復活の9月スタートします 9/7
1ヶ月ちょっとのご無沙汰でした。
お盆の直前に酷い頭痛が出て、鎮痛剤を飲んだら右の頬から顎にかけて発疹が出たので、これは薬疹かなと思い医者に行くと帯状疱疹との診断。
最近お友達のYちゃんもそれで入院するし、自分自身でも気をつけてはいたのですが、ついにやっちまったという感じです。
とにかく頭痛が2週間ほど治らず、夜もまともに眠れないうえに扁桃腺炎が追い打ちをかけるというズタボロ状態。
そんななか、初めてお世話になった近所の皮膚科の先生が、とても優しくお美しい方だったのが唯一の救いです。
そんな訳で久しぶりのバイク、まずはのんびりと美しい景色の場所だけを巡ろうと、いつもの神鍋高原駐車場に行けば、いつもの仲間たちがやっぱり集まっていました。
しかしその仲間たちと一緒に走れば、ヒーヒー言うのは間違いないので、僕はソロでスタート。
まずは一番近い万場から。
なんと言っても神鍋はスタートして5分以内にいくつもの林道があるのが大きな魅力です。
少し標高を稼いだだけで空気も爽やか。
すでにススキの穂が伸び始めていました。
バッタ(イナゴかな?)の体色も秋色に染まっています。
久しぶりでライディングの感覚はどうかなと少し心配でしたが、思った以上に違和感も無いのでひと安心。
ま、どっちにせよそんな速くは走れないのですが。
妙見蘇武岳線に出て金山峠方向に進むと法面と舗装工事をしていましたが、土日はお休みで通れます。
羽尻線も工事中という情報を聞いていたので確認する前に、入り口から分岐している支線のチェック。
ここはすぐに行き止まりですね。
羽尻線フラット区間のヘアピンは資材置き場になっています。
そしてその先で完全に通行止め。
別動のお仲間たちも反対側から行ってみたそうですが、やはりここで断念したそうです。
秋の紅葉の季節はとても美しいこの道ですが、少なくとも今年いっぱいは難しそうですね。
引き返す途中に脇道に入り森林浴。
このエリアの森は本当に素敵です。
妙見蘇武岳線を名草神社方面に向かう途中、数年ぶりに作業道大栃谷線に入ってみました。
ここはちょっと面白そうな情報を得たので、次回のルート開拓に使ってみようと思っています。
ここに来たのは思えばオフロードを始めた頃以来ですが、こんなに良い雰囲気だったかなと再確認、期待が持てそうです。
そんなことをしていたらあっという間に時間が過ぎ、早くお昼の目的の場所に行かなければと焦ります。
でもここだけは寄っておこうと耀山ワンダーランド。
春先ならばいっぱい遊べますが、この時期は草が茂って無理なんですよね。
ひたすら舗装路で移動して、なんとか開店直後に間に合いました。
注文したのは『ノドグロの塩焼き定食』!
身はもちろん、皮もヒレも、何度食べても美味いの一言。
その店に後からお仲間のMondoさんとWR仲間のせみまるさんがひょっこりと現れました。
きっと僕も来ているのではと読まれていたそうですが、見破られましたね。
香住での食後の休憩ポイントを知りたいというので、三田浜までご案内。
突堤の撮影ポイントも教えて、Mondoさんちょっとビビりながらパシャリ!
その後、三田浜裏のショート林道から、船越峠の途中にある久斗山林道入り口までアテンド。
ただ残念ながら、土日は伐採作業お休みかと思いきや、稼働中だったそうですぐに引き返さねばならなかったそうです、ごめんなさい。
僕は東に移動して、柴山裏の作業道へ。
ここも開通当時から比べると、走ってくれる人が増えたのでだいぶ楽になりました。
ルート的に言えば、その流れで廃校前から桑野本へ抜けるのが本命ですが、どうしても平家落人の遺構がある奥佐津が気になって再度訪れてみましたが、やはりまだあの大崩落は手付かずのまま。
諦めきれずにバイクを降りて確かめてみるも・・
どう考えてみてもこのザレザレキャンバーを横断するのはリスクが高すぎますね。
上を見上げても、いつ落石があってもおかしくはない状態ですし、この先も同じように崩落している箇所があるかもしれません。
この若山林道、昔は土生集落まで抜けられたという話もあるのですが、もしかすると但馬に残された最後の難関、歴史ロマン溢れる大物林道かなと。
災害復旧予算は付いているということなので、今後に期待したいと思います。
三原から床瀬に抜ける舗装林道の途中にある作業道も気になってちょっと寄り道。
なんだかんだで、景色の良い場所を巡るはずが、結局こんないつもと同じことばかり。
写真を撮ろうとしたら、その傍に白いキノコの群生が。
テングダケの一種でしょうか?
なんにせよ下手に手を出すのは危険なのでそっとそのままで。
ポツポツと雨が落ちてきましたが気にならず、むしろ雰囲気はしっとりと良い感じ。
その流れで、これも以前から気になっていた場所に。
距離は短いのですが、ダートから不明瞭な道となりやっと辿り着けました。
こんな山奥に室町時代の遺構が残っているなんて、とても不思議な空間です。
かつては深山幽谷を彷彿させる池泉庭園だったとありますが、石碑や石垣が残っているだけで、往時のその様子を窺い知ることができません。
一角では素晴らしい風景が広がっていましたが、雨雲で霞んでいたのが少し残念。
地面にはイガ栗も落ち始め、ここでも秋の訪れを感じます。
ただ湿地帯のような場所もあり、マムシが出そうだなと思っていたらビンゴ!
オフロードブーツを履いているので、そんなに怖いことはないのですけどね。
その後は珍坂トンネルの旧道と思しき道のリサーチ。
もう草だらけで取り付く島も無くすぐに撤退しましたが、あたり一面山椒の香りに包まれて幸せな気分。
最後に行った小道は女郎蜘蛛が次から次へと巣を張っているとんでもない道で、ヘルメットから顔面も、そしてバイクも蜘蛛の巣だらけ!
粘り気があり、とても丈夫な糸なのでまとわりついて取れません。
まあ毛虫とか蜂のように、刺されたり噛まれたりする心配がないだけマシですけど。
しかしなんでこんな道ばかり走っているんだろうと、自分でもおかしくなりましたが、どうやらアブノーマルが自分の中でノーマルへと変化しているのでしょうか?
トランポに戻り別動のお仲間たちとそれぞれの1日を面白おかしく語り合い、帰路の途中で道の駅に寄ると、巨大なスイカが売っていました。
20kg近くありそうですがなんと8000円ですって!
ハロウィン向けの大きなカボチャも6000円、買う人いるのかな?
さあ、まだまだ都会は暑いですが、山は確実に秋に向かっています。
バイクシーズンは残り3ヶ月、いっぱい楽しみましょう🎵
追記:
今日の復習で林道検索をしていたら、奇跡的にあの伝説のサイトが復活して現れました!
僕がバイブルとして崇め、とても参考になったあの『鳥取周辺の林道NAVI』です。
以下全部をコピぺしてみてください。
兵庫、鳥取、岡山の林道地図が閲覧できます。
各エリアの青い文字をクリックして、それぞれのページをスクロールして、一番下にある<MAP>をクリックすると地図が出てきます。
https://yz1040.net/3tb3y5/鳥取林道NAVI/鳥取周辺の林道NAVI.htm