苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

桜回廊、桜公園を巡る一日 4/1  丹波・北播

僕の自転車遍歴は30代の半ばから。(スポーツバイクね)
体力の低下を感じてランニングを始めた直後に乗り始め、その後出場数は多くはないもののデュスロンレースにのめり込んでいました。
デュアスロンというのは例えば第一ラン8km+バイク70km+第二ラン20kmという組み合わせで競います。
地方大会の200人ほどの規模のものなら、総合上位10%、年代別ならば表彰台に登れるレベルまでいきましたが、7年ほど前に初めて救急車のお世話になるほどの転倒による怪我をきっかけに離れ、その後今のオフロードバイクに没頭してきたわけです。


自転車に乗っていた時には行けなかった場所や、この数年オフロードバイクで新たに発見した場所が一気に増えたので、今年からまた復活した自転車でじっくりと(もがきながら)走ってきました。



以前は自転車もほぼ家から自走でしたが、長いブランクがあったためにそりゃもう当然トランポですよ。
停めさせてもらったのは多可ラベンダーパークの駐車場。(ここは通年無料)


小春ロードを東に進みトンネルを抜けるとその脇に良さそうなダートがあります。
これは篠ケ峰の山頂方向に続いている旧道(廃道)なのですが、ブロガー仲間のgonzoさんなどによればかなり凶暴な道だそうです。
一度行ってみたいのですが、今日は当然パス。

いつも但馬に通う時に通っている北近畿豊岡道の高架を潜ると、加古川堤防沿いに伸びる桜回廊があります。

河原を見ると、おや、白鷺の集団が何やらミーティング?
夜はコロニーで集団生活していますが、日中に集まっているのは珍しいのでは。

この桜回廊は以前に測ったら、途中少し途切れる区間はあるものの、たしか全長は5kmを超えていたはずです。
平日とはいえ、こんな素晴らしい場所にほとんど人がいないというのは、大都会に住む人からすれば信じられないことでしょう。

ほとんどが舗装路で車もバイクも走れますが、一部こんなダートもありです。
空が広くて本当に気持ちいい!

北に進み、次に目指したのは倉見野川が敷地の真ん中を流れる丹波少年自然の家。
阪神間で育った人の多くは、ここに林間学校で来た思い出があると聞きます。






中央の橋から眺める上流部。

同じく下流部。
これがもし東京都内から1時間ほどの場所にあったら、川の両岸びっしりと人で埋め尽くされることでしょう。

ここにはダートも少しあります。
奥に続く道には支線もあり、本線行き止まりはこの地の名物パラグライダーのテイクオフポイントもあるので、そこからの絶景も見事です。

さてここからは15kmほどのリエゾンで緩いながら峠もこなさければなりません。

その途中、紅葉で有名な高源寺周辺のロングストレート。
ここは一度ぜひ自転車で走ってみたかったのですよ!
できることならTTバイクでDHバーに伏せっての40km/hオーバーの巡航が理想ですが、すっかりとパフォーマンスの落ちた脚力ではまるでスピードが伸びません。

登り区間に入ると、もう10km/h台がやっとなので、途中にあるダートに寄り道をするふりをして回復を図ります。(誰にも見られてはいませんが・・)

播州トンネル手前の公園でも一休みをするとこんなオブジェが。
黄金の鯉?いやこの近くには『あまごの里』があるので、これはきっとあまごなのでしょう。

トンネル出口の横に、ゲートに二重チェーンが張ってあり、オフロードバイクでは入れなかったダートを覗いてみました。
お〜、ここは良さそうですねぇ・・。

さらに南下して冬場のホーム、多可町に入り丹治の桜公園に到着。

ここは斜面に設けられた公園なのですが、柵や特に規制は無く、他に人がいない時は撮影のためにオフロードバイクでも入れてしまいます。(もちろんムチャは禁物)
流石に今日は数組(それでもヒトケタです)花見を楽しむ人達がいたので、自転車で来て正解でした。



広さはサッカーグラウンドより少し広いくらいでしょうか?穴場ですよ!


トランポに戻り、今日の記録を見ると・・
ハァ〜、たったこれだけの距離なのにこの数値かよ。
全盛期、このルートならば平均速度28〜30km/h程度でしょうし、時間はこれより1時間は少ないでしょう。
なのに腿はパンパンで腰も痛い、情けねー!



ま、それも仕方のないことです。
焦らずに楽しみながら、少しずつでもパフォーマンスを取り戻していきます。


スポーツバイクに乗り始めた頃もマウンテンバイクに乗っていましたが、その頃は乗るべき場所や林道をまるで知らなかったので、理想とのギャップに失望してすぐにロードに転向してしまいました。
今は有り余るほどのフィールド、それに関する情報を手に入れましたが、それを自転車で走れる脚力が無いという矛盾がとても悔しい。
でもいいとこ取りして、絶対に楽しんでやります!

トランポにバイクを積んで帰路の途中にもまだ見所はあります。
ここはフランスベッド工場近くの土手道。

こちらは篠山川の桜回廊。
ありとあらゆるところに桜が咲き乱れる、とてもとても美しい一日でした。


僕は但馬に首ったけ 3/27  但馬

片岡義男ふう?のタイトルです。


先週は但馬でも南の丹波に近いエリアでしたが、今週からはいよいよメインステージ!


しかしまだまだ標高の高いところは積雪が残っているので、まずは低いところから廻っていきます。
ただ今年はある意味逆に標高の低いところほど倒木が多いとの情報で、さて今日はどうなることやら。

久しぶりに道の駅但馬蔵からスタートして、朝倉から満福寺を抜けて少し戻るように南下します。

円山川にはカモたちの群れが。
今日はこんな群れがあちこちで見られましたが、繁殖の時期なのでしょうか?
それとももうすぐ渡去するための集合??

そして毎年恒例の場所にやってきました。
今年の桜の開花は例年より早い地域が多いようですが、ここもやはり1週間から10日くらいは早いようで、昨日の情報では『咲き始め』。
それでもこの先の休日と天気予報のマッチングを見ると、タイミング的には今日来るべきだと判断したのです。

そしてこの美しき風景。
誰もが日本人に生まれてよかったなあと思う瞬間かもしれません。


今日はもうこの他にも沢山良い画像が撮れたので、キャプション、文章はごく少なめにしておきます。


ここ「畑ケサカ」はもともと桑畑だった斜面を利用した桜公園で、夏場は放牧場になります。

今年もう一回、満開の時に来たいなあ。

西に移動して天谷加保坂に。

伐採した木材を重ねる作業をしていましたが、ワタシの姿を見るとご親切にもユンボを動かして道を開けてくれました、感謝!

おや、何やら下りに向けて新しい作業道ができているぞ・・。

尾の谷線と合流すると、やはりこちらにも作業道が増えています。

梅ケ久保は倒木、積雪ゼロのフルフラット。

大好きな、大好きな『杉ケ沢の森』。

梅ケ久保支線

『杉ケ沢の草原』

『杉ケ沢の丘』

ここから眺める氷ノ山が角度としては一番好きかな。

いつもここで出会うトビ(?)

別名「但馬のトスカーナ」
新緑の季節はさらにこの数倍気持ちいいですよ!

少し下って轟安井林道

落石、ザレが少しだけ増加。

毎年この時期、この辺りでいつも撤退。
路肩崖側を綱渡りで走れる度胸とテクニックさえあれば・・・?


例年開通するのはGW前後です。

一旦下山して、久しぶりのPEAKS cafe

今はテイクアウトのみなので、近くの公園でランチ。
ここは1Fにあるオーナー実家の人気精肉店(但馬牛)の肉を使ったパティなので、牛肉特有の臭みが一切無い!
たとえ肉嫌いの人でも美味しく食べられるのではないかなと思うほど。

ランチ後には再び山を登ってあの場所へ。

やっぱりここは最高だな!
あまりに気持ちが良かったので、普段ツーリング途中には滅多にしない昼寝までしちゃいました。

定点撮影・黒田池
惜しいのはこの頃雲が増えてきて、風もあったのでシンメトリックな画像にはならず。

情報では関宮〜村岡周辺のダートは凄まじい倒木の嵐だということなので、デサント工場の交差点から舗装林道を登れば・・

ハァ〜、ここでこんな様子ならば、大好きな栗ヶ尾も、寺河内も、用野和佐父も全滅かなあ・・。
日影金山なんて、はたして今シーズン開通するのだろうか?

その有り様を見てダートを走る気持ちは急激に萎み、突然海が見たくなったのです!
そしてその判断は正解でした。

なぜなら香住に向かう4号線の道すがら、良さそうな場所をいくつも見つけてしまったのですよ。

この菜の花畑は矢田川温泉の裏にあり、オンロードバイクですら入れる場所です。
インスタにアップしたいなら急げ!

ここはオフ車でないと無理だけどね。

結局この日は林道、ダートを走った距離はとても少なく、撮影と舗装路移動にほとんど時間を費やしましたが、それでもやっぱり但馬は絵になって120%満足。


さていったい今年はどんなドラマが待っているのだろう。


絶景スカイライン林道・粟鹿山線とその周辺 3/20  朝来


桜の花もそろそろ咲き始めてきましたが、我がホームグラウンドである但馬・氷ノ山周辺はといえば・・・


・・と、相当荒れ模様のようで、まだしばらくは存分に走れる状況ではなさそうです。
それにこの週末はまた雨模様の予報。
このところ平日快晴〜週末崩れる・・のパターンができてしまい、特に土曜日はさっぱりでした。
しかーし、なんとかこの土曜の午前中だけは晴れ間も期待できそうなので、ワンポイントを狙って早起きしました。

ここは朝来市山東地区側の林道粟鹿山線出入り口。
まさに入り口ゲートまで100mくらいの場所にトランポを停めました。

林道店長さんも書いておられたように、入り口すぐ手前で結構規模の大きな工事が始まっていました。
後で探ろうかとも思っていたのですが、週休二日を掲示していながらも関係者の姿があったのでそれは叶いませんでした。

日中はかなり暖かくなりそうですが、走り出しはちょっぴり冷えます。
でもようやくパッチを履かなくても良くなったのは身軽でありがたい。

この区間、タイミングが良ければ眼下に和田山の市街地が広がり、日本のマチュピチュと言われる『竹田城』が雲海に浮かぶ姿が見られるのですが、今日は谷間にほんの少しだけ霧がかかっています。
惜しいなあ〜、先週だったらきっと良かっただろうに。

次第に高度を上げて行き、前方にこれから走る路線が見えるスカイライン林道は心ときめきます。

この虎臥城(とらふすじょう)大橋というのは12のアーチのコンクリート橋で、その名は竹田城が虎が臥せたような形をしているために別名として親しまれていたそうです。
竹田城の撮影は立雲峡や藤和峠からが一般的なようですが、ここから超望遠で撮ったらどうなるのでしょう。

虎臥城大橋(通称めがね橋)
※画像は朝来ポータルサイトから拝借

それにしても意外と青空の割合が多く気持ちの良い朝になりました。

この年度末の繁忙期に、まる2週間ダート成分を補給できなかったら心が干上がってしまいます。
どうしようかと迷ったけれど、やっぱり来てよかったなあ。
高速を使えば1000円ちょっと、1時間でこの空間に身を置けるのは幸せです。


乾季は硬い路面と浮いたバラスでやや走りにくいこともありますが、ちょうど今はベストコンディションと言えるでしょう。
すでに雪も完全に消えています。

緩やかに登り基調で進んで行くと。

左手に山頂の電波塔群を眺めつつ・・。

石碑のある展望台へと。
兵庫県内ロングフラットで私的にはベストスリーのひとつです。
画像ではなるべく写らないようにしていますが、実際には8割方ガードレールもあり、ガレているところも無いのでビギナーの方にもおすすめです。
自転車のグラベルロードやハンターカブなどでも楽しめるでしょう。

この場所でバイクの置き場所やカメラアングルを変えてパシャパシャと。


ふと足元を見るとこんなものが・・・
まあここは四輪でも来ることができるし、決してバイク乗りの仕業とも限りませんが、大バカ者の行いには腹が立ちます。
でもね、大人は声を荒げず黙ってバッグからポリ袋を取り出して拾うのですよ。



なんたってこんな風景を独り占めできれば、自ずと心は豊かになれるのですから。

懸念していた冬場の被害はこれくらいでした。
ただしここの場合、この方向からブラインドコーナーを全開で立ち上がったらヤバいですが・・

それ以外はざっとこんな感じですよ♫ 

そろそろ生野側の出入り口に突き当たる手前では・・。

下りの支線が現れ、これはこの先の与布土ダムに繋がっているはずなのですが・・。

入ってすぐのところで崩落があり抜けられません。
まあ2、3人で協力すれば可能でしょうが、先を見てみるとコンクリート舗装で続いています。

ダムは2017年に完成しているとのことですが、反対側からの正規ルートはその後も通行止めが続いていて入れません。
噂では何かアヤシイことも囁かれているようですが、それはともかく無理をしてこの道を行く価値は無いようです。

黒川ダム周回路に出ると終点となり、今日はピストンで引き返します。

復路は撮影もほどほどでテンポ良く走ります。

先週は久々に乗ったBETAにリズムが合わなくて困りましたが今日は快調です!

ついでにもうひとつ、登りの支線に入ってみましょう。

なかなか雰囲気は良いのですが・・

ヘアピンを繰り返しトータル1kmもないくらいで行き止まりです。

画像で見れば登ってみたくなるような感じですが、こういった植林地の斜面で遊ぶのはNG!

ああ、それにしても天気は思っていたよりも長く青空が続いてくれて気持ちの良いことったらありません!

往復26キロあまりを満喫して一旦下山します。

トランポまで戻り、バイクを積んで遠阪峠を南下して青垣方面へと。

そこでまたバイクを降ろして南側から山頂方向へ登ります。

残念ながら1時間も経っていないのに雲が広がってきました。

でもここからの風景もやっぱり大好きなひとつです。

しばらく入っていなかった支線も走ってみましょう。

こんな奥まで以前は走れたかなあ・・?

一部、見晴らしの良さそうな区域は厳重に封鎖されていて残念でしたが、面白そうな別のエリアもありました。

これはまた特別探索班の招集ですね。

フラットを走るのならばBETAが楽しいのですが、こんなシーンではやっぱりSHERCO。


ここは美しい加古川水系の源流なのですが、イマイチその良さを画像で表せないもどかしさ。

というところで時刻は11時すぎ。
トランポに戻り、今日はカレーかなあ・・と思っていたら

あ、そうだった!
このイベントはいつも大人気で車が停められないほどになるのです。


そうなりゃ、やっぱりここですね!



このランチを食べると、もうその日の夕食はお茶漬けでもいいかな・・っていうほど。
並んでも待つ価値はありますよ。(店の裏に第2駐車場もあり)


帰路は下道オンリーでも3時には帰宅して、のんびりと洗車を済ませられるという有意義な1日となりました。
このブログは日曜の午前中に書いていますが、午後は自転車では自身初のチューブレス化作業で楽しみます。



またねっ!!



Club Over Sixties  3/14 神河町・宍粟

冒頭の画像を見て『あれっ?』っと思われた方はかなりスルドイ!

これが納車時からの外装ですが・・

BETAの本国H.P.をふと開けてしまったワタシは、見てはいけないものを見てしまったのですよ。
MY20 からのクロトレのブルーを見て、『いいなあ・・RR4T 125も最初からこのカラーがあれば良かったのに』と思っていたのが、実は存在していながら日本には入っては来なかったので見落としていたようです。
ブルー好きのワタシは我慢しきれず、TOM'Sさんにお願いして外装一式発注してしまいました。

整備能力には乏しいワタシですが、デカール張りに関しては自信あり!
全て交換して眺めてみるとデレっと目尻が下がります。
もともと販売台数が少ないこのモデルですが、おそらくこの仕様は国内唯一ではないでしょうか♫
(元のシートを含むホワイトベースの外装一式はヤフオクにでも出そうか思案中です。もしもご希望の方がいらっしゃればご相談に応じます。)

さて土曜日にその作業は終了して、日曜日はN大隊長からお声がかかったのでいそいそと待ち合わせ場所に。
すると30分以上前に着いたのにもかかわらず、先に待っていていただきました。
前回のブログで早朝の雰囲気が好きだと書いたことを見逃さずに、まことにありがたいお気遣いでした。
BETAを見た大隊長の感想は『派手やね〜、独りやったらこれでコンビニに寄るのも恥ずかしいんとちゃう?」とのこと・・ナハハ。

このエリア、神河町、宍粟市はかつてはまさに林道天国だったということは、ベテランのみなさんが口々におっしゃいます。
大隊長も若き頃は数えきれないほど散々走り回ったそうですが、今日は比較的新しいと思われる、まだ走られたことが無いであろうルートをプレゼンします。


その最初は小池牧場から入る峰山メイズのミツマタ群生地。

ここは昨年にも訪れたのですが、毎年この時期には見逃せない場所だと決めました。

そこからパッと開けた風景を横目に見ながら・・。

魔の六叉路・・ではなく実際は明るく広いロータリーのような場所こそが峰山メイズの中心です。

この日の午前中はまさに快晴でしたが、思っていたよりも気温が上がらずに、特に薄手のグローブしか用意がなかった大隊長は手がかじかんで大変そうでした。
もういい加減早く、薄手のウエアでのびのびと走りたくなってきますね。

ぐるりと岡の上と出ツ石を回ってから・・

スペシャルルートで暁晴山の山頂へ。
先週も東山頂上から見た氷ノ山の山頂付近は、まだまだ白く覆われています。


太田池で新ルート探索を試みるもやはり見つからず、諦めてカクレ畑線へ入ります。
ヘアピンの連続の後のストレートから、やはり誰でもこちらに進もうとしてしまいますよね。
でもここまで入り込む人はなかなかいないでしょう、フツーその手前で引き返します。

手前を左に登っていけば、ここでもミツマタが綺麗に咲いています。
ほのかにほんのりと甘く漂う香りがなんともいえません。

終点まで行き、少し引き返したところで昼食を摂っていると、下の方からバイクの排気音が聞こえてきました。
それはなんと昨年末にもお会いしたカワサキTR乗りの、姫路タカシマさんにまたしてもばったり!
この日はもう一台の方とお二人だったのであまりお話はできませんでしたが、気さくで親しみのある笑顔のナイスガイ。
うっかりとしていてそのお姿を写真を撮ることができなかったのが残念です。
ぜひトレール車にでも乗り換えれらたら、いつかご一緒しましょうね。

その後は時計回りに生野から寺前に向けて走り、最後は医者どん道へと。


後で知ったことですが、この日は同志gonzoさんもその場所で走っていたそうです。
まさにニアミス、またしても残念だったなあ。



実はこの日、ワタシはまるでダメダメでありまして、途中からほとんど写真を撮っていません。
でもその代わりと言ってはなんですが、同世代のふたりでオトナの話(老後の話?)をたっぷりと・・。
これまでの背景はまるで違う大隊長とワタシではありますが、走りに関してはともかく、楽しく良き1日であったことには間違いありません。


同世代といえば西明石のジュン坊さんもそうなのですが、休日が合わないのがとても残念でなりません。
あの方が加わったら一層楽しくなるのは間違い無しなのですが・・


Club Over Sixties(クラブ・オーバー・シクスティーズ、別名ロージンカイ??)、これからもその活動頻度が増えそうな予感です。

東山に死角はあるのか? 3/7 宍粟

先週に続きこの日もグループで探索ツーリング。

2回目の参加になるドクターKはいつも登場するなり話題を振り撒いてくれます。
前回はオーバーパンツの裾が閉まらず、養生テープでぐるぐる巻きに。
今回はヘルメットバイザーのビスを紛失して、応急処置はやはり養生テープの出番でした。

そのほかのふたりはいつものK&Eペア。
私以外は自走なので林道入り口で空気圧の調整です。

一週間前の天気予報はあまり良くはなかったのですが、風は冷たいながらも青空が広がってくれました。

好きな花、ミツマタはゆっくりと確実に花を咲かせています。

この時間帯に森に入る前のひとときが好きなんです。
空気の感じ、光の角度、香り、これから始まるその日の期待。
かつて釣りに没頭していた時も一番好きな瞬間でした。
できればバイクも日の出と同時に走り出したいけれど、なかなかワガママは言えません。
特にグループでとなれば6時集合で来られる人はまれでしょうしね。


さて、今日は宍粟市にある東山の周辺をじっくりと探ります。
東山は北に阿舎利山、南に雪彦山(岡城)、西に黒尾山、東に暁晴山(峰山高原)と人気エリアに囲まれていますが、この山自体に走りに来る人はほとんど見かけません。


ひとつめの探索ルートの入り口はやや苦労したのですがなんとか見つかり、こりゃイケそうだぞと期待したのですが・・

派手に崩れています・・・
入り口も盛り土バリアがあって、修復する予定もなさそうです。
この周辺は2018年7月に起きた西日本豪雨被害が大きかったところで、まだ至る所にその爪痕が残っているのです。

もしもこれが完全に残っていて、しかもどこかに抜けられるのならば、かなり好みのタイプなのですが、ざんね〜ん!

そこから反時計回りで丹念に調べていくものの・・

あちらこちらにアトラクションが待ち構えています。

kanameちゃん、えでーさんのお二人は昨日も地元で特訓をされていたそうで、この日はその疲労が残っていたせいかポテポテと何度もコケています。

それでもメゲないのが彼女の素晴らしさなんですよ!
なんでも昨日は絶叫していたそうですが。

この道はイケるのかと思いきや、何度も何度も行き止まりでUターン。
この日は一体何度そうしたことでしょう。
思わせぶりな道があまりにも多いのですよねぇ。

先月の多可町エリアでは連戦連勝でしたが、この日は大苦戦!

でもそれも楽しさのうち。
ショートピストンは意外に少なくて、かなり奥まで入り込み迷いそうになるほど。

その中のひとつでは山頂まであと僅かなところで道が消えて・・

歩いてその先を登ってみると・・

見事な尾根道が広がっていました。
少々リスク覚悟でバイクでも登ろうかと思いましたが、ここは植林地の斜面なので控えます。
それに山ガールでもあるkanameちゃんによれば、この先は深い谷もあるだろうとのこと。

寒い思いをした自走組もすっかりと汗をかき、気持ちの良さそうな広場を見つけてランチタイム。

そして午後の部もまた同じパターンの繰り返し。

ドクターKも乗るのは12月以来ながら、だんだんそれらしくなってきました。

水溜りにはカエルの卵。
なるべく水溜りは避けて走りましょうね。

この日唯一とも言える絶景林道(作業道)。

狙いの方角には抜けられませんでしたが、奥が迷路のように深く楽しめました。

最後くらいはスカッと走り抜けようと、定番ルートであの絶景ポイントへ向かいます。

ここはおそらくこの宍粟の中ではナンバーワンの見晴らしでしょう。
ちょうど画像の真ん中に見えるのが「前地カンカケ線」です。

そして遥かにそびえるのは聖地氷ノ山。
まだまだ山頂付近は白銀の世界ですね。
来週あたり、そろそろ但馬の標高の低い所にでも行ってみましょうか。



3/9 追記
地元(但馬)のBOSSのブログを読んで唖然です!
こりゃまだまだ大変だぁ~