苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

桜・海・川、そして新たな発見 4/1


先週の土日は天気が悪くせっかくの桜も充分には楽しめなかったのですが、その後は天気が安定して家の周辺の樹々は満開の状態が続いていました。
兵庫県は南北に広く気候もかなり差があるので、毎年楽しみにしている北部の場所は少なくても1週間は遅いのですが、開花情報を見ていたら咲き始めてから見頃まであっという間でした!
この週末は天気も上々で期待は膨らむばかりです。


場所は拙ブログをずっとお読みいただいている方ならば察しがつくであろう、養父市内のあの場所です。
7時半に到着すると、駐車場にはすでに4、5台の車が・・
あれ〜、以前はそんなことは絶対に無かったのですが、これもSNSの影響感かなあ。
迷惑にならないような場所で撮影を始めていると、そのうち1台2台と帰り始めて貸切に。
ヨシヨシ、これで思う存分好きな場所で撮影ができます🎵


なぜこの場所にこだわるかというと、ここは全く舗装されていないからです。
オフローダーの矜持として、いくらその桜が綺麗であっても、バイクをアスファルトの上に停めて撮るのは避けたいものです。
せっかくの機動力があるのですから、車はもちろんオンロードバイクなどでは行けない場所で撮りたい。
いわゆる◯◯50選などに載っている有名場所も避けて、できることなら自分の審美眼で選んだ自分だけのお気に入り場所、そんなスポットを常に探し求めています。


それではしばしキャプション無しで画像を並べます。


















今回の撮影はいつもと同じiPhone14Proと、こんな時だけ出番があるOLYMPUS OM-D E-M5です。


ざっと2時間ほどこの場所で過ごしていたでしょうか。
そこから神鍋高原にトランポで移動してのんびり日本海を目指しますが、その途中に新規探索。



前日にあらためて予習をしていると三原水口林道にこんな良さそうな支線が見つかりました。
ナニコレ!ずっと稜線上を伸びているやん。
そういえば以前から気になっていた分岐があったなあ・・・と。


それがこの場所。
この先もし途中で障害物が無かったら相当眺めが良いのでは?と期待を込めて進んでいくと・・・



ワォ!素晴らしいフラット路面!!
土の上にたっぷりと堆積物がある理想的で大好きなヤツです。



そして期待を上回る絶景が広がっていましたー🎵



稜線だからこそ落石や倒木が無いのでしょう、スバラシイ!!



景色は場所によって左右に広がっています。
こんな道に出会った時は、もうワクワクドキドキ🎶



少し進んでは止まり、撮影を繰り返すので全然前に進めません。



天気は最高で暑くもなく寒くもなく。



道はまだまだ続く?



贅沢な時間です♪



そして3km弱でスッパリと終わってくれました。
僕はピストン林道であっても内容が良ければ全然気にしませんが、それがお嫌いな方はスルーしてください。



そりゃあ三原集落までこの道が続いていたらそれこそ大発見ですが、自分的にはこの道はヘビロテ確定です。




本線に戻ります。
予想よりも残雪はやや多めですが、通り抜けるのに問題になることはありませんでした。



崩落も皆無で、この冬がいかに雪が少なかったということをもの語っているようです。



これなら但馬の完全開幕はそう先のことではなさそうです。



さあ、三原水口を抜けてから、今日のもうひとつの予習の成果はこの廃道入口の発見です!
先ほどの支線はGoogle mapで発見しましたが、こちらは地理院地図で見つけました。



入り口の来る人を頑として拒むような有様は、まるであの『まこっちゃんコーラ事件』が起こった三成山林道を想起させます。


コーラ事件とは、メンバーのまこっちゃんが暑い最中に探索途中で喉が渇き切り、うなされるように『コーラ、コーラ!』と連呼し、他のみんなも顔を真っ赤にしヘロヘロになりながら完抜けを果たした伝説的な出来事です。



この辺りから徒歩で奥に進んでいきます。



これはトラクターに連結する荷車でしょうか?
昔に見たような覚えがあります。



倒木、倒竹が収まったなと思っていたら、その先は極めて穏やかな道になりました。
幅員はたっぷりとあり、真ん中を獣が通った跡が続いています。



さらに進んでいくと・・・


道が細くなりましたが路面自体は荒れていません。
この画像でいえば左側に沢が流れているので、おそらく大雨で幅が削られて狭まっているのでしょう。
この日はここで引き返しました。


そして帰ってからこのブログを書く前にハイカーさんのブログを調べていると、これはもともと県道で、かつては車も通る生活道路だったそうです。
ムフフ・・『元県道で生活道路だった』この言葉の響きにはクラッときちゃいます🎵
これは間違いなく次々回の探索候補、しかも大物です!
ある理由で攻略の確率はかなり低めと予想しますが、それでもやる価値は大いにあると確信します。
探索メンバーの皆さんは怯えずに?楽しみにしていてくださいね。


〖ここで業務連絡〗
◯にぃさん、S川さん、良かったらお先にどうぞ!

もし行ったことがお有りでしたらこの先の様子を教えてください。
まだご存じなかったならば出入り口の情報はお伝えします。
方向音痴を自認するT橋さんにお伝えしても、たぶん猫に小判(あっ失礼)でしょうね。



さあ、ここから後はダートに拘らずにのんびりツーリングします。
途中の枝垂れ桜の美しさに心を惹かれ・・



香住の撮り鉄に人気の場所で1枚。



昼飯はお馴染み店で久しぶりに刺身定食を。
味は間違いなく美味しかったのですが、昨年よりかなり値段が上がっていたのはショックでした⤵︎




そこから東に進んで竹野方面に。
竹野は大小幾つもの浜があり、砂浜も水質も素晴らしいです。
春のこんな海がどうしても見たかったのですよねぇ♫



浜の中にはこうしてオフシーズンならば入れるところもありますが、このエリアの砂はとても細かくて注意が必要です。
ちょっとでも傾斜があるとスタックしそうになりますから。



岩礁帯ならばそれも安心。
それにしても期待を裏切らないコバルトブルーの海は、長かった冬に溜まった心の錆を吹き飛ばしてくれる気がします。



県道1号線を南下すると竹野川が並行して流れています。
ここも良い川で、河口付近はきっとスズキやヒラメなども多そうで、昔凝っていたルアーフィッシングをまたやりたくなりました。



その途中でこんな標柱を見つけました!
こちら側は銅山で須野谷は往路で通った山を隔てた向こう側、繋がっているのか!?



車の新しいワダチも残っていて、舗装混じりの良い道です。



今日三つ目のクリーンヒットかなと・・・?



思っていたら行き止まりでした⤵︎
歩いて先を調べてみましたが、全くバイクが通れるようなルートはありません。
これも帰ってから地理院地図で調べると反対側からも道が伸びていますが、間の山を挟んで中断されています。
おそらく予算が切れて計画途中で放置された・・そんな感じです。




神鍋に戻り名色羽尻線を走ります。



ここは標高が低いのでもちろん雪は無く桜が満開です。



平地に戻ると稲葉川とその支流も桜並木がとても美しい。



まったく県内北から南まで、これほど同時に桜の満開が見られるなんて、信じられないくらい素晴らしい1日でした♫



これでフィニッシュと思いきや、陽も長くなってきたので、つい欲張って最後に廃スキー場の奥もおまけに探索。
どこも伐採が進んでいますね。




本当に良き春の一日でした🎵
バイク乗りにとって今の最高の季節を存分に楽しみたい!!


全国オフローダーの皆さん、兵庫県北部但馬地域には50以上の林道・作業道があります。
しかも下記の道はほとんど全てと言っていいほど、規制や害獣防止ゲートもありません!
まだ走られたことが無い方はぜひ一度お越しください。
もちろんマナーはしっかりと守ってくださいね〜♪


☆緑の欄をクリックして、下にスクロールすれば地図も閲覧できます。
(作成されたのは十数年以上も前のため、現状と異なる場合もあります)


http://ecbar.cafemix.jp/mokuji.html


さて、あなたはこのうち幾つ走ったことがありますか?


瀞川氷ノ山林道(南) 
瀞川氷ノ山林道(北)
轟安井林道
天谷加保坂林道
梅ヶ久保林道
野間林道
高丸山林道
仏ノ尾林道
久須部渓谷遊歩道
稲荷尾林道 
熊波林道 
釜谷林道 
八岡林道 
鹿田林道 
居組諸寄林道
諸寄浜坂林道 
作業路竹田諸寄線 
竹田甚白細見谷線 
坂本林道 
草太林道 
中辻肥前畑林道 
中辻林道 
共同作業路中辻線
塩山中辻林道 
村岡神鍋林道 
神鍋蘇武林道 
白菅山林道 
日影耀山林道
日影金山峠林道
粟ヶ尾林道
造林作業道羽尻線
名色羽尻林道
妙見山林道
福岡作山林道 
笠波八井谷林道
八木谷大谷林道 
池ヶ平林道 
本谷林道
宮神山田林道 
作業道本谷奥線 
用野和佐父林道 
和佐父林道
三原水口林道
三川林道
大野林道
水口林道
大山林道 
来日林道+支線
金剛寺畑上林道
矢次山林道 
宮井江野林道 
作業路野垣線


次回探索物件リサーチ & 桜撮影ツーリング 3/25・27

月曜日に有給を取っていたのでまず土曜日に乗ろうかと思っていたのですが、天気はあまり良くないようなので、次回の探索ネタを歩いて下見に行くことに。
場所は兵庫県の真ん中辺りにある黒川ダム湖の周回路から与布土へ抜けるルートです。
これは昨年、別件の調査をしていた時にその入り口を偶然見つけたもので、両方の出入り口からほんの少し入って良い感触を得ていました。
探索好きのオフローダーの中には新鮮味を損ねたくないという理由から、ネット上ですらリサーチをすることを好まない方もいるようですが、ソロで行くのならばともかく、仲間を誘って行っていながら、即チ〜ン終了!となってしまっては立案者として心苦しいものなので僕はこうしたスタイルを好みます。
そうして前回のように、みんなが楽しめて満足してもらえると『してやったり!』と僕自身の喜びも倍増するのです。
何と言っても、みんなで力を合わせて新規探索を成功させるのは、やったことがある人にしか分からない、とてもとても楽しいものなのです🎵

スタートするのは麓の与布土側から。
移転された古い神社跡が残る脇から進んでいくと・・



早くも1本目の倒木が現れますが、前回ひとりで来た時はここで引き返しました。
この様子ならば、他にもこうした倒木は数多くあるだろうと思ったからです。



古い倒木はすでにボロボロになっているのも多く見受けられます。
その先では小さな沢を渡るのは地図で確認済みです。



水量は少なく段差もほとんどありませんが、苔でとても滑りやすいのが難易度を上げています。



その先にある石積みの古い階段。
ここは全体に浮石が多いので、ライン取りが難しそうです。
躊躇をせずに、一気に登るのが良さそうです。



まだ葉が瑞々しい倒木は、この冬に倒れたばかりなのでしょう。



これくらいならば左の下から潜れます。



するとその先で突然作業道に合流しました!
これには驚きました、まるで予想していなかったことだからです。
この画像は左を向いて写したものですが、いったいどこから重機を入れたのでしょう?
もしかして入り口横にあった廃道から??



右を見ると本線が緩やかに続いています。
今回は素直にこの方向に進むことにして、また次回みんなで来た時に左の道を調査してみましょう。



その先でまた先ほどと同じ沢を渡りなおします。
こちらの方が深さ1mほどの V字状になっていてソロではとても難しそう。
人力でヘルプして引っ張り上げなければならないでしょう。




その先にまた倒木ですが、これは枝を処理すれば潜れそう。



しばし穏やかになって・・・


身右が作業道行き止まりで、左に元々の道が伸びています。





ここからやや急な斜面をつづら折に登って行きます。



前回は右鋭角に手こずりましたが、今回はこの左鋭角が苦労しそう。



登り切ると空が明るくなってきてこうした切り通しのような区間と・・



キャンバーの繰り返しに。



これはV字ではなくW字状になっている珍しいパターン。



う〜ん、いい感じですねぇ、好きなんです、こんな雰囲気が♫





さらに進むと太めの倒木がありますが、これは左から越せそう。



一部どなたかが処理、その他は自然に折れたようです。



片側の景色が開けてきました!




でもこの日はあいにくの天気だったので、さほどの感動は得られませんでした。
谷間に麓の集落も見えています。



自撮りでパシャリ!
iPhoneカメラ & AppleWatchを連動させると本当に便利です♪



これが最後の倒木。
細いからと油断をすると、深〜い崖に落ちてしまいそうです。



さあゴールは間近かと思っていたら・・



最後のトラップが潜んでいました。
これは単なる水たまりではなく『ヤチ』と呼ばれる、猪などの泥風呂ですね。
パッと見たよりも深さがありそうですが、誰か犠牲者が出るでしょうか・・フフフ



そして遂に見覚えある場所に出て、ゴーーール!!!
ヨカッタ、致命的な崩落や手に負えない程の倒木は無く、前回と同じような難易度の楽しめる『道』でした🎵


さらにここから分岐してあの山頂にも続いているルートが・・・
いえ、バイクでは山頂まではとても無理として、林道まではもしかするとここから抜けることができるかもしれません。
ともあれ、これで次回の探索プランはバッチリとできました!
お花見シーズンが終わり次第チャレンジしましょう。



翌日の日曜日は朝から雨だったので、家に篭って料理で楽しみます。
スーパーに行ったら豚バラブロックが安かったので、台湾のソウルフード『ルーロー飯』を作りました。
豚バラは大好物なのですが、なかでもこの料理は香辛料が効いて、我ながら抜群の美味しさに仕上がりました🎵



そして月曜日はようやく天気が回復したので、毎年通っている丹波市の加古川上流付近に桜撮影ツーリングに出かけました。



ここは川の土手に数キロにわたって桜並木があります。




まだ満開には遠く5分咲き程度だったのでやや残念。



それでもやっぱり桜を見れば、日本人としてとても満ち足りた気分になれますね。



こちらは支流となる倉町川。


丹波少年自然の家という広い公園を兼ねた施設の中を流れています。
まだ見頃としては早いのと、平日なので人はほとんどいません。


でもいつも思うのですよね、これがもし東京の郊外だったら・・
きっと平日でも人でいっぱいになってしまうのだろうなと。


そしてバイクをこんな場所に置いて写真を撮ることなど、到底できないのだろうと思うと、今の自分自身が置かれている環境を恵まれているなと感じてしまいます。



ついでにこの周辺の探索ネタをいくつか探ってみましたが、こちらは工事中だったりしてさしたる収穫は無し。
思っていたほど青空も午後からは広がらず、早めに切り上げました。



家の裏山でも山桜が満開でした。



このエリアに多いコバノミツバツツジも咲き始めています。
何やらまるで怒涛のように春が押し寄せていて、新緑で山が包まれてしまうのもあっという間のことでしょう。


 春の探索ツーリングは大成功! 3/19

1月21日以来のグループツーリングはもちろん探索!
言葉は悪いですが、もはや手垢にまみれた有名林道などでは、とても満足できないようになってしまったキワモノ好きのメンバー達。
僕たちは決してテクニックに優れたハイレベルなオフローダーではありませんが、リサーチ力とチームワークだけは誰にもどこにも負けないと心中思っています。
基本的には廃林道を中心に、ひっそりと忘れ去られた『道』をメインに走っていて、全くの道なき道を切り開いているのではありません。



今回は久しぶりに若手RYOTAくんも参加となって、丹波ブルーベリースタジアムをデポ地として5台でスタートです。
メインターゲットは、昨年末からの持ち越しとなっていた丹波市中山から鏡峠を横断して佐仲峠に抜けるルート。
ここはバイクでは途中まででしたが、1月に歩いて全行程のリサーチも済ませています。



その前に、スタートは以前から気になっていた栗柄峠の麓にある野瀬集落、その奥に伸びる道です。
いろいろネットで調べてみると、かつては京都府福知山市側にも繋がっていたようで、赤土谷線という林道名もあったようです。



入り口には立派な害獣予防ゲートもあり、これは良いかもしれないと期待が膨らんだのも束の間・・



まずはザレザレのキャンバー区間。




この画像では右側の沢に落ちてもなんとかなるので割合と気楽に通過。



お次は倒木越えで根っこ側から。
ウォーミングアップ無しにこんなアトラクションが現れたので、Kちゃんは何度か挑みながらもギブアップ。
代走まこっちゃんがシェルコTYを操ります。



仕事が多忙で3ヶ月以上もバイクに乗っていなかったRYOTAくんも最初は苦戦!




でもそこは流石にすぐにカンを取り戻して軽く倒木越え。



大き過ぎて越えられない、もしくは潜れない倒木があれば、みんなスッとゴムボーイ(ノコギリ)を取り出して素早く処置にかかります。
紅一点のKちゃんも率先して取り掛かる姿はオトコもオンナも関係ありません。



そしてそれぞれの技量に合わせて時には惜しみなくヘルプしながら、次々に現れる課題をクリアーして行くのが醍醐味です。



ただしこの峠道は、もう相当前から本来の役割を終えたまま放置されていたようで・・



途中から道が完全に消えてしまっていました。
となると当然ながら来た道を戻ることになるので・・



だいたい下り基調で反復するので、難易度は多少下がることが多くなります。



少し冷え込んでいましたが、天気は文句のないほどの快晴🎵



さあ、次に行ってみましょう〜



2本目はデポ地からすぐ北上するルートで、狙いはその山頂付近にあるお寺まで抜けられるかどうか。
衛星画像で見ると作業道らしきものが縦横に走っています。



こちらは先ほどの植林地とは違い、明るく見晴らしの良い道でした。



倒木があっても、幸いにこんなふうに上手いことルートが確保されていたので、どんどん高度を稼いでいきます。



こちらにも倒木根っこ側越えのセクションあり。



いくつかの行き止まりもありながら、またさらに高度を上げていきます。



樹々の間に空が広がり、頂上もそこまで見えてきました。



しかし・・



ついにジ・エンド。



後でトランポを停めた近くの交差点にあるイラストの地元案内図で確認すると、かつてこれはこの上にある神池寺への参道だったそうですが、今はわざわざ歩くには険しいこの道を使う人はいないのでしょうね。


この日は出だしに僕の、走り出してからはえでーさんのメカトラブルなどもあり、予定していたルートをカットして、早めにデポ地に戻ってカップ麺ランチ。
最近、このパターンが多いのですが、TRRSの場合はガソリンも必ず補充しなければならないし、昼飯の食料を背負わなくても済むのでとても気に入っています。
真冬や真夏は外で昼食を摂るには辛いこともありますが、こんな季節は外で食べるのがイチバン!



さあ、そして午後の部はいよいよ今日の本命ルートです!
前述したように、ここはバイクでは12月に途中まで、徒歩では1月に来て全行程を確認しています。
バイクで前回来た時は峠の頂点に激坂があり、抜けることを阻まれていました。
しかし徒歩ではそのエスケープルートが見つかり、全体の難易度としてはギリギリなんとか行けるかどうかという判断でした。


ここで最後尾の僕を待って、iPhoneを構えていてくれたのがRYOTAくん。



この1枚とても気に入りました、ありがとう🎵
このブログの他の画像も何枚かは彼が撮影したものです。



いつもは終盤に電池切れになってしまうKちゃんも、この日は尻上がりに調子を上げてどんどん積極的な走りを続けます。



さて、課題はこの先にあります。



課題①
まずはこの太くて硬い倒木の処理。
RYOTAくん以外は皆そこそこのお年頃なので、腕が疲れたらすぐに交代して、作業は速やかに進んでいきます。



ふと目を倒木の根元に目をやれば・・アレ、なんだかオッ◯イみたい!?


ものの15分くらいだったような・・
切り口も綺麗で見事な仕事っぷりでした。



課題②
右鋭角ターンですが、倒木が埋もれてラインをとても狭めています。
画像だと伝わりにくいかもしれませんが斜度もかなりあり、これを一発でクリアするのはトライアルNAライダー以上だけかも?



ある意味贅沢な話ですが、あまりカンタン過ぎても面白くない。
かと言って危険度が高く、恐怖が先立って難し過ぎてもやはり面白くありません。
このルートは『ヒーヒー』言いながらも楽しく、協力しながら乗り越えていく面白さに溢れていました。
かつてこんなルートを『まるでロールプレイングゲームのようですね🎵』と言い放ったのはRYOTAくんですが、まさにそれは名言。



鏡峠のクロスを越えるとV字谷があり、そのすぐ先右にエスケープルートがあるのです。
もしそれが見つけられなかったならば、超激坂を木を避けながら登るか、佐仲ダムまで歩きでも厳しい斜面を転がり落ちるしかありません。



これが課題③
フッカフカの厚く積もった落ち葉のキャンバーをターンして登れば、そこはみんなにも見覚えがある場所。



最後の最後で登り途中でエンストしてしまい5mくらいリバースして、見ている方が肝を冷やされたKちゃんでしたが・・



みんな揃ってついに完走完抜け‼️
楽しい〜🎵


僕らが初めてということにはおそらくならないでしょうが、倒木などの状態から判断すると、少なくてもこの10年はバイクでこのルートを走ったオフローダーは皆無でしょう。
こんなルートを情報ゼロから掘り出し、色々な角度から調べて実走、完抜けして、僕たちの引き出しを増やしていくのはサイコーに楽しいコトです。


山地は多くても意外にも抜けられる林道が極めて少ない兵庫県丹波篠山から春日、さらに京都府・福知山方面ですが、こんなに楽しく素晴らしいルートが眠っていました。
俄かに関西オフローダー界隈がザワつくかも??




そこからは佐仲峠をのんびりと走りデポ地に戻る・・



かと思いきや、ちょっと早めだったので、その奥にある三宝ダムに行き、そこから稜線に続くはずのルート確認。
今日の最初の1本から地図では破線で繋がっていたのです。


入り口はとても不気味ながら、その奥を確かめるとこんな感じでした。
反対の出入口側がダメだったので、やっぱり無理かなあ?



その先の三春峠にも登ってみると、その三宝ダムも綺麗に見えました。



激戦の爪痕
Kちゃんのナンバープレートがすごいことに・・・
ま、僕のもそうなんですが、これはSHERCO TY125特有の問題点でもご愛嬌でもあります。



Spring is here .



プレシーズンのスタートをシェルコで遊ぶ 3/12

冬の間のトレーニング期間も終わり、バイクは2ヶ月ぶり、シェルコは内外リフレッシュを施していたので3ヶ月ぶりとなりました。
ご存知のように、その間に新たな機材である TRRS XTRACKの性能には衝撃を受け、果たしてシェルコを今までのように楽しめるのか、いささか不安もありました。


今年は雪が少なかったとはいえ、ホームグラウンドの但馬は例年GW明けまで林道には雪が残っていて走れる場所は限られます。
そこでプレシーズンに遊ぶのは第二のホームである北播・多可町の千ヶ峰エリアです。
このエリアに関しては、もしかして地元の方以上に熟知しているつもり。
小ネタ、大ネタ、隠しネタとその材料は豊富に蓄積しています。


まずは小手調べに牧野大池林道から。
ここは思い起こせばシェルコのシェイクダウンを行った場所でもあります。
途中に妙見山登山口がありますが、昨年12月に登った山です。



ここはビギナーにもぴったりな林道ですが、ここ数年にわたって周囲の森の整備のためにずっと間伐などの作業が続いていて、平日は入らないほうが無難ですね。



路面はこんな感じでオールフラット、部分舗装のショートです。
林道あるあるのひとつですが、多可高側の入り口ゲートには『進入注意』とあり、大池側の旧キャンプ場のある入り口には『進入禁止』となっているのでこれもご注意を。
あくまで自己責任でお願いします。



大池に着くと何やら2ストエンジンの甲高い音が響き渡っています !
んん、なんでや!?と思えば、大型のラジコン飛行機が数機乱舞していました。



その操縦の腕前たるや素晴らしく、僕も少しだけかじっていたことがあるのですが、車やボートなどと違って三次元の遠隔操縦は本当に難しいものです。
それをまあ、この日の方達はとんでもないハイレベルでこなしていました。



機体はみなフロートを付けた水上機スタイルで着水発着。
もしもの時、回収に使うためにゴムボートまで用意されていました。
今は飛ばせる場所を探すのは本当に大変でしょうが、ここならば誰の迷惑にもならないでしょうね。



ひとしきり見物させてもらってから、すっかりとお色直しを施した愛機を撮影。
デカールは彦星さんが熱意を込めて製作されたオリジナル。


弱点だったサイドスタンドはアベ精工から発売されているシェルコTY専用品。
これはもう最高です!
今までは停めるたびにすごく気を遣っていながらも、1日に何度もバタンと倒していたのが、当たり前のように片足でポンと出してどこでも気軽に停められるようになりました。
それに乗る度にブラケットが変形したのを治すことからも解放されて万々歳!
シェルコTYオーナーの方は、お値段少々張りますが、何を差し置いても購入交換することをお勧めします。



さらにちょっとわかりにくいかもしれませんが、カイダックで整形したバッテリーカバーもしっくり馴染んで大満足です。



さて、次の小ネタはドライビングスクールの奥から伸びる、小さな名も無い山の作業道。



ここも正面入り口は施錠されて入れなくなってしまいましたが、いくつかある別のゲートからは問題なく入れます。




ここからの風景は、まさに播州らしき平地と低山の連なり。
かつてこの麓の神社の祭りはとても人気があったそうで、今は廃線となった国鉄に大勢の人が乗り合わせ訪れていたそうです。



小ネタ3連発は箸荷(はせがい)と観音寺に亘ってある2本の作業道。
以前は繋がっていなかったのですが、新たに伐採が進んでドッキングしてそれぞれを行き来できるようになりました。



こんなふうに国道427号線の東西には山がずっと連なっているのですが、西側はメインの林道、東側はバラエティーに富んだ林道、作業道が点在しています。



観音寺には展望台があり、そこに小径が造られているのですが、これがまあとってもタイト!
この画像は分かりにくいかもしれませんが、上から下に向かって撮ったもので、矢印のように鋭角のつづら折りが連続しています。



同じものを場所を変えて撮るとこうなるワケです。
軽量なシェルコだから入って行こうという気持ちにもなりますが、トレールだったらウンザリしてしまいそう。
ま、仮にずり落ちても、その下に来た道があるので安心なのですが・・。


この観音寺側には不思議な区間がありまして、広い幅員の舗装路がプッツリと切れています。




今回、久しぶりにその終点まで行ってみた時に、何やら数メートル崖上に道がありそうな予感がして登ってみたのです、それが・・




えっ、古道!?こんなところに??



よーく見れば右側に『右 まきの 左 たんば』と彫られています。
牧野は先ほども書いたように栄えていた地域で、この北側にある竜ヶ岳に登った時に出会った清水坂におそらく繋がっているのでしょう。
地理院地図にも載っていませんが、次回よく調べて踏破してみたくなりました。



ランチは前回が洋食だったので、今回はいつもの鳥富で焼き鳥定食。


追加の一皿は手羽先塩焼き!
この店が初めての人に勧めるのはモモ焼きですが、僕自身この手羽先はそれに負けず劣らずだと思っています。
手羽先といっても他の店で食べるよりもずっと大ぶりで、骨が抜かれているので食べやすく、ジューシーでプリップリ!そして肉の旨みが凝縮されています。
さらに大好きな皮を味わえるのも魅力の一つです。



さて午後の部は大ネタからスタートしましょう。
ここは多田のソーラー発電所横から入る通称『裏千ヶ峰』です。
通称と言っても僕が勝手に付けた名前ですが、入り口には廃タイヤで造られたひょうきんな番人が立っています。



しばらくは細いコンクリート舗装の道を登っていきますが、路面はダートに変わり、この付近に多いミツマタが花を咲かせていました。
ほのかに漂う甘い香りが春を感じさせます。



このエリアは複雑で、いくつかある支線分岐を間違いなくチョイスしていくと、この『ソーヘイガマ」』というおかしな地名表示があり、ここを左折すれば大正解です。
以前にも書きましたが、こうした山の中の地名はなんらかの漢字でつけられたものが訛っていくうちに訳のわからないものに変化していくようです。
ともあれ、ここまでスムーズに辿り着かれれたら表彰モノなので、興味がある方はチャレンジしてみてください。



このルートはおそらく相当長い期間使われていない廃作業道なので、冬から春先以外は路面びっしりとススキに覆われています。



さらに厄介なのはその下にゴロゴロした落石、転石があること。
油断するとフロントが弾かれて崖落ちも!
以前はそれに加えて倒木も多かったのですが、現在残っているのはうまいことエスケープできるものです。



最もリスキーなのはこの場所。
左側はものすごく深い谷で落ちたら終わりです。
今は草が残っていて木も伸びてきましたが、かつては谷底が見えて恐怖でした。



その谷を挟んで反対側には幅広くフラットでバラスが主体の路面の本線があり、最高点付近でこの作業道と合流します。
走ったことのある方は『ああ、あそこね!』と思うでしょうが、夏場は草に深く覆われて支線入口があるとは思いもしないでしょう。



越智川側に降りて遡り、新田ふるさと村の手前を水谷峠で千ヶ峰山頂方向に登ります。
その途中から分岐して伸びているのが隠しネタ『水谷西線』です。
僕自身がビギナーだった頃にTHさんから教えてもらい動画を見せてもらいましたが、ここも片側の深い谷とガレ具合にビビったものです。



入っていくと珍しくまだ新しい先行者のタイヤ痕がありました。
こんな超マイナーな道を知っておられるなんて、いったいどなたでしょう。



自慢するわけではないのですが、以前だったらビビって引き返していたような区間でも、経験を重ねるうちに自信を持って勧めるようになってきました。
それに今回フロントフォークオイルを交換して、MOTULのVERY LIGHT 2.5Wにしてみたところ、とても良い動きになって安定感、走破性が向上しました♫
懸念していたシェルコの魅力の見劣りは全く感じられず、TRRSとは別な楽しさとして操ることができました。


湿って腐葉土のようになるとトライアルタイヤは不利ですが、乾燥してサクサクの深い落ち葉の道を走るのはとても気持ちが良いことです。
この日は少し雲が多かったのですが、明るい冬の森も好きです。



ピークの手前まで登ると、南の空は春の霞で見晴らしはいまひとつ。



反対側の北の空は比較的すっきりと晴れているのは対照的。
ここはちょうど瀬戸内海と日本海の中間地点です。



こうして素晴らしい景色に愛車を置いて写真を撮る、それが僕の大きな楽しみ。
そのためにバイクを、それもオフロードバイクを乗る理由と言っても過言ではありません。



結局、この日の中で積雪はこんなものくらいでした。
これならば粟鹿山の開幕はそう遠くなさそうです。
但馬全域を走れるのも、もしかすればあと1ヶ月先くらいかも。



いつの間にかすっかり陽が長くなってきました。
まだまだ太陽は高いですが、早めにのんびり帰ります。




道端には地元の方が育てたのか、春らしい色の花が咲いていました。
Google先生によればキスイセンというそうで、花言葉は『もう一度愛してほしい』とか。


トランポに戻り、着替えてから牧場直営の人気店『wacca』のいちごミルクソフトクリームで一服。
チョコディップの生いちごがトッピングされた、なかなか贅沢な味わいでした🎵


大小、長短、硬軟、七変化の林道や作業道があり、そして美味しいものがたくさんある多可町千ヶ峰エリア。
観光PRスタッフとして起用してくれたら、ドーンと集客する自信あるんだけどなあ♪



オフトレvol.14 上山高原を独占!とプラスワン 3/4

そろそろバイクに乗りたくてウズウズしてきましたが、雪山のシーズンも残りわずかなので、この日は昨年断念した上山高原に行ってきました。
新温泉町にある上山高原は兵庫県の北西の端にあり、鳥取県との県境と面しています。
冬場は深い雪に閉ざされる地域で、除雪は麓の集落までしか行われないので、ごく一部の登山者やBC、XC系のスキーヤーくらいしか訪れません。
そんな場所にスノーシュービギナーの僕がチャレンジするのはどうなのかとも思いましたが、これまでに冬場を除いては数えきれないほど来ている、大大だ〜い好きな場所。
(現在、イヌワシなどの野生動物の保護のため、舗装道路以外の場所にバイク乗り入れは禁止となっています)
周辺の地形も頭に入っているのでなんとかなるか、ということで今回はソロで行ってきました。


そこまでのルートはいくつかあるのですが、今回選んだのは青下(あおげ)集落からのもの。
ハイカーさんやマウンテンバイカーさんのブログなどを読むと、集落から尾根にかけては『とんでもない激坂!』とか『えげつなくて無我夢中、どう下ったかも覚えていない!』などとあります。


まるで庭の一部のような民家の横を通り抜けて山に入っていくと、この辺りはあまり雪が残っていません。



予想とリサーチ通りの激坂がすぐに始まりました!
しかも踏み跡も目印も無く、全く登山道としてのルートが分からず、頼りになるのはジオグラフィカのGPS地図と勘だけ。



いっそのこと新雪で深く覆われていた方がよほど条件としては良いのですが、日当たりの良い場所では10cmくらいの深さで、それがシャーベット状になっていてまるでグリップが効きません。


何度も方向を変えて、時には行きつ戻りつを繰り返し、四つん這いになり、ずり落ちながらも高度を上げて行きますが・・


画像ではあまり伝わらないかもしれませんが、尾根が見え始めたこの辺り、もう諦めて引き返そうかと思いましたが、じーっと見ていたらラインが浮かび上がってきました!
キャンバーを一歩一歩踏み固めながら、慎重に、慎重に歩を進めます。



そして汗だくになりながらも、なんとか尾根に出ました!



繰り返し GPSで確認してきたので、ここまでは合っていたようです。
しかし、ここから先がどちらに進めば良いのか・・
このエリアはまるで大きな船をひっくり返したような地形になっていて、この時点でここはその船首底部分にいることになります。
地図を確かめると底の頂点から外れて谷筋を進むのが正解となっていますが、そのあたりは沢が流れていて、下手をすると踏み抜きそうで危険を感じます。



そこでルートを外れるのは承知の上で尾根筋を進みますが・・



あとは自分の勘と観察力。
動物の足跡もそのヒントのひとつになります。



樹皮がなくなっているのは鹿のせい?
それとも・・・?



西に進んでいくとその先で森が途切れているのが見えてきました♪



よ〜し、間違いなく出られたぞー!!



上山高原はかつてススキ原だったのが、さまざまな原因によってナラなどの樹々が育ち森になっていました。
それが現在希少動物の保護のためもあり、あえて木を切って広大な草原を復元しようとしている長期計画の最中です。
今でも一部、春から初秋にかけて最高級ブランド牛の放牧場にもなっていますが、どこまでも広がり穏やかな起伏の大地がそこにあるのです。



雪が無い時期は伐採の跡がまだ生々しく、若干荒涼感も漂っていますが、今は素晴らしい白銀の世界に感動です🎵


樹の右後方に在るのが上山です。
高原の中に小高くなっているので、まるでお椀を伏せたような小さな丘みたいな山です。



振り返ると谷を挟んで、但馬ではベストスリーに入る中辻肥前畑林道が見えます。



アップで見るとこんな感じ。
雄大な景色を楽しめるスカイライン林道をまた早く走りたい!
でもGWの頃まで待たなければ雪が溶けません。



ここから上山まではあと1kmほどで、登りも大したことはないのですが、腹も減ったし、気力体力もかなり使ったのでランチタイム。



頂上に登ってもあまり景色に変わりはないことは分かっているのでここでも充分。
・・・と自分に言い訳しながらですケド。



あたりは静寂に包まれて風もなく穏やかな時間が過ぎて行きます。
時折聞こえるのは、何かを警戒しているような鹿の鳴き声のみ。



先週の蘇武岳山頂付近も良かったですが、ここはまた別の良さで、つくづく来て良かったなと思わせてくれます。
これがもし東京の周辺だったら、この景色を独占して好きなだけ楽しめるなんて奇跡に近いことでしょう。



さて、そろそろ帰りますか。
帰りは正規ルートを確かめることにします。



はいはい、ここまではこれが正解。
根元が鹿に齧られて、黒川ダムの公園ベンチの脚と同じくらい細くなっています。



ハイカーさんのブログにもあった木橋を見つけましたが、この先左の沢沿いの道が雪に埋もれて急キャンバーとなって歩けません!


結局、往路で選んだ尾根伝いのルートがこの雪の時期には正解だったようです。
そしてあの激坂下りは5回くらいコケながら、なんとか怪我なく下山できました。



このところの相棒Tさんの影響もあり、トレッキングの帰りには温泉に寄るのがとても楽しみになってきました。
今回は『夢千代日記』の舞台となった湯村温泉の外湯、町営の薬師湯です。
小さいながらも露天風呂とサウナもあって、町外の人は500円、町内の人は250円と良心的な料金。
掛け流しではありませんでしたが、風呂上がりにクリームなどを塗らなくても、顔は突っ張ったりせずにツヤツヤになりました。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


翌日の日曜日、隣のカノジョが『アタシも山に連れて行って!』とのリクエストにお応えして、軽く裏山に散歩気分で。



ところが小三と小一の姉妹は身軽で速い速い!
登りはストライドの差でなんとかリードできますが・・



赤い矢印はカノジョたちが通う学校。
毎日かなりの坂道をこなしているので足腰は強くなって当たり前かも。



南側の眺めの先にはカノジョたちも大好きなユニバ(ユニバーサルスタジオジャパン)があります。
オッサン世代だと、ついユーエスジェイと言ってしまいがちですが、そう言うと冷たい目で見られます。



他人様の子たちですが、自然の中で遊ばせる時は少々危険なことでもどんどんやらせます。
もちろん大きな怪我には繋がらないようにフォローはしますが、幼い時にこれくらいはリスクを取らないと、やっていいこととそうでないことの判断力が身につかないと思います。



下りになると、最近はもうそのスピードには付いて行けずに離されてしまいがち!
散歩気分はどこかに吹っ飛び、ペースは完全にトレールラン🎵
もう長いこと走っていなかったけれど、まだまだイケるやん・・って心の中で思っていました。



2時間ほど山の中を駆けずり回り帰宅。



出かける時に僕も連れて行けと泣いていた末弟を連れ出して、さらに家の周辺で遊びます。



落ち葉に深く覆われた斜面で尻スキー🎵



『なんちゃらアンパーン!』と叫びながらの、落ち葉投げ遊びが気に入ったようです。


土日の二日間、まだ春とは言えない気温でしたが良い汗をたっぷりとかきました。
昨日の疲れもただ家でグタッと休んでいるよりも、適度に身体を動かした方が良いのは今や常識。
お風呂上がりにはたっぷりとストレッチして、また次の週末に向けてプランを練りましょう。(あ、平日は仕事もしてます!)
さて、来週はそろそろバイク?それとも・・・