苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

北播に光を当てよ! 2/6 多可・神河


※北播とは赤穂浪士でお馴染みの、播州地域北部の名称です。


この日は朝から本当に良い天気に恵まれました!

スタートはいつもの場所で、どうです?この青空!!

さあ、まずこの日の最初は例によってGoogle mapと地理院地図を睨めっこして目星をつけたこの一本。
自動車教習所の先から入るルートです。

長さはそれほど無いとは想像していたのですが、どんどん登って行くと頂上付近が開けてきました・・・すると

ドッカーン!と絶景が広がっていたではありませんか!
苦楽園基準で言えば、建物がたくさん見えるのでAランクを付けることはできませんが、それでも気持ちが良いのは変わりなく、早くも達成感がバリバリ。

こちらは北向きに撮ったものですが、ちょうどバイクの上あたりが千ヶ峰かな?

いやいや、1本目からヒットだったので満足してしまいピストンで戻りましたが、帰宅してからもう一度地図をよく見ると、どうも抜けられる道が他にあったようです。
また来週もう一度再検証しようかな。


そして2本目は養護学校の横から入るこの林道。


願わくば、この前のスーパーストレート林道から繋がっていれば最高なのですが・・。

しかし、この道はどうやら登山道のようで。

次第に道幅も狭まり、何となく嫌な予感がしてきたので撤退。
これも帰ってから調べ直してみると(復習は大切)、我が同志であるgonzoさんがかなり以前に訪れられていました。

う〜む、最後は階段になっているそうなので引き返して無難だったのかな。
でもあともう少しだったようなので、ワタシも歩いて登ってみれば良かったな。

さてお次はまた先週と同じく、黒田庄のスーパーストレートへと。
しばしキャプションは無しでご覧ください。

しかし今日はおかしな日で、初めて走る区間でもものすごい既視感というか・・いやむしろそれ以上に『あれ、この前夢に見た通りじゃん!』って思うことがしばしば。
一体いつからそんな予知能力が備わったのでしょう?
反面、普通はどこをどうやって走ったのか、後で頭の中でまとめられるのですが、それがまるでできません。
体内GPSに狂いが生じているような感覚ですが、何でだろう?

ともあれこのエリアはストレートだけでなく、周囲にはさまざまな支線もあって楽しめる場所です。
まだ探っていないルートもあるのですが、これはより機動性の高いシェルコが戻ってきてから行くつもりです。

さぁて、本日のランチはこちらです。

このプレートにはハンバーグ、有頭えびフライ、コロッケ、とんかつ、フライドチキンのオールスターゲーム!

それに加えてデザートのこのクレームブリュレがとっても美味!
昼はいつも満員で店の外で待つ人もあります。
コーヒーも美味しいですよ〜。

そして午後の部はこのエリア『医者どん道』です。
以前にも書いたのでおさらいはしませんが、この名前に興味がある人はググってくださいね。
①はゴルフ場側からのルートで、これまでは途中左折して②に抜けていました。
だいぶ以前に③に進んでみましたがゴルフ場敷地に突き当たりました。
しかし前回行った時は途中崩落がありました。
この図の『医者どん道』は登山道でバイクでは無理です。
そして問題は④のルートで、これまでは抜けるのは無理だと思っていたのですが、よくよく調べてみるとその可能性が感じられたのです。


そもそもこの道はこの付近のことを色々と教えていただいた、KTM乗りのtohoo.jpさんに教わったのですが、最近SNSでの投稿が無く寂しく思っています。

前回グループでも少し走ってみたのですが、④のルートはコンディションが悪く、あまりレーダーに反応もなかったのですぐに引き返してしまいました。

ところが今回は奥に進むにつれ、雰囲気はどんどんよくなっていきます。

わわわっ、こんなに良かったんだ!

途中獣道になったりしながらも、試行錯誤を繰り返しているうちに・・・

何となく抜けられちゃいました!

先にも述べたように、今日は何かがおかしくて、途中ここでも迷うのではないかと焦りましたがひと安心。
もう一度同じように走れと言われても自信がありません。
お隣の宍粟には峰山メイズ(迷路)がありますが、こちらは神河メイズと名付けましょうかね。

まあ四方が国道や県道に囲まれているので何とかはなるのですが。

ビギナーにひとつアドバイスをするならば、こんな時ガス欠だけには注意しましょう。

最後は②の長谷側から脱出しました。
この区間は以前とても荒れていて不気味で嫌だったのですが、すっかりと綺麗に整備されています。

その出入り口付近にあるひっそりとした桜公園。
なかなかここは満開のタイミングで来られたことがないので今年こそはと。

そのままぐるりと時計回りに廻って行くと、ふと面白そうな施設を発見しました。

『自然体験学習の森』となっていますが、敷地に入るのは自由で全てダートです。

春になるともっと良くなりそうな雰囲気です。

山頂方向にも行けそうですが、今日のところは引き返しました。
これもまたトラ車案件。(より機動性の高い、もう一台所有のトライアル車で探るの意味)
実は昼食を食べている時に、そのバイクをスペシャルチューンアップのために預けていた京都TOM’Sの吉川さんから電話があり、遂に完成したとのこと。
やったー!待ち遠しかったのですよね〜。

山の中では一番花が早く咲き出すミツマタの蕾が大きくなっていました。
隣にはまだ枯れススキがあって季節を跨いだ光景がありました。

しかしそれにしてもこの日は終日、滅多に無い素晴らしい天気でした!

帰路は千ヶ峰を北側から下り、最後はいつもの穏やか林道。
そうそう、千ヶ峰は大規模な伐採作業を土曜日でも行っていました。
特に平日は侵入しない方が無難だと思いますよ。

いくつかやり残したこともあるけれど、素晴らしく満足な一日でした!

満足といえば、ランチを食べたお店で手作りのシフォンケーキ(¥200)を買っておき、帰る車内で食べたのですが、もうこれが最高に美味しい!
こんなにしっとりとしながら、フワッフワのシフォンを食べたことはありません。
コンビニのものなどと較べたら(そのもそ較べること自体が失礼だな)まるで格が違います。
もし行かれることがあれば、おやつやお土産にぜひおすすめです!
このご時世、飲食店(その他接客業も)を応援しよう!!

そして連休2日目はロードバイクトレーニング。

そろそろ身体も慣れてきたので、これまでトレーニング再開後は蛇行して登っていた坂をシッティング、ダンシングを交互に繰り返して普通に登ってみました。
もうね、涙、鼻水、ヨダレが出てもそれを拭く余裕などありませ〜ん。
心拍数はマックスで酸欠状態、下半身は乳酸が溜まってパンパン。
のんびりサイクリング♫な〜んて楽しみ方もありますが、ワタシの場合はレジャーではなく、あくまでもスポーツでありトレーニングのひとつです。


それもこれも里山の鮮魚料理店でこの定食を食べるため、自分自身にムチをふるっているのです。
今回は『タイとヒラメの舞踊り定食』(”舞踊り”は勝手に付けました。)
一切れだけだったけれど、ヒラメの縁側が甘くて美味しかったな!
次回はタコの天ぷら定食にしようっと。



KRAZy Vol.21 無料マガジンに掲載されました

ご存知の方も多いかもしれませんが、これまでKRAZy webマガジンでは数回、林道ツーリングレポートを載せていただいていました。
今回は初めて紙媒体の無料マガジンに2ページ見開きにわたって15枚の写真のみ載っています。

昨年発行人の近藤さん(もともと博報堂のデザイナーで、独立されてからも数々の宣伝広告に関わって来られたそうです)からお話をいただき、わが拙文&素人写真を採用していただいていたのですが、実は私自身もこうして無料マガジンを手に取って見たのはこれが初めてでした。
大変失礼ながら、無料と聞いていたのでもっとシンプルなものかと思っていましたがこれがとんでもない大間違い!
実に全71ページ・フルカラーで高級紙を使っている立派な冊子、とゆーかマガジンです。
しかも内容がとても濃く、かつオシャレで、バイクに乗ったことも無い人からベテランまで楽しめる内容なので、え〜ホントにタダなの?って信じられないくらいです。
こんな素敵なマガジンの一画に僕如きの写真を載せてもらうなんて・・とても光栄で嬉しい反面なんだか面映いやら申し訳ないやら・・

ちなみにオマエはいくら貰っているんだい?って問いたい方もおられるかと思いますが、これは全くの無償なんです!
なぜならば僕自身ブログを書いている理由のひとつに、一人でも多くの人にこの世界の素晴らしさを知ってもらいたいということがありますが、そんな想いと以下のKRAZyコンセプトがピタリと合致したからなのです。
どうぞみなさん、ぜひ一度お近くの配布先で手に取ってご覧ください。
そしてもしよろしければグッズの購入も!
http://www.krazy-web.com/custom/1月のkrazygoods通販「パーカー特集」その1-2colors-parka/



webサイト・ホームはこちら

新たな発見!ヤスダ・スーパーストレート!! 1/31 北播

先週末はずっと雨で家にこもり悶々としていました。

この土曜日はまだ強い冷え込みが残っていましたが、美味しいランチを食べるためにロードバイク(エンジン無し)でトレーニング。


三田、木器亭(もっきていではなくて「こうずきてい」ですから、テストに出るよ!)の穴子とイカの天ぷら定食。
前回はお造りの定食を食べたのですが、その時からこのメニューがず〜っと気になっていて、今回選んで大正解。
もうサックサクの仕上がりは専門店を凌駕するほど、やっぱりここの板前さんは腕がいいわ。

そして日曜日は先々週と同じく牧野大池からのスタート。

いつものルーティーン、穏やか林道でウォーミングアップ。

これも前回と同じように黒田庄の門柳までワープします。
これまで何回も来ているけれど、ようやくこんな青空がこの場所で見られました。

真冬でもまず積雪が無く、ほどほどの距離で抜けられる貴重な林道です。

ここは支線もたくさんありますが、そのほとんどは侵入禁止。

唯一と言ってもいいくらいの、規制がない一本に入ってみると意外に深く奥まで伸びていました。

この辺り以前は倒木銀座だったのですが、だいぶ良くなっているようです。

ふむふむ、また次回トラ車案件の場所がいくつか見つかりました。

さてさて今日の新規探索で本命、目星を付けていたのはこのエリア。
拡大すると大きなソーラーパネルの基地があるようです。
広い舗装路から害獣ゲートを抜けるとそこには・・・

おお〜っ、これは!!
どどーんと伸びる、超絶フラットのロングストレートがありました!!!

ソーラーパネルを設営する時に造られた道路なのでしょうか?
氷ノ山のあのロングストレートに劣らないくらいの距離で奥へ奥へと続いています!
ビッグオフならば三桁は軽く出せてしまうでしょう。
しかも周囲にはもちろん民家も田畑もありませんから気兼ねなく楽しめます。
(なんて書くとなんちゃら警察からクレームが来るかもしれませんが、そんなことは馬耳東風)

ストレートゾーンを抜けると杉の植林地で緩やかに登りとなり。

砂防ダムで行き止まり。

一旦戻って・・

支線に入ってみると

これもなかなか良い感じでしたが・・

やっぱり同じパターンで行き止まり。

フラットエリアから別方向に進むと・・


今度は倒木で行き止まり。

まだまだいろんなルートがあって・・・

むむっ、これは他と違うぞ!

ゲートがあるということはこの先に抜けられること間違いなしでしょ。

迷路のように四方八方に支線が伸びていますが、そのうちの一本が・・

このお寺の裏手に繋がっていました、ヤッタ、ループで抜けられました!!


※こちら側は墓地もあるので、通過する時は静かにお願いしますね。

往路で進んだのが右手で、復路が左手です。
面白かったぁ〜!!

そこからワープしてこの日も鳥富に着くと、店の前にはTMとハスクの2台が停まっていました。
(腹ペコで写真を撮るのを忘れた) 

これは間違いなくあの方と確信して、中に入るとこの店を教えてくれたおやじいさん(別名あほ親父さん)がカウンターに座っておられました。


挨拶を交わし、少しコーフン気味に先程のフラット林道のことを話すとすでにご存知で、『あんなとこオモロイ?』との一言、ギャフン。


そう、この方はゲロ大好き人間なのでまるで価値観が違うんですよ。


でもこの店を教えてくれた恩人でもあり、同い年ということもあって気が合うんですよね。


(と、ワタシは思っていますよ)


おやじいさんは先に店を出て、ワタシがいつもの焼き鳥定食に追加したのは手羽先焼き。
前回そのノウハウを店主から教わりましたが、骨を抜いてあるにもかかわらずこのふっくらした仕上がりは、とってもジューシーで美味しいんです!
普通の手羽先よりも倍くらい身が大きくて男のワタシでも一口ではとても食べられません。
ごちそうさまでした!


二日連続してちょっと贅沢?の昼食で満たされて、午後の探索に行ってみましょう。
ここはリフレッシュパーク市川の手前にある謎のルート。
北側のグリーンエコー笠形にあわよくば繋がっているのではないか・・そんな期待がありましたが。


3kmほどの舗装林道の峠の頂上で行き止まり。
なかなかのワインディングでしたが、貫通させる予算がつかなかったのか?
あるいはこの先は別の自治体の管轄で計画がポシャったのか?
割とよくあるパターンとも言えます。


青い丸が現在地、もうちょいだったのですけどねえ・・・。


まあ、それでもこの辺りを探ってみると行き止まりではあるものの、いくつか良い場所がありました。

早春の花、ミツマタがそろそろ蕾を膨らませています。

ここもまたトラ車案件で残しておきましょう。

さあ、最後はこれもまた前回のリピートです。
何度も言いますが、惜しいことにこの水切りラバー板がちょっと邪魔なんですよねぇ。

この前帰ってから写真を整理していると、この林道であまりの景色の良さに見惚れてしまい、撮った写真の枚数が少なくて後悔していたのです。

こうしてみると真冬の時期とは思えない風景ですね。

びっくりしたのはこの場所でマウンテンバイカー二人組と遭遇したこと!
話をしてみると、なんと自走ではないものの遠く和歌山から来られているそうです。
しかも土地勘もないままこの道を発見したと!なんたる嗅覚!!


位置やアングルを変えながら、今日は納得がいくまでシャッターを押します。

このバックのどこかに笠形林道北工区ルートが伸びているのですよね。

戻る途中に支線に入ってみましたがすぐに行き止まり。

でもこちらは少し長かったな。

あ〜楽しかった!

大満足の週末二日間となりました!
来週はそろそろシェルコが大変貌して戻ってくるのでしょうか?楽しみだ〜
(吉川さん、金本さん、よろしく!)


FOUR SEASONS IN 2020

昨年2020を振り返る写真アルバムです。


単なる個人的備忘録ですが、よろしければご覧ください。


SPRING




SUMMER

FALL


 WINTER

美味いもんだらけの多可町へ行こう❗️ 1/16 多可・西脇


久しぶりのソロ、天気は午前中くもりのはずだったのですが・・



本降りじゃん💦



まあでも1時間ほど車内で待つと青空が広がってきましたわ。



はい、いつもの場所で定点撮影。
たまには朝靄もいいもんですね。



もちろんいつものウォーミングアップ林道。



ビューンとワープして、西脇黒田庄町の林道へ。



なぜかここに来るときはいつも曇っているような気がします。



何やら一年ぶりに来ると作業道がかなり増えていて出入り口があちこちにできています。
これはまた今度、じっくりと探ってみましょう。



戻る途中にも、ひとつ面白そうな場所を見つけました。
最近、体が怠けてきてしまって、軽いシェルコでなければなかなか新規探索をする気になりません。
以前は重たいCRF250Lでどこへでも入っていたのですが・・。



昼飯はここ、今日の一番の目的と言ってもいいでしょう。


へっ、自粛?
Go toや飲食店を何の科学的根拠もデータもなく、推論を基にスケープゴートにするって一体何でしょう?
ワタシャささやかながらではありますが、贔屓のお店を応援しますよ!
もちろん少しでも体調が悪ければ、家でじっとしていますがね。



昼に開いている貴重な焼き鳥屋で、地元ブランド食材の播州地鶏の味は最高です!
お酒の好きな方には酷かもしれませんが、ノンアルで我慢しましょう。



焼き鳥定食ご飯大盛りに何か一、二品加えるのがベターです。
お昼でも全メニューが頼めます。


いつもどれにしようか悩むのですが、今日は皮塩を追加して、これがカリッカリで香ばしく本当に旨いんです。
串に刺さず、開いて均等に焼いてあるからなんですね。
ふっくらジューシーの手羽先やモモ焼きもオススメですよ。
今日は開店一番で空いていたので、大将からじっくりと、いろいろ教わりました。


店構えが地味なので(失礼!)、ついスルーしてしまいがちなのですが、この店を教えてくれたあのお方にはいつも感謝です。


胃袋は大満足でしたが、店を出てみると再び雨。
千ヶ峰に向かうと一層雨足が強くなり、圧雪されてカチカチになった路面が現れてきたので撤退。
仕方なく南下して笠形林道を走っていると、雲の動きは目まぐるしく、しばらくすればこんな青空が広がってくれました。
いつも走ると飽きてしまう超フラット林道ですが、たまに走るとやっぱり気持ちイイ。



その後あちこち探索をしたのですがどこも不発に終わったので、さてどうしようかと考えていてハタと思い出しました。



お仲間の林道店長さんが発見した北工区支線の支線。




ずっと行ってみたいなと思いながら、ようやく実現しました。
いや〜、これは想像以上に素晴らしいではありませんか!!
これで水切りラバーさえなければ・・と思うのは贅沢かな。



この日これまでの探索は空振りばかりでしたが、1日の終盤に逆転サヨナラホームランの気分です!
いやいや、打たせてくれた林道店長さんに感謝しなければなりません。


気温も上がり、寒くもなく暑くもなくとても満たされた気分です。
これで免疫力も間違いなくアップでしょう、文句あっか?



それ以外にも何箇所か面白そうな入口を見つけました。
途中でTOM'Sの吉川さんから電話があってシェルコはバラバラな状態だそうですが、戻ってきたらこのエリアをローラー作戦で活躍してもらいましょう。



トランポのデポ地に戻り、朝と同じアングルでパシャリ!



夕食は残り物でロコモコ丼。
充実の1日でありました!