苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

今日は旨い魚を食べに行くのだ! 5/28 但馬

本来ならば土曜日にグループで走る予定でしたが、よんどころない事情でやむなくキャンセル。(予定を組んでいた方々、誠に申し訳ございません!)
代わりに有給休暇を取っていたこの日に、ソロでゆるゆると日本海まで行くことにしました。
最近、とんと旨い魚を食べていなかったので、いつものあの店に行くことが最大の目的。
あくまで林道はそのオマケというスタンスでした。


先日、林道店長さんから聞いた良い情報を元に、やって来ましたこの場所はいつ以来のことだったか?

前回の時はまだ工事の途中で重機があったこの場所も、今はスッキリとした状態です。

この村岡エリアは軒並み酷い倒木の嵐が冬の間に起きましたが、情報の通りにこの道はすっかりと処理をされていました。

なるほどね、たしかにMX をされている方などにはたまらないバンクでしょうね。

以前に来た時もこの辺りまでは見覚えがありますが、まだ工事中だったのでチュルチュルの状態でしたが、この日は雨上がりでも割合と落ち着いた路面です。


あ〜、これが登山道と並行している区間ですね、馬の背になっていて確かに気持ちイイ!

入り口にあった案内板にこの辺りまでは林道の表記があったのですが・・

この先は明らかに登山道なのでダメですね。
深い谷へと降る道も、たしかにおいそれとソロで入れるような道ではありません。
てっきり山頂方面へと続く道がどこかにあるのではないかと思いましたが、どうやらそれは予想と違ったようです。
となると、妙見蘇武岳線にできたあの新しいふたつの入り口はいったい・・・?

ということで残念ながら僕の調査も同じ地点までで、それ以上の進展はありませんでしたよ、店長殿。

一旦9号線に戻ってから大好きな栗ヶ尾で登り直します。

名物の連続ヘアピンの内側には苗木が植えられているので注意しましょうね。

ここから眺めるこの風景が何度見ても良いもんです。
『雲ひとつ無い晴れ』よりも、ある程度あった方が良いのは人間と一緒かな。

妙見蘇武岳線から三川線に向かうすがら、四つ辻を過ぎてからの左にある作業道?入口にふと入ってみました。
思えばここは大したことはなかろうと思って一度も入ることがなかったのですが、白菅山登山道へとの案内板があって気が変わりました。


これがなんとまあ入ってみれば、想像以上に素晴らしい道。

ブナなどの広葉樹も美しい!

しばし進むと広い空間があり、その先に白菅山への登山道が伸びていました。
もしかして、Yさんがアタックしたというのはここのこと?

分岐を左に進むとこれまた幅員も広く、美しい道が麓に向かって続いています。

えっ、こんな道があったの?いったいどこに続いているの??と頭の中はカオス状態。

いくつかの道と合流しながら、沢沿にゆっくりと下っていきます。
美しさには見惚れるほどですが、行き先がさっぱり分からないのでだんだん不安になってきました。

そんな時に倒木や崩落で進めなくなると、逆にホッとすることがあります。
ジオグラフィカで引き返した位置を記録して後で調べてみれば、この道は白菅山林道から合流した神鍋村岡林道であり、そのまま進むと482号線の蘇武トンネル南側に抜ける道だったことが判りました。
まだ但馬に来始めた頃、四つ辻から入った時は大荒れにビビって引き返し、それ以来ここは使えないなと思っていたのですが、白菅山林道から入ればこんなに雰囲気の良い道だったとはねぇ・・
しかし、おそらく麓付近は他と同様に倒木祭りになっているのだろうなあ。


注:データはかなり古いために、現在とは異なる区間も多々あります。

三川線に戻り廃村・小城を俯瞰して・・

ブログ仲間のgonzoさんの記事にあった電波塔の奥にある三川山からの絶景ポイント。

そんな最も山深いところで、いきなりリアタイヤに違和感が発生!!


あちゃー、番線が見事にズブリと刺さっています・・
「林道内でパンクなんてするの?」って思う方も多いかもしれませんが、釘ではなくこの太い針金で何度もヤラレています。
しっかしまずいなあ〜、ランチの営業時間内に間に合うのか?
もうね、自分に焦るなと言い聞かせながら、ミス無く確実に直すことを第一に心がけましたよ、そして・・


ギリギリセーフ!
これでアウトだったら、この日は何のためにここまで来たのか分からなくなるところでした。

いつもは海鮮丼を注文するのですが、一度試しにさしみ定食を食べてみようと思ったのが正解でした。
なんとサザエまるまる一個分プラス10種類の刺身で税込1550円ですぜ、奥さん!
僕は出されたら食べるけれど、ウニやイクラにはまるで頓着しないのです。
海鮮丼にはそれが入っていて、この定食にはありません。
強いて望みを言えば、これもマグロやサーモンなどは無しにして、地の魚だけにしてもらえたら嬉しいんだけどなあ。
メバルとかキジハタ、今の時期だったらサワラをその代わりなんでどうっすかね、ご主人!

はぁ〜、それはともかくとして、久しぶりに旨い魚をたっぷりと食べてお腹いっぱい。
復路は、いや復路ものんびりゆるりと走りましょう。

My favorit place Yatagawa riv.

それにしても最近は川で遊ぶ人の姿が少なくなりましたね。
僕の父は内陸育ちなので、幼い頃はいつも川遊びに連れて行ってもらっていました。
海とはまた違う良さがあって楽しいんですけどねえ。

そしてのんびりフラット(のはず)の池ケ平林道を流しましょう。

継いで本谷のグリーンカーペットを踏みしめながら進めば・・


うほっ、これかぁ〜

ほうほう、これは開幕直後は大変だったことでしょう。
あの爽やかフラットのこの2本はどこに行ってしまったのやら。


さてさて、のんびりと撮影ポイントを探しながら走ると。

普段できるだけ人工物は写さないようにしているのですが、これは撮影後の出来栄えを見てニヤリ。


こういう場所で泳ぎたいなあ・・あんな淵には大物が潜んでいるかもしれません。

ここは道の駅あゆの里矢田川の裏手なんですが、ロケーションは素晴らしいのに、利益が出ていないことを自虐ネタとしていることで有名です。

撮影と言えばやっぱりここ、用野和佐父です。

妖艶な毒花ジギタリスが早くも咲き始めていました。

和佐父側の入り口付近はそこそこの荒れ具合でしたが、そこを過ぎると一旦落ち着きます。

さあ、今日のあの場所はどうでしょう?

ヨシヨシ、ここは午前中の方がいい光が入るのですが、水量も水草もまずまず。

しかし、たぶんここでじっくりと写真を撮っているのは僕くらいなものでしょう。

周囲は落ち葉に覆われて、いかにもズブズブと足元が沈みそうですが、意外にも地質はしっかりとして水際にも行けるんです。
だからナニ・・って話かもしれませんね。


その後、用野側に続く道はアトラクションの連続でした。
もうどこがのんびりやねん!ってな感じです。
特に最後のヤツは道が完全に寸断されているような状態で、何がどうなっているの?というくらいです。
開通に携わっていただいた方々、誠にご苦労様でした、心より御礼を申し上げ奉ります。


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