苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

 古道探索と登頂アタック 10/2 但馬

ずっと以前から気になっていたとある古道があるのですが、先日一部区間ではありますが完抜けできそうなアプローチを新たに発見しました。
それを聞いたトライアルライダーのとおるさんが、それならばぜひ行ってみましょうと話がすんなりと決まったのです。
実はとおるさん、以前にその古道をソロでアタックしているのですが、100%完走完抜けとはならずやはりモヤモヤが残っていたようです。(その時は遭難しかけたとも・・)
この日はそれに加え煮過大隊長と、アタック大好きのえでーさんの少数精鋭(僕を除く?)の4人組です。


まずはとっかかりからこんな有り様で、どこが道なのか、季節的にも草が多くて非常に分かりにくい状態です。


かつては殿様が通ったり、麓の村から牛を連れて山上にある草原に行くのに使っていたそうなのですが、もはやその面影などまるでありません。

それでもなんとかルートを探し出して進むも・・


薄い板状に割れる浮き落石に手を焼いたり。

もちろん倒木もあちらこちらに。



道はどこ・・・?

指導標柱がありました!・・・が、これを進めと!?


ムリです、これは完全に登山コースが荒れた状態で、さすがのトライアルライダーでもトップレベルの腕前が必要です。


ま、そもそも成功確率はかなり低いだろうなとは覚悟していたのですが、これではあっさりと断念せざるを得ません。
でも『無理』だと分かっただけでも気持ちはスッキリ、このルートの諦めがつきました。


お口直しにショート林道を抜けて高原へと向かいます。

ここはやはり木漏れ日があるとムードが最高です!


この辺りは標高が高いので、ススキの見頃にはやや早い感じです。

先日新たに発見したエリアでは、より奥まで探ってみましたが・・

う〜ん、思っていたような風景には出会えず。

でも足元を見ると珍しい植物がありました。
ヒガゲノカズラというシダの一種のようで、枝が落ちたのかな?という感じで地面を這っています。

そこから一段下の草原にまた寄り道しました。
とにかく大好きなこの場所、キャプションは無しで数枚の画像を載せておきます。




そこから午後の部には、一旦トランポに積み直して大きく移動します。
目的はとおるさんイチオシのブナの森。

スバラシイ!!!
杉ケ沢の通称『癒しの森』もかけがえのない場所に間違いはないのですが、ここはそれに輪をかけるように、なんと言ってもその植生が美しさを引き立てています。

かつてはこんな森が全国的にも多くあったのでしょう。
それが諸事情で杉や檜に代わってしまい、さまざまな問題を孕んでいます。

ここもまた、しばしキャプションは無しで・・



一旦林道に戻ってさらに奥のエリアに進みます。


その先に素晴らしい尾根道があり山頂に出られるとのことでしたが・・

手前の急坂で大隊長ととおるさんは登頂に成功するも・・

えでーさんは惜しくも失敗!
それを眺めていた僕は白旗宣言でノーチャレンジ⤵️
おふたりもさらにその先の急坂があと少しで登れず、山頂には到達できなかったそうです。
原因は前日に降った雨で滑りやすかった・・ということにしておきましょう。


結局、この日のふたつの目標はどちらも達成ならずで終わりました。
まあ予想を超える成果が出る日もあれば、こんな日もあります。
いや、むしろこんな日がほとんどなので、成功した時の喜びが際立つのでしょう。


最後に◯◯さんが絶景ポイントに登ろうとして、途中で誤ってギアがニュートラルに入り、バックしながら大捲れしたというのを見逃したのはくれぐれも残念です。


そして翌日の日曜は家でゆっくりするつもりでしたが、あまりの天気予報の良さに連チャンで但馬へと!
青空たっぷりのその様子は次回のブログで近日公開します!!


×

非ログインユーザーとして返信する