行ってきました。
しかし昨年の台風被害が大きく、また今年は色付きのピークが遅くなり、休日とのマッチングもままならず諦めてしまいました。
あのエリアには数箇所、僕のとっておきの場所があって、しかもほとんど知られていないのが魅力なのですが・・。
とにかく春の桜と違って、紅葉を撮るのはそのタイミングが難しくいつも悩まされます。
でもそれが上手くマッチングできた時は本当に嬉しいのですよね🎵
今回は有給の休日を変更して、平日木曜日に但馬に向かいましたが、さて。
最初に訪れたのは養父市の山中にある、かつて養蚕が盛んだった頃に桑の木の棚畑として広がっている場所です。
ここは春は野生的な桜の樹が見事な景色を織り成し、知る人ぞ知る場所なのですが、秋の季節には誰にも会ったことがありません。
しばしキャプションなしで画像を並べておきます。
全体ではまだ紅葉ピークの半分くらいでしたが、見栄えの良いところで撮ってみました。
前にも書きましたが、今年の猛暑のせいか葉に斑点ができたり、焦げてチリチリになっている木が少なくありません。
この建物はかつての作業小屋だと思います。
お蚕さんのご飯となる桑の葉をここで分けていたのでしょうか。
そして今日はずっと探していた、この隣の林道に繋がる可能性があるルートらしきものを見つけました!
反対のその林道側からは少し入ったことがあるのですが、ソロではやや危険な区間があり、こちら側のどこに繋がっているのかわからなかったので保留にしていました。
しかし今回こちら側の出入り口らしきものを見つけたので、また来年にでもグループでチャレンジしたいと思います。
その時はまたいつものメンバーの皆さんヨロシクです。
2時間以上かけてゆっくりと気の済むまで撮影を終えてからバイクを一旦トランポに積み、やって来たのは今日のランチ『ごはんや・但馬長寿の郷レストラン』です。
ここはその存在を全く知らなかったのですが、県立の施設で主に研修などに使われているそうです。
それにしても広大で美しく手入れされていますが、訳のわからない展示場などあって、税金の無駄遣いのような気も・・
これもまた先代の県知事の負の遺産と言えるのでは?
あ、県知事選は斉藤候補に期日前で投票しました。
あのおねだりやパワハラは、既得権を貪っている県議や職員たちのでっち上げだったと判明しました。
こちらはレストランの店内で一番乗りです。
明るく広々として、10人以上の団体で来ても良さそうです。
ここは知り合いのジモティ君に教えてもらいました。
おすすめはチキン南蛮だそうですが、稀少な八鹿豚を使った大好物の角煮定食があるそうなのでそちらを迷わずに注文。
お〜珍しく中華の角煮トンポーローのように皮付き肉です🎵
しっかりと皮目を焼いて香ばしさがあり、プルプルトロトロの美味しさ!
もう少し甘さを控えてくれても良かったのですが、いやいや予想以上の味でした。
だってこんな公営の施設の食堂って、あまり期待できないところが多いじゃないですか。
調理場をチラッと覗いたら、女性スタッフばかりで頑張っているようでしたが、これは良いところを教えてもらって感謝です。
そこからいつもの神鍋高原に移動して、この時期特に美しい羽尻線を走ります。
ダイナミックな展望ポイント。
廃業したスキー場のゲレンデ跡ですが、たまにパラグライダーなどのテイクオフにも使われているようです。
この道は現在工事中で抜けることは不可能なので、ここで折り返します。
そのゲレンデの麓エリア。
そしてお隣の万場スキー場の間を登る神鍋蘇武林道。
さらにその隣の奥神スキー場。
舗装林道妙見蘇武線と繋がる三川線と並行に伸びる稜線。
この時期はトライアル車ならば楽しめる場所がいっぱいです♪
それにしてもどこも下草が少なくなっているのは、おそらく鹿さんたちのお腹に入っているからなのでしょうね。
ちょこっと寄り道して白菅山林道。
この山のブナ林の美しさは別格です。
再び三川線からの雄大な眺め。
いつも思うのですが、近年の造林植林の推進事業が無かったら、どれほどより美しかったのでしょうか。
ここも小城分岐で引き返し粟ケ尾林道。
ここもいいとこ取りをして途中でUターン。
なにせ航続距離が短いのでその点は苦労します。
先週と同じ蘇武岳展望台から。
金山峠の手前から耀山ワンダーランド。
国道9号線に降りて村岡御殿山公園。
蘇武岳トンネルを抜けて神鍋渓谷公園一ツ滝。
そして最後は神鍋山。
11月も半ばだというのに寒さをほとんど感じず、青空とウロコ雲が初秋のような1日でした🎵
でも今年も残りあと1か月半となり、この先週末の天気予報が悪いので、但馬でバイクに乗れるのはもう1回あるかどうかなのかもしれません。
でもたとえこれが今年の最後としても、とても満足できる1日であり、1年の締め括りとしても悔いが残らないシーズンでした。
まっ、雪が積もればまたスノーシューで楽しみますけどねっ!