苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

ザ・キングオブ廃林道 黒見向山線を制する伝説の一日 1/15 北播


ちょっと大袈裟なタイトルにしちゃいました♪
でもこれは僕自身にとっては5年越しの願いであり夢でした。
当時はまだオフロードバイクに転向して間もない頃、この付近をひとりローラー作戦でしらみ潰しに林道、作業道を調べていた時に、偶然ある方に出会ったのです。



この時にお話を聞いたYama Kzuさんは地元に住む日系ブラジル人で奥様は日本人。
それ以来お付き合いはSNSを通じて続いています。
普段はCRF450でMXを楽しまれているそうですが、その彼から聞いた廃林道はトレール車では到底無理で、トライアル車ならばなんとか行けますよとのことでした。(ご自身もトライアル車で数回走ったことあり)
そしてその証言と前後してネット検索をすると、現れたのは我が同志であるgonzoさんのこの記事でした。


実際にその時を含めて、僕自身でも麓側、山頂側の両サイドから少し入ったことがありましたが、いやいやとても手に負えるものではなく諦めていました。
そして月日が経ち、頭の片隅にはいつかやってやろうと思いながら、僕自身の経験を積み、徐々に探索好きの仲間が増え、そして最強のウェポンであるTRS XTRACKを手に入れて実行の時だと判断しました。


その前哨戦であり、準備のひとつが前回1月8日のトレッキングリサーチだったのです。



そして当日、天気予報はかろうじて曇りでしたが、この近辺はとかくしぐれやすいエリア、霧雨がシトシト降っています。
麓の入り口は2013年の12月に開通した清水坂トンネル・小春ロードの氷上側の入り口付近。
なんでも『小春ロード』の名は氷上町から多可町に嫁いだある女性の名前から取ったそうです。
おそらく以前はこの林道は現役で、二つの町を結ぶ生活道路として機能していたのでしょう。



入り口付近は僅かに舗装路面も残っていますが、奥に進むにつれ徐々に荒れ始めてきます。
今回も新しいフォグランプのカバーが落ちていたので、時折バイクで入って来る人もあるのでしょう。


入り口から1kmほどのところで最初の、そして最大の難所が現れます。
もしも反対側の山頂側から苦労してここに辿り着いたとしたら、大きな落胆と絶望感に襲われるのは間違いありません。
今回は全員シャベル持参を義務付けしました!
広いところでも50cmほどしか幅がないルートを均して広げ、できるだけ安全(?)に通過できるようにする作戦です。



全長はだいたい30mほどで、出入り口がそれぞれ登り下りがあるフライパンの断面のような状態で、さらに途中でカーブしています。
中心には枯れ沢があり、コンクリート製の路肩と土管があったようですが、おそらく集中豪雨の際にその強度を超える水量で崩壊してしまったのでしょう。


ひとつの救いは、よくよく観察すると50mくらい下に先ほど走ってきた道が見えており、万が一落ちてもその斜面を強引に引き摺り下ろせばどうにか復帰可能だということ。
まあその場合、バイクも生身も無傷では済みませんけどね。



この日の気温は3月下旬並み、湿度も高く土木作業をしているとみんな汗でびっしょりになりました。
でもなんとか苦労をして道を整えて、さーてアタック開始です。




ここで問題が、いつもならば進んで一番手で突撃する大隊長煮過さんもやや及び腰。
かと言って最後の方はまた路面が荒れて苦労することも考えられます。
そこでKちゃんの提案で、順番はじゃんけんで勝った順に選択できる新ルール。



それにてまずトップバッターはまこっちゃんから。
後からえでーさんがサポートします。



終始『怖え〜!!』と声を上げながらも、想像していたよりもスムーズにクリア!



登り切って安堵の声に変わりました。
成功の前例を目にして、これでみんなも自信がついたか?



2番手はじゃんけんで最初に勝ち、その権利を得たKちゃん。
一番底であり中心のところのアールが小さく、また道幅も狭いので切り返しが難しい。



そこをどうにか通過して、最後の登りもなんとかイケるかと思いきや・・



おっとヤバかった!
リアが谷底へ流れかけましたが、補強の丸太で止まってなんとかクリア!



3番手はえでーさん。
無類の探索好きですが、どうもこの頃『やらかし症候群』との思い込みがあるらしく、以前のような勢いが陰り気味。



一番難しい切り返しは慎重に、あまり壁側に寄ってもステップが引っかかってバランスを崩します。
中間点まではヘルプを受けながらも、その先は見事にクリアできました。



4番手は長老&大ベテランであり、グループ随一のテクニシャンでもある大隊長煮過さん。



いつもならば制止を振り切るように突進する大隊長も、事前にこの道の状態を写した動画を見ると、『実際に見て無理そうだったら引き返す勇気も』な〜んてお言葉を発していました。(煮過さんを知る方々がこれを聞いたら、まず信じられないと思います)
当日は最もしっかりとしたシャベルを新調して持参。(持ち物最小限派なので、これもビックリ!)
この日は率先してルート整備に汗を流しておられました。



最後はじゃんけんに惨敗した僕の番。


みんな上手く走ってくれていたので、心配していたほど路面の悪化は無く・・・



さらにXTRCKの走破性のおかげもあって問題なくクリア!!
だいたいこんなシチュエーションでは最強のバイクに乗っているのですから、トレール車に乗っている他のメンバーよりモタモタしていたらみっともない。
それでも我慢できずに、思わず大声で『ヤッタァー!!!』と叫んでしまいました🎵



喜び、安堵、達成感そして疲労を感じながら、みんなでパシャリ!



さ〜て、さらに先に進んで行くゼィ!



この先しばらくはゆったりと登りながらロックセクションが続きます。



落石はどれも角が尖っていて乗り越えるのは容易ではありません。



谷を挟んで反対側に見えるはずの兵庫50名山『竜ケ岳』は霧で全く見えません。



落ち葉に隠れた岩の存在は厄介です、ラインの的確な読みが必要になります。



その読みを誤り、転倒してしまったKちゃんの動きがなんだかおかしい。



盛んにスロットルを回してもリアが空転するだけで前に進みません。
おかしいなと思って前を見ると、転倒した時にフロントフェンダーが割れて外れてしまい、フォークにつけられていたアシストベルトがタイヤに引っかかってブレーキがかかった状態でした。



その頃からどうしても非力なため残りの電池が切れかかって、転倒の連続という負の連鎖。



『もう少しだからガンバレ!』と声をかけて励ましますが、それは先ほどの難関をクリアした直後に予約した昼食の店の予約時間に遅れないためでもありました。
もうちょっとスムーズにことが運ぶと思っていたのですが、歩きとバイクでは感覚が違い、実際に走ってみるとまだまだ手強い区間が続きましたね。



僕は晴れ男を自認していて、青空をバックにした写真を撮るのが何より好きですが、こんなガスがかかった廃道を走るのは、それはそれで雰囲気があり冒険心をくすぐります。



そしてようやくフラット区間に出ればもう安心!
ここから先は前回トレッキングで発見したように、関西電力が整備してくれていています。



やりました〜🎵、5年間想い続けた彼女にとうとうイエスをもらえた気分・・ちょっと違うかな!?



予約時間に間に合って、贔屓の店『鳥富』でお茶で乾杯をして焼き鳥定食にかぶり付きます。
今日の僕の追加は手羽先の塩、みんなは定番の骨つきもも焼きでした。



満足と満腹を感じながら、午後の部はこれまた同じくらい長いことソロでは抜けられず保留にしていた『裏千ヶ峰線』
この名称は僕が勝手につけたものですが、本線と深い谷を挟んで平行に走り、頂上付近で合流します。
入り口はヘルシービラ加美やソーラー基地のあるところで、以前から何度かソロでチャレンジするも倒木や崩落で断念していた作業道です。



今回走ってみると、これまでよりも遥かに倒木が少なくなり、崩落も一部ありましたがさほど気になりませんでした。
尤もそれは霧で深い谷底が見えずに、恐怖心が薄れていたからなのかもしれません。



このルートは今回の隠しダマのひとつでしたが、あまりにあっさりとクリアできてしまったのでその価値や喜びはもうひとつ?
でも他のメンバーは本線は何度も走りながら、ここの存在は知らなかったのでしてやったりでした。



復路は反対側の本線をダイナミックに下ります。



遠くの先に、前と後で走るメンバーが見えるでしょうか?



一旦県道8号線に出てから、これはグループとしては2度目の『お寺周回ルート』



多可町は但馬に次ぐ僕の第二のホームグラウンドです。
この辺りで本格的なオフローダーにはあまり会いませんが、冬場でも積雪が少なく貴重なプレイグラウンドでもあります。
その林道・作業道のデータは誰にも引けを取らない自信アリなんです!



そしてさらにもうひとつの隠しダマは箸荷(はせがい)と観音寺にそれぞれある、ふたつの作業道を横断して結ぶチャレンジ。
箸荷側から進むと道は行き止まりになるのですが、そこから30mほど下を見ると観音寺側の別の作業道が見えるのです。
それぞれの長さは大したことはないのですが、ふたつを合わせることができればそこそこのものになり、完抜けルートもまたできることになります。
そしてその場所に行ってみると、その間に新しく作業道が開設されて結ぶのは容易になっていました!
これも嬉しいような、ちょっと拍子抜けのような・・ビミョーな気持ちに。




とにかく最近のウッドショックに伴う伐採はものすごい勢いで広がっています。
中には風景が台無しになったり、通れた林道が一時的に通行止めになったりもしていますが、マクロに見れば我々オフローダーにとっては良い面も多く感じます。



ここも以前は結構荒れていましたが、重機が入りフラットになっていました。



そして結果的に未踏林道(作業道)の3本を同日に完抜けできるという偉業を達成🎵
しかも但馬より近い、自宅から下道で2時間約80kmのエリアでできたことには大満足です。


トラブルはKちゃんがフロントフェンダーを破損したために泥だらけになったことくらいで、誰も崖落ちせず怪我も無く、本当に楽しい一日を過ごすことができました。
これもメンバーみんなのおかげです。



ただあまりにも泥だらけになったので、まこっちゃんの提案で渡渉しながらナチュラル洗車。



まこっちゃんはさらに一生懸命洗っていました。


今回しみじみと感じましたが、林道(作業道)というものは生き物だということ。
一旦台風や大雪で完全に死んだと思っていたその道が、いつの間にか生き返っていることがこれまでにもいくつもあります。
糸白見、カンカケ、志倉道谷、などがそれにあたり、そんな意味ではゾンビのようだとも言えますね。
さらに前述のように今も新設が進んでいる道も数多くあり、楽しみも多く残されています。
(中には舗装化が進む道もありますが)


より多くの方がこの世界でそれぞれの楽しみを見出してくれることを願って止みませんが、今回のような探索は決してソロでは行わず、経験値を積み上げてから仲間と供に計画性を持って臨みましょう。
まずは身近の小さな冒険から全てが始まります♫
オフロードバイクの世界、これからもご一緒に楽しみましょうね。


オフトレ vol.4&5 廃道リサーチとスノーシュー 1/8・9 北播・但馬

 
乗り換えたTRSの別次元の性能に気を良くして、廃道探索になお一層モチベーションが上がってきました。
そこである場所に繰り出す前に、まずレッキングを兼ねてリサーチに向かうことにしました。



オフローダーの中には未踏林道などに入る前にネットを駆使して調べることを嫌う人もいるようですが、僕は常にリサーチ命。
いざ意気込んで行ったものの、すぐに処理しきれない倒木があったり、崩落などで道が無くなってしまっては、せっかく集まってくれたメンバーにも申し訳ない。
ソロだったらふとレーダーに反応してみっけモノ〜・・なんてパターンもあって良いのですが、廃道探索は基本的にそんな甘いものではありません。




ここはかつては生活道路として機能していたようですが、新たにトンネルとバイパスができて使われなくなり忘れ去られた道です。
入り口付近には舗装部分も僅かに残っていましたが、奥へ進むと怪し〜い雰囲気へ。




最初は穏やかな路面も、少しずつ落石や転石が多くなってきます。



法面側の小崩落。



路肩側の小崩落。



入り口から1kmくらい進んだところで、両方混ざった大崩落が現れて、チ〜ン終了⁉︎



かと思いきや、谷側に迂回路(と言えるのか?)が設けられていました。



トラロープがほんの気持ち余裕を与えてくれますが、補強の丸太はもう腐っているし・・



キャンバーなので遠心力を使うしかない?
土木工事で平らなラインを造るか??



先に抜けて振り返った風景ですが、上も下も他にエスケープできるような状態ではありません。



帰ってからこの動画を探索班メンバーに見せると、いろんな意見が交錯しました。
万が一、転落してしまえばロープで引き上げるしか方法はありません。



ただとても意外だったのは全ての区間で倒木がごく僅かで、幹を切らなければならないようなものは1本も無かったことです。



全体の斜度も強くなることはあまりなく、大きなヘアピンコーナーがいくつも現れゆったりと登っていきます。



豪快な素掘りの岩肌。



ただし崩れやすそうな地層と岩石なので注意が必要かとも。



モスゾーンはこの道の歴史を感じさせます。



ますます大きめの落石と、道の真ん中に生えた樹木も増えてきます。



第二遠心力コーナー。



こういう感じのセクションは好きな部類です♪



樹々の間に向かいの山が見えてきました。
あちらは兵庫50山のひとつです。



ガードレールが現れました。



しかしその大部分も土台の路肩とともに崩落しています。



う〜ん、これもそそられる区間🎶・・って、いつからそんなふうになってしまったんだ、僕は?



ヘアピンのアールが小さくなってきたなと思っていたら・・



電柱が現れてきました!
この山の頂上にあるいくつかの電波塔に電気を供給しているのでしょう。



あと残りは1/4ほどの距離で、予想ではこの先が最も苦労しそうかなと思っていたのですが、電線にかかる木を伐採するためにこの林道を再整備しているではありませんか!




やってくれるよな〜・・
まあこれで、あの問題のセクションさえクリアできれば、完抜けできることが分かってしまいました。
嬉しいような、肩透かしのような、ビミョーな気持ちです。


しかし電力会社の技術者達の送電するための山での仕事っぷりにはいつも感服しているのですよ。
どうして、どうやってこんな場所に鉄塔や電柱を建て電線を通すことができるのか、いつも驚いてばかりです。



向かいの山と同じくらいの標高まで登ってきました。
登山道ではなく林道を歩き続けることは、それ自体は面白味がなく体力的にも楽です。



この先の道もすっかりとフラットにされているので、ロールプレイングゲームのような難関突破の楽しみは無くなってしまいました。



ただひとつ、まだ残っている楽しみがありました。



いや、楽しみというには語弊があって、こんな悲しそうな姿を見るのはとても忍びない。
これは1970年代後半に販売されたHONDA HAWK III CB400Nでしょう。
まさに僕の青春真っ只中の時代のバイクですが、いったいいつからこの場所で過ごしていたのか・・。





事故なのか、それとも単なる放置か?
こんなバイクを見ると居たたまれなくなって、ついついいろいろと話しかけてしまいます。
そんな姿をもし誰かに見られたら、頭のおかしい奴だと思われてしまうでしょうね。



こちらはハイゼット。
林道内には良くある類の物件です。




そして道はさらに山頂方向へと伸びていきます。



最後のヘアピンを過ぎると・・



振り返った画像です。
広場のような場所、三叉路に出ます。(来たのは右から、左は行き止まり)
以前は車止めとした石を積んだバリケードがありました。



先は舗装林道と合流します。



そのさらに先の山頂付近は積雪が凍結していました。



頂上手前で来た道を引き返したのですが、その途中には『世界一過酷なトレランレース・TAMBA 100』のコースマーキングが残っていました。
これに沿って進むと、まあとにかくキツいこと!
こんな斜面をよく走るなあと呆れ返りますが、それが世界一ってことなんですねぇ。
走ったランナーも凄いですが、見事に開催成功された運営側の皆さんも素敵です。



往きでは気が付かなかったこんな慰霊碑が・・
この道を造った時の犠牲者を祀っているのでしょうか?


ともあれリサーチは完了!
あとは実行に移すのみ、さてこの先雪が降らなければ今月中でも!!
その場所はその時に明かしますが、僕のFacebookを見ている人はもう想像がついているかも。



しばし車を走らせ、昼飯はいつもの『鳥富』で焼き鳥定食。
この日も、もも焼きを追加して頼んだのですが、店主と新年のご挨拶を交わしていたら写真を撮ることを忘れてしまいました。
常連なんて偉そうには言えない、ほとんど冬場にしか行くことはできませんが、こうした馴染みの店があちらこちらにあることは幸せです🎵



翌る日の月曜日、満を辞して今シーズン初のスノーシュートレッキング。
但馬、香美町小代の奥にある尼崎私立美方高原自然の家『とちのき村』へと行って来ました。
道の左右の雪の壁の高さは、昨年の1/3くらいです。
向かう途中にあるミカタスノーパーク(廃業)はゲレンデのススキが頭を出したままでした。


とちのき村にはこれまで勝手に入らせてもらっていたのですが、やはりそれも良くないだろうと事務所に声をかけると、念の為に入山届を出してくださいということでした。
とても親切丁寧に対応してくださり、駐車場に車を停めても無料とのこと。
もし何かあれば電話してくださいねと、ありがたいお言葉までいただいて感謝です。



ちょうど一昨日に職員の方々がコースに入られていてトレースあるというのでひと安心。
ヴァージンスノーではなくなりますが、とにかく雪が積もるともう何十回も走った道でもガラリと変わって戸惑うものなんです。



敷地内に流れるこの沢の上流には秘境の滝(三ツ滝)もあるそうなので、またいつか雪が解けたら行ってみたい!



昨年はこんな案内板も雪に埋もれていましたが今年はちゃんと見えて、林道がそのままの姿で奥へと伸びているのが分かります。



昨年は素晴らしいパウダースノーでしたが、今年は湿った重い雪です。
その分沈み込みは少ないので、歩くには楽なんですが・・。



アウトバックの白い世界は、その静寂が魅力のひとつ。
聴こえてくるのは鳥の囀り、風の音、そして自分が踏みしめる雪の音だけ。



そういえば昨年聴くことができた、アカゲラらしき鳥のドラミングは今回は聴こえず。



ここまで来ればあと半分。
林道を歩ければ楽なのですが、雪が多いと斜面と同化して歩けません。



そうなると稜線に出なければならず、かなりのアップダウンが待っているのでひと苦労します。



途中から林道に戻れました!



『切り通しの先に見える山々』・・これが大好きな風景です♪


青空と雪のコントラストもやっぱり素敵です!



新しく購入したテムレスは裾が絞れて良いのですが、まさかのボア無しだったので防寒性は思っていたほどではなくちょっとガッカリ。



この辺りの樹々も昨年はほとんど隠れていましたが、今年は低木がオッパイのように膨らんであちらこちらに。



こんな素晴らしい空間を独り占めできて、本当に恵まれていると思います。
僕自身も昨年始めたばかりのスノーシューですが、この素晴らしさはもっともっと知られてもいいのになあと思うばかり。
体力勝負のところはありますが、誰にでもすぐに始められるのが大きなメリットですよ。



このままだとすぐに終わってしまいそうな雪のシーズンですが、冬は冬らしく強い寒波が訪れることを期待してしまいます。
単にオフローダーとしてならば、雪は少ない方がありがたいのですが・・



左が扇ノ山、右は仏ノ尾になるのかな?どちらも雪は少ないですね。



次回スノーシューは宍粟の雪山に行くことになりました。
大ベテランのYさんと、今年もまたご一緒できるのがとても楽しみ。
ソロにはソロの楽しみがありますが、グループでの安心感や和やかさもまた魅力です🎵


TRRS XTRACK セカンドインプレッション 1/3 丹波

明けましておめでとうございます。
本年も拙ブログをよろしくお願いいたします。
2017年8月から始めたこのブログですが、現在で約5年半となります。
この前わが同志であるgonzoさんが、最近ブログを書いているのは年寄りばかりとおっしゃっていましたが、まさにその通りかもしれませんね。
若い人はYouTubeなどの動画系がメインストリームですが、それでも僕はこういった文章と写真で構成するスタイルが好きで、これからも可能な限り続けていきたいと思っています。



さて今回はまさに今年の初乗りになるわけですが、探索仲間を誘って兵庫県中部の丹波篠山に行ってきました。


篠山は歴史ある城下町であり、地形は盆地で周囲は多紀連山などの山々に囲まれていています。
黒豆や大納言小豆、丹波栗でも有名なように農業が盛んな肥沃な土地で、また猪料理も名物のひとつです。
一見すると良い林道が豊富そうなのでありながら、行き止まり、いわゆるショートのピストン林道がほとんどでオフローダーにとってはあまり面白味があまりない、とずっと思っていたのですが・・。



実に楽しいエリアを見つけてしまったのですよ、コレが!
ただ諸事情で詳しい場所は今回も伏せざるを得ません、思わせぶりでゴメンナサイ。




そしてTRSに乗るのはこれが2回目になります。
前回は初回でソロということもあり、あまり無理をせずに走ったので、その本来の性能はほんの片鱗しか窺えませんでした。
それが今回は少々無理をしても仲間がいるので安心、思い切って行ってみましょう。



これまでは僕自身このメンバーのまとめ役的な存在でありますが、煮過大隊長の次に年長なため、普段は後方からゆっくりと走る撮影記録係でもありました。



ところが今回はバイクが代わり、さらに若さとパワーに任せて突進することも辞さないRYOTAくんや、経験豊富な実力派の大隊長が不在だったこともあり、この僕が偵察要員として未踏区間をアタックするようになってしまったのです!




みんなに急かされながら最初は嫌がっていたのですが、すぐにこれまでとは次元が違うTRSのおかげで、ガレやアトラクション的な場所をクリアするのが楽しくて仕方がないように変化してしまいました。
この日の最後の方は偵察を進んで買って出て、みんなを長い時間(先へ先へと進んでしまうので)後方に待たせる結果になりました♫



この日は前日の雨で倒木越えはとても滑りやすく難易度が上がっていました。
普段ならなんて事もないこの太さ、トライアル経験のあるまこっちゃんさえ・・・


時にはこんな事も!


そんなケースでも特に大げさにタイミングを合わせたり、体重移動をしなくても『スルッ』と越えるような感覚です。



一番感動したのはヒルクライムで、これまでだと一度失速しそうになった時にリカバリーをするのが難しかったのが、クラッチワークも使わず、スロットルを操作するだけで簡単に再度加速して登ってくれます。
もちろん開けすぎるとフロントが浮き始め、捲れることは必至なので要注意。



トラウマもあり苦手な大きめの浮石がゴロゴロしている場所も、不意に弾かれて進路を変えられることもなく、サスペンションのスムーズな動きは感動モンでした。



もちろん100%プラス材料というわけにはいかず、やはりマイナス要素は燃費でしょう。
この日は移動は1/3くらいで、残りはダートでそのまた半分はイゴイゴやっていると燃費は20km/ℓを切りました。
シーズン中にホームグラウンド但馬で1日走るとだいたい150kmくらいなので、日曜日だと空いているGSも少なくかなり苦労することになりそうです。
(ガソリンタンク容量は3.7ℓ)
そうなると、やっぱりそこはSHERCO TY125の出番となってくるでしょう。



この日はみんなそれぞれ何度か転けていましたが、足つきの良さにも助けられて僕はゼロ。
おそらく以前乗っていた重さ倍のCRF250Lだったら20回くらい転けて、その度にヘルプを求め、3倍くらいの体力を消耗していたことでしょう。


トータルでは『買って良かったぁ〜!すげーぞこのバイク!!』と心の底から叫びたい気持ちでイッパイです🎵
一言で表せば次元が違う!まさに探索系の林道ツーリングでは最強ウェポンと断言できるのではないでしょうか。
(ただし僕のように乗り手の腕が伴っていないという事実は隠せませんが・・)


もちろん自信過剰は禁物です。
キリッと気持ちを引き締めて、絶景巡りと廃道探索の二本立てをより充実させて、今年も目いっぱい楽しんでいきたいと思っています。



ストレッチしている開脚の前での陣取り合戦

TRRS XTRACK ファーストインプレッション 12/30 丹波


先週に納車されたTRRS XTRACKで初めて林道に行ってきました。
まだまるで慣れていないバイクで、しかもソロで未踏林道の探索ってどうよ?とは思ったのですが、こんな年末ですから誰かを誘うのもナンですし、じっくりと乗り味を確かめたかったのと、新たにキッカケを見つけたルートが気になって仕方がなかったのです。
いつもは林道名などは公開する主義ですが、今回は近場ということもあり非公開にします。



舗装林道から支線に入るとたっぷりと幅員のあるダートに変わります。
こんなところ地元の人でもはいらないだろうと思っていたら軽トラが2台来ていましたが、どうやら正月の飾りにでも使う榊か何かの葉を採りに来られていたみたいです。




こういう日を冬晴れと呼ばずしてなんと言おう。
お天道様がたっぷりと降り注いで少し走っただけで汗ばんできます。



そうそう、この記事のタイトルはTRRS ファーストインプレッションでしたね!
2stトライアル車は、大昔に義兄のYAMAHA TY125に乗ったことがあるだけでそれ以来です。


それがいきなり現代のレーサー(コンペモデル)で、これまで乗ってきたシェルコTY125に比べてもまるで別物!
エンジンパワーやピックアップの鋭さ、クラッチの繋がりの良さ、ブレーキのストッピングパワーの強大さ、サスの動きのスムーズさと、当然ながら全てにおいて違います。




でも今日乗った限りでは、それらもなんとか慣れれば問題は無いかなというのが率直なところ。
これがガレ場に行った時にコントロールできるか・・という問題が残りますが、少なくとも探索能力はアップしていること間違いなしです。



心配していたエンジンブレーキの効きが、これまでずっと乗ってきた4stマシンに比べて少ないので、下りで違和感を感じないかということもありましたがそれも無問題。
一番戸惑ったのは、トライアル車なので低速の粘りは当然高いだろうと思っていたのが、やはりそこは2stらしく、適したギアを選択していないとエンストしやすいことでした。
まあ、横着はできないってことです。



だいたいこんなバイクで林道を走ってみたいと思っている方が一番気になるのは燃費であり、タンク容量に伴う航続距離だと思いますが、今日のところはあまり距離を走っていないのでデータは取れませんでした。
ただ半透明の樹脂でできているスケルトンのタンクで見ると、やはり減り具合はそこそこ早いようでした。



足つき性はシェルコTY125のロングライドタンクシート装着モデルよりは良好です。
膝の曲がりはキツくなるので、長距離は辛いかもしれませんが、TOM'Sスペシャルシートはとても快適でした。



前後のサスはギャップや岩に乗ってもまるで何事もなかったように、路面を勝手にトレースしてくれます。
途中で思い出したのですが、引き渡しの時に空気圧は今1barだから落とすようにね、と言われていながらそのまま走っていてソレです!
前0.5 後0.4くらいに落としたら、そりゃあもうグリップも最高!!



一番最初に自宅の周りでちょこっと乗った時は、ハンドルやステップに伝わる振動の大きさにやや驚きましたが、走っているとそれも気にはなりません。



しいていうのならば、バイクトレッキングに使うには少しエキゾーストノイズが大きいかな、というところです。
くれぐれも集落を通過する時などは注意しなければいけません。



そんな具合で気持ちよく走っていたら、ちょっとしたアクシデントも・・



オフローダーならば誰でも一度くらいは経験がある?と思いますが、路面に気を取られていたら垂れ下がっていた木の枝に頭をヒット!!!



一瞬くらっときて、身体が後ろに持っていかれ腕が伸びて、元々の悪いクセで肩関節が外れかかり、スロットルも不意に開けてしまったので崖落ちしそうになりました・・。



なんとか崖落ちだけは、と思いつつブレーキングして止まり、肩もすぐに自分で整復できたのでやれやれ。
新車ではないですが、いきなり乗り始めで崖落ちでもしたらシャレにもなりません。



今こうしてこの記事を書いている時にも肩と首に痛みは残りますが、これくらいならばすぐに治るでしょう。



それにしてもこの3週間はトレッキングなどで週末を過ごしていたので、バイクに乗るのは20日ぶりですが、やっぱり楽しいなあ🎶




1本目は調査を終えて、2本目に入ってみます。



ここはまさに廃林道・・



その定義は路面の真ん中にも木が生えていること!



程よく荒れてきました。



困ったことにまだハンドガードを装着していないんですよねぇ・・。
欲しいタイプが欠品中で1ヶ月以上はかかるとのこと。
トライアル車にハンドガードは似合わない・・なんておしゃる方もいますが、やっぱりこんなところを走るとなると木の枝やツルに引っかかってブレーキが勝手にかかったり、指を痛めたりします。



この日はトゲトゲにやられてしまいました。
まあグローブに穴が開いただけで、手に傷ができなかったのは幸いです。



3本目の林道(作業道群)は予想を遥かに超える奥深さ!



それがあまりに複雑で、方向感覚には絶対の自信がある僕ですが、どうもこのところそれも鈍ってきたらしく、途中で迷ってかなり焦りました。


なんとか元の道を発見して危機脱出!


これで終わりかと思ったら、この日のトドメは乗り終わってバイクをトランポに積み、さてスマホを・・・
あれ・・・無い・・・・・・


ハンドルのホルダーに付けておいたはずのものがどこにも見当たりません!
車内を洗いざらい探しても見つからず、辺りを車を走らせても・・・・・無い・・・
もう一度よーく思い出してみると、トランポに戻る直前にちょっとした小径に入ったものの行き止まりでUターンしたあの場所しか思いつかない。


もうこの時すでに少し諦めかけていて、大晦日にドコモショップで面倒な手続きをしている自分の姿が目に浮かびました。
それでも最後の望みをかけてその場所に行ってみると・・・あったぁ〜!!


やれやれです、僕が使っているホルダーのクアッドロックは激しく転倒してもスマホが飛んでいくことはないのですが、たぶん完全にロックされるまで正しく装着していなかったのでしょう。



そんなわけで僕の乗り納めは大満足でウキウキと、トリプルアクシデントで焦りまくる目まぐるしい1日でした。


さて今年も一年間、拙ブログをご愛読いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
読者の皆様、どうぞ良い年をお迎えください。


オフトレ Vol.2 古代からの峠道  12/25 丹波




『三尾城は丹波の赤鬼の異名を取った黒井城主赤井(荻野)直正の弟の刑部大輔幸家が築いた城で、なんと標高586mの三尾山上にある。 明智光秀が黒井城を攻めたとき幸家は、明智方として出陣していた波多野勢としめし合わせて謀反を起こし、三尾城址を出撃して明智軍を背後から攻撃して敗走させたという。城址へは春日町中山方面から、篠山市西紀町佐仲方面からなどいくつかの登り道がある。 いずれにしても険しい山上にある城で、おそらく織田信長の丹波侵攻に対するために設けられた臨戦敵城砦であろう。
縄張りは峻険な山上にあることから堀切などはないが、東尾根から西尾根、そして南尾根に曲輪が階段状に 設けられ、腰曲輪・土塁なども築かれている。中の曲輪から主郭のある南尾根へは文字通り階段上に曲輪が連続、それぞれの 切岸も高く、守る側も攻める側も難儀したことであろう。 三尾城は明智方への前線の城として機能したが、天正六年十一月、幸家が但馬に出陣中の留守をついた明智勢の攻撃によって落城した。三尾城を失った幸家は黒井城に入って明智方に抗戦を続けたが、翌年、赤井一族は 明智方に降り幸家は西紀の三尾山弘誓寺に隠棲したという。』


SENGOKU WEBサイトから引用


丹波富士とも呼ばれる三尾山は篠山に凛と聳(そび)える、とてもそのフォルムが美しい山です。
舞鶴自動車道がそのすぐ近くを通っているので、但馬に行く時などはいつも下から眺めています。
明智光秀の丹波攻めにおいて兄の直正は5年に亘って明智の攻略に立ち向かい、戦いの最中に病で亡くなったため、結果的には生涯無敗を誇る武将です。
近くにある黒井城跡にも以前に登ったことがありますが、そちらも素晴らしい場所でした。
俳優赤井英和さんはその末裔で、本来ならばNHK大河ドラマにもその役で出演予定でしたが、残念ながらコロナ禍で縮小されてそのシーンはカットされてしまいました。
また私に親しい方ならばご存知の、あの林道店長さんも末裔のおひとりということは以前に拙ブログに書いたのでご記憶の方もあるかと思います。


そしてその時代よりさらにずっと以前から、その山には古代(ヤマト朝廷、豪族の時代)からの道が残っており、以前にも南北両方からバイクで行ったことはあったのですが、峠の頂上付近の区間は荒れていて入ったことはありませんでした。




この三尾山にアプローチするにはいくつかのルートがありますが、今回はまず佐仲峠の全貌を確認したかったのでⒶに車を停めてスタートです。



あらためて調べてみると、こういった豪族が存在しヤマト朝廷を支えていたのは3世紀半ば頃から7世紀に亘ってのことだそうです。
そもそも豪族というのは中国地方から端を発したそうですが、それがどういう理由で河内に移住する必要があったのでしょう?



この辺りの石碑はまだ比較的新しいもののようですが・・



これなどは一体いつからこの場所に存在していたのでしょうか?



地図Ⓑの地点は舗装された道が続いていますが、車で侵入することは禁じられていて落ち葉の堆積や、水苔が路面を覆ってとても滑りやすくなっています。



しばらくはその舗装された区間を折り返しながら登ると、路面はダートに変わります。
こちら側からはここまでしか入ったことがありませんでした。



その先は冬の日差しがたっぷりと降り注ぐ美しい峠道でした。



最近、冬の景色の良さが以前に比べると遥かに強く感じられるようになりました。
そして訪れる地の歴史にもどんどん興味が湧いてきます。
これもやはり自分自身の年齢の変化に伴うものなのかなあ・・



一昨日に降った雪の残りが現れました。
この辺りはコンクリートの構造物が残っているので、かつては反対側から車なども入って来ていたのかもしれません。


さらに路面は丸石の石畳に変わります。
ちょっと残念なのはその石の間にやはりセメントが流し込まれていること。
保存するためとはいえ、歴史あるものをもう少し別な方法で行って欲しいな。



そしてその先には見覚えのある風景が・・・


意外にも、ここまでの倒木や障害物は綺麗に処理されていて、呆気なく到着です。
以前はあった太い丸太の車止めのようなものも撤去されています。



これもせっかくの歴史ロマンなのだから、もう少し気の利いた表示ってできないものでしょうかねぇ・・
文句ばかり並べてしまいますが、但馬にしてもここにしてもせっかくの歴史遺産を活用できていないことにもどかしさを感じてしまいます。



反対側の東中方面から眺めるとこんな感じです。



その先はキョーレツなつづら折りの下り坂が東中集落へ続いています。(地図Ⓒ)
この区間がダートだったらさぞ面白かっただろうと思いますが、これもまた残念です。
確かここも麓で車は通行止めになっていたはず。



この四つ辻を北に向かうのが三尾山への登山道です。
『この先は熟練者向きです』との案内もありますが、ここからの距離は短いしビギナーの僕でも大丈夫でしょう。





登山道に入ると、これまたうっとりとする風景が広がっています。



振り返るとその先には黒頭峰が見えています。
地図Ⓓの区間です。



斜面はやや急になり、落ち葉も深いので滑りやすくなりました。



鏡峠と三尾山を結ぶ道に出合いました。





この辺りから視界が開けた鞍部を進みます。



さらに景色が広がってくると・・・



割合に呆気なく山頂に到着しました!
まあ、これが一番の楽ちんルートとも言えるので、トレッキングを優先して来たとしたらまるで物足りなかったことでしょう。



標高も600mを切り、車は通れないとはいえ、すぐ近くまで舗装路があるナンチャッテ登山もできてしまいますが、この山頂からの景色はきっと誰でも満足できることでしょう。



冒頭で書いた、舞鶴道が眼下によく見えます。
かつて戦国時代の頃は、ここから敵の動きを見張っていたのでしょうね。





先日登った妙見山もここから見えます。



こんな山頂にも獣の足跡がいっぱい。
これは鹿とタヌキかな??



ミニ三脚を立ててパシャリ!



ちょうど昼になったので山頂でラーメンを食べようかと思っていたのですが、急に空が暗くなり雪が降り始めたので来た道を引き返します。
その途中にあった支線に入ってみると・・



これが想像以上に良い道でした!


しばらく歩くとⒺの場所で先ほどの三尾山と鏡峠を繋ぐ道に出合いました。


地図では破線でここからダムに向かって下る道があり、実際に案内標識にもそうあるのですが、どう見ても普通じゃない・・・



画像ではあまり分からないでしょうがかなりの勾配で、勢いがついてしまったらパチンコ玉のように木に弾かれまくりながら落ちてしまいそうです。


諦めてまた元の道に戻ってさらにウロウロして、その途中ようやくコヤツの出番が回ってきました。
時刻は気がつけば2時前、腹ペコでハンガーノック寸前だったかも?


本当ならばこの後に少し移動して、新しく手に入ったバイク XTRACKを河原の広場で試乗しようと思っていたのですが、車に乗り込むと雨がポツポツ・・
まあ年末年始の連休があるので焦らずに、より良いコンディションの日に初乗りといきましょう🎵