夏が来た! 7/18 但馬
いや〜長い梅雨でした。
前回スッキリとした青空の下で乗ったのはいつだったのかと思いブログを見直してみると、なんとそれは5月28日だったので実に約50日ぶり!
今回は2回の週末を乗ることを諦めたので、このブログを書くのも3週間ぶりになります。
ようやく天気も安定してきたようなので、まずは林道繋ぎというよりもお気に入りのポイント巡りに終始しようと思いました。
なんといっても僕がオフロードバイクに乗る目的の大部分は、『その先』の美しい風景や自然を楽しむこと。
それにはやはり青空は欠かすことができないんですよね。
それに永年親しんだロードバイク(エンジン無し)のおかげで、耐暑性は充分に備えたこの身体。
暑い夏は僕の季節です!
道の駅但馬蔵にトランポを停めて、まず目指したのは杉ケ沢高原。
そのためには天谷加保坂を通って行くのが定番ですが、いざ入ろうとしたところに逆に出ていくバイクが1台。
見紛うことなく、それは但馬のBOSSこと高山長さんでありました。
(知らんぷりをして過ぎ去ろうとしたように思えたのは気のせいかな?)
暑い季節は苦手な方なので、この日も5時にスタートをしてこれを最後に帰宅されようとしていたそうです。
あれやこれやと情報交換などをして、楽しい時間を1時間ほど過ごしてお別れしました。
その天谷加保坂はごく一部の荒れ具合が進んだ程度で大きな変化はなし。
そこから程なく繋ぐ梅ケ久保にも大雨の影響は皆無に等しい状態です。
その奥の杉ケ沢の森はいつ訪れても大きな包容力に魅了されます。
夏の陽射しの木漏れ日が、これまたいいんですよね。
ぬかるみトラップはエスケープして、深さを増した草の海にダイブします。
今年の春のうちに精緻な調査を済ませてあるので、たとえ草で路面が見えなくてもリスクは回避できます・・たぶん。
でもまあ、そもそもこんなところを走りたいなんていうモノ好きは他にあまりいないでしょうが。
この日は珍しくトビの姿が見当たらない。
暑い日中は彼らも木陰で休んでいるのかな?
何度も書いていますが、僕の心の中でここは『但馬のトスカーナ』。
本場イタリアだったらこの木は糸杉のはずなのですが、そこは我慢しましょう。
少し下っていつもならば轟安井から氷ノ山林道でハチ高原まで進むところですが、まだ途中の復旧工事が終わっているかどうかは不明だったので、出合から東鉢に登って行きます。
向かう先は当然いつもの展望広場。
またパラグライダーのイベントでもあるのでしょうか?
今年は早めに草刈りがされていました。
もしもここが立ち入り禁止になってしまったら、但馬に来る価値が何割か失われてしまうかもしれません。
僕にとってはそれほど価値のある場所、大切にしたいものです。
標高はそこそこあるせいか、早くも赤とんぼの姿が増えています。
まだ赤くなりきれず、少しくすんだオレンジ色くらいですけどね。
だいぶ劣化が進んで床の一部が抜けていた東家も補修するらしく資材が積まれていました。
日陰ができれば真夏でもゆっくりとここの風景が楽しめることでしょう。
瀞川氷ノ山林道から、途中支線の野間を下り・・。
春にはヒルクライムに成功したコースを見下すと、もはやその面影はすっかりと変わっています。
ここはこうなってしまうと草の抵抗でパワーが喰われてしまうし、隠れて見えなくなった浮石に足が取られてしまいそうで、再アタックはまた来年ということになるでしょう。
少し移動して高丸山方面から。
心から惚れ込んでいる小代地区の眺めはここからが一番好きです!
ここに来て何も感じずに通り過ぎてしまう人とは、残念ながらお互いの心を深く通わせることはできないでしょう。
また少し移動して、老木が印象的なこの空間へ。
国道に出てガソリンを補給しようと思っていたら、頼みの綱の一軒がまたしても日曜休店になっているではありませんか!
困ったなあと案じていると、後ろから来た鳥取のりょうじさんとバッタリ!!
この方とはやたらとアポなしでお会いすることが多いのですが、その確率たるや驚くほど。
もしも女性だったら間違いなく恋に落ちていた?
ガソリン調達で戻るように香住に向かうか、そのまま北上して鳥取岩美に向かうか悩んだ末に、どうせならこの白浜を見ようと後者を選びました。
一度味わってみたかったトレーラーcafebloomは、人が多かったのでパス。
兵庫県内に戻って、とっておきの場所でのんびりと休憩。
もうキャプションは必要ないですね。
3時を過ぎてもう1ケ所行きたいところに向かっていたのですが、突然の雷雨でトンネル内に避難。
幸い30分くらいで止んだので、ほとんど濡れることなくトランポまで帰ることができました。
夏場なのでどうせ濡れてもすぐに乾いてしまうのですけどね。
青空と雲の強いコントラスト。
深い緑と白い砂浜。
とても満足な1日でした。