キミはすすきの本当の美しさを知っているか?2020 10/18 但馬
このタイトルを使うのは2018年以来2度目。
たびたびこのブログでは書いているように、私は草原や田畑が大好きで、特に秋のススキがなびく風景には強く心惹かれます。
前回のブログでも宣言(?)したように、今回はそのススキを求めてのレポートであり、私自身の思い出のアルバムです。
ですからクドイくらいススキの画像ばかり載せますが、よろしければお付き合いください。
今週末も天気予報は微妙でしたが、ダメもとでいつものようか但馬蔵に着けば、微かに青空が広がり太陽が顔をのぞかせてきました。
この季節の朝にはよく霧が出ます。
近くの竹田城の雲海は有名ですが、山を隔てたこちらはそれほど深い霧が出ることは少ないようです。
ボスこと高山長ことOさんが流行らせたこの池からの定点撮影ですが、アマノジャクの私は違うアングルから撮ってみました。
定番はこちらね⬇️
そこから広葉樹林の広がる、お気に入りの林道へ。
神秘的な輝きを魅せる幻の池はこの日は不発でした。
もう少し木の葉が色付けば、またあの美しさが戻るでしょう。
出口付近には栗の実が道いっぱいに。
きっと動物たちが冬に備えてたくさん食べているのでしょうね。
かつては人間の支配下だったこの付近も、今は誰も住んでいません。
そして今年ナンバーワンの発見と言えるのは、この場所に間違いと断言します。
本来この時期になれば、他の所同様に草刈りがされているのでしょうが、もうその手間をかけることはないようです。
そのおかげとも言えますが、この素晴らしい広大な空間を誰にも邪魔をされずに独り占め。
そうだ、ここは「但馬のコロラド」と名付けよう!
オープンエアのこの場所で、何度も位置を変えてはパシャパシャと撮りまくります。
時間も気にせず、それができるのはやっぱりソロの良いところ。
先週は体調が崩れて未出走となり、見頃を逸したかとヤキモキしていましたが、どうやらなんとか間に合ってほっとしました。
少し穂が痩せていましたけど、それは今年全体に言えることかも。
充分に楽しんでからリエゾンで、そこからまた美しきブナ林を抜けていけば・・・
私にとっての定番メニューが続きます。
愛おしき小代、そして鉢伏山。
街中では決して味わうことのできない広い空。
きっと関東近辺ならば人で溢れていることでしょう。
氷ノ山、瀞川山、そして高丸山。
残念ながらこの日はイヌワシの姿は見当たりません。
紅葉前線は頂上付近がわずかに進み始めています。
そこから次のリエゾン途中に初めて入る小径は・・
こんなクリークもあったんだ!どこまで行けるかな?
上山さんのキャンプ場を通過する時、一家総出で何やら撮影(かな?)をされていました。
憧れの叔母さんに「いつもYouTube観ていますよ!」と一声かけると、嬉しそうに微笑んでくれました。
ご自分でもセロー225を最近買われたそうだから、このブログを見てもらえたらなあ。
そしてその先のイヌワシポイントでは1台のWRが停まっていて、『苦楽園さんですか?』とお声をかけてくださる方が。
お話しすると、倉敷から来られているというミスターエックスさんでしたが、なんと私のおすすめポイントをトレースされているとのこと。
こういうリアクションを聞いた時が、ブログを書いていて良かったな、嬉しいなと思う瞬間なのです。
しばし楽しくお話をしてから先に立たれましたが、いつかまたご一緒しましょう。
そして私といえば、珍しく貸切のこの場所でパシャリ!
この空の真ん中にイヌワシの姿を捕らえられたら、どんなに幸運でしょうか。
さあ、そして次は今日のハイライトとも言えるこの場所に。
二年前は西陽の美しい時間でしたが、今日はまだ太陽は高く、陽光に銀色の穂がなびいています。
一度でいいから満月の夜に訪れてみたい・・できれば妙齢の女性とともに、な〜んて。
ま、ふたり(2台)の相棒と楽しむことが、今の私には似合っているのかもしれません。
いや、きっとそうだ!
ここにも1本だけポツンと老木が残っているのですが、やはり落雷で穴が開き炭状になっています。
白化していつ倒れてもおかしくはないのですが、まるでこの草原の守神のようです。
初冠雪もきっと近々あるのでしょうね。
そこからちょっとススキとは離れて、あの人のブログで気になるところに。
あれ、廃車が1台しか無いのはどこかで道を間違えたのかな?
ここはまた別の場所。
小さく見えるのは国道29号線、さてここはどこでしょう?
その奥は想像以上に道が続いていました。
まださらに先へと続いてはいましたが、リスクが高くなってきたところで撤退します。
そしてまたススキに戻ります。
ここもいつもの場所ですが、季節が変われば違う良さが味わえるので何度来ても飽きません。
夏草は勢いが衰えてきたエリアもありますが、ここはまだまだパワー健在。
何も手入れなどされていないのですが、毎年本当に美しい姿を保つ草原です。
今年も楽しませてくれてアリガトね!
そしてそして、ブログ読者にも評判の高いこの森。
ここでキャンプをしたら最高だと思うのですけど、誰一人テントを張っているのは見たことがありません。
キャンプブームはすごい勢いですが、グランピングなどお気楽なものに人気が集まっているようですね。
瀞川氷ノ山林道の中で一番標高のある区間では、紅葉の具合はこんな感じです。
全体のピークは来週後半、10月終わり頃になるのでしょうね。
撮影者:tenさん
そしてこんな日の最後はやっぱりあの場所に。
夕焼けが見られたらいいなと期待してここに登ると、京都から遠征のtenさんとそのお友達とバッタリ。
SNSでやりとりをしていて、この日に来られることは分かっていたのですが、このタイミングで出会うとは!
この日はオフローダーが多く、他にも仲間のえでーさんのグループともすれ違ったり、見知らぬ方達も多く見かけました。
それでも全部で20人くらいですから、他の地域とは比べ物にならないのかもしれません。
着いた時は雲が多くて諦めていたのですが、しばらくおしゃべりをしているとワンチャンスがやってきました。
なかなかこの場所で夕焼けには出会えません。
いつかきっとそのうちに、自分のアルバムに加えたいものです。
撮影者:tenさん
さあ、そしていよいよ紅葉が始まりますよ!
但馬で遊べるのもあと1ヶ月あまり、Are you ready?