南部戦線異常あり! 台風21号通過後レポート 10/25
神戸市内での最大瞬間風速は46m弱だったそうで、街のあちこちで大樹がポッキリと倒れていました。
情報では但馬東部ではそれほどの風は吹かなかったそうですが、さてどんな具合か偵察に出かけてみました。
昨日、かめはめはさんが北摂の情報を投稿してくれていますが、
ワタシの受け持ちは勝手に但馬南部と決めました。
手負いの林道店長さんは和知方面ではないかと推測しますが、さてどうなっているやら。
さて1本目は「粟鹿山林道」です。
北近畿豊岡道の青垣で降り、r7からR429を右折して遠阪峠を越えます。
峠を下りきると左手にトンネル料金所が見えますが、その手前の倉庫の角を左折します。
入ってすぐダートになり、豊岡道を渡ると・・
立派なゲートがありますが、今日は開いていました。
その先にハンターさんらしき軽トラが止まっていたのでそのせいでしょう。
もちろん常識あるオフローダーはきちんと閉めます。
本線を1kmくらい進むと・・
路肩がフレームを残して崩落しています。
しかしここまでも、この先もしばらくはほとんど台風の影響はありません。
気持ちいいですね〜!
こんな風景が1ヶ月も見られないと、ウツになり不能オトコになります。
さすが粟鹿山だわいと思っていると・・・
あ”〜
10mくらいにわたって法面が崩れています。
赤土系の土砂がたっぷりと水分を含んでいるのでクリアは難しそうです。
でも良く見れば谷側がまるで迂回路のようになっています。
2、3人いれば越えることは可能でしょう。
ソロでは残念ですが諦めて引き返します。
引き返す途中に四駆の対向車が現れ、中から管理者らしき方が降りてきてこの先の状況を聞かれました。
注意されるのかなと思って身構えましたが、お答えすると逆にていねいにお礼を言われて恐縮。
こんなに早くチェックしに来られているということは、案外修復も早いかもしれません。
ともあれ仕方なく遠阪峠を引き返し、R427を多可町方面に向い、大名草を右折してR429の青垣峠で生野方面にルートを取ります。
杉の葉や枝が大量に落ちていてものすごくスリッピーな状態です。
峠を過ぎて大外長野林道はスルーして2本目の「黒川新田林道」に入ります。
黄葉も始まりました。
そのうえ、今日の渓流の美しさは格別です!
水は澄み渡り、川底の岩が磨かれてきらきらと耀いています。
しかしまあ、とにかく大量の杉の葉と枝が路面を覆い尽くしてまったく見えない状態が続いています。
記念碑のところに着きました。
ここが千ヶ峰・三国岳林道の終点になる予定なんですね。
福崎の笠形から繋げれば、あの丹波広域林道以上の規模になるでしょうが、舗装化がどうなることやら。
眼下には魅力的なダートが無尽に・・・
新田ふるさと村側のゲートに出ました。
結局2本目はクリアー!
そのままr367を越知川にそって進み、千ヶ峰南山名水の手前にある別荘村の橋を渡ります。
ちなみにサイクリングロードNo.15の看板のところです。
道なりに進むと「千ヶ峰・三国岳林道」の支線に侵入していきます。
このあたりも異常ナシ!
ロータリーのような三叉路に当たると本線です。
ここは先週に続いてですが逆ルートになります。
倒木、崩落ほとんどナシ!
しかも相変わらず水たまりもナシ!
ここと前地カンカケはどんなに雨が降ろうと大丈夫なようですね。
さあr8に出るとどぴゅーんとワープします。
播但道を横切り、ひたすら峰山高原方面に向かう美しい里山の風景の中を走ります。
峰山高原の入り口を過ぎ、坂ノ辻峠を登り切ったすぐ左に雪彦峰山林道がありますが、それを進むと「岡城林道」の入り口があります。
その先右側には峰山広域基幹林道がありますが、今日はどちらもスルー。
さらに進んで福田集落に入るとこの酒屋があり、その先の鋭角三叉路を右折して山田地区に進みます。
棚田を右手に見ながら進むと左手に別荘地がありますが、その奥にある「岡の泉」の案内板を目印にして進みます。
途中右手に作業道入り口がありますが、この先の「岡ノ上林道」並行して伸びるルートです。
アタック系がお好きな方はこちらのルートが楽しいと思います。
その先の「岡ノ泉」いわゆる名水です。
その先バッタバッタと太い倒木が現れますが、みな処理されています。
多分、伐採がこの奥で行われているせいでしょう。
「見晴山」の標識を右折すると「岡ノ上林道」です。
少し進むと・・・
20cmくらいの太さの倒木が登場!
ここはノコでいけるでしょう。
あっさり任務完了ですが、生の松はヤニがすごくてノコがベタベタ!
あまり他の方のブログには登場しないこの林道ですが、ワタシは大いに気に入っています。
一宮側を広く見渡せるこの区間はとても気持ちが良い場所です。
そしてその先で先ほどスルーした「峰山林道」に合流します。
舗装路区間が多いこの道ですが、ダート区間はスーパーフラット!
林道ビギナーのワタシはこの道からデビューしました。
今日の天気予報はとても微妙でしたが、良い方になってくれました。
そして近年すっかりと観光地となった砥峰(とのみね)高原。
すすきが銀色に耀く今の季節は最も人出が多いですが、高山長さんもブログで言っていたように新緑の季節の方がワタシも好きです。
7月の頃の参考画像です。
福知渓谷に下り、舗装林道「千町・段が峰線」を生野方向に進みます。
途中「ナメラ谷・寺町林道」に入ります。
ここはまた一段と落ち葉が多くなっています。
そしてその先ですぐ倒木がありアウト!
引き返して三叉路を右折して「栃原・宍粟線」に進みます。
ここはお嫌いな方もあるようですが、ワタシ的にはなかなか好きな部類です。
ただし谷が深いので崖落ちは絶対禁物!命の保証はありません。
でもね、やっぱりこの風景!
紅葉がすこしずつ山々を色づいています。
この道はクリア!
冒頭の画像はこの先の生野高原カントリークラブ近くのモミジでした。
結論で言えば、今日は7本走って2本アウト。
全般的に路面も春に比べると荒れており、ビッグオフでも走れたところが難しくなっている状況です。
しかし思ったほどの崩落、倒木は無く、やれやれといったところでしょうか。
ただ、次の22号が心配ではありますが・・・
本日の走行距離、きれいなゾロ目です!
以上、但馬南部よりレポートをお届けしました!


































