苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

日本の秋、但馬の秋 10/24 但馬

こうしてブログを書いていてイチバン嬉しいリアクションは、「この前のあの場所に行ってきましたよ〜、ヨカッター!」と言われることと、「同じバイク買っちゃいました!」って言ってもらえることなんですよね ♫
熱心な読者のおひとりである倉敷のりょうじさんなどはついに同じSHERCOを手に入れて、毎週のように遠くから来られて但馬を走られているので、彼がもし女性だったらカノジョにしたいくらいです。


今回乗っているBETA RR4T125 LCは今年からほぼフルモデルチェンジに近く、キャブもインジェクションとなってもしかすると兄貴分よりもかっこいい?デザインになっています。



そしてもう1台のSHERCO TY125はClassicからAdventureに名前が変わりましたが、こちらは細部の変更のみ。





ツーリングには欠かせないロングライドキットは現在入荷が困難で、車両本体も最長1年、早くても半年待ちの状態と聞いています。


バイク業界だけではなく、半導体不足などが絡んでどこも大変ですね。
僕のお世話になっている京都のトライアルショップTOM'Sさんは、このモデル(SHERCO)に関しては多くのスペシャルパーツとチューニングを手がけていますが、いつもお店に行くと数台がその作業及び納車待ちでズラリと並んでいます。(これに関して日本一の販売台数だとか!)
いずれもエンジンのベースはYAMAHA(空冷と水冷)ですが、フレームやサスペンションはそれぞれオフロード専門メーカーならではの秀逸さを備えています。
クラッチ系や電装系などに弱点こそあって国産車のようではありませんが、パーツの在庫は輸入元に豊富にあってさほど不安はありません。
『一度特集を組んでくださーい!』といったリクエストもいただくことがあるのですが、専門的メカニカルなことや理論立てて書くのはどうも苦手で、KRAZyウエブマガジンには一度原稿を書いたのですがボツになりました、とほほ。


それでも何かの役に立てれば個別の質問にはお答えしますので、コメント欄からでもメッセージをお寄せください。

さて今回は、いや今回も秋ならではの絶景と旨いものを求めて走ります。
僕のインスタのTLには一足早く、もう海外の素晴らしい紅葉風景が溢れています。


正直この季節はダートを走ろうが舗装路を走ろうがあまり拘りません。
どこそこ林道を何本走ったー!などとは全く縁遠く興味が薄れてしまうのです。
ただ結果として大抵はダートの途中やその先に求めているものがあるからに他なりませんが、やはりオフロードバイクを駆けて、そんな場所を発見した喜びは言葉では言い表せないんですよね。

この日もまずは兵庫県最果て?の上山高原へ早朝に到着。
これもまだ太陽が登りきらない時間帯の光加減で写真を撮りたかったからです。


そしてこの辺りは県内でも最も気温が低いエリアなので、紅葉がそろそろ始まっているだろうと予想していました。
が、しかし予想は外れてほんのうっすらとしか色づいてはいませんでしたが・・


この青空と緑の草原があれば、もうテンションは上がってこないはずがありません。


前日にかなり雨が降ったようで、そのおかげで空気が澄んでいます。


しばしキャプション無しで・・・









この天空の池には特に期待していたのですが、残念ながらここも紅葉はまだまだでした。

古道、左馬殿道の一部にちょっと入ってみてから・・

柤大池は風が無く、良い感じで撮れました。

そこからギュイ〜ンとワープして3回連続して香住港へと。
ここは「海上保安署」があって、今日は海保の船が停泊していました。
やっかいな国がお隣にあって大変でしょうが、日本の海を守る任務、どうかよろしくお願いします。

もちろん目的はこのお昼の定食。
ここは4種類の昼定食があるのですが、まず炙り海鮮丼に感激してからひとつずつ順繰りにいただいています。
今日は干物メインの『焼き魚定食』、エテガレイ、ハタハタ、ニギスの3種が実に味淡い深い!
それと前回もそうでしたが煮付けや小鉢もメインに劣らない味と量。
焼き物無しで「煮魚定食」としたって十分すぎるほどです。


それをこの日はさらに単品で『モサエビの塩焼き』を追加。
ちゃんと目玉と余計なヒゲを取ってくれているので頭から尻尾まで食べられるのですが、その香ばしさと優しい甘さがとても際立ちます。
モサエビはこの地域の特産で、漁獲量が少なく市場にはほとんど出回っていないそうですが、僕の大好物のひとつです。
11月12月は多忙のために店内の飲食はお休みになるそうなので、今年あと一回ここで食べるチャンスがあるかどうか・・

お隣の鎧漁港はこじんまりとした入江。
堤防には多くの人が釣りをしていました、僕もやりたーい!
秋だもんねぇ、一年で最も沿岸に魚が集まり活発になる時期です。


ウエストの調整ベルトを目一杯広げて浜坂海岸経由で戻ります。
2週間前に比べると潮の色が変わってきて、冬が近づいていることを教えてくれます。

竹田甚白細見谷線で南下していきます。
このブログを始めた頃は、そのアプローチやルート全体を詳しく記していましたが、最近はごく稀に、これはと思うものしかガイドブック的な記事は書いていません。
感性だけで突っ走る自分には情緒的な方が書きやすいことに気づかされたからなのですが、実は記事の人気度は「県中央部のフラット林道繋ぎ」とか「氷ノ山パーフェクトガイド」、それに瀬戸内の絶景「岡山の虫明林道」が常に高いランクを占めています。
それに比べエンジニアらしく簡潔明瞭に動画を付けて見事にまとめてある、盟友たらさんのブログは僕とは対極ですがイチ推しです。



同じようにこの日もそのルートを選びました。


舗装林道池ケ尾線の途中で景色のみを撮っていると・・


後から気付いたのですが、画像に何やら不思議な飛翔物体が!
おおっ、これはTV局に売れるかもっ!
・・・と一瞬思ったのですが、アップにしてよく見れば何かの虫だったようです。
それにしても遠近感がどこか不自然???


3年前の台風後から、崩落によって長い間通行止めになっていた池ケ尾林道は、まだこんな看板が残されていますが工事は完全に終わり修復されていました。
ま、それを知って喜ぶのはきっとあの人とあの人、それにあの人くらいなもんでしょうが。

そこからはいつも優しい雰囲気の草太林道。
路面の穴埋めに使われていた荒目のバラスもだいぶ馴染んで走りやすくなりました。
伐採作業も終了したので、支線作業道も次回探ってみましょう。

広い道幅、フラット路面、緩やかなアップダウンと三拍子揃ったここは、テクニックを磨くのにはもってこいの林道で、僕もよくここでリセットします。


草太園地のすぐ下で、こんな感じの良い道を見つけました。
まあどう考えても、たとえ抜けられたとしてもショートでしょうが、ここはまた次回へと持ち越しです。


ラストは大きく移動して杉ケ沢高原です。
実は一旦トランポに積んでから、午後から曇ってきたのでタイミングを見計らってチャンスを待ちました。

雲が切れて沈みゆく夕陽が現れたその瞬間に、急いでバイクを降ろして・・

丘陵地帯なので陽射しが程よい場所を求めて右往左往。



今日もまた、残念ながら夕焼けにはなりませんでしたがまずまずの撮れ高かな。


ススキは今がピーク。
紅葉はこれからの2週間が見頃といったところでしょうか。
ネタが溜まってきた探索部門は今しばらくお休みです。


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