苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

6月の蒼い空、但馬の高原巡り 6/3

まるで梅雨末期のような大雨が過ぎ、この週末は心地良い天気。
だから言ったでしょ、本来の梅雨はまだこれからですって。
ともあれこのところ続いていた、平日晴れて週末雨のパターンは崩れてくれてやれやれです。
ただ起きてみるとなぜか頭痛が少し・・まあ気にしないでいきましょう。




走り出して10分ほど、ふとスマホを忘れたのを気がついて、トランポに引き返してリスタート。
大丈夫か、今日の自分?
柤岡高原を過ぎて照来高原(てらぎ)の放牧場の前を通ると、気品に溢れた?但馬牛たちとご対面♪
なんたって馬で言えばサラブレッド、世界でも最高級クラスの牛ですから。


最初は近寄って来られるとビクビクもんでしたが、本当に穏やかで目が可愛い!



一度体を撫でてみたいのですが、もしかすると牛さんにとって良くない菌を持っているかもしれないのでそれは御法度。
それにしても牛舎に閉じ込められた状態とは違って、こんな素晴らしいフィールドで暮らせるのは素晴らしいことですね。




まあ決して自然な寿命を全うできるわけではないでしょうが、命ある限りストレス無く過ごして欲しいと思います。



但馬牧場公園から中辻肥前畑林道へ。



いつもの場所は今の時期くらいがベストです。
キャンプをするのも最高に良さそうな場所ですが、夜になったらいろんな動物が現れて賑やかなことでしょう。



前日の雨の被害らしきものはほとんど無く、例年の5、6月と変わらない、ところどころガレが残る程度でしした。



ここは但馬エリア有数のスカイライン林道。
僕の中の自己定義では、こんなふうにこれから先の、あるいは走ってきた道が見渡せるような林道のこと。
ダイナミックさはいつも言っているように表の瀞川氷ノ山林道、裏の中辻肥前畑林道と双璧です。



木陰で暗い区間もほとんど無く、常に空が広いのも魅力🎵



ただひとつ注意するのは鹿がますます増えてきて、衝突だけは気をつけて!
数年前ですが、ここで小熊に遭遇したこともあります。



ここからその先の舗装林道畑ヶ平線にかけては滝銀座で、道のすぐ脇でもこんな滝がいくつか見られます。



抜けてから今日は丁字路を右折して103号線経由で上山高原に。
その手前から大好きな草原界の道🎵




ベリーショートではありますが、雰囲気を楽しめる人にとってはかけがえのないものであると思います。
路面と前しか見ない、ダートの走り屋さんにとっては物足りないかもしれませんケド。



ルートから外れてみると素晴らしい森が広がっています。
ここは松の木も多いのですが、その中でもこれは古老の大樹。
すでに枯れていて樹皮が剥がれているのがかえって大迫力です。




後で調べてみましたが、無理をすれば県道にも抜けられそう。
独りだと心許ないので、誰か一緒の時に大捜索してみましょう。



森を抜けて上山高原。
近年ススキの勢いがやや翳り、シダが多くなっている印象です。
以前はここでも放牧をしていたのですが、最近はあまり見ることが無いのはそのせいかもしれません。




その先の河合谷高原へ。
ここは鳥取県との県境付近です。


エンジンを止めると、カッコーとヒバリ、そしてウグイスの三重奏が奏でられています🎶
お好きな方は動画をご覧になり聴いてみてださい。




バッグからミニ三脚を取り出して自撮りで遊びます。



この時なんと財布をトランポ車内に忘れていることを気づきました・・。
なんでさっきスマホを忘れて戻った時に気づかなかったのだろう?
もーホントに最近は忘れ物が酷くて自分がコワイ。



ま、歳も歳ですから仕方ないかな?
逆に鈍感力が増加して、細かいことを気にせずあっけらかんと生きたいものです。




9号線に戻り、ずっと前から気になっていた作業道を探索します。
入り口は極めて怪しく躊躇するような雰囲気でしたが、意を決して進んでみると道自体はしっかりとしているようです。
このところ探索のスキルが上がっているのを感じていて、以前だったら撤退していたような場面でも、自信を持って行けるようになったきました。
それでももちろん、あくまで過信とならぬ様に慎重に慎重を重ねてじっくりと進みます。



常に最悪のケースを想定しながら、もしもこの場でバイクを置いて脱出しなければならない時は先に進むか戻るのか?そんなことも考えています。
冬場に山を歩いているのはそのための体力作りでもあります。



それにしても、この道かなりいいじゃない🎵



コレ、次のツーリングに使おうかな?



ここまで越えられないような倒木も無く、切ったのはこの細い枝だけ。



初めての道をソロで探索する時はたった1kmが5kmにも10kmにも感じられます。



途中の変化にも富んでいて、鳥取県側に多い赤土質の区間になりました。




そろそろ終点で抜けられるかなと思っていると・・・



決してソロでも抜けられなくはない状況ですがここで撤退。
やっぱりこんなところは完抜けできて独りでガッツポーズを決めるよりも、仲間達と喜びを分け合う方が楽しいものです。
ここは予想以上に素晴らしい探索向けの道でした🎵
最後の部分は残しておいたので、メンバーの皆さんどうぞお楽しみに!



村岡に向かって戻る途中、どうしても諦めきれない但馬大仏裏からバイオマス工場に抜けるルートの確認。
以前から何度も何度も探していますが、どうやらこれが最有力のようで、地籍調査の杭とリボンが続いています。
国道側からは意外なところから入れました。



倒木も多く、斜面の角度もあるので成功確率はかなり厳しいですが、あるとすればもうこれしかないでしょう。



財布を取りにトランポに戻る途中にローソンで買った半額の弁当(豚肉のニンニク醤油)が、最悪の味で半分くらい残しても気分が悪くなりました。
なんだか朝からズキズキしていた頭痛も酷くなってきましたが、走っていればなんとかなるかと思いつつ神鍋高原の名色からのロング林道へ。
途中でいつもの場所から神鍋山を見下ろします。



ここの東側は秘境感溢れていますが、路面は要注意の箇所もあり。




ここを通ると一昨年くらいだったか、ゴムボーイズでの開拓劇を思い出します。


2021年5月のことでした。
ちなみにご存知の方も多いかと思いますが、ゴムボーイとはオフロードライダー人気の、切れ味抜群折り畳みノコギリのことでアリマス。



贅沢を言えば、もう少し途中に景色がバーンと広がっているポイントが多いといいのですが。
その意味で、ここはスカイライン林道ではありません。



しかし東側の金山近く、全体の1/4くらいは踏み固められたバラスのフラットダートです。
一粒で2度美味しいとも言えますね。



妙見蘇武林道に出てから、日影金山、寺河内、そして粟ケ尾といろいろ候補はありますが、体調がさらにイマイチになってきたので、一番楽な耀山ワンダーランドから下山。



よ〜く探すと上から下まで道が繋がっていますが、何回は走ってもいまだに覚えられません。
これから草が伸びてくると、それがもうお手上げ状態になります。



でも天気の良い日には寄らずにはいられない場所。
今日も最後は眼福でフィニッシュとしましょう🎵


追記:帰路に着くとさらに頭痛がひどく、シンドくて眠気も襲ってきたので道の駅まほろばで爆睡していたら、後でkazu OFFROADx HUNTERさんから目撃しましたよ〜とツイッターで言われてしまいびっくり!
次回はどこかの林道でお会いしましょう♪
あ、体調は一晩寝たらすっかりと良くなりました。


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