苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

スッキリとしない1日もたまにはあるさ 9/12

ようやく夏の長雨が終わったと思っても、なかなか休日と晴れの日が一致しません!
これほどミスマッチになると遊びのはずが逆ストレスになってしまいそうですね。
まあ自然相手にグチをこぼしても仕方ないので、そんな中でも楽しみを見つけていきましょう。

まずはいつかチャレンジしたい廃スキー場の下見です。
以前にも一度来たことがあるのですが、高山長さんいわく『但馬最凶ヒルクライム』はエントリー区間から雰囲気たっぷり。
以前よりもさらに荒れているようですが、ゲレンデに出られれば多少は楽しめるかなあ・・。


久しぶりに鵜縄から瀞川氷ノ山林道に向かうと出合川の渓相が美しく道沿いに続いていました。
氷ノ山は本当に水が豊かで、訪れるものを楽しませてくれます。

その途中の古びた作業道に入ってみるとこれまた良い感じ。
地図で見るとループになっているようですが、倒木が点々と現れたのでここはあっさりと諦めます。


まど登山口から伸びる支線を進むと太めの倒木に出会いましたが、逆にここは突破します。
シェルコならばこれくらいヨイショと持ち上げて越すことが簡単にできます。
もちろん?乗ったままでもなんとかイケそうなレベルですが、ソロの時は無理をせず安全を優先です。



それにしてもこんな支線があったとは、今までまるで意識したことがありませんでした。


その突き当たりの脇には、先程の廃スキー場のゲレンデが樹林の向こうに見えています。
ただ画像では伝わりにくいですが、その間の傾斜はかなりのもの。
探した限りでは繋ぐルートも無いようなので、やはり突き抜けるのは不可能なのだろうか?



本線に戻り福定方面に向かいます。



ここは大久保のとある場所。
先日は草刈りをしていて入れませんでしたが、今日は問題無しでした。



びっくりするくらいのオートキャンプのテントと車の数を横目で見ながら、その奥のススキ野原に。




毎年楽しみにしているビロードのような眺めも、もうすぐその季節が訪れようとしています。



野間峠を下る途中で高山長さんとバッタリ!
実はこの日の朝イチにも出会っていたのですが、特に合わせた訳でもないのに再会できて、
いろいろと情報を頂いて参考になりました。
オフローダーにとって情報は本当に大切!!
林道の状況、バイクに関することなどなど、得ることができるかどうかで大きく変わってきます。
もちろんインテリジェンスはギブアンドテイクが基本。
今回もボスの目がキラリと光る情報もご提供しておきました。


さて、今日最も期待して望んだこのルートはこの有り様で・・・



画像中段のやや左にある避難小屋に続く道がこれまでどうしても分からなかったのですが、前日地図を眺めていてようやくピンときたのです。
しかしこの深い藪漕ぎ状態ではソロには厳しい・・
また探索班と共に、あるいは春先の草の少ない季節に出直しましょう。



今テレビにも出まくりの『おじろじろキャンプ場』のさらにその上からの眺めは、何度も書いているように僕の大好きな風景です。



9号線に戻り、コンビニでサンドイッチを仕入れて但馬大仏裏の廃牧場で昼休憩。
その後どうしようかと迷った末に、選んだのは春先にあまりの酷い倒木群に絶望を覚えた寺河内林道。


高山長さんから仕入れた情報では、どなたかが処理をしてくれて通れるようになっているとのこと。
しかしその場に着くとこの有り様・・・変わってないやん


それでもバイクを降りてよくよく見れば、絶妙な処理でなんとかすり抜けられるではありませんか!!
どなたかは存じませんが、大変ご苦労様でございました。



さらにそんな酷い状況はその一部区間だけで、上部の妙見蘇武岳林道に繋がるまでは平和そのもの。



やっぱりここは変化に富んで好きな林道ひとつ、それが復活して嬉しい限りです。



そこで右鋭角の分岐を過ぎて、しばらく先の左手に伸びる新しい作業道に入ってみました。
僕の見立てでは妙見蘇武岳線にできたあの出入り口に繋がっていると踏んだのですが・・



途中に現れた比較的細い倒木をサクサク(本当はヒーヒー言いながら)切って奥へと進むと・・



ブラインドコーナーの先で行き止まり・・ああ・・林道あるあるです。



北上して最後の一本は神鍋蘇武線(通称万場)。



スキー場ゲレンデは最近の傾向に漏れず、オートキャンプ場がオープンして一部その近辺だけ舗装化されていましたが、トータルでは快走路としての存在を維持しています。


この日も空は最後までグレーのままで、抜けるような碧さはどこへやら。
来週こそ台風一過の清々しい風景に期待しましょう!



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